「1カ月前は想像できていなかった」来季から清水でプレーする筑波大学DF山原怜音、自慢の攻撃面をアピール「ゴールやアシストで貢献していきたい」

2021.10.22 22:22 Fri
©超ワールドサッカー
AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選に臨むU-22日本代表が22日からトレーニングを開始した。

2022年6月にウズベキスタンで開催が予定されている同大会。日本は、10月26日にカンボジア代表と、28日に香港代表と対戦し、本大会出場を目指す。

22日のトレーニング初日には、9名が集合。大学所属のGK杉本光希(立正大学),、DF山原怜音(筑波大学)、MF松井蓮之(法政大学)、MF佐藤恵允(明治大学)、高校所属のDFチェイス・アンリ(尚志高校)、MF松木玖生(青森山田高校)、MF中村仁郎(ガンバ大阪ユース)、MF甲田英將(名古屋グランパスU-18)のユース組に加え、DF角田涼太朗(横浜F・マリノス)が参加した。
トレーニング後、メディアのオンライン取材に応対した山原は、今回のメンバー入りについて「前回の合宿に引き続き、本大会メンバーに選んでいただいたことは素直に嬉しく思いますし、アジアの戦いに臨めるのは嬉しいです」とコメント。「1カ月前の自分は、この年代の代表に関わって試合に出ることは想像できていなかったので、この1カ月の話ですが、選手として成長するチャンスが巡ってきたので、この大会でしっかり結果を残して、日本の勝利に貢献したい気持ちでいます」と語り、自身の成長をしっかりと見せたいと語った。

アジアのチームと本大会出場をかけた予選を戦うという大事な試合。国際試合での難しさもあるが「国際大会での経験というのはあまりないと思います。日本代表のW杯に迎えたA代表のアジア予選を見る中でも、自分たちが主導権を握っていてもワンチャンスをものにされたり、厳しい戦いが続くという印象があります」と、苦しんでいるA代表の闘いぶりから見ても、簡単な試合はないとコメント。「チームのコンセプトはありますが、主導権を握りながら後ろは無失点で。攻撃は同じイメージを持っている特徴の選手が集まっているので、攻撃でも主導権を握って、無失点、得点を稼いで1試合1試合勝利できればと思います」と、チームとして攻守で結果を残したいとした。
山原の主戦場は左サイドバック。特にキックの精度に定評があり、クロスやシュートなど攻撃面での評価が高く、右サイドでもプレーが可能。来シーズンからは清水エスパルスへの入団が決まっており、特別指定選手としてもJ1の舞台を経験しているが、今大会でも攻撃面を見せていきたいと意気込んだ。

「相手が引いてきた場合は、ゴールに近い中央を固めて相手がディフェンスすることが予想されるので、その場合はサイドからクロスを上げたり、深い位置まで侵入して相手の目線を変えながらプレーしたいです」

「クロス精度や侵入してからのシュート、ラストパスで得点を演出することができたらと考えています」

10月にも行われたトレーニングキャンプにも参加していた山原。アシストは1記録していたが、自分としてはまだまだ満足していないようだ。

「前回の合宿では練習試合2試合組まれていた中で、1試合目の横浜FM戦でクロスからアシストできました。2試合目の全日本大学選抜戦ではアシストはできませんでしたが、クロス精度やラストパスなどキックを生かして得点を狙う。前回の練習試合では1回に終わった得点に絡むプレーを、2点、3点とサイドから起点となって作って、シュートチャンスを自分が演出しなければならないなと感じています」

今回の代表活動では、年長者としての位置付けとなる山原。一方で、Jリーグでもプレーしている年下の選手たちも「リーダーシップはある」と語っている。

その中で、J1でのプレーをして感じたこともあると言い「清水エスパルスでサガン鳥栖戦に出させていただいて、そこでは自分の技術を生かしてボールを失わない。ビルドアップでは、少し安定した、ボールを失わないという特徴を出せたと思います」と語り、「そこを継続しつつも、ゴールに関わるプレーは意識しているので、そこのチャンスを多く増やして、ゴールやアシストで貢献していきたいと思います」と、やはり特徴でる攻撃面をもっと出していきたいとした。

