「決してエリートではない」五輪前にドイツ移籍のMF田中碧、川崎育ちが故の決め手は「良い街にということ」
2021.07.07 21:15 Wed
東京オリンピックに向けた事前合宿に臨んでいるU-24日本代表。MF田中碧(デュッセルドルフ)がオンラインのメディア取材に応じた。
「まずオリンピック後に移籍するという選択肢もあった中で、合流が遅れるということがどれだけデメリットになるかが自分の中であったのが大きかったです」
「オリンピックが終わってからチームを決めて、シーズンが始まっている中で、環境も整っていなくて、言語もわからない中でサッカーをするのは簡単ではないですし、海外に出て試合に出ることが必要だったので、このタイミングで欲しいと言ってくれました」
「オリンピックでオファーが来るかどうかは、イエスとは誰も言えないので、もちろん自分に対して自信はありますけど、今なお市場が動いている中で、オリンピックを見て獲得を決めるということはなかなか簡単ではないと思うので、そういったことも含めて決断しました」
予てから将来的な海外移籍を望んでいた田中。この年齢での海外挑戦については「もちろん世界的に見れば遅いということはわかっていますけど、ボランチで海外でやるということは、サッカーの勉強をすることがこれからの人生とボランチとして必要だと思うので、その部分をしっかり日本で構築していくことが、これから先ずっと戦える選手になれるかどうかだと思いました」と、日本で、川崎フロンターレでしっかりと積み上げるものが必要だったとコメントした。
また「ボランチの選手として1年でも早く行くべきだったかどうかはこれから証明しないといけないですが、僕自身は日本で頭の部分はできる限りのことはやれたと思うので、それを生かして、技術やフィジカルをつけていって、より高いレベルでやらないといけないと思います」と、これまで培ったものを生かしながら、しっかりと上を目指していきたいと語った。
ドイツ2部にはDF室屋成(ハノーファー)がプレーしており、降格したブレーメンにはFW大迫勇也も所属。また、昨シーズンまではMF原口元気(ウニオン・ベルリン)やFW宮市亮(横浜F・マリノス)もプレーしていた。
また、ボランチではMF遠藤航(シュツットガルト)が2019-20シーズンは2部にいたがそのまま昇格。遠藤は2020-21シーズンで初の1部挑戦となった中、デュエル王としてその名を広めた。
同じように2部からのステップアップを目指す田中は、「海外でやっている選手に色々聞いたりして、色々考えて決断しました」と6月の活動中にも海外挑戦の話を聞いたとコメント。「もちろん、一発で凄いチームに行けることがベストかもしれないですが、そこですぐに試合に出て成功するのは並大抵のことではないですし、簡単なことではないということは、僕もそうですし、皆さんも分かっていると思います」と、一足飛びでビッグクラブに入ることは得策ではないと考えたようだ。
また「決してエリートではないですし、すぐ出られるタイプではないので、地に足をつけてじっくりとステップアップしていく人生だと思うので、まずはしっかり試合に出て、力をつけて少しずつ上がっていくことが自分に向いているルートだと思って決断しました」と、着実に力をつけてステップアップしていきたいと語った。
さらに「ずっとそこでやりたいという気持ちよりは、どんどん上のレベルで、チームを上のレベルにあげる、個人としても上のレベルに上がることが目標です」とし、「まずは試合に出ることが一番だと思うので、試合に出て何ができるのかにフォーカスできればと思います」と、出場機会を掴む事が大事だと語った。
また、移籍先にデュッセルドルフを選んだ理由については「自分はずっと川崎で育ってきたので、環境を変えることがすごいストレスになるんだなと考えていたので、だからこそ良い街にということで選びました」とコメント。しかし、「自分は全くストレスを感じないことが驚きでした。違う街でも全然いけたかなと思います」と、思っていたほどストレスは感じなかったという。
さらに「そういうことも含めて、勉強も含めて、色々なものを吸収したいと思います」とし、「サイズもそもそもが大きい選手が多いので、そういう選手たちとフィジカル勝負で負けないのもそうですし、技術や頭の部分でそういうところに差をつけられればと思いますし、差をつけられないとやれないと思います」とコメント。「ブンデス2部でどれだけやれるかは自分自身で示していければと思います」と、意気込みを語った。
その田中は、移籍決定直後に東京五輪メンバー入りを果たした。率直な気持ちとしては「もちろん嬉しく思います」と語り、しっかりと戦っていきたいと語った。
