「大変な仕事だった」シティを下したフォレスト、ヌーノ監督はCL出場権確保へ「まだ道のりは長い」

2025.03.09 12:45 Sun
シティを下したフォレストのヌーノ監督
Getty Images
シティを下したフォレストのヌーノ監督
ノッティンガム・フォレストヌーノ・エスピリト・サント監督が、マンチェスター・シティ戦の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
PR
8日、プレミアリーグ第28節でフォレストはシティをホームに迎えた。3位と4位の上位対決となった試合は拮抗した展開に。フォレストもシティの攻撃を守り抜いてゴールレスで進んだ中、83分に仕掛けたカラム・ハドソン=オドイがネットを揺らしてフォレストが先制。シティの猛反撃を凌ぎ、1-0で勝利を収めた。
しっかりと上位対決で勝利したフォレスト。ヌーノ監督は自分たちの戦いが良かったとし、しっかりとチームとして戦った結果だと振り返った。

「大変な仕事だった。マンチェスター・シティがいかに優れているかは分かるが、選手たちはよくやったと思うし、相手にあまり良い場面を与えなかった」
「シティは常にチャンスを持っていたが、我々は守備面で本当に良かった。サッカーでは、ボールを奪い返して攻撃するチャンスが常にあることを認識しながら、一生懸命働いてスペースのバランスを取らなければならない」

「試合が進むにつれてシティはスペースを残し、我々は才能ある選手たちをうまく利用してチャンスを作ることができた。彼らにチャンスを作らせることが全てだった」

「私は彼らが献身的に取り組んでいることをとても誇りに思っている。我々が一緒に物事を進め、お互いに助け合うことが全てだ」

「これは我々が望むチームスピリットの始まりだが、まだ道のりは長いので、次に集中しよう。これからはイプスウィッチとの試合になるが、また厳しい試合になるだろう。我々はその準備をしておかなければならない。我々は今日の試合から立ち直り、分析し、選手たちを再び準備させなければならない」



PR
1 2

ヌーノ・エスピリト・サントの関連記事

プレミアリーグで絶好調のノッティンガム・フォレストは、移籍市場でも積極的に動く可能性があるようだ。 今シーズン、プレミアリーグで最大のサプライズとなっているフォレスト。ヌーノ・エスピリト・サント監督に率いられたチームはリーグ戦22試合13勝5分け4敗の成績を収め、2位アーセナルと勝ち点で並ぶ3位につけている。 2025.01.22 15:55 Wed
ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が、首位相手のドローに納得感を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 公式戦5試合連続クリーンシート、プレミアリーグ6連勝中と絶好調のフォレストは、14日に行われたプレミアリーグ第21節で首位リバプールと対戦。立ち上がり早々に得意のカウンターか 2025.01.15 12:20 Wed
ノッティンガム・フォレストは14日、ウェールズ代表GKウェイン・ヘネシー(37)と再契約したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 ウォルバーハンプトンでプロキャリアをスタートしたヘネシーは、クリスタル・パレスやバーンリーでのプレーを経て、2022年の夏にフォレストに加入。 フォレストで 2025.01.15 10:50 Wed
プレミアリーグは10日、2024年12月の月間最優秀選手および月間最優秀監督を発表。ニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクと、ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が受賞した。 イサクはこの期間に行われたリーグ戦6試合で8ゴール2アシストを記録。出場したすべての試合でゴール 2025.01.10 22:10 Fri
ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が26日に行われたプレミアリーグ第18節、1-0で勝利したトッテナム戦を振り返った。 3連勝で迎えたトッテナム戦、28分にFWアンソニー・エランガのゴールで先制したフォレストは粘り強い守備でトッテナム攻撃陣をシャットアウト。4連勝として暫定3位に浮上した。 2024.12.27 12:45 Fri