今回の代表には筑波大学の同期でありながら、在学中に横浜FM入りを決めた角田が居る。久々のチームメイトになる角田については「角田自身は大学の同期ということで、角田自身が強い覚悟、決断で今年大学4年生という段階から横浜FMに入団してプレーしているというのは、負けられない存在というか、近くにいる一番のライバルだと思っていました」とコメント。「まさか角田とこの代表の場で再会してプレーするとは思っていなくて、来年から対戦相手としてプレーすることを楽しみにしていたので、合宿もそうですがびっくりしました」とこの場で一緒に戦うことになるとは予想していなかったようだ。

角田は左のCB、山原は左SBという関係だったが「近いポジションでプレーしていてやりやすさもありました。お互いの良さを互いに知っているので、同じピッチに立った時には良さを意識して、良さを出し合えればと思いますし、同じチームでプレーできるのが楽しみという気持ちです」と、久々のコンビネーションで日本のために貢献したいと語った。

杉本光希の関連記事

U-23日本代表の関連記事

日本サッカー協会(JFA)は16日、パリ・オリンピックに出場するU-23日本代表が、本大会直前にU-23フランス代表と対戦することを発表した。 AFC U23アジアカップで見事に優勝を果たした日本。8大会連続12回目のオリンピック出場を決めていた。 厳しい最終予選を突破した日本だが、パリ・オリンピック直前に 2024.05.16 18:58 Thu
日本サッカー協会(JFA)は11日、パリ・オリンピックの出場権を獲得したU-23日本代表が6月にアメリカ遠征を行うことを発表した。 AFC U23アジアカップで見事に優勝を果たした日本。パリ・オリンピックの出場権も無事に獲得し、8大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。 本大会は7月に開幕。残り2カ月余 2024.05.11 06:50 Sat
インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、パリ・オリンピック出場を逃したU-23インドネシア代表を労った。インドネシア『Bola.com』が伝えた。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。AFC U23アジアカップで4位となったインドネシアは、アフリカ予選4位のギ 2024.05.10 14:45 Fri
U-23ギニア代表のカバ・ディアワラ監督が、パリ・オリンピック出場を喜びながらも、課題を口にした。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。アフリカ4位のギニアは、アジア4位のインドネシアと対戦した。 出場する15カ国が決定した中、残りの1枠を争う一発勝負。フランスのクレールフォ 2024.05.10 13:25 Fri
9日、パリ・オリンピックの最後の出場権をかけた大陸間プレーオフが開催。U-23インドネシア代表vsU-23ギニア代表は、0-1でギニアが勝利を収めた。 先日まで行われていたAFC U23アジアカップでは、見事に優勝したU-23日本代表、2位のU-23ウズベキスタン代表、3位のU-23イラク代表が出場権を獲得。アジ 2024.05.10 06:45 Fri

キリンチャレンジカップの関連記事

日本サッカー協会(JFA)は21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場を決めた日本代表が、10月、11月とキリンチャレンジカップ2025で4試合を戦うことを発表した。 20日、北中米W杯アジア最終予選を戦った日本。埼玉スタジアム2002でバーレーン代表と対戦し、鎌田大地、久保建英のゴールで2-0で勝利を 2025.03.21 15:10 Fri
26日、高円宮記念JFA夢フィールドにて「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催された。 キリンホールディングス株式会社と日本サッカー協会(JFA)が共同で開催したイベント。「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめる」ウォーキングフットボールイベントと 2024.05.28 21:15 Tue
27日(日本時間28日)、キングス・ワールドカップ1回戦で、日本のムラッシュFCはRaniza FC(ウルグアイ)と対戦した。 26日に行われる予定だった初戦だったが、大嵐の影響で機材トラブル。照明に問題があり、急遽延期となっていた。 1日待たされた中での初戦。世界的に人気のゲーム実況者としても知られる加藤 2024.05.28 12:15 Tue
日本サッカー協会(JFA)は23日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ監督(38)の退任を発表。新たに田畑輝樹氏(45)が監督に就任することを発表した。 茂怜羅オズ監督はリオ・デ・ジャネイロ出身。16歳でビーチサッカーを選ぶと、ブラジル代表からの誘いもあった中でドイツへと渡った。2007年に21歳で来日。沖縄のレ 2024.05.23 19:15 Thu
なでしこジャパンの池田太監督が、スペイン遠征のメンバーを発表し、意気込みを語った。 パリ・オリンピックへの出場が決まっているなでしこジャパン。5月から6月にかけてスペイン遠征を行い、ニュージーランド女子代表と2試合を戦うことに。7月にはガーナ女子代表と金沢で対戦し、オリンピック本大会に臨むこととなる。 貴重 2024.05.22 15:25 Wed

