「決してエリートではない」五輪前にドイツ移籍のMF田中碧、川崎育ちが故の決め手は「良い街にということ」
2021.07.07 21:15 Wed
東京オリンピックに向けた事前合宿に臨んでいるU-24日本代表。MF田中碧(デュッセルドルフ)がオンラインのメディア取材に応じた。
6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。
合宿3日目を迎えた中、オリンピック前に川崎フロンターレからドイツ2部のデュッセルドルフへと移籍した田中。移籍については、オリンピック後では遅かったと考えたようだ。
「まずオリンピック後に移籍するという選択肢もあった中で、合流が遅れるということがどれだけデメリットになるかが自分の中であったのが大きかったです」
「オリンピックが終わってからチームを決めて、シーズンが始まっている中で、環境も整っていなくて、言語もわからない中でサッカーをするのは簡単ではないですし、海外に出て試合に出ることが必要だったので、このタイミングで欲しいと言ってくれました」
「オリンピックでオファーが来るかどうかは、イエスとは誰も言えないので、もちろん自分に対して自信はありますけど、今なお市場が動いている中で、オリンピックを見て獲得を決めるということはなかなか簡単ではないと思うので、そういったことも含めて決断しました」
予てから将来的な海外移籍を望んでいた田中。この年齢での海外挑戦については「もちろん世界的に見れば遅いということはわかっていますけど、ボランチで海外でやるということは、サッカーの勉強をすることがこれからの人生とボランチとして必要だと思うので、その部分をしっかり日本で構築していくことが、これから先ずっと戦える選手になれるかどうかだと思いました」と、日本で、川崎フロンターレでしっかりと積み上げるものが必要だったとコメントした。
また「ボランチの選手として1年でも早く行くべきだったかどうかはこれから証明しないといけないですが、僕自身は日本で頭の部分はできる限りのことはやれたと思うので、それを生かして、技術やフィジカルをつけていって、より高いレベルでやらないといけないと思います」と、これまで培ったものを生かしながら、しっかりと上を目指していきたいと語った。
ドイツ2部にはDF室屋成(ハノーファー)がプレーしており、降格したブレーメンにはFW大迫勇也も所属。また、昨シーズンまではMF原口元気(ウニオン・ベルリン)やFW宮市亮(横浜F・マリノス)もプレーしていた。
また、ボランチではMF遠藤航(シュツットガルト)が2019-20シーズンは2部にいたがそのまま昇格。遠藤は2020-21シーズンで初の1部挑戦となった中、デュエル王としてその名を広めた。
同じように2部からのステップアップを目指す田中は、「海外でやっている選手に色々聞いたりして、色々考えて決断しました」と6月の活動中にも海外挑戦の話を聞いたとコメント。「もちろん、一発で凄いチームに行けることがベストかもしれないですが、そこですぐに試合に出て成功するのは並大抵のことではないですし、簡単なことではないということは、僕もそうですし、皆さんも分かっていると思います」と、一足飛びでビッグクラブに入ることは得策ではないと考えたようだ。
また「決してエリートではないですし、すぐ出られるタイプではないので、地に足をつけてじっくりとステップアップしていく人生だと思うので、まずはしっかり試合に出て、力をつけて少しずつ上がっていくことが自分に向いているルートだと思って決断しました」と、着実に力をつけてステップアップしていきたいと語った。
さらに「ずっとそこでやりたいという気持ちよりは、どんどん上のレベルで、チームを上のレベルにあげる、個人としても上のレベルに上がることが目標です」とし、「まずは試合に出ることが一番だと思うので、試合に出て何ができるのかにフォーカスできればと思います」と、出場機会を掴む事が大事だと語った。
また、移籍先にデュッセルドルフを選んだ理由については「自分はずっと川崎で育ってきたので、環境を変えることがすごいストレスになるんだなと考えていたので、だからこそ良い街にということで選びました」とコメント。しかし、「自分は全くストレスを感じないことが驚きでした。違う街でも全然いけたかなと思います」と、思っていたほどストレスは感じなかったという。
さらに「そういうことも含めて、勉強も含めて、色々なものを吸収したいと思います」とし、「サイズもそもそもが大きい選手が多いので、そういう選手たちとフィジカル勝負で負けないのもそうですし、技術や頭の部分でそういうところに差をつけられればと思いますし、差をつけられないとやれないと思います」とコメント。「ブンデス2部でどれだけやれるかは自分自身で示していければと思います」と、意気込みを語った。
その田中は、移籍決定直後に東京五輪メンバー入りを果たした。率直な気持ちとしては「もちろん嬉しく思います」と語り、しっかりと戦っていきたいと語った。