「ただここからがスタートというか、金メダルを獲るためにやっていますし、(メンバーに)入れなかった選手もいますし、そういった選手のためにも、自分たちが優勝することで選手や日本サッカーの価値が上がるので、まずはしっかりと集中して毎日毎日やれればと思います」
また、6月の活動を経てチームにとって必要なことは初戦の大切さだという。
「まずは初戦というか、今回で言えば親善試合もそうですし、大会では南アフリカ戦もそうですし、初戦が凄く大事で、そこの入りもそうです」
「勝つか負けるかは全然違うので、よりフォーカスしてやらないといけないと思いますすし、ゲームコントロールの部分。連戦にもなるので、ボールを保持するのか着るのか、奪いにいくのかステイするのか、時間の使い方もそうですし、よりシビアにやらないといけないと思います」
親善試合ではU-24スペイン代表とも対戦。ユーロ2020に出場している選手6名が招集を受けており、トップクラスの選手が多い。
スペインについては「どの相手もそうですし、力があると思います。その中で自分がどれだけできるかは楽しみです」とコメント。「選手から学ぶべきことは多いので、100%の力をぶつけて、それに対してどういう答えが返ってくるのかを自分でしっかりと見極めて、本番に向けて頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
田中は自身の強みについて「一番は頭の中かなと感じます」とコメント。「フィジカルも技術も他の選手より優れているとは全く思っていないです」と、頭脳の部分が武器だという。
「頭の中、認知する部分は自分は自信を持ってやってきたので、そういう部分で勝負しないといけないこともわかっていたので、そこがより結果に繋がると思っています」と、頭を使ったプレーが重要だとした。
また、そのことはドイツに行って大きく感じた差でもあると明かした。
「試合をやっていないので、もっともっとよりわかると思うと思いますが、数日間で感じたのは「上手い」は1つの武器でしかないということです」
「日本では上手いがピラミッドの一番上で、早い、強いがあると思いますけど、ヨーロッパは上手いがそこまで求められていないというか、早いとか強いも横一線という感じです」
「自分は強いからOK、早いからOKという価値観の違いというのを一番感じたというか、日本と1番の違いだと思います」
「僕も海外でやっている選手に聞くときに、誰が一番上手いかを聞いてしまいますが、海外に行って感じたのはそこが一番ではないということです」
その価値観の違う舞台で戦っていくことになる田中。そこで戦うことにワクワクしていると語った。
「僕も凄く感じていたというか、フロンターレだけでしか活躍できない選手は凄い選手と思っていなくて、フロンターレでも代表でも、どのリーグでもどのチームでも凄い選手ならできるのかなと」
「僕がメッシになることはできないですけど、試合に出ていない選手の中でも凄い選手はいると思うので、トータルバランスが優れた選手にならないといけないと感じました。これからそういう舞台で戦えることにワクワクしている自分がいます」
新シーズンから新たな挑戦が始まる田中だが、ここまでの道のりは川崎ふろん太ーで培ったもの。五輪メンバー入り、そして海外移籍を果たせたことへの感謝を語った。
「自分が育ってきたクラブですし、そこでのプレーが評価されてここまでこれたと思うので、すごく感謝しています」
「ここから先は自分自身の力で切り開いていくしかないので、しっかりとプレーでオリンピックでもヨーロッパの舞台でも、自分自身がもっともっと上のレベルに行って活躍することが恩返しだと思います」
「感謝していますし、フロンターレにいる選手たちに負けないようにやれればと思います」
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6月22日に18名のメンバーが発表された東京オリンピック代表。しかし、IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなった。合宿3日目を迎えた中、オリンピック前に川崎フロンターレからドイツ2部のデュッセルドルフへと移籍した田中。移籍については、オリンピック後では遅かったと考えたようだ。「オリンピックが終わってからチームを決めて、シーズンが始まっている中で、環境も整っていなくて、言語もわからない中でサッカーをするのは簡単ではないですし、海外に出て試合に出ることが必要だったので、このタイミングで欲しいと言ってくれました」