記事をさがす

杉本光希の人気記事ランキング

thumb
1

北九州のミス突いた村越凱光の後半AT弾で松本が敵地で劇的勝利【明治安田J3リーグ第1節】

26日、明治安田J3リーグ第1節延期分のギラヴァンツ北九州vs松本山雅FCがミクニワールドスタジアム北九州で行われ、アウェイの松本が1-2で勝利した。 5位の北九州と17位の松本が未消化の開幕節を戦った一戦は、アウェイの松本がボールを保持し、北九州がカウンターで応戦する形での攻防が続いていく。 自陣や中盤でボールを動かす場面が多くなかなかスイッチが入らないアウェイチームに対して、ホームチームは8分に古巣対戦の町田也真人のミドルシュートやセットプレーからチャンスを窺うが、決定機には至らなかった。 ともにシュートが少ないクローズな状況が続いたまま、試合はゴールレスで後半に突入。 後半は前半とは打って変わってオープンな立ち上がりに。まずは54分、松本が相手陣内左サイドで得たFKの場面で菊井悠介のクロスをゴール前の野々村鷹人が頭でゴール右隅に流し込み、アウェイチームが先制点を奪取。 だが、直後の56分には北九州がボックス内での粘りから高柳郁弥が浮き球で上げたクロスをGKがはじいたこぼれに反応した樺山諒乃介のシュートですぐさま同点に追いついた。 1-1の振り出しに戻った試合は再び膠着し、互いに交代カードを切っていくも最終盤に突入する。 このままドロー濃厚かに思われたが、松本が土壇場で勝ち越す。93分、バックパスを受けたGK杉本光希の不用意な縦パスを狙っていた村越凱光がボックス手前でパスカット。そのままドリブルで運んで放った左足のシュートがGKの手をはじいてゴールネットに吸い込まれた。 そして、敵地で競り勝った松本が2試合ぶりの勝利。北九州は最終盤のミスが響いての敗戦で3試合未勝利となった。 ギラヴァンツ北九州 1-2 松本山雅FC 【北九州】 樺山諒乃介(後11) 【松本】 野々村鷹人(後9) 村越凱光(後48) 2025.04.26 16:20 Sat
2