「ただここからがスタートというか、金メダルを獲るためにやっていますし、(メンバーに)入れなかった選手もいますし、そういった選手のためにも、自分たちが優勝することで選手や日本サッカーの価値が上がるので、まずはしっかりと集中して毎日毎日やれればと思います」
また、6月の活動を経てチームにとって必要なことは初戦の大切さだという。
「まずは初戦というか、今回で言えば親善試合もそうですし、大会では南アフリカ戦もそうですし、初戦が凄く大事で、そこの入りもそうです」
「勝つか負けるかは全然違うので、よりフォーカスしてやらないといけないと思いますすし、ゲームコントロールの部分。連戦にもなるので、ボールを保持するのか着るのか、奪いにいくのかステイするのか、時間の使い方もそうですし、よりシビアにやらないといけないと思います」
親善試合ではU-24スペイン代表とも対戦。ユーロ2020に出場している選手6名が招集を受けており、トップクラスの選手が多い。
スペインについては「どの相手もそうですし、力があると思います。その中で自分がどれだけできるかは楽しみです」とコメント。「選手から学ぶべきことは多いので、100%の力をぶつけて、それに対してどういう答えが返ってくるのかを自分でしっかりと見極めて、本番に向けて頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
田中は自身の強みについて「一番は頭の中かなと感じます」とコメント。「フィジカルも技術も他の選手より優れているとは全く思っていないです」と、頭脳の部分が武器だという。
「頭の中、認知する部分は自分は自信を持ってやってきたので、そういう部分で勝負しないといけないこともわかっていたので、そこがより結果に繋がると思っています」と、頭を使ったプレーが重要だとした。
また、そのことはドイツに行って大きく感じた差でもあると明かした。
「試合をやっていないので、もっともっとよりわかると思うと思いますが、数日間で感じたのは「上手い」は1つの武器でしかないということです」
「日本では上手いがピラミッドの一番上で、早い、強いがあると思いますけど、ヨーロッパは上手いがそこまで求められていないというか、早いとか強いも横一線という感じです」
「自分は強いからOK、早いからOKという価値観の違いというのを一番感じたというか、日本と1番の違いだと思います」
「僕も海外でやっている選手に聞くときに、誰が一番上手いかを聞いてしまいますが、海外に行って感じたのはそこが一番ではないということです」
その価値観の違う舞台で戦っていくことになる田中。そこで戦うことにワクワクしていると語った。
「僕も凄く感じていたというか、フロンターレだけでしか活躍できない選手は凄い選手と思っていなくて、フロンターレでも代表でも、どのリーグでもどのチームでも凄い選手ならできるのかなと」
「僕がメッシになることはできないですけど、試合に出ていない選手の中でも凄い選手はいると思うので、トータルバランスが優れた選手にならないといけないと感じました。これからそういう舞台で戦えることにワクワクしている自分がいます」
新シーズンから新たな挑戦が始まる田中だが、ここまでの道のりは川崎ふろん太ーで培ったもの。五輪メンバー入り、そして海外移籍を果たせたことへの感謝を語った。
「自分が育ってきたクラブですし、そこでのプレーが評価されてここまでこれたと思うので、すごく感謝しています」
「ここから先は自分自身の力で切り開いていくしかないので、しっかりとプレーでオリンピックでもヨーロッパの舞台でも、自分自身がもっともっと上のレベルに行って活躍することが恩返しだと思います」
「感謝していますし、フロンターレにいる選手たちに負けないようにやれればと思います」
6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。
合宿3日目を迎えた中、オリンピック前に川崎フロンターレからドイツ2部のデュッセルドルフへと移籍した田中。移籍については、オリンピック後では遅かったと考えたようだ。
「オリンピックが終わってからチームを決めて、シーズンが始まっている中で、環境も整っていなくて、言語もわからない中でサッカーをするのは簡単ではないですし、海外に出て試合に出ることが必要だったので、このタイミングで欲しいと言ってくれました」
「代表に来る前に時間があったので、そこで色々練習に参加できましたし、チームメイトともコミュニケーションが取れたことが一番大きかったと思います」
「オリンピックでオファーが来るかどうかは、イエスとは誰も言えないので、もちろん自分に対して自信はありますけど、今なお市場が動いている中で、オリンピックを見て獲得を決めるということはなかなか簡単ではないと思うので、そういったことも含めて決断しました」
予てから将来的な海外移籍を望んでいた田中。この年齢での海外挑戦については「もちろん世界的に見れば遅いということはわかっていますけど、ボランチで海外でやるということは、サッカーの勉強をすることがこれからの人生とボランチとして必要だと思うので、その部分をしっかり日本で構築していくことが、これから先ずっと戦える選手になれるかどうかだと思いました」と、日本で、川崎フロンターレでしっかりと積み上げるものが必要だったとコメントした。
