スパーズが4カ月でヌーノ解任…同じく進退危うきスールシャールに引導渡される形に
2021.11.01 19:45 Mon
トッテナムは1日、ヌーノ・エスピリト・サント監督(47)とコーチングスタッフ3名の解任を発表した。
そんなポルトガル人指揮官はプレミアリーグで開幕3連勝のスタートを切り、8月の月間最優秀監督にも輝いたが、第4節のクリスタル・パレス戦で初黒星を喫すると、チェルシー、アーセナルにも敗れ、3連敗。そこから2連勝で巻き返したが、第9節のウェストハム戦に続き、ラストゲームとなった前節のマンチェスター・ユナイテッド戦も落とした。
ここまで5勝5敗の得失点差-7で8位に沈み、奇しくも同じくユナイテッド指揮官としての資質が問われ始めるオーレ・グンナー・スールシャール監督のチームに引導を渡される形でトッテナム監督就任から約4カ月で失脚したヌーノ監督。トッテナムのマネージングディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏はクラブ公式サイトでコメントした。
「ヌーノと彼のコーチングスタッフがどれほど成功を望んでいたかは知るところだが、このような決断をせざるを得ないのを残念に思う。ヌーノは真のジェントルマンであり、これからもここで歓迎されることだろう。彼と彼のコーチングスタッフに感謝し、彼らの将来の成功を祈る」
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2017年から昨季まで率いたウォルバーハンプトン時代にチャンピオンシップ優勝によるプレミアリーグ昇格や昇格1年目でのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に導いたヌーノ監督。その手腕が評価され、今年4月にジョゼ・モウリーニョ氏(現ローマ指揮官)が解任されてから正式監督の座が空席状態だったトッテナムの指揮を今季から託された。ここまで5勝5敗の得失点差-7で8位に沈み、奇しくも同じくユナイテッド指揮官としての資質が問われ始めるオーレ・グンナー・スールシャール監督のチームに引導を渡される形でトッテナム監督就任から約4カ月で失脚したヌーノ監督。トッテナムのマネージングディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏はクラブ公式サイトでコメントした。
「ヌーノと彼のコーチングスタッフがどれほど成功を望んでいたかは知るところだが、このような決断をせざるを得ないのを残念に思う。ヌーノは真のジェントルマンであり、これからもここで歓迎されることだろう。彼と彼のコーチングスタッフに感謝し、彼らの将来の成功を祈る」
なお、その後任としてはすでに数名が挙がり、スールシャール監督が解任時のユナイテッド行きも取り沙汰されるフリーのアントニオ・コンテ氏(52)が有力候補と目されている。いずれにしても、ヌーノ監督の下でわずか9得点にとどまった攻撃面の改善が急務となるのは間違いないだろう。
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