ノッティンガム・フォレストの関連記事

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が8日にアウェイで行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第28節ノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。 1ポイント差の3位フォレストとの上位対決。前節トッテナムに逃げ切り勝利とした4位シティだったが、堅守フォレストの前に苦戦。そして終盤の83分にFWカラム・ 2025.03.09 09:45 Sun
プレミアリーグ第28節、ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・シティが8日にシティ・グラウンドで行われ、ホームのフォレストが1-0で勝利した。 前節はアーセナルとゴールレスドローで連敗止めるも、今季ワーストのリーグ3戦未勝利となった3位フォレスト。続くFAカップではPK戦までもつれ込んだイプスウィッチとの 2025.03.08 23:31 Sat
先週のミッドウィーク開催となった第27節では首位リバプールがニューカッスルとのEFLカップ前哨戦を勝利し、4位のマンチェスター・シティがトッテナム・ホットスパーとの上位対決に勝利。一方で3位のノッティンガム・フォレストと2位のアーセナルの直接対決は痛み分けに終わって、マージ―サイドの雄がタイトルレースを独走する形となっ 2025.03.08 13:51 Sat
アーセナルのイタリア代表MFジョルジーニョが、痛恨のドローを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 26日、プレミアリーグ第27節でアーセナルはノッティンガム・フォレストとアウェイで対戦した。 前節はホームでウェストハムに痛恨の敗戦を喫してしまったアーセナル。ケガ人も多数いる中で、攻撃陣のクオリティ低下が指 2025.02.27 12:40 Thu
プレミアリーグ第27節、ノッティンガム・フォレストvsアーセナルが26日にシティ・グラウンドで行われ、0-0のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 3位のフォレスト(勝ち点47)は前節、ニューカッスルに3-4で敗れて今季2度目の連敗。ここ最近は得点力が向上している一方、自慢の堅守に 2025.02.27 06:32 Thu

プレミアリーグの関連記事

プレミアリーグ第28節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが9日にオールド・トラッフォードで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 現在、14位のユナイテッドはリーグ前節でイプスウィッチ・タウンに3-2の劇的勝利。だが、FAカップ5回戦ではフルアムにPK戦の末 2025.03.10 03:46 Mon
プレミアリーグ第28節、チェルシーvsレスター・シティが9日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが1-0で勝利した。 前節のサウサンプトン戦を4-0で圧勝し、公式戦連敗を「3」でストップした5位のチェルシー。直近のカンファレンスリーグ(EL)でもコペンハーゲンとのアウェイゲームに2-1の勝利。ア 2025.03.10 01:17 Mon
プレミアリーグ第28節、トッテナム・ホットスパーvsボーンマスが9日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。 リーグ前節でマンチェスター・シティ、ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16初戦でAZにいずれも0-1で敗れて公式戦連敗となったリーグ13位のスパーズ。AZとの重要なホームで 2025.03.10 01:08 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、チームの現状について語った。 FAカップは先日の5回戦で敗退し、プレミアリーグでは15位とユナイテッド指揮官に就任してから苦戦が続いているアモリム監督。プレミアリーグ第27節のイプスウィッチ・タウン戦ではなんとか勝利を手にしたなか、9日に行われる第28節ではア 2025.03.09 23:58 Sun
マンチェスター・ユナイテッド戦を控えるアーセナルに朗報が届いた。 今シーズンもプレミアリーグ優勝を目指して戦っていたアーセナル。2年連続2位に終わっていた中、今シーズンも現在2位。優勝を争うライバルはマンチェスター・シティではなくリバプールに変わっている。 しかし、そのリバプールとは2試合消化が違うものの勝 2025.03.09 23:20 Sun