また「ボランチの選手として1年でも早く行くべきだったかどうかはこれから証明しないといけないですが、僕自身は日本で頭の部分はできる限りのことはやれたと思うので、それを生かして、技術やフィジカルをつけていって、より高いレベルでやらないといけないと思います」と、これまで培ったものを生かしながら、しっかりと上を目指していきたいと語った。
ドイツ2部にはDF室屋成(ハノーファー)がプレーしており、降格したブレーメンにはFW大迫勇也も所属。また、昨シーズンまではMF原口元気(ウニオン・ベルリン)やFW宮市亮(横浜F・マリノス)もプレーしていた。
また、ボランチではMF遠藤航(シュツットガルト)が2019-20シーズンは2部にいたがそのまま昇格。遠藤は2020-21シーズンで初の1部挑戦となった中、デュエル王としてその名を広めた。
同じように2部からのステップアップを目指す田中は、「海外でやっている選手に色々聞いたりして、色々考えて決断しました」と6月の活動中にも海外挑戦の話を聞いたとコメント。「もちろん、一発で凄いチームに行けることがベストかもしれないですが、そこですぐに試合に出て成功するのは並大抵のことではないですし、簡単なことではないということは、僕もそうですし、皆さんも分かっていると思います」と、一足飛びでビッグクラブに入ることは得策ではないと考えたようだ。
また「決してエリートではないですし、すぐ出られるタイプではないので、地に足をつけてじっくりとステップアップしていく人生だと思うので、まずはしっかり試合に出て、力をつけて少しずつ上がっていくことが自分に向いているルートだと思って決断しました」と、着実に力をつけてステップアップしていきたいと語った。
さらに「ずっとそこでやりたいという気持ちよりは、どんどん上のレベルで、チームを上のレベルにあげる、個人としても上のレベルに上がることが目標です」とし、「まずは試合に出ることが一番だと思うので、試合に出て何ができるのかにフォーカスできればと思います」と、出場機会を掴む事が大事だと語った。
また、移籍先にデュッセルドルフを選んだ理由については「自分はずっと川崎で育ってきたので、環境を変えることがすごいストレスになるんだなと考えていたので、だからこそ良い街にということで選びました」とコメント。しかし、「自分は全くストレスを感じないことが驚きでした。違う街でも全然いけたかなと思います」と、思っていたほどストレスは感じなかったという。
さらに「そういうことも含めて、勉強も含めて、色々なものを吸収したいと思います」とし、「サイズもそもそもが大きい選手が多いので、そういう選手たちとフィジカル勝負で負けないのもそうですし、技術や頭の部分でそういうところに差をつけられればと思いますし、差をつけられないとやれないと思います」とコメント。「ブンデス2部でどれだけやれるかは自分自身で示していければと思います」と、意気込みを語った。
その田中は、移籍決定直後に東京五輪メンバー入りを果たした。率直な気持ちとしては「もちろん嬉しく思います」と語り、しっかりと戦っていきたいと語った。
「ただここからがスタートというか、金メダルを獲るためにやっていますし、(メンバーに)入れなかった選手もいますし、そういった選手のためにも、自分たちが優勝することで選手や日本サッカーの価値が上がるので、まずはしっかりと集中して毎日毎日やれればと思います」
また、6月の活動を経てチームにとって必要なことは初戦の大切さだという。
「まずは初戦というか、今回で言えば親善試合もそうですし、大会では南アフリカ戦もそうですし、初戦が凄く大事で、そこの入りもそうです」
「勝つか負けるかは全然違うので、よりフォーカスしてやらないといけないと思いますすし、ゲームコントロールの部分。連戦にもなるので、ボールを保持するのか着るのか、奪いにいくのかステイするのか、時間の使い方もそうですし、よりシビアにやらないといけないと思います」
親善試合ではU-24スペイン代表とも対戦。ユーロ2020に出場している選手6名が招集を受けており、トップクラスの選手が多い。
スペインについては「どの相手もそうですし、力があると思います。その中で自分がどれだけできるかは楽しみです」とコメント。「選手から学ぶべきことは多いので、100%の力をぶつけて、それに対してどういう答えが返ってくるのかを自分でしっかりと見極めて、本番に向けて頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
田中は自身の強みについて「一番は頭の中かなと感じます」とコメント。「フィジカルも技術も他の選手より優れているとは全く思っていないです」と、頭脳の部分が武器だという。
「頭の中、認知する部分は自分は自信を持ってやってきたので、そういう部分で勝負しないといけないこともわかっていたので、そこがより結果に繋がると思っています」と、頭を使ったプレーが重要だとした。
