アーセナルがルベン・ネヴェスに関心! ウルブスも売却の可能性ありか
2021.06.07 14:25 Mon
アーセナルが今夏、ウォルバーハンプトンのポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(24)に関心を抱いているようだ。イギリス『The Athletic』が報じた。
今季のプレミアリーグで8位に終わり、来季の巻き返しが求められるアーセナル。ノリッジ・シティから獲得を狙ったアルゼンチン人MFエミリアーノ・ブエンディアの争奪戦で敗色ムードのなか、ウォルバーハンプトンの中盤で絶対的な地位を確立するネヴェスの獲得にも興味を示しているという。
アーセナルはすでにウォルバーハンプトンにコンタクトもしているが、ユーロ2020のポルトガル代表メンバー入りも果たしたネヴェスの獲得に乗り出す場合はまず一部戦力の売却が条件に。ローマから関心が取り沙汰されるスイス代表MFグラニト・ジャカがその候補の1人に挙がっている模様だ。
一方、ウォルバーハンプトンは来季からブルーノ・ラージ新体制の発足が予想され、チームの再編成を視野。大型投資に動く場合はその分の売却が必要なため、最も高値で売れそうなネヴェスか、スペイン代表MFアダマ・トラオレを手放す可能性が非常に高いようだ。
ネヴェスは2017年夏にポルトから当時チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のウォルバーハンプトンに加入。初年度からプレミアリーグ昇格に貢献すると、今季もアンカーやセントラルMF、攻撃的MFとして公式戦40試合で稼働。3季連続でリーグ戦35試合以上に出場するチーム屈指のスター選手だ。
今季のプレミアリーグで8位に終わり、来季の巻き返しが求められるアーセナル。ノリッジ・シティから獲得を狙ったアルゼンチン人MFエミリアーノ・ブエンディアの争奪戦で敗色ムードのなか、ウォルバーハンプトンの中盤で絶対的な地位を確立するネヴェスの獲得にも興味を示しているという。
アーセナルはすでにウォルバーハンプトンにコンタクトもしているが、ユーロ2020のポルトガル代表メンバー入りも果たしたネヴェスの獲得に乗り出す場合はまず一部戦力の売却が条件に。ローマから関心が取り沙汰されるスイス代表MFグラニト・ジャカがその候補の1人に挙がっている模様だ。
ネヴェスは2017年夏にポルトから当時チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のウォルバーハンプトンに加入。初年度からプレミアリーグ昇格に貢献すると、今季もアンカーやセントラルMF、攻撃的MFとして公式戦40試合で稼働。3季連続でリーグ戦35試合以上に出場するチーム屈指のスター選手だ。
なお、ウォルバーハンプトンとの契約は2023年まで。先日、プレーエリアが似通うスペイン代表MFダニ・セバージョスのレンタル終了を発表したアーセナルだが、これからネヴェスを獲得する動きをさらに強めていくのだろうか。
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アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu4
ヴェンゲル、スアレスへの“4000万1ポンド”オファーを反省 「馬鹿げていた…」
2018年までアーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が、リバプールから 引き抜きを狙ったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに関するエピソードについて語った。イギリス『ミラー』などが伝えている。 今夏にバルセロナからアトレティコ・マドリーに移籍したスアレスは、2011年1月から2014年7月までリバプールに所属。公式戦133試合に出場し82得点を記録するなど、絶対的なエースとして君臨していた。 そのリバプールのエースの獲得に向け、アーセナルが動いたのが2013年の夏。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)から遠ざかるなど、低迷が続いていたクラブからの退団の意思を示していたスアレスに関して、ヴェンゲル氏はCL出場権を切り札のひとつとして獲得が可能と踏んでいた。ただ、同じプレミアリーグのライバルへの売却を望まないリバプールの徹底抗戦が予想されていた。 ただ、当時スアレスには4000万ポンド(約54億8000万円)の契約解除金が設定されていると報じられており、アーセナルはこの金額に1ポンド(約136円)を上乗せした“4000万1ポンド”のオファーを掲示し、エースの引き抜きを図った。 やや非常識ともいえるこのオファーは物議を醸し、リバプールのオーナーであるジョン・ヘンリー氏は自身の『ツイッター』で「彼らはエミレーツで何か(薬のようなものを)吸っているのか?」と呟くなど激高。また、実際に前述の契約解除条項は存在しておらず、リバプール側が交渉を拒否したこともあり、スアレス獲得は実現しなかった。 ただ、10月13日に販売が開始されたヴェンゲル氏の自叙伝『My Life in Red and White: My Autobiography』によると、同氏は契約解除条項が存在しないことを理解した上で前述のオファーを掲示していたという。そして、自身の振る舞いを反省している。 「2013-14シーズンにスアレスを獲得したいと思っていた。我々はプレーヤー本人、代理人と合意に達していた。そして、彼の代理人は4000万ポンド以上のオファーがあれば、リバプールは彼を手放さなければならない条項があると主張していた」 「しかし、リバプール内部の軽率な振る舞いのおかげで、そんな条項が存在しないということも理解していた。その事実を確かめるために、4000万1ポンドのオファーを出した。これについては、馬鹿げていると思われただろうし、私自身も同意する」 「リバプールはスアレスを売る気がなかったし、彼らにはプレーヤーを残すだけの(金銭的)余裕があった。さらに、既にバルセロナからのオファーが差し迫っていた」 リバプールはアーセナルからのオファーを拒絶した1年後に、スアレスをバルセロナに6500万ポンド(約89億円)で売却している。ヴェンゲル氏からすると、交渉上の駆け引きのつもりだったと思われるが、ビッグネームの獲得を逃しただけでなく、相手方にばらされてひんしゅくまで買う苦い経験だったようだ。 2020.10.15 17:03 Thu5