「夢のような素晴らしい時間」…新潟、元日本代表FW田中達也が現役引退 「自分は本当に幸せ者」

2021.12.04 12:24 Sat
©︎J.LEAGUE
アルビレックス新潟は4日、元日本代表FW田中達也(39)の現役引退を発表した。
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山口県生まれの田中は帝京高校を卒業後の2001年に浦和レッズでプロ入りすると、プロ3年目の2003年にJ1リーグ11得点を挙げてブレイク。同年に優勝したJリーグカップでMVP&ニューヒーロー賞をダブルで獲得するなど、5つのチームタイトル獲得にも貢献した。2005年から日本代表にも呼ばれるようになり、16試合3得点のキャップ数を記録したが、2013年に新潟移籍を決断。近年は出番が減り、今季も出場機会がない状況だが、J1リーグ333試合66得点、J2リーグ55試合3得点の通算成績を収めている。
21年間の選手生活にピリオドを打つ田中はクラブを通じて、これまでを「夢のような素晴らしい時間」だったと振り返りながら、別れの挨拶をした。

「山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました」
「浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年。この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました」

「時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれたチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました」

「そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています」

「多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを、誇らしく思っています! 皆さん、本当にありがとうございました」

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G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!

9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat
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日本代表と同居するオーストラリア代表に町田FWデューク、新潟DFトーマス・デンが招集! 【2026年W杯アジア最終予選】

フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は30日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むオーストラリア代表メンバーを発表した。 グラハム・アーノルド監督が率いるオーストラリア。2次予選はグループIに入り、パレスチナ代表、レバノン代表、バングラデシュ代表と同居し、6連勝で首位通過を果たした。 最終予選では、日本代表と同じグループCに入り、サウジアラビア代表、バーレーン代表、中国代表、インドネシア代表と対戦する。 6大会連続7度目のW杯出場を目指すオーストラリア。今回のメンバーには、JリーグからFWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)、DFトーマス・デン(アルビレックス新潟)が招集されている。 その他、GKマシュー・ライアン(ローマ)、DFハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド)、FWネストリ・イランクンダ(バイエルン)、FWアダム・タガート(パース・グローリー)などが選出されている。 オーストラリアは9月5日にホームでバーレーンと、同10日にアウェイでインドネシアと対戦する。 今回発表されたオーストラリア代表メンバーは以下の通り。 ◆オーストラリア代表メンバー24名 GK ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド) ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク) マシュー・ライアン(ローマ/イタリア) DF アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) アレッサンドロ・チルカーティ(パルマ/イタリア) トーマス・デン(アルビレックス新潟/日本) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) MF キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド) キャメロン・デブリン(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) アワー・メイビル(グラスホッパー/スイス) コナー・メトカーフ(ザンクト・パウリ/ドイツ) ジョシュ・ニスベット(ロス・カウンティ/スコットランド) エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー) FW マーティン・ボイル(ハイバーニアン/スコットランド) ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本) ネストリ・イランクンダ(バイエルン/ドイツ) サミュエル・シルヴェラ(ポーツマス/イングランド) アダム・タガート(パース・グローリー) クシニ・イェンギ(ポーツマス/イングランド) 2024.08.30 12:25 Fri
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関東1部の古巣も応援…長倉幹樹25歳、PK失敗に涙も人々の心を打つストライカー「チームを勝たせられる選手になりたい」

