ローマ前会長が敏腕SDのモンチ氏を痛烈批判「彼は自分自身を『モンチ』と呼んでいた」

2021.04.06 11:44 Tue
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ローマで2020年まで会長を務めたジェームズ・パロッタ氏が、かつてローマで共に仕事をしたモンチ氏(現セビージャ スポーツ・ディレクター)を批判している。『The Athletic』が伝えた。

パロッタ氏は2012年、アメリカ資本となっていたローマの会長職に就任。ひっ迫していた財政状況を好転させると、2017-18シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4進出を達成するなど成果を残した。

一方で、フランチェスコ・トッティダニエレ・デ・ロッシと2人のバンディエラが退団したほか、主力選手が定期的に引き抜かれたこともあり安定したチーム作りはできず、ファンからのパロッタ氏に対する不満は増大。2020年8月にアメリカの『フリードキン・グループ』がクラブを買収したことで、会長職を退いている。
『The Athletic』のインタビューでローマ時代を振り返ったパロッタ氏は、2017年からスポーツ・ディレクター(SD)とした招いたモンチ氏を批判。また、2018年夏にインテルから獲得したニコロ・ザニオーロの移籍についても、モンチ氏ではなく当時個人アドバイザーを務めていたフランコ・バルディーニ氏の功績だと強調した。

「モンチは我々の助けを得る気がないと、(就任から)1カ月後にははっきりした。彼は自分がモンチであることを証明する必要があると感じていたようであり、我々がデータから導き出した意見には何も耳を貸さなかったよ」
「彼はスタッフの考えを求めていなかった。何もない。ゼロだ。私のもう1つの間違いは、彼が自分自身を『モンチ』と呼んでいることに気づくべきだったということだ。それは自らマドンナを名乗るようなものであり、私にとって警告のサインだったはずだ」

「ザニオーロ獲得は100%バルディーニのおかげだ。彼がインテルに電話して『我々はナインゴランを売らない。そしてこちらのオーナーはザニオーロを欲しがっている』と伝えているのを聞いたモンチは、『ザニオーロって誰?』と言っていたからね」

また、パロッタ氏はインタビューの中で、かつてローマに所属し現在はリバプールでワールドクラスの活躍を見せるFWモハメド・サラーとGKアリソン・ベッカーに言及。2人を望んで放出したわけではないと語っている。

「サラーは失いたくない素晴らしい人物だったよ。私は彼を愛していて、売りたくなんてなかった。しかし、私には選択肢がなかったんだ。サラーは自身を証明する必要があったし、何があっても行くつもりだった。アリソンについても、我々がなぜ売りたいなんて思うんだい?」

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モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」

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「これは泣く」「純白のユニ姿が見たかった」イタリアのレジェンドがレアル・マドリーを訪問!現役時に移籍に近づくも男気残留した“王子”

イタリアサッカー界のレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、レアル・マドリーを訪れた。クラブ公式サイトが伝えている。 現役時代は1993年から2017年にかけてローマ一筋を貫いたトッティ氏。ロマニスタからは『イル・カピターノ』という敬称で親しまれている。最終的にローマでキャリアを終えることになったトッティ氏だが、2000年代前半頃にはマドリーに行きにかなり近づいたこともあった。 そのトッティ氏が今回サンティアゴ・ベルナベウを訪れ、勝利したセルタ戦をスタンドから観戦。さらにマドリーの選手たちとの記念撮影を行うと、ファンからは「純白のユニフォームを着てほしかった」、「夢のようだ」、「これは泣く」と驚きの反応が集まっていた。 話題を呼んだトッティ氏のマドリー訪問だが、どうやらこれは現役時代にローマでもプレーしたマドリーのイタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティ監督が招待したものだったようだ。トッティ氏がアンチェロッティ監督との関係性とマドリーへの憧れを明かしている。 「美しい気分だった。レアル・マドリーの試合をスタンドで観戦したのは今回が初めてで、選手としては常に敵側にいたからね。レアル・マドリーはビッグクラブだ」 「アンチェロッティとは素晴らしい関係がある。彼は純粋で、ポジティブな気持ちを伝えてくれる人だ。彼が私にレアル・マドリーを見に来るチャンスを与えてくれて、ここにいる。レアル・マドリーは、僕にとってローマの次の2番目のクラブであり、いつも応援してきた憧れのクラブなんだ」 <span class="paragraph-title">【写真】トッティがレアル・マドリーの選手たちと記念撮影!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CrYRJImowKI/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CrYRJImowKI/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CrYRJImowKI/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Real Madrid C.F.(@realmadrid)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.04.24 17:45 Mon
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マロッタ会長時代到来の新生インテルは営業面も順調? 新規のスポンサー獲得でまず23億円確保

インテルが1400万ユーロ(約23億