記事をさがす

ヌーノ・エスピリト・サントの人気記事ランキング

1

「大変な仕事だった」シティを下したフォレスト、ヌーノ監督はCL出場権確保へ「まだ道のりは長い」

ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が、マンチェスター・シティ戦の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 8日、プレミアリーグ第28節でフォレストはシティをホームに迎えた。 3位と4位の上位対決となった試合は拮抗した展開に。フォレストもシティの攻撃を守り抜いてゴールレスで進んだ中、83分に仕掛けたカラム・ハドソン=オドイがネットを揺らしてフォレストが先制。シティの猛反撃を凌ぎ、1-0で勝利を収めた。 しっかりと上位対決で勝利したフォレスト。ヌーノ監督は自分たちの戦いが良かったとし、しっかりとチームとして戦った結果だと振り返った。 「大変な仕事だった。マンチェスター・シティがいかに優れているかは分かるが、選手たちはよくやったと思うし、相手にあまり良い場面を与えなかった」 「シティは常にチャンスを持っていたが、我々は守備面で本当に良かった。サッカーでは、ボールを奪い返して攻撃するチャンスが常にあることを認識しながら、一生懸命働いてスペースのバランスを取らなければならない」 「試合が進むにつれてシティはスペースを残し、我々は才能ある選手たちをうまく利用してチャンスを作ることができた。彼らにチャンスを作らせることが全てだった」 「私は彼らが献身的に取り組んでいることをとても誇りに思っている。我々が一緒に物事を進め、お互いに助け合うことが全てだ」 「これは我々が望むチームスピリットの始まりだが、まだ道のりは長いので、次に集中しよう。これからはイプスウィッチとの試合になるが、また厳しい試合になるだろう。我々はその準備をしておかなければならない。我々は今日の試合から立ち直り、分析し、選手たちを再び準備させなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】フォレストがシティをホームで撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Ab1J3F43bpo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.09 12:45 Sun
2

フォレスト、昨季限りで退団したウェールズ代表GKヘネシーと再契約!

ノッティンガム・フォレストは14日、ウェールズ代表GKウェイン・ヘネシー(37)と再契約したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 ウォルバーハンプトンでプロキャリアをスタートしたヘネシーは、クリスタル・パレスやバーンリーでのプレーを経て、2022年の夏にフォレストに加入。 フォレストでは、イングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのバックアッパーとして在籍2年間で公式戦9試合の出場。昨シーズン限りで契約満了になると、その後はフリーの状態が続いていた。 ヘネシーの再加入についてクラブを率いるヌーノ・エスピリト・サント監督は、以下のようにコメントしている。 「ウェインは残念ながら、昨シーズンの終盤に大怪我を負った。それは、練習場内の誰にとっても辛い出来事だった」 「でも彼は回復し、今では我々の中でも、特に少人数のグループであるゴールキーパー・コミュニティの中で重要な存在になっている」 「契約にもサインしたし、彼がいてくれるのは喜ばしいことだ。彼の知識、経験、仕事への取り組み方などは、本当に素晴らしいものだ」 2025.01.15 10:50 Wed
3

絶好調フォレストが移籍市場でも存在感?ビッグクラブも狙うウルブスFWクーニャ獲得に関心か

プレミアリーグで絶好調のノッティンガム・フォレストは、移籍市場でも積極的に動く可能性があるようだ。 今シーズン、プレミアリーグで最大のサプライズとなっているフォレスト。ヌーノ・エスピリト・サント監督に率いられたチームはリーグ戦22試合13勝5分け4敗の成績を収め、2位アーセナルと勝ち点で並ぶ3位につけている。 第21節で首位リバプールと引き分ける前までは、プレミアリーグ6連勝、公式戦5試合連続クリーンシートとまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。リバプール戦後に行われた第22節のサウサンプトン戦もしっかりと白星を掴み、いまだ勢いは衰えていない。 そんな絶好調のフォレストだが、イギリス『デイリー・メール』によると移籍市場でも積極的な動きを見せる可能性がある模様。現在、クラブがターゲットとしているのは、ウォルバーハンプトンのブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)だと報じられている。 クーニャは今シーズン、深刻な不振に陥るチームにあってプレミアリーグ21試合10ゴール4アシストの好成績を記録。アーセナルやチェルシー、トッテナムなどビッグクラブからの関心も取り沙汰されている。 フォレストは今冬クーニャを獲得することで、トップ4の座を確実にしたい意向とのこと。今後獲得に向けた動きが本格化することが予想されるが、果たして。 2025.01.22 15:55 Wed
4