アルビレックス新潟のFW長倉幹樹。関東1部からJ1まで這い上がった25歳のストライカーは、日本サッカー最高峰の舞台で味わった悔しさを糧に、さらなる成長を遂げるはずだ。 2日、YBCルヴァンカップ決勝戦の名古屋グランパスvsアルビレックス新潟が行われ、延長戦含め120分間の激闘で、スコアは3-3。最後はPK戦を制した名古屋が栄冠に輝いた。 初優勝を狙った新潟は、0-2ビハインドからまず谷口海斗が1点を返し、谷口との交代で入った小見洋太が90+11分にPKで同点弾。 2-2で迎えた延長戦の開始直後に被弾したが、延後6分、最終ライン背後に抜け出した小見が再び同点弾。小見を筆頭に、驚異的な粘りを見せた新潟だが、最後はPK戦で敗れ去った。 PK戦、両軍合わせて唯一のキック失敗となってしまった長倉は試合後、「自分のせいです」と言葉少な。チームメイトや新潟サポーターに対して「申し訳ない」とも話す。 それでも、ここまでの勝ち上がりにおける得点量産はもちろん、延後の同点弾は、長倉が鋭くも優しい完璧なスルーパスでお膳立てした。 振り返れば、大学卒業後のキャリアは、2022年に関東サッカーリーグ1部の東京ユナイテッドFCからスタート。加入からリーグ戦9試合8得点…わずか半年でJ2群馬入りし、1年後の2023年夏にはJ1新潟へと駆け上がった。 試合前、古巣の東京Uは公式サイトを通じ、「ルヴァン杯決勝を戦う長倉幹樹へ」と銘打ち、代表者名義で応援コメント。今回、日本サッカー最高峰の舞台で堂々たるプレーを披露した長倉は、「いつかは自分も」と心に秘めた社会人選手の目に焼き付き、ファンやサッカー関係者ら多くの人々の心も打ったはずだ。 覚えている限り、大舞台でのPK失敗はサッカー人生初だったという長倉。懸命に言葉を紡いでくれたなかで「この悔しさはJ1残留を決めるほうへ向けるしかない」「チームを勝たせられる選手になりたい」とも語った。 JリーグYBCルヴァンカップ2024年大会得点王、アルビレックス新潟、FW長倉幹樹。関東1部からJ1まで這い上がった25歳のストライカーは、日本サッカー最高峰の舞台で味わった悔しさを糧に、さらなる成長を遂げるはずだ。 必ずや、この悔しい経験を活かせる時がくる。 <span class="paragraph-title">【動画】白熱の決勝、名古屋vs新潟ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="v8CMEeKYon8";var video_start = 33;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.02 22:39 Sat
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「行かないとパリやA代表に入っていけない」 ベストヤングプレーヤー賞の三戸舜介が海外挑戦を意識【Jリーグアウォーズ】

Jリーグが5日に「2023 Jリーグアウォーズ」を開催し、ベストヤングプレーヤー賞にアルビレックス新潟MF三戸舜介が輝いた。 JFAアカデミー福島U-18出身の21歳アタッカーはプロ3年目の今季、初のJ1リーグイヤーというなかで、31試合で4得点2アシストをマーク。得点数こそ物足りないかもしれないが、うち2つは最優秀ゴールにノミネートされ、間違いなくインパクトを残した。 そうして手にしたベストヤングプレーヤー賞だが、「4点しか取っていない」ときっぱり。「昨年も点が取れず、悔しい思いをして今季を迎えた」と振り返り、「そこの部分はまだまだ。本当に悔しい気持ちがある」と満足しなかった。 とはいえ、来夏のパリ・オリンピックが迫るなかで、U-22日本代表にも呼ばれ、確かな成長を示したシーズンに。先月11月には5-2の打ち合いとなり、制したU-22アルゼンチン代表戦にも出場し、得意のドリブルで通用する姿を披露した。 そうした経験を積む傍らで、海外でという思いも強まっているようで、「自分は海外に行きたいし、行かないとパリ(五輪メンバー)やA代表に入っていけない。海外への意識っていうのは今年、さらに強くなった」と語った。 そんな三戸はこの式にジャケットにハーフパンツの姿で出席。人目をひいた服装にも質問が飛ぶと、「チームの」を強調し、笑いまじりに説明した。 「本当に自分はもう…今日、ここに来て初めてこの衣装を見た。僕っていうよりはチームの(チョイス)。でも、おかげで、控え室とかでも色んな人に声をかけてもらって、ある意味、良かったなって思う(笑)」 2023.12.06 01:05 Wed

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