「代表に来る前に時間があったので、そこで色々練習に参加できましたし、チームメイトともコミュニケーションが取れたことが一番大きかったと思います」
「オリンピックでオファーが来るかどうかは、イエスとは誰も言えないので、もちろん自分に対して自信はありますけど、今なお市場が動いている中で、オリンピックを見て獲得を決めるということはなかなか簡単ではないと思うので、そういったことも含めて決断しました」
予てから将来的な海外移籍を望んでいた田中。この年齢での海外挑戦については「もちろん世界的に見れば遅いということはわかっていますけど、ボランチで海外でやるということは、サッカーの勉強をすることがこれからの人生とボランチとして必要だと思うので、その部分をしっかり日本で構築していくことが、これから先ずっと戦える選手になれるかどうかだと思いました」と、日本で、川崎フロンターレでしっかりと積み上げるものが必要だったとコメントした。
また「ボランチの選手として1年でも早く行くべきだったかどうかはこれから証明しないといけないですが、僕自身は日本で頭の部分はできる限りのことはやれたと思うので、それを生かして、技術やフィジカルをつけていって、より高いレベルでやらないといけないと思います」と、これまで培ったものを生かしながら、しっかりと上を目指していきたいと語った。
ドイツ2部にはDF室屋成(ハノーファー)がプレーしており、降格したブレーメンにはFW大迫勇也も所属。また、昨シーズンまではMF原口元気(ウニオン・ベルリン)やFW宮市亮(横浜F・マリノス)もプレーしていた。
また、ボランチではMF遠藤航(シュツットガルト)が2019-20シーズンは2部にいたがそのまま昇格。遠藤は2020-21シーズンで初の1部挑戦となった中、デュエル王としてその名を広めた。
同じように2部からのステップアップを目指す田中は、「海外でやっている選手に色々聞いたりして、色々考えて決断しました」と6月の活動中にも海外挑戦の話を聞いたとコメント。「もちろん、一発で凄いチームに行けることがベストかもしれないですが、そこですぐに試合に出て成功するのは並大抵のことではないですし、簡単なことではないということは、僕もそうですし、皆さんも分かっていると思います」と、一足飛びでビッグクラブに入ることは得策ではないと考えたようだ。
また「決してエリートではないですし、すぐ出られるタイプではないので、地に足をつけてじっくりとステップアップしていく人生だと思うので、まずはしっかり試合に出て、力をつけて少しずつ上がっていくことが自分に向いているルートだと思って決断しました」と、着実に力をつけてステップアップしていきたいと語った。
さらに「ずっとそこでやりたいという気持ちよりは、どんどん上のレベルで、チームを上のレベルにあげる、個人としても上のレベルに上がることが目標です」とし、「まずは試合に出ることが一番だと思うので、試合に出て何ができるのかにフォーカスできればと思います」と、出場機会を掴む事が大事だと語った。
また、移籍先にデュッセルドルフを選んだ理由については「自分はずっと川崎で育ってきたので、環境を変えることがすごいストレスになるんだなと考えていたので、だからこそ良い街にということで選びました」とコメント。しかし、「自分は全くストレスを感じないことが驚きでした。違う街でも全然いけたかなと思います」と、思っていたほどストレスは感じなかったという。
さらに「そういうことも含めて、勉強も含めて、色々なものを吸収したいと思います」とし、「サイズもそもそもが大きい選手が多いので、そういう選手たちとフィジカル勝負で負けないのもそうですし、技術や頭の部分でそういうところに差をつけられればと思いますし、差をつけられないとやれないと思います」とコメント。「ブンデス2部でどれだけやれるかは自分自身で示していければと思います」と、意気込みを語った。
その田中は、移籍決定直後に東京五輪メンバー入りを果たした。率直な気持ちとしては「もちろん嬉しく思います」と語り、しっかりと戦っていきたいと語った。
「ただここからがスタートというか、金メダルを獲るためにやっていますし、(メンバーに)入れなかった選手もいますし、そういった選手のためにも、自分たちが優勝することで選手や日本サッカーの価値が上がるので、まずはしっかりと集中して毎日毎日やれればと思います」
また、6月の活動を経てチームにとって必要なことは初戦の大切さだという。
「まずは初戦というか、今回で言えば親善試合もそうですし、大会では南アフリカ戦もそうですし、初戦が凄く大事で、そこの入りもそうです」
「勝つか負けるかは全然違うので、よりフォーカスしてやらないといけないと思いますすし、ゲームコントロールの部分。連戦にもなるので、ボールを保持するのか着るのか、奪いにいくのかステイするのか、時間の使い方もそうですし、よりシビアにやらないといけないと思います」
親善試合ではU-24スペイン代表とも対戦。ユーロ2020に出場している選手6名が招集を受けており、トップクラスの選手が多い。
スペインについては「どの相手もそうですし、力があると思います。その中で自分がどれだけできるかは楽しみです」とコメント。「選手から学ぶべきことは多いので、100%の力をぶつけて、それに対してどういう答えが返ってくるのかを自分でしっかりと見極めて、本番に向けて頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
田中は自身の強みについて「一番は頭の中かなと感じます」とコメント。「フィジカルも技術も他の選手より優れているとは全く思っていないです」と、頭脳の部分が武器だという。
「頭の中、認知する部分は自分は自信を持ってやってきたので、そういう部分で勝負しないといけないこともわかっていたので、そこがより結果に繋がると思っています」と、頭を使ったプレーが重要だとした。
また、そのことはドイツに行って大きく感じた差でもあると明かした。
「試合をやっていないので、もっともっとよりわかると思うと思いますが、数日間で感じたのは「上手い」は1つの武器でしかないということです」
「日本では上手いがピラミッドの一番上で、早い、強いがあると思いますけど、ヨーロッパは上手いがそこまで求められていないというか、早いとか強いも横一線という感じです」
「自分は強いからOK、早いからOKという価値観の違いというのを一番感じたというか、日本と1番の違いだと思います」
「僕も海外でやっている選手に聞くときに、誰が一番上手いかを聞いてしまいますが、海外に行って感じたのはそこが一番ではないということです」
その価値観の違う舞台で戦っていくことになる田中。そこで戦うことにワクワクしていると語った。
「僕も凄く感じていたというか、フロンターレだけでしか活躍できない選手は凄い選手と思っていなくて、フロンターレでも代表でも、どのリーグでもどのチームでも凄い選手ならできるのかなと」
「僕がメッシになることはできないですけど、試合に出ていない選手の中でも凄い選手はいると思うので、トータルバランスが優れた選手にならないといけないと感じました。これからそういう舞台で戦えることにワクワクしている自分がいます」
新シーズンから新たな挑戦が始まる田中だが、ここまでの道のりは川崎ふろん太ーで培ったもの。五輪メンバー入り、そして海外移籍を果たせたことへの感謝を語った。
「自分が育ってきたクラブですし、そこでのプレーが評価されてここまでこれたと思うので、すごく感謝しています」
「ここから先は自分自身の力で切り開いていくしかないので、しっかりとプレーでオリンピックでもヨーロッパの舞台でも、自分自身がもっともっと上のレベルに行って活躍することが恩返しだと思います」
「感謝していますし、フロンターレにいる選手たちに負けないようにやれればと思います」
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田中碧が在籍するリーズ・ユナイテッドが、イングランド人FWライアン・ケント(28)に関心を示しているようだ。イギリス『CAUGHT OFFSIDE』が伝えている。 現在、チャンピオンシップ(イングランド2部)で自動昇格圏内の首位サンダーランド、2位のシェフィールド・ユナイテッドと2ポイント差の3位に位置するリーズ。 2022-23シーズン以来のプレミアリーグ復帰へ好位置に付けているが、自動昇格を逃して昇格プレーオフに回った末に決勝敗退で昇格を逃した昨シーズンの反省を活かして自動昇格へ勝負を賭けたいところだ。 そんななか、クラブは先月にフェネルバフチェとの契約を解消してフリーとなった左ウイングの獲得に興味を示している。 かつてウォルバーハンプトンで活躍し、Jリーグのサンフレッチェ広島でもプレーしたリーズ生まれのドナルド・グッドマン氏は、イギリス『MOT Leeds News』で、単純なクオリティの高さに加え、前線の複数ポジションでプレー可能な28歳FWが昇格争いにおいて有用な補強になると主張している。 「リーズは今シーズン、負傷者が続出しており、チャンピオンシップで上位に食い込むのに役立つプレーヤーを獲得するために万全を期す必要がある。チャンピオンシップで最強のチームと言える現状を基盤にさらに力をつける必要があるし、あと一人適切なプレーヤーを獲得すれば、間違いなく上位2位以内に入るだろう」 「ライアン・ケントはSPLでハイレベルなプレーヤーで、レンジャーズ在籍時にはトップクラブから求められており、才能は間違いなくある。その一貫性が現在も残っているかどうかはわからない。もちろん常にバランスを取る必要があるが、調子が悪くてもかつては優秀だったプレーヤーがいる場合、それに賭けるべきではないか?」 リバプールの下部組織で育ったケントは、コヴェントリー・シティやバーンズリー、フライブルク、ブリストル・シティへとレンタル移籍を経験。2018年7月にファーストチームに昇格すると、そのままレンジャーズへとレンタル移籍。2019年9月に完全移籍に切り替わった。 左ウイングを主戦場に、レンジャーズでは公式戦218試合で33ゴール56アシストを記録。2023年7月にフェネルバフチェに完全移籍していた。 しかし、フェネルバフチェでは多くの出番がない状況が続くと、今シーズンからジョゼ・モウリーニョ監督が就任しメンバー入りはわずかに2試合とさらに厳しい立場に。序列が大きく低下したこともあり、退団を決断した。 2024.11.18 11:05 MonU-23日本代表の人気記事ランキング
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初出場インドネシアが圧勝し2位通過! オーストラリアは最下位敗退…日本は2位通過だとカタールと準々決勝で対戦【AFC U23アジアカップ】
21日、AFC U23アジアカップのグループA最終節が行われた。 グループAはU-23日本代表が属するグループBと準々決勝で対戦することが決定しており、すでに開催国のU-23カタール代表が突破を決めている中、もう1カ国の行方が注目された。 突破を決めているカタールは最下位のU-23オーストラリア代表と対戦した。 下馬評では、カタールとオーストラリアが日本のライバルになる可能性が高かったが、オーストラリアは未勝利で最下位に。勝利して、2位での通過を目指したいところだった。 試合は勝利したいオーストラリアが押し込むかと思われたが、序盤はカタールが優勢に。積極的にゴールに迫っていくが、徐々にオーストラリアが盛り返していったものの得点は生まれない。 ゴールレスで迎えた後半も勝利が必須のオーストラリアがペースを掴むことに。シュートも多く浴びせるが、精度を欠いてしまい1点が遠い。結局最後までゴールは生まれず、0-0のドロー。オーストラリアの敗退が決定した。 2位のU-23インドネシア代表と3位のU-23ヨルダン代表の試合。勝った方が準々決勝進出を決めらる戦いとなる中、試合はインドネシアが押し込んだ。 すると21分、ボックス内でラファエル・ストライクが倒されファウルを受けると、これをマルセリーノ・フェルディナが落ち着いて決めてインドネシアが先制。40分にはボックス右手前からのフェルディナンの横パスをリスキ・リドがダイレクトで前に送ると、最後はウィタン・スレイマンがボックス内右で左足シュート。見事な巻いたシュートがゴール左に決まり、インドネシアがリードを広げる。 余裕を持って突破を決められそうなインドネシアは後半も圧倒。70分には、左サイドへ展開すると昨季まで東京ヴェルディに在籍したプラタマ・アルハンのグラウンダーのパスを受けたフェルディナンがボックス際で受けて横パス。スレイマンがダイレクトで裏のスペースに浮き球で送ると、フェルディナンが飛び出したGKより先に触り流し込んで3点目を奪う。 ヨルダンも勝利すれば良いという状況だけに必死にゴールに迫るが、GKの好セーブもあり得点を奪えず。それでも79分にオウンゴールで1点を返したが、86分にはアルハンのロングスローをコマン・トゥグがヘディングで合わせて4点目。1-4で圧勝し、インドネシアがグループ2位で準々決勝進出を決めた。 これにより、日本はグループ1位で突破するとインドネシアと、2位で突破するとカタールと準々決勝で対戦。最低でも準決勝まで到達しなければパリ・オリンピック行きは潰えることとな流。 なお、グループB最終節のU-23日本代表vsU-23韓国代表の一戦は、22日の22時キックオフ。テレビ朝日とDAZNで生中継される。 U-23カタール代表 0-0 U-23オーストラリア代表 U-23ヨルダン代表 1-4 U-23インドネシア代表 【得点者】 0-1:23分 マルセリーノ・フェルディナン(インドネシア)[PK] 0-2:40分 ウィタン・スレイマン(インドネシア) 0-3:23分 マルセリーノ・フェルディナン(インドネシア) 1-3:23分 オウンゴール(ヨルダン) 1-4:23分 コマン・トゥグ(インドネシア) <span class="paragraph-title">【動画】インドネシアが圧巻のパスワークから、見事なシュートを叩き込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ICjbYVCwMeM";var video_start = 401;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.22 09:42 Mon2
「オリンピック出場の資質はある」あと一歩でオリンピック出場を逃したインドネシア、トヒル会長は未来に自信「このチームは黄金世代」
インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、パリ・オリンピック出場を逃したU-23インドネシア代表を労った。インドネシア『Bola.com』が伝えた。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。AFC U23アジアカップで4位となったインドネシアは、アフリカ予選4位のギニアとフランスのクレールフォンテーヌで対戦した。 試合はギニアが主導権を握る展開で進むと、前半にPKで先制されることに。それでもインドネシアは、ボールをポゼッションし51%を記録。シュートも8本放ったが、決定機を生かせずに1-0で敗戦。シン・テヨン監督も抗議により退席処分となるなどし、五輪出場を逃してしまった。 現地で試合を観戦したトヒル会長。オリンピック出場を逃したことを悔やみながらも、選手たちを労った。 「今回、我々はオリンピック出場を果たせなかった。しかし、アジアカップからプレーオフまでの選手、監督、代表チーム関係者の長い道のりと功績は、我々のサッカーがオリンピックに出場できる資質を備えていることを示している」 「みんなに敬意を表したい。我々は次のオリンピックを目標にしている。まずはご苦労様と言いたい」 それでも1月に行われたA代表が臨んだアジアカップ、そして今回のAFC U23アジアカップとアジアでも実力をつけてきたことを証明しつつあるインドネシア。トヒル会長は、今の世代が黄金世代であると語り、インドネシアの未来は明るいと断言。2028年のロサンゼルス・オリンピック出場を目指すとした。 「この代表チームには黄金世代がいる。ウィタン・スレイマン、リツキ・リド、エルナンド・アリに加え、帰化選手もいる。そして、我々には2045年までの青写真があり、長期的なトレーニングを一貫して行っている」 「これは、我々が実行しているプログラムが、すでに軌道に乗っていることを意味する。我々は一貫性を保ち、まだ足りないものを改善していく」 「結局のところ、U-23インドネシア代表チームの成果により、我々は新たな誇りを持ち、それが証明された。サッカーは、インドネシアをますます団結させている」 2024.05.10 14:45 Fri3
「全てを変えたのはレッドカード」夢の五輪出場を逃した開催国・カタール、指揮官は10人で健闘した選手を称える「彼らは降伏しなかった」
パリ・オリンピックの出場権を逃したU-23カタール代表のイリディオ・ヴァレ監督が、U-23日本代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)が伝えた。 25日、AFC U23アジアカップ準々決勝でカタールは日本と対戦した。今大会の開催国であり、グループAを首位通過したカタール。A代表はアジアカップを連覇中であり、U-23世代は1992年のバルセロナ・オリンピック以来8大会ぶりの出場を目指した。 試合は開始2分に山田楓喜にゴールを許して失点するも、24分にアーメド・アル・ラウィのゴールで同点に追いつく。しかし、41分にGKユセフ・アブドゥラーがラフプレーで一発退場。数的不利となるが、後半早々にFKからジャッセム・ガベルがネットを揺らして逆転に成功する。 リードを奪ったことで[5-4]のブロックを形成して日本に攻め込ませない戦いを見せたカタール。しかし、67分にCKから失点。その後は防戦一方となる中で、90分を耐えることとなった。 延長戦に入ってからはPK戦まで持っていこうという姿勢を見せたが、101分に失点。ゴールが必要になった中、延長後半にも失点し、2-4で敗戦。パリ・オリンピック出場は夢に終わった。 ポルトガル代表のアシスタントコーチとして多くの経験をしてきたヴァレ監督は、試合後にコメント。数的不利の中でしっかりと戦えたことを評価。選手たちを称え、将来の有望性を口にした。 「選手が11人いる日本と対戦するのは、すでに非常に難しい状況であることは誰もが知っている。自分のチームが10人で、経験豊富な日本の選手11人と対戦しなければならないことを想像してみてほしい」 「カタールの選手たちを祝福したい。彼らはファイターだった。全ての試合でファイターであることを示し、今日は10人の選手でしかプレーしていないにも関わらず、降伏しなかった」 「カタールの選手たちは非常に有望な将来を持っている。彼らは独自のキャラクター、性格、野心を持っており、自分たちの国をリスペクトしていたと思う。今日彼らは、栗色のジャージをリスペクトしていた」 ホームの大観衆にも背中を押され、粘りを見せて戦っていたものの、やはりターニングポイントはGKの退場。オリンピックを逃したことを悔やみつつも、更なる選手たち、そしてカタールの若手の成長に期待を寄せた。 「全てを変えたのはレッドカードだった。組織的に言えば、それは我々に影響を与えた」 「我々はパリ・オリンピックに出場できなくなり、若い選手たちの夢も叶わない。彼らはオリンピックに出ることを夢見ていた」 「我々が一緒にいた間、彼らは本当に一生懸命働いてくれたが、我々はこれら全ての努力から多くの恩恵を受けてきた。現在のチームには、最高レベルで戦える精神的にも肉体的にも成熟した選手が揃っている」 「私は多くの感情を経験しているが、ロッカールームにいる選手たちも同じだ。我々はこの大会でできるだけ上まで行きたいという、ファンの夢を達成できなかったことに痛みを感じている」 「選手たちはこれらの試合で、本物の男であることを証明した。もちろん、精神的にも肉体的にも成長した選手を発掘し、アジアの最高の選手やチームと対戦することで、彼らの素質を証明知っている。このような大会はとても有益だった」 <span class="paragraph-title">【動画】カタールの明暗を分けたGKの愚行…細谷真大を蹴りつけるラフプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZUAs0mZlSNI";var video_start = 186;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.26 12:52 Fri4
「チューしすぎw」圧巻ゴールのお祝いは熱烈なキス! U-23日本代表MF田中聡のゴール後の祝い方が反響…本人は「ちょっとキツいですね(笑)」
U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)の行動が話題を呼んでいる。 25日、国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦。試合は2-0で勝利を収め、良い状態でAFC U23アジアカップに臨むこととなる。 そのウクライナ戦では藤田の行動が話題に。1-0で迎えた76分、途中出場の田中聡(湘南ベルマーレ)がボックス内から左足でシュート。ゴール右のネットを揺らす見事なゴールで日本が追加点で奪った。 話題になったのはその後。田中がゴールを喜んだ中、その他の選手も大喜び。すると、藤田は何を思ったか田中にキスの嵐でゴールを祝福した。 試合後のメディア取材で藤田はキスについて「テンションがブチあがっちゃいました(笑)」と勢い余った行動だったとコメント。一方でキスをされた田中は「ちょっとキツいですね(笑)」と、熱烈なキスの嵐に戸惑っていた。 この祝福にファンは「藤田チューしすぎw」、「ジョエルの祝福笑」、「流石にやりすぎ」とコメント。流石に驚きの声が多く寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【動画】田中聡の圧巻ゴールをキスで祝福!藤田譲瑠チマの行動が話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/HsjhJig8at">https://t.co/HsjhJig8at</a><a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://t.co/c1Zdma83vR">pic.twitter.com/c1Zdma83vR</a></p>— TBS サッカー (@TBS_SOCCER) <a href="https://twitter.com/TBS_SOCCER/status/1772231508067299635?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.26 18:20 Tue5