開幕から7分…着地失敗で足首骨折のMFに指揮官がエール「彼の幸運と最善を祈る」…スタンドのファンも拍手でエール

ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が、開幕戦で負傷交代したブラジル代表MFダニーロについて言及した。 17日、ボーンマスとのプレミアリーグ開幕戦に臨んだフォレスト。ダニーロは先発出場するも、開始7分で負傷した。空中戦でアントワーヌ・セメンヨと競り合うも、着地に失敗。着地の瞬間に左足首がおかしな方向に曲がり、即プレ続行不可能に。ピッチではクラブのフラッグや毛布で囲まれ、約9分間治療。そのままピッチを後にした。 試合後ヌーノ監督はダニーロの状態について言及。深刻な状態であることを認めながら、復帰を願った。 「彼が病院に行ったことはわかっている。深刻な状況であることもわかっている。ここにいる全員にとって厳しい瞬間だった」 「まず第一に、ダニーロはとても特別な人物で、笑顔で仕事をしてくれる。我々は彼の資質、才能、そして彼がチームに与えてくれるものを失うことになるだろう」 「我々は彼の幸運を祈り、最善を願っている。時間がかかりすぎないことを祈りたい」 「選手たちの反応は見ればわかる。我々はみんなダニーロを愛している。まず、彼らも私もサッカーのことなど考えていない。ただ、深刻なことではないことを願っているだけだ」 開幕戦での痛々しい出来事にも動じなかったというチームはその後に先制。終盤に追いつかれて勝ち点1を分け合ったが、メンタル面を考えても悪くないドローと言えるだろう。 また、ダニーロ本人も試合後にインスタグラムを更新。「みんな、元気だよって言いに来たんだ。ありがたいことに、もう家に着いた。すぐに戻ってくる。みんなの応援メッセージに感謝する」と、重傷を負ったものの、復帰に向けて動いていくとした。 <span class="paragraph-title">【動画】ダニーロが負傷した瞬間…スタンドのサポーターが拍手でエールを送る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="BTmNmTlvRlY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.19 14:15 Mon
5

躍進の3位フォレスト、ヌーノ監督が10月のプレミア最優秀監督に! 5度目受賞でアンチェロッティ監督らに並ぶ

プレミアリーグは8日、10月の月間最優秀監督賞を発表。ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が受賞した。 ヌーノ監督率いるフォレストの10月成績は2勝1分けの無敗。第7節のチェルシー戦をドローで終えると、クリスタル・パレス、レスター・シティ相手に就任直後の2023年12月以来となる連勝を飾った。 11月の初戦となった第10節ウェストハム戦も勝利。3連勝のフォレストは勝ち点「19」でリーグ3位に浮上している。 ウォルバーハンプトン時代に3度、トッテナム時代にも1度受賞しているヌーノ監督。5度の受賞はカルロ・アンチェロッティ監督(現レアル・マドリー)やエディ・ハウ監督(現ニューカッスル)、クラウディオ・ラニエリ監督(引退)に並び、上にいるのは11名のみとなった。 なお、10月のプレミアリーグ月間最優秀選手賞はニュージーランド代表FWクリス・ウッドが受賞。フォレストからのダブル選出となった。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌーノ監督とウッドがW受賞! チーム全員で祝したフォレスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">A team effort. <a href="https://t.co/1USF8I2gVm">pic.twitter.com/1USF8I2gVm</a></p>&mdash; Nottingham Forest (@NFFC) <a href="https://twitter.com/NFFC/status/1854863196982743337?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.09 21:30 Sat

