昨日の敵は今日の友? スパーズがアダマ・トラオレ獲得に動く

2021.08.24 00:17 Tue
Getty Images
トッテナムがウォルバーハンプトンに所属するスペイン代表FWアダマ・トラオレ(25)の獲得に動いているようだ。イギリス『BBC』など複数メディアが報じている。
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トッテナムは22日に行われたプレミアリーグ第2節でウルブスと対戦。1-0で勝利し開幕2連勝を飾ったものの、左ウイングに入った屈強なドリブラー相手に大苦戦。後半半ばに守護神ウーゴ・ロリスのビッグセーブがなければ、敗戦を喫してもおかしくないほど蹂躙された。
そして、“昨日の敵は今日の友”とばかりにトッテナムは、ヌーノ・エスピリト・サント監督の愛弟子でもあるトラオレの獲得に動いているという。

現在、トッテナムは、イングランド代表FWハリー・ケイン退団の場合、新たなストライカーの獲得に動く構えだが、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチという2大ターゲットの交渉が難航。

これを受け、クラブはケイン残留の場合、ストライカーではなく個での打開力に長けたアタッカーの獲得に方針を転換している模様だ。
現時点ではかつてアカデミーに在籍していたPSVのU-21イングランド代表FWノニ・マドゥエケ(19)、ルビン・カザンのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(20)といった選手の動向を注視している。

その中でもヌーノ監督と移籍を取り仕切るファビオ・パラティチ氏が、高い評価を下しているトラオレは、アタッカー補強のトップターゲット。パラティチ氏はウルブスに対して、買い取り義務付きのレンタル移籍での獲得を打診しており、選手サイドとは2026年の5年契約の条件で交渉を進めている模様だ。

なお、今夏トラオレの売却を考慮するウルブスは、バレンシアに所属するポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスを後釜候補としてすでにリストアップしている。

マリ人の両親の下、スペインで育ったトラオレはバルセロナのラ・マシアを経て、2013年にトップチームデビュー。その後、アストン・ビラやミドルズブラを渡り歩き、2018年夏からウルブスに加入した。

フィニッシュの精度や判断面で大いに改善点はあるものの、爆発的なスピードとドリブルテクニック、プレミアリーグの並みいる屈強なDFにも当たり負けしない強靭なフィジカルを武器に、リーグ屈指のドリブラーとしての評価を確立している。

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