ランパード監督の初陣勝利のエバートン、所属選手もチームに手応え「より快適にボールを持っていた」

2022.02.07 18:04 Mon
Getty Images
エバートンの元イングランド代表MFアンドロス・タウンゼントが、新指揮官として初陣を飾ったフランク・ランパード監督を称えた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
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エバートンは昨夏にラファエル・ベニテス監督の下で新体制をスタートさせ、序盤こそ好成績を残したが、徐々にチームのパフォーマンスは低下しリーグ戦15位と低迷。1月15日に行われたプレミアリーグ第22節で最下位ノリッジ・シティに敗れたことで、クラブはベニテス監督の解任を決断した。その後、数人の後任候補の名が取りざたされたが、1月31日にランパード監督の就任が発表。5日に行われたFAカップ4回戦のブレントフォード戦では4-1で勝利を収め、初陣を白星で飾っている。
ランパード監督就任の効果は選手も実感しており、タウンゼントも同指揮官の采配を称賛。チームはベニテス前監督の下では不十分だったと認めており、新指揮官の下では良い感触をつかめていると語った。

「僕たちは観客のエネルギーを利用する必要があると理解していた。だからブレントフォード戦ではよくプレスをかけ、皆が本当によく働いたと思う。全力で走りハードワークすれば、その分報われるはずだ。この試合ではそれができたね」
「監督は僕たちに、その確信を与えてくれた。彼は明らかにチームのスタッツを見ていたよ。今シーズンのチームのポゼッション面は、明らかに十分ではなかった」

「エバートンほどの規模のクラブにもかかわらず、ポゼッション率は30%から40%台で推移していた。これでは、十分とは言い難い。だからトレーニングでは何よりもまず、ボールをキープすること、ボールを持って楽しむことに取り組んできたんだ」

「1週間以上かかるだろうと思っていたけど、ブレントフォード戦ではより快適にボールを持っていたね。ピッチ上でより多くのポゼッションができたと思う。そしてその締めくくりとして、今シーズンここまでなかった4ゴールを決められた」

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