ノッティンガム・フォレストの人気記事ランキング

1

【プレミアリーグ第28節プレビュー】赤の名門対決に、3位フォレストvs4位シティの上位対決

先週のミッドウィーク開催となった第27節では首位リバプールがニューカッスルとのEFLカップ前哨戦を勝利し、4位のマンチェスター・シティがトッテナム・ホットスパーとの上位対決に勝利。一方で3位のノッティンガム・フォレストと2位のアーセナルの直接対決は痛み分けに終わって、マージ―サイドの雄がタイトルレースを独走する形となった。 先週末にFAカップ5回戦、ミッドウィークにヨーロッパのラウンド16初戦が開催され、週明けにはラウンド16第2戦が開催される過密日程のさなかで実施される第28節。 今節はマンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルの赤の名門対決に、ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・シティの上位対決に大きな注目が集まる。 14位のユナイテッドはリーグ前節でMFドルグの退場がありながらもイプスウィッチ・タウンに3-2の劇的勝利を収めた。ただ、FAカップ5回戦ではフルアムにPK戦の末に敗れて連覇の可能性が消滅。続くヨーロッパリーグ(EL)ではレアル・ソシエダとのアウェイでの初戦を1-1のドロー。FWザークツィーのゴールで先制に成功したが、不運な形で与えたPKを決められて先勝を逃した。 ホーム開催のアーセナル相手のビッグマッチは本来であれば軽視できない一戦だが、ヨーロッパ出場圏内、降格圏と勝ち点差が開く現状において優先すべきは週明けの2ndレグ。今回の一戦に向けては中盤を中心に負傷明けの選手数名が復帰できる見込みだが、古巣対戦のFWチド・オビの抜擢など大幅なメンバー入れ替えも想定される。 対するアーセナルはフォレスト戦で痛恨のゴールレスドローとなり、首位との暫定勝ち点差が13ポイントに広がり、逆転優勝の可能性はほぼ潰えた。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)ではPSVとのアウェイゲームをMFウーデゴールの2ゴールなどで、CLノックアウトフェーズのアウェイゲーム新記録となる7ゴールを挙げて7-1の圧勝。ホームでの2ndレグを前にベスト8進出を決定的なモノにした。 手負いの赤い悪魔のホームに乗り込む今回の一戦では、リーグ逆転優勝へわずかな望みを繋げるべく、現状のベストメンバーを送り込んで勝利を目指す。 今季ワーストのリーグ3戦未勝利の3位フォレストは、ひとまず前節のアーセナル戦で連敗をストップ。続くFAカップではPK戦までもつれ込んだイプスウィッチとの接戦をモノにし、ひとまず悪い状況から脱した。第2集団の追い上げによって一時安泰と思われたCL出場権争いで痺れる展開を強いられたなか、今回のホームゲームでは1ポイント差の4位チーム撃破を目指す。 対するシティは前節、前後半で主導権が大きく入れ替わったスパーズとの強豪対決を復帰のFWハーランドのゴールで1-0の勝利。後半の戦い方に関して課題は残したものの、ひとまず公式戦連敗の悪い流れを止めた。続くFAカップでもリバプール撃破のプリマスに3-1の逆転勝利。MFオライリーが殊勲の2ゴールを挙げている。中6日と休養十分で臨む一戦では主力のコンディション改善の見込まれ、難所から勝ち点3を持ち帰る準備は整っている。 首位のリバプールは前節、ニューカッスル相手にMFソボスライ、MFマク・アリスターのゴールによって2-0の快勝。直近のCLではパリ・サンジェルマン(PSG)とのアウェイゲームで1-0の先勝。相手にシュート28本枠内シュート9本を打たれるなど防戦一方の戦いを強いられるも、守護神アリソンが鬼神のごとき圧巻のパフォーマンスを披露。ゴールにカギをかけると、後半終盤に投入されたMFエリオットがファーストタッチでゴールを陥れる値千金の仕事をみせ、望外の結果を手にした。ただ、アンフィールドでのリターンマッチへ気が抜けない状況は変わらず、最下位のサウサンプトンとのホームゲームでは大幅なメンバー変更も想定。FWヌニェスやエリオット、MF遠藤航辺りにも出番が訪れるかもしれない。 対戦相手のセインツは前節チェルシーに0-4の完敗。そのなかで先発出場のDF菅原由勢はほぼフル出場でまずまず奮闘を見せており、タフなアンフィールドでの首位との一戦でもスタメンのチャンスは十分にありそうだ。 セインツ戦で公式戦連敗を「3」でストップした5位のチェルシーは、直近のカンファレンスリーグ(EL)でもコペンハーゲンとのアウェイゲームに2-1の勝利。アドバンテージを得てホームでのリターンレグを迎えることになった。リーグ戦でもトップ4返り咲きのチャンスが出てきたなか、今節は降格圏に沈む19位のレスター・シティ相手に連勝を目指す。コペンハーゲン同様にメンバーの入れ替えが見込まれるが、ここ数試合ゴールから遠ざかるMFパーマーの活躍に期待したい。 公式戦5連勝と絶好調の8位ブライトン&ホーヴ・アルビオンは、9位のフルアムとの1ポイント差のトップハーフ対決に挑む。直近のFAカップでは延長戦までもつれ込んだニューカッスルとの激闘に2-1で勝利。その試合でMF三笘薫が軽傷を負っていたが、直前のトレーニングで復帰を果たしており、スタメンか途中出場かはわからないが、試合に絡める可能性は高そうだ。 また、公式戦2連敗と再び苦境に陥る13位のトッテナムは、7位のボーンマスとのタフな一戦で連敗ストップを狙う。リーグ前節のシティ戦はある意味で許容できる敗戦となったが、ヨーロッパリーグ(EL)のAZとの初戦ではMFベリヴァルのオウンゴールという不運はあったものの、枠内シュート0本に終わる体たらく。ホームでのリターンレグの逆転に向けてある程度のターンオーバーを採用する見込みだが、難敵チェリーズ相手にAZ戦へ繋がるパフォーマンスを見せたい。 その他ではCLでクラブ・ブルージュに3-1で先勝した10位のアストン・ビラ、MF鎌田大地を擁する12位のクリスタル・パレス、来週のEFLカップ決勝へ状態を上げたい6位のニューカッスルの試合にも注目したい。 《プレミアリーグ第28節》 ▽3/8(土) 《21:30》 ノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・シティ 《24:00》 ブライトン vs フルアム クリスタル・パレス vs イプスウィッチ リバプール vs サウサンプトン 《26:30》 ブレントフォード vs アストン・ビラ 《29:00》 ウォルバーハンプトン vs エバートン ▽3/9(日) 《23:00》 チェルシー vs レスター・シティ トッテナム vs ボーンマス 《25:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル ▽3/10(月) 《29:00》 ウェストハム vs ニューカッスル 2025.03.08 13:51 Sat
2