ルキアンが古巣相手にハットトリック! ハプニングもあった一戦は、降格圏の湘南が磐田相手に今季最多5ゴール快勝で連勝!【明治安田J1第23節】

14日、明治安田J1リーグ第23節の湘南ベルマーレvsジュビロ磐田がレモンガススタジアム平塚で行われ、5-0で降格圏の湘南が勝利した。 前節は浦和レッズを相手に7試合ぶりに勝利を挙げた湘南。アウェイでビハインドながら、最終盤の2ゴールで逆転勝利を収めていた。その湘南は、その浦和戦から1名を変更。山田直輝に代えて、茨田陽生を起用した。 対する磐田は、前節は川崎フロンターレとホームで2-2のドロー。残留争いをしている中で、ライバルにもなりかねない湘南との一戦には、川崎F戦から1名を変更。前節負傷交代したGK川島永嗣に代わり、GK杉本光希がプロ初先発を飾った。 残留争いのライバルとなりうる両者の対決。慎重な入りを見せた両者だったが16分、ボックス内で縦パスを受けたルキアンがリカルド・グラッサに後ろから掴まれて倒されるもノーファウルの判定。そのままプレーが続くと、磐田がカウンター。完全に抜け出したマテウス・ペイショットがボックスに入ったところでキム・ミンテに倒されてホイッスルが鳴る。 磐田に対してのPKがとられたかと思いきや、その前のルキアンが倒されたシーンにVARチェックが入ることに。オン・フィールド・レビューにより主審が湘南に対してPKを与えることに。さらに、リカルド・グラッサに対してレッドカードが出されて一発退場。抗議した山田大記にもイエローカードが出された。 このPKをルキアンがしっかりと決め切り、湘南が先制に成功。磐田はビハインドとなった上に、数的不利になることに。 先制した湘南は数的有利ということもあり押し込んでいると、38分に追加点。敵陣でボールを奪い切った高橋直也が持ち出すと、ボックス内でパスを受けた池田昌生がしっかりと蹴り込み、湘南が追加点を奪った。 良い時間帯に追加点を奪った湘南は44分に左サイドから崩すと、畑大雅、鈴木淳之介がボックス内でワンツー。最後は畑のグラウンダーのパスをルキアンがダイレクトで蹴り込み、前半だけで3点のリードを奪った。 勢いに乗る湘南は前半アディショナルタイム6分にもビッグチャンス。右CKからの茨田陽生のクロスをキム・ミンテがボックス中央でヘッド。しかし、これはライン上でギリギリクリアされる。 湘南が3点リードした中、磐田はハーフタイムにマテウス・ペイショット、松本昌也を下げて、西久保駿介、平川怜を投入して流れを掴みにいく。 しかし先にスコアを動かしたのは湘南。52分に右サイドからハイボールが上がると、ボックス内でキム・ミンテがヘッド。力のない浮き球となった中、ギリギリのところで落ちてきたボールをGK杉本がキャッチできず。すると、ルキアンがこぼれ球を蹴り込み、ハットトリック達成。磐田は痛恨のミスから4失点目となった。 リードを広げが湘南は、62分にハットトリックのルキアン、2点目を奪った池田を下げて、福田翔生、石井久継を投入。磐田は上原力也を下げ、ブルーノ・ジョゼを投入する。さらに69分には、湘南が畑と鈴木章斗に代えて、吉田新、根本凌を投入。吉田は初出場となった。 すると湘南は75分にさらにゴールを重ねる。自陣から右サイドに展開していくと、鈴木雄のグラウンダーのアーリークロスに対して途中出場の根本が走り込んでニアサイドで合わせてゴール。栃木SCから復帰した根本にとってはJ1初ゴールとなった。 湘南が大きくリードした中、80分に再びアクシデント。磐田のゴール裏でサポーターに何かがあったとのことで主審が試合をストップ。担架を持ったスタッフが駆け寄り、試合が一時中断する。 およそ5分ほど中断して試合は再開。その後も湘南が精力的にプレーしていくが、ゴールは生まれずにタイムアップ。残留争いのシックスポインターは、湘南が5ゴールで快勝。リーグ戦連勝を決めた。 湘南ベルマーレ 5-0 ジュビロ磐田 【湘南】 ルキアン(前22、前44、後7) 池田昌生(前38) 根本凌(後30) <span class="paragraph-title">【動画】ルキアンが古巣相手にゴールを奪う!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">(@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1812442759711555841?ref_src=twsrc%5Etfw">July 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.14 21:07 Sun

