無敗優勝レンジャーズ、指揮官ジェラード「選手たちのことが非常に誇らしい」

2021.05.16 08:45 Sun
Getty Images
レンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督が無敗優勝を誇った。

スコティッシュ・プレミアリーグ第31節のダンディー・ユナイテッド戦を0-0で引き分け、10シーズンぶり55回目の優勝を決めたレンジャーズ。15日に最終節が行われ、アバディーンと対戦した。

試合はレンジャーズ優勢のペースで進み、元イングランド代表FWFWジャーメイン・デフォーがゴールを挙げるなど、4-0で快勝。見事に今季を28勝5分けの無敗優勝で締めくくった。
2016-17シーズンのブレンダン・ロジャーズ氏が率いるセルティック以来の偉業を成し遂げたジェラード監督はクラブ公式チャンネルのインタビューで喜びの心境を語っている。

「選手たちのことが非常に誇らしい。彼らはプレシーズンの初日から本当にセンセーショナルだった」
「今後、数日から数週間のうちに今季を分析したり、振り返るだろう。今季の選手たちが残したクリーンシート、勝ち点、そして個々の数字は素晴らしいものだった」

「常に順風満帆というわけじゃなく、苦悩や挫折もあったが、それらから学び、成長して、前に進む限り、成し遂げられると信じている。決して信念を失ったりなんてしない」

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旗手怜央が呆然…水飲みたかっただけなのに、相手があからさまな拒絶反応で物議「悲しい考え」「理解できない」

セルティックとレンジャーズの“オールドファーム”でのワンシーンが大きな物議を醸している。 4月30日、スコティッシュカップ準決勝で対戦した両者。今シーズンは4度目の対戦となり、ここまでセルティックの2勝1分けという状況だった。 リーグ優勝もセルティックとレンジャーズが争い、セルティックが大きなリードを持っている中、カップ戦も決勝進出を懸けての対戦となった。 試合は前田大然の絶妙なアシストからジョタがネットを揺らし、セルティックが1-0で勝利を収めていたが、前半のとあるシーンが物議を醸している。 33分、レンジャーズのマリク・ティルマンが負傷し、メディカルスタッフがピッチ内に入り治療を行っていた。その際、水分補給をしたかった旗手怜央がバッグに入っている水に手を伸ばす。 相手チームの水を飲むことは割とノーマルな行動だったが、ここはダービー。近くにいたトッド・キャントウェルが旗手にボールを取らせないように、バッグを遠くへと投げたのだ。 流石にこの行為に旗手は呆然と立ち尽くすことに。さらに、その様子を奥で見ていた前田も苦笑いしているように見える。 その後、旗手はバッグの近くにいたアルフレッド・モレロス、ジェームズ・タベルニエに水をもらっていいか許可を得てもらうことに。なんとも珍しい光景となった。 敵に塩を送りたくなかったのか、キャントウェルの行動は理解できないものではないが、セルティックファンがスポーツマンシップがないと糾弾。「拒否する理由が理解できない」、「悲しい考えの持ち主」、「プロとしてどうなのか」とコメントを寄せていた。 一方で、「これは戦いだ」、「ダービーだからな」と擁護するコメントも出ている。 <span class="paragraph-title">【動画】旗手怜央、水飲みたいのに相手に拒否される</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The nastiness of Cantwell Hatate asks for a drink he takes the bag off him only for Morelos to give him a bottle ....nasty peice of shit <a href="https://t.co/DWWugmJ5xX">pic.twitter.com/DWWugmJ5xX</a></p>&mdash; The MilkBhoy (@Williebhoy56) <a href="https://twitter.com/Williebhoy56/status/1652701353808916480?ref_src=twsrc%5Etfw">April 30, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 12:47 Mon

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