注目の上位対決は3位フォレストに軍配! ハドソン=オドイ終盤弾を堅守で守り抜き4位シティを撃破【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第28節、ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・シティが8日にシティ・グラウンドで行われ、ホームのフォレストが1-0で勝利した。 前節はアーセナルとゴールレスドローで連敗止めるも、今季ワーストのリーグ3戦未勝利となった3位フォレスト。続くFAカップではPK戦までもつれ込んだイプスウィッチとの接戦をモノにし、ひとまず悪い状況から脱した。第2集団の追い上げによって一時安泰と思われたチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いで痺れる展開を強いられたなか、今回のホームゲームでは1ポイント差の4位チーム撃破を狙った。 対するシティは前節、前後半で主導権が大きく入れ替わったスパーズとの強豪対決を1-0で勝利。ひとまず公式戦連敗の悪い流れを止めると、FAカップではリバプール撃破のプリマスに3-1の逆転勝利。公式戦連勝で敵地へ乗り込んだ。グアルディオラ監督はリーグ前節から先発2人を変更。コバチッチとマーモウシュに代えてフォーデン、ベルナルド・シウバを起用した。 立ち上がりからボールを保持して押し込むシティ、堅守速攻で応戦するフォレストという戦前に予想された構図の下で拮抗した展開が続いていく。 開始7分には高い位置でボールを奪ったハーランドが右足シュートを放つが、これは枠の左に外れる。さらに、14分にはニコ・ゴンサレスがミドルレンジから右足シュートを放っていくが、これは惜しくも左ポストを掠めた。 立ち上がり以降はフォレストも、前がかる相手を引っくり返してサイドを起点にカウンターを繰り出すなど防戦一方とはならず。これに対してシティはボックス付近でのフォーデンやハーランドのコンビネーション、左サイドで果敢に仕掛けるドクの個人技で攻め手を窺う。 ピンチこそないものの、攻めあぐねるシティは42分、ボックス手前のドクがグラウンダーシュートを枠へ飛ばすが、これはGKセルスのセーブに阻まれた。 スタッツ上はシティ優勢も、ゲームプラン的にはフォレストが思い通りに進めた感のある前半を経て試合はゴールレスで後半に突入。 シティは後半に入ってドクを右、サヴィオを左とウイングの配置を変えて攻撃に変化を加えた。だが、後半もフォレストの集中した守備を前に攻め手を見いだせず、最前線に入るハーランドはほとんどチャンスに絡めない。 これを受け、グアルディオラ監督は61分にコバチッチ、リコ・ルイス、69分にデ・ブライネ、マーモウシュとフレッシュな選手の投入で攻撃の活性化を図った。 一方、後半はより高い位置でボールを引っかけてカウンターからチャンスを作り出すフォレスト。67分にはペナルティアーク付近でハドソン=オドイが決定的な右足シュートを枠の右隅へ飛ばすが、これはGKエデルソンの好守と右ポストに阻まれた。 以降も一進一退の展開が続いたなか、ホームチームが土壇場で先制点を奪う。83分、自陣でのリスタートの流れからギブス=ホワイトの対角フィードに抜け出したハドソン=オドイがボックス内にドリブルで持ち込むと、DFグヴァルディオルに寄せ切られる前にニアへ右足シュートを放つと、GKエデルソンの反応もわずかに遅れてゴールネットに吸い込まれた。 一瞬の隙を突かれて先制を許したシティは、ここからリスクを冒して前に出る。しかし、モラトの終盤投入で完全に逃げ切り態勢に入ったホームチームの堅守を前に最後までゴールが遠かった。この結果、注目の上位対決を制したフォレストがリーグ4戦ぶりの勝利で3位死守に成功した。 ノッティンガム・フォレスト 1-0 マンチェスター・シティ 【フォレスト】 カラム・ハドソン=オドイ(後38) 2025.03.08 23:31 Sat
3