また、そのことはドイツに行って大きく感じた差でもあると明かした。
「試合をやっていないので、もっともっとよりわかると思うと思いますが、数日間で感じたのは「上手い」は1つの武器でしかないということです」
「日本では上手いがピラミッドの一番上で、早い、強いがあると思いますけど、ヨーロッパは上手いがそこまで求められていないというか、早いとか強いも横一線という感じです」
「自分は強いからOK、早いからOKという価値観の違いというのを一番感じたというか、日本と1番の違いだと思います」
「僕も海外でやっている選手に聞くときに、誰が一番上手いかを聞いてしまいますが、海外に行って感じたのはそこが一番ではないということです」
その価値観の違う舞台で戦っていくことになる田中。そこで戦うことにワクワクしていると語った。
「僕も凄く感じていたというか、フロンターレだけでしか活躍できない選手は凄い選手と思っていなくて、フロンターレでも代表でも、どのリーグでもどのチームでも凄い選手ならできるのかなと」
「僕がメッシになることはできないですけど、試合に出ていない選手の中でも凄い選手はいると思うので、トータルバランスが優れた選手にならないといけないと感じました。これからそういう舞台で戦えることにワクワクしている自分がいます」
新シーズンから新たな挑戦が始まる田中だが、ここまでの道のりは川崎ふろん太ーで培ったもの。五輪メンバー入り、そして海外移籍を果たせたことへの感謝を語った。
「自分が育ってきたクラブですし、そこでのプレーが評価されてここまでこれたと思うので、すごく感謝しています」
「ここから先は自分自身の力で切り開いていくしかないので、しっかりとプレーでオリンピックでもヨーロッパの舞台でも、自分自身がもっともっと上のレベルに行って活躍することが恩返しだと思います」
「感謝していますし、フロンターレにいる選手たちに負けないようにやれればと思います」
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width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cut8ZpBKKj2/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">谷口彰悟/Shogo Taniguchi(@shogo_taniguchi_5)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.07.16 23:05 Sun4
田中碧の存在大きくなる中盤をリーズが緊急補強 フリーの34歳ギラヴォギと1年契約
リーズ・ユナイテッドは23日、元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギ(34)の加入を発表した。契約は1年となる。 ギラヴォギはクラブ公式サイトで「イングランドでプレーしたことがないし、フットボーラーとして素晴らしい経験になる。リーズという歴史のあるクラブでプレーするのも素晴らしい機会だ。チームと練習して、ピッチ内外で力になり、目標に向かっていければ」と話す。 リーズでは田中碧とジョー・ロズウェルのボランチコンビが板につきはじめるが、守備的MFのイリア・グルエフがヒザを痛めて離脱。さらに、守備的MFを任されるイーサン・アンパドゥもヒザのケガでチームを離れており、そこでギラヴォギに白羽の矢が立った。 ギラヴォギはこれまでサンテチェンヌや、アトレティコ・マドリー、ヴォルフスブルク、ボルドーを渡り歩き、昨季限りでマインツを退団。守備的MFを主戦場としつつ、センターバックもこなせ、戦線離脱中のマクシミリアン・ウーバーに代わる役割も期待できそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ギラヴォギがリーズサポーターに挨拶</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="qme" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/JossGuilavogui?ref_src=twsrc%5Etfw">@JossGuilavogui</a> <a href="https://t.co/bWD45FaTtp">pic.twitter.com/bWD45FaTtp</a></p>— Leeds United (@LUFC) <a href="https://twitter.com/LUFC/status/1849115597033923052?ref_src=twsrc%5Etfw">October 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.24 15:25 Thu5
ベストイレブン発表!最強王者川崎Fから史上最多9名が選出!《2020Jリーグアウォーズ》
22日に行われた2020Jリーグアウォーズにおいてベストイレブンが発表された。 新型コロナウイルスの影響で多分に漏れず一時中断を強いられたJリーグも無事閉幕。例外的な過密スケージュールとなった中、2年ぶり3度目の王者に輝いた川崎フロンターレはまさに圧巻だった。 J1新記録の12連勝や最速優勝をはじめ、史上最多勝ち点(83)や史上最多得点(88)、史上最多得失点(57)など数々の記録を塗り替え、まさに完全優勝。 そして、そんな川崎Fを締めくくったのは、ベストイレブン最多選出だ。これまで1チームあたりの最多選出は、2018年の川崎Fと2002年のジュビロ磐田、1994年のヴェルディ川崎の7人だったが、今季はなんと9人が選出。GKからMFまで全て川崎Fの選手が並んだ。 2トップには、得点王で今季MVPを受賞した柏レイソルFWオルンガと、そのオルンガに次ぐ18得点を挙げた鹿島アントラーズFWエヴェラウドが選ばれた。 なお、2度目の選出となるチョン・ソンリョン、谷口彰悟、家長昭博を除く8名は初選出となった。 <span style="font-weight:700;">◆ベストイレブン</span> ※<I>カッコ内は受賞数</I> GK <span style="font-weight:700;">チョン・ソンリョン</span>(川崎フロンターレ/2回目) DF <span style="font-weight:700;">山根視来</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">ジェジエウ</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">谷口彰悟</span>(川崎フロンターレ/2回目) <span style="font-weight:700;">登里享平</span>(川崎フロンターレ/初) MF <span style="font-weight:700;">家長昭博</span>(川崎フロンターレ/2回目) <span style="font-weight:700;">守田英正</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">田中碧</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">三笘薫</span>(川崎フロンターレ/初) FW <span style="font-weight:700;">オルンガ</span>(柏レイソル/初) <span style="font-weight:700;">エヴェラウド</span>(鹿島アントラーズ/初) 2020.12.22 21:02 TueU-23日本代表の人気記事ランキング
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【パリ行きの命運を託された23選手】頭脳とテクニックに優れた万能型CB、世代を代表する柱・鈴木海音
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、鈴木海音にフォーカスする。 ■鈴木海音(DF/ジュビロ磐田) 静岡県出身の鈴木は中学生の時に磐田に加入。U-15、U-18とアカデミーで育ち、2020年4月にトップチーム昇格。プロ契約を結んだ。 U-15から世代別の日本代表を経験しているこの世代のエリート。2018年のAFC U-16選手権では見事優勝に貢献。2019年のU-17ワールドカップにも出場したが、チームはベスト16で敗退となった。 鈴木のプレースタイルの特長は、そのバランス感覚。ディフェンダーとしては堅実な守備を見せ、しっかりと安定感を与えるプレーが特徴。一方で、攻撃時には積極的に参加する他、キックの精度も高く、ロングフィードも得意とする。 182cmという飛び抜けて上背があるわけではないが、空中戦を得意としており、対人守備の能力も高い。テクニックと賢さ、そして強さを持ち合わせた万能型のCBと言って良い。 特に試合を読む力、戦術理解度が高く、攻守両面でプレー選択がしっかりとできるところが特徴。また、ポジショニングに長けているため、守備時には危険なゾーンをカバーし、攻撃時にはタイミングを間違えずに前線に上がる動きに加え、足元の技術とポジショニングはビルドアップをする際にも大きな力となる。もちろん一対一の守備も得意で、ボールを奪いにいく動きや、決定機の前に潰しに行くことも得意としている。 2022年には栃木SCへ育成型期限付き移籍を経験し、リーグ戦34試合に出場するなど、多くの試合経験を積んで帰還。2023年はJ2を戦うチームで22試合に出場し初ゴールも記録。チームのJ1昇格に寄与した。 守備陣の経験値に若干の不安を抱えるパリ五輪世代。アジアの戦いも経験しており、世代別の国際経験が豊富な鈴木。対戦相手の特徴に合わせ、試合展開を読んでプレーができる鈴木が守備陣を牽引していけるのか注目が集まる。 2024.04.15 11:00 Mon2
キャプテンを外れて「学ぶこともすごく多い」と語ったDF中山雄太、左SBについては「挑戦できることは楽しみ」
東京オリンピックに向けた事前合宿に臨んでいるU-24日本代表。DF中山雄太(ズヴォレ)がオンラインのメディア取材に応じた。 6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。 合宿4日目を迎えた中、中山は今回の合宿について「僕としては大きな変化はなく、目標である金メダルに強い気持ちを持ってやりたい」とコメント。また、「チームとしては競争といった意味では少し意味合いは変わっていますが、選手間の競争がありつつ、高め合いながら、チームとして成長していって、金メダルに近づいて獲得できればというのが、合宿やオリンピック前に感じられたと思います」と、チームとしてしっかりと精度を上げていきたいと語った。 本大会までの期間でやりたいことについては「僕自身もそうですが、擦り合わせなければいけない部分があって、1日1日成長に繋がりますが、練習を重ねていくにつれて深まっていく部分はあります」と精度を上げたいとコメント。「僕自身は最近は隣に冨安がいるんですが、少しクリアにしたい部分、挑戦したい部分があります」と左サイドバックとして挑戦したいことがあると明かした。 これまではこの世代でキャプテンを務めていたが、オーバーエイジに日本代表のキャプテンを務めるDF吉田麻也(サンプドリア)が入ったことで、キャプテンマークを譲ることとなった。 しかし、その点はあまり気にしていないという中山。変化はあるとしながらも、やることは変わらないと語った。 「そういう質問は結構ありますが、僕自身はキャプテンマークを巻こうが巻かないが変わりないです」 「巻いていた頃は責任感などプラスアルファはあったなと思うことはあります。麻也選手からも言われましたが、キャプテンマークを巻くことで色々経験することもあるだろうと話してもらいました」 「チームのことを考えると、僕自身麻也選手が巻くことで変わっていることもあり、キャプテンじゃない立場で見ることで学ぶこともすごく多いです」 「遠藤(航)選手や酒井(宏樹)選手、そして同世代の選手でもキャプテンをやれる資質のある選手はいるので、選手の良いところを自分の成長に組み込んでいきたいなと思います」 「キャプテンマークは巻かないですが、巻いていたときも同じ気持ちでやっていたので、キャプテンじゃなくなってやることも変わっていますが、キャプテンの時にやっていたことは続けてやっていきたいです」 ボランチへのこだわりがある中、左サイドバックでも起用される可能性が高くなった中山。短期決戦となる中では、ユーティリティ性は重要な要素となる。 中山はポジションへのこだわりについて「任されたポジションはどこでもやりたいと思います」とコメント。サイドバックでも楽しみがあると語った。 「今の意識の変化で言えば、サイドバックで楽しみにしていることでは、キャリアであまりやってきていないポジションの挑戦、サイドバックをやれるということは、世界的に見てもサイドバックとボランチを兼任する選手は増えてきて、サッカーの進化に挑戦できることは楽しみです」 「新しいものへの挑戦に楽しみがある中で、自分自身が成長することも踏まえて、ポジティブに気持ちの部分で成長していると思います」 2021.07.08 20:25 Thu3
松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み
今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon4
スイスで今季9得点を挙げたFW久保裕也の夢は“セリエA移籍”
▽U-23日本代表のエースとしての活躍が期待されるヤング・ボーイズのFW久保裕也が、『FIFA.com』のインタビューを受けた。インタビュー内では、ヤング・ボーイズでのプレーについてコメント。さらに、自身の夢にも言及した。 ▽2013年に京都サンガF.C.からヤング・ボーイズへと移籍した久保。ヤング・ボーイズでは、ここまで87試合で19得点を記録している。久保は、ヤング・ボーイズでの自身の成長について語った。 「ヤング・ボーイズに加入してから、僕は多くのことをを磨けていると感じています。フィジカル面で追い付くためにハードワークをしていたし、戦術面でも多くのことを学びました。特に今、ストライカーとしてディフェンスを助ける必要性を意識しています」 ▽また、ヤング・ボーイズでは「ドイツ語を使っている」と語り、「最初は大変だったけど、今は問題なくコミュニケーションがとれている」とコメント。周囲の選手や監督とのやりとりをドイツ語で行っていることを明かし、問題なく馴染んでいる様子をうかがわせた。 ▽さらに、自身の将来についても言及。夢はセリエAでプレーすることだと明かした。 「僕の夢は、まだ実現していません。僕はいつの日か、大きなリーグに移籍したいと考えています。僕の願いはイタリアのセリエAに移籍することで、イタリアのビッグクラブでプレーすることが僕のキャリアの目標です」 2016.05.17 14:17 Tue5