U-23日本代表の人気記事ランキング

1

U-23日本代表の残り2枠はMF豊川とDF三竿! GK中村の負傷離脱に伴いGK牲川がメンバー入り《AFC U-23選手権》

▽U-23日本代表を率いる手倉森誠監督が30日、来年1月にカタールで開催される、リオ五輪の最終予選を兼ねたAFC U-23選手権の登録メンバーの残り2名を発表した。 ▽最後の2枠に入ったのは、DF三竿健斗(東京V)とMF豊川雄太(鹿島)。MF関根貴大(浦和)やMF前田直輝(松本)、FW鎌田大地(鳥栖)などは最終メンバーから漏れている。また、GK中村航輔(福岡)の負傷離脱に伴い、候補メンバーの中からGK牲川歩見(磐田)が代わりに入った。 ▽今回追加された3選手を含めた計23名は、年明けの1月2日(土)にドバイ経由でドーハへ出発。現地で1月12日(火)までトレーニングや練習試合を実施し、13日(水)からAFC U-23選手権のグループステージに臨む。なお、グループステージは1月13日から19日(火)まで開催。その後、22日(金)からノックアウトステージがはじまり、決勝は30日(土)に行われる。 ▽AFC U-23選手権は、来年リオデジャネイロで開催されるオリンピックのアジア最終予選を兼ねており、日本は6大会連続の出場を目指す。グループBに組み込まれた日本はサウジアラビア、北朝鮮、タイと同居。グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出し、大会上位3カ国がリオ五輪の切符を手にする。今回追加された3名と中村航のコメントと、すでに発表されているU-23日本代表の登録メンバーは以下の通り。 ◆<B>DF三竿健斗</B> 「責任が非常に大きいですが、自分のできることをピッチ内でやって、絶対にオリンピックの出場権を持って帰りたいと思います。選ばれなかったメンバーは、一緒に残り2枠を争った仲間なので、その人たちから託された思いをいつも持ちながら一生懸命プレーしたいです」 ◆<B>MF豊川雄太</B> 「オリンピック最終予選のメンバーに選ばれましたので、オリンピックの切符を必ず取ることを目標に精一杯頑張りたいと思います」 ◆<B>GK中村航輔</B> 「目標にしていたオリンピック最終予選に行けないのは悔しいです。ただ、オリンピック出場の切符を仲間が取ってきてくれると信じています。自分は自分のやるべきことをしっかりやって、またこの代表に戻ってくることを目指します」 ◆<B>GK牲川歩見</B> 「中村航輔選手と交代という形でU-23日本代表に入ることになりましたが、選ばれなかった選手のためにもオリンピックの切符を必ず日本に持ち帰りたいと思います」 ◆U-23日本代表登録メンバー23名 GK <B>1.櫛引政敏</B>(清水) <B>22.杉本大地</B>(京都) <B>23.牲川歩見</B>(磐田)※ DF <B>2.松原健</B>(新潟) <B>4.岩波拓也</B>(神戸) <B>5.植田直通</B>(鹿島) <B>6.山中亮輔</B>(柏) <B>12.室屋成</B>(明治大) <B>13.奈良竜樹</B>(FC東京) <B>15.亀川諒史</B>(福岡) <B>17.三竿健斗</B>(東京V)※ MF <B>3.遠藤航</B>(湘南) <B>7.原川力</B>(京都) <B>8.大島僚太</B>(川崎F) <B>10.中島翔哉</B>(FC東京) <B>14.豊川雄太</B>(鹿島)※ <B>18.南野拓実</B>(ザルツブルク/オーストリア) <B>19.井手口陽介</B>(G大阪) <B>21.矢島慎也</B>(岡山) FW <B>9.鈴木武蔵</B>(水戸) <B>11.久保裕也</B>(ヤングボーイズ/スイス) <B>16.浅野拓磨</B>(広島) <B>20.オナイウ阿道</B>(千葉) ※今回追加されたメンバー 2015.12.30 18:57 Wed
2