フォレストとの上位対決に敗れたシティ、グアルディオラ監督はCL出場権が「天から降ってくるものではない」と戒め

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が8日にアウェイで行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第28節ノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。 1ポイント差の3位フォレストとの上位対決。前節トッテナムに逃げ切り勝利とした4位シティだったが、堅守フォレストの前に苦戦。そして終盤の83分にFWカラム・ハドソン=オドイにドリブルシュートを叩き込まれて0-1の敗戦となった。 10位フルアムまで5ポイント差と熾烈なチャンピオンズリーグ出場権争いが続く中、グアルディオラ監督は「天から降ってくるものではない」と戒めを込めた。 「試合に勝たなければならない。残り10試合、出場権を得るには多くの試合に勝つ必要がある。道を見つけるにはもっと良いプレーをしなければならない。何かをしなくてはならない。天から降ってくるものではない。自分たちでやる必要がある。来週のブライトン戦を含めて残り10試合、その後に代表ウィークがあり、何が起こるか見てみよう」 一方で試合自体は接戦だったと振り返った。 「最後は本当に接戦だった。攻守の切り替え時、もう1アクションが足りなかった。我々のプレーテンポは少し遅く、チャンスを作るのに苦労した。ただ、それは相手の守備が本当に良かったこともあり、相手チームの功績を認めている」 2025.03.09 09:45 Sun
4

「大変な仕事だった」シティを下したフォレスト、ヌーノ監督はCL出場権確保へ「まだ道のりは長い」

ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が、マンチェスター・シティ戦の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 8日、プレミアリーグ第28節でフォレストはシティをホームに迎えた。 3位と4位の上位対決となった試合は拮抗した展開に。フォレストもシティの攻撃を守り抜いてゴールレスで進んだ中、83分に仕掛けたカラム・ハドソン=オドイがネットを揺らしてフォレストが先制。シティの猛反撃を凌ぎ、1-0で勝利を収めた。 しっかりと上位対決で勝利したフォレスト。ヌーノ監督は自分たちの戦いが良かったとし、しっかりとチームとして戦った結果だと振り返った。 「大変な仕事だった。マンチェスター・シティがいかに優れているかは分かるが、選手たちはよくやったと思うし、相手にあまり良い場面を与えなかった」 「シティは常にチャンスを持っていたが、我々は守備面で本当に良かった。サッカーでは、ボールを奪い返して攻撃するチャンスが常にあることを認識しながら、一生懸命働いてスペースのバランスを取らなければならない」 「試合が進むにつれてシティはスペースを残し、我々は才能ある選手たちをうまく利用してチャンスを作ることができた。彼らにチャンスを作らせることが全てだった」 「私は彼らが献身的に取り組んでいることをとても誇りに思っている。我々が一緒に物事を進め、お互いに助け合うことが全てだ」 「これは我々が望むチームスピリットの始まりだが、まだ道のりは長いので、次に集中しよう。これからはイプスウィッチとの試合になるが、また厳しい試合になるだろう。我々はその準備をしておかなければならない。我々は今日の試合から立ち直り、分析し、選手たちを再び準備させなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】フォレストがシティをホームで撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Ab1J3F43bpo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.09 12:45 Sun
5

初失点が初黒星に…リバプール新監督スロットが悔しさ滲ませる 「プロセスではなく大きな後退」

リバプールのプレミアリーグ開幕連勝がストップした。 リバプールは14日の第4節でノッティンガム・フォレストとホームで対戦し、0-1の黒星。ポゼッション率が69.1%と30.9%、シュート数が14本と5本のスタッツを振り返っても優勢だったが、72分のカウンターからカラム・ハドソン=オドイの一発を浴び、そのまま屈した。 このアンフィールドで実に55年にもわたり、無敗だったフォレスト相手の敗北。フォレストも開幕から1勝2分け無敗の上々な滑り出しだったが、初陣の開幕から3戦3勝かつ無失点と完璧なスタートを切ったなか、代表ウィークを挟み、躓いたアルネ・スロット監督はこう振り返る。イギリス『BBC』が報じた。 「(この敗戦は)プロセスではなく、後退だ。ホーム戦で負ければ、いつだって後退。チャンピオンズリーグ(CL)の出場争いに最後まで絡んでくるかもしれないチームとの対戦なら、なおさらだ。だが、通常、あのチームはトップ10に入ってこない。だから、彼らとの試合で負けたら、大きな失望を味わうことになる」 また、試合後の会見では「彼らはロングボールを多用してきた。我々は多くでボールを握ったが、かなり良いチャンスを作ったのはたったの3、4回。相手陣地であれだけプレーしたのなら、それだけでは不十分だ」とし、選手個々の出来も不満の募るものだったと述べた。 「簡単なシチュエーションで何度もボールを失ってもいた。相手チームが我々のプレスを何度も掻い潜って、ロングボールを多用したなか、ボールを持つときの個々は私が見慣れる基準になかったんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】歴史的に好相性の一戦も…リバプールの開幕3連勝がストップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Ol9ddArDU7w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 11:10 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly