「涙が出そうになった」仲間を守ったデンマーク代表に、ロバートソンは感激

2021.06.14 17:46 Mon
Getty Images
リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、デンマーク代表を称賛した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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デンマークは12日に行われたユーロ2020第1節でフィンランド代表と対戦したが、試合中にMFクリスティアン・エリクセンがピッチに昏倒。心停止の状態に陥っていたため、その場で心肺蘇生措置がとられることになった。その間、デンマークの選手たちはエリクセンを囲み、テレビカメラが治療中の姿を映せないよう行動。また、キャプテンを務めるDFシモン・ケアーは、同選手が倒れた際に素早く気道を確保する処置を行っただけでなく、治療中には動揺した様子を見せるエリクセンの妻をなだめるなど、模範的な振る舞いを見せた。
自身もキャプテンとしてチームを引っ張るロバートソンは、エリクセンの回復を喜ぶと共に、こうしたケアーやチームの振る舞いを絶賛。この大会におけるヒーローたちだと心から称えている。

「クリスティアン・エリクセン、彼の家族、デンマークの選手たち、そしてデンマークの人たちに対して、(エリクセンが回復したことに)心からの祝福を送りたい」
「僕たちが目撃したものは、フットボール界にとってとても怖いものだった。でも幸いなことに、今日流れるニュースは少しだけポジティブなものだね」

「デンマークの選手たちは、全員にとって心が折れそうなことに立ち向かっていた。あの写真は僕の記憶に残っており、それは皆も同じだろう。なぜなら、友人の一人がとても悪い状況に陥ってしまったとき、彼らは立ち上がり仲間を守ったのだから」

「この大会でこれから他に何が起ころうと、僕にとってのヒーローは彼らだ。彼らのキャプテン(シモン・ケアー)の振る舞いには、涙が出そうになったよ」

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