20歳の誕生日を迎えた久保建英がFC東京・長谷川健太監督に感謝、20歳の意気込みは「大人のサッカー」

U-24日本代表は、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けた前日練習に臨んだ。 3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。 U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。 メディアのオンライン取材に応対したMF久保建英(ヘタフェ)は4日が20歳の誕生日。代表合宿ではチームメイトから手荒い祝福をされることが多いが「今のところ大丈夫です」とまだ被害を受けていないとコメントした。 今回は急な試合に始まり、この日は移動が予定通りにいかないこととなった。この状況については「ポジティブに捉えていると思います」と語り、「こういう状況に本番じゃなく、本番前に想定できることは自分たちにはポジティブに働くかなと。明日が大事なので、明日に向けて逆算していかに戦えるかが試されていると思います」と語り、不測の事態にどう対応できるかが測れる良い機会だとした。 改めて昨日のA代表との試合については「チームとしては急遽試合が決まって、明日も試合があるので、思ったようなスケジュールではないというか、過密日程のなかで1つ組み込まれてしまったという感じです」とコメント。それでも「自分たちもできる限りのコンディションで臨もうとしましたが、その中でやっぱり急遽決まった試合で、メンバーもあまり決められずにというか、5日をイメージした中でコンディションが良かったメンバーが試合に出たと思います」と語り、コンディションが優先されたと語った。 ただ、良い機会だったために悔しさも露わにし「その中では折角の対決だったので、しっかり準備して100%で臨みたかったという思いはあります」とコメント。自身のパフォーマンスについては「個人的には手応えもありましたし、全然やれていないということもなく、なんならいつも練習している人たちが相手だったので、自分が壁を感じることなくやれたと思いますけど、結果で3-0で負けたことは個人的には悔しかったです」と、個人のパフォーマンスには満足感を示すも、結果として負けたことを悔しがった。 明日はU-24ガーナ代表との試合。アフリカ勢との試合となるが「初戦の相手が南アフリカで、仮想ということで組んでもらっているので、しっかり自分たちがアフリカ勢にどう対応するかを含めて、本番が近づいているのでそれを想定しているのではないかなと思います」とコメント。アフリカ勢に対してのポイントは「最近はアフリカの選手も万能で、僕たちの上位互換のような選手が何人もいますが、全体的には飛び込んでくる選手が多いなと経験から感じています」と語り、「敢えてボールを晒したり、ワンフェイント多めに入れようかなと意識しています」と、攻略法も明かした。 また、メンバーにはヘタフェで共にプレーしたMFサビト・アブドゥライが招集されている。アブドゥライについては「さっきも連絡を取りました」と語り、「個人的に仲が良くて、彼が免許なくて僕が車で迎えに行ったりする仲です。来るなら連絡くれよと言っていて、連絡をもらいました」と、互いに意識する仲のようだ。 スタイルについては「謙遜していましたが、何試合か一緒にやって、メッシ選手を潰したり臆することなく、球際もすごく強いです、練習からもバチバチやっていました」と強度の高いプレーをする選手だとし、「ヘタフェを象徴するような選手です。臆することなく自分たちも正面からぶつかることが大事だと思います」と、しっかりと向き合わないと痛い目に遭う可能性が高い相手のようだ。 この日20歳になった久保。改めて20歳になったことについては「まだあまり実感ないですけど、明日の試合から20歳で1つギアを上げて。19歳ではないので、20歳なので大人な自分をピッチ内で見せられればと思います」と、20歳になってすぐの試合に意気込みを語った。 久保の言う大人のサッカーとは「簡単にいうと、経験だったりとか、昨日の試合を途中から見ていて遠藤選手が入って落ち着いたとか、自分ならここに1人入って欲しいなというところにスッと入って前を向いてくれて、つけてくれたり、しっかり試合でどういうプレーするのかを頭に入っていると思います」とオーバーエイジとしてプレーしたMF遠藤航のプレーを挙げ、「時間帯を考えたりチーム全体を俯瞰してゲームを見るとか、余裕を持ってプレーすると言っていますが、個人だけでなく、チームの流れや時間帯を考えた余裕が大人だと思いました」と、より俯瞰で試合に絡めるようになりたいと語った。 また、FC東京の長谷川健太監督が20歳を迎えた久保にエールを送っていたが、久保にとっての長谷川監督は「自分は健太さんに選手として大きくしてもらいました。辛いことも意見が食い違うことも、健太さんの要求に自分が応えられないこともありました」と、想いを語った。 さらに「自分は18歳の誕生日でヨーロッパに行きたいという考えがあって、そのためには18歳の年に出られなかった諦めようと考えていた中で、監督がプレシーズンでチャンスをくれて、プレシーズンで結果を出せば今シーズンは使ってやると言われて、それに自分が応える事ができて、そこから東京で成長できました」とFC東京時代を回想。「結果として東京のチームを離れることになりましたけど、感謝しかないですし、健太監督に自分は大きくしてもらったと思っています」と感謝の気持ちを述べ、「監督が喜んでくれるような選手になることが恩返しだと思います」と世界で活躍する事が恩返しになるとし、改めて意気込みを語った。 2021.06.04 21:35 Fri
3

「チューしすぎw」圧巻ゴールのお祝いは熱烈なキス! U-23日本代表MF田中聡のゴール後の祝い方が反響…本人は「ちょっとキツいですね(笑)」

U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)の行動が話題を呼んでいる。 25日、国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦。試合は2-0で勝利を収め、良い状態でAFC U23アジアカップに臨むこととなる。 そのウクライナ戦では藤田の行動が話題に。1-0で迎えた76分、途中出場の田中聡(湘南ベルマーレ)がボックス内から左足でシュート。ゴール右のネットを揺らす見事なゴールで日本が追加点で奪った。 話題になったのはその後。田中がゴールを喜んだ中、その他の選手も大喜び。すると、藤田は何を思ったか田中にキスの嵐でゴールを祝福した。 試合後のメディア取材で藤田はキスについて「テンションがブチあがっちゃいました(笑)」と勢い余った行動だったとコメント。一方でキスをされた田中は「ちょっとキツいですね(笑)」と、熱烈なキスの嵐に戸惑っていた。 この祝福にファンは「藤田チューしすぎw」、「ジョエルの祝福笑」、「流石にやりすぎ」とコメント。流石に驚きの声が多く寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【動画】田中聡の圧巻ゴールをキスで祝福!藤田譲瑠チマの行動が話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/HsjhJig8at">https://t.co/HsjhJig8at</a><a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://t.co/c1Zdma83vR">pic.twitter.com/c1Zdma83vR</a></p>&mdash; TBS サッカー (@TBS_SOCCER) <a href="https://twitter.com/TBS_SOCCER/status/1772231508067299635?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.26 18:20 Tue
4

松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み

今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon
5

【パリ行きの命運を託された23選手】半田陸はこの世代の代表格で右SBの一番手

パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、半田陸にフォーカスする。 ■半田陸(DF/ガンバ大阪) 今やガンバ大阪の一番手右サイドバックを担うが、山形県生まれのモンテディオ山形育で、2019年3月にクラブ史上最年少の17歳でプロ契約を結び、いつしか“山形の至宝”と呼ばれる存在に。それに違わぬ才能を輝かせ、3年目からコンスタントに出番を掴んでいった。 その活躍ぶりを受けてJ2から一気に世界へとの見方もあったが、2023年に国内外による争奪戦報道の末、G大阪でJ1挑戦を決意。そのG大阪でも即レギュラーとなり、ケガに泣かされた時期もありながら、公式戦27試合に出場し、今季もその地位揺らがずだ。 元々はセンターバックだったが、サイドバックに転向して、より成長スピードを加速させる逸材は代表キャリアにおいてもU-15カテゴリーから各世代別を通ってのエリートで、2019年のU-17ワールドカップでは主将としてもリード。昨年3月にはフル代表入りも遂げた。 山本理仁や、藤田譲瑠チマらとともに、この大岩ジャパンが発足当初からの中心メンバーである22歳の武器は球際に強い守備力。また、ポジショニングの良さも目を惹き、それはタイミング良しの攻撃参加にも生かされ、G大阪としても欠かせない武器となっている。 このパリ五輪行きをかけた戦いに挑むにあたっての右サイドバック陣には187cmのサイズを誇り、一気に序列を高める関根大輝も呼ばれているが、上述した通り、大岩ジャパンの立ち上げ時からの常連で、戦い方も熟知する点からしてもG大阪DFが一番手と目される。 直近のG大阪で急性胃腸炎のために欠場したとあって、コンディションが気がかりだが、このパリ五輪世代の絶対的なプレーヤー。今大会でも持ち前の対人守備と攻撃参加が大いに注目される。 <span class="paragraph-title">【動画】右サイドは俺に任せろ! 世代を代表するSB半田陸</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CSGKSD3Adok";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.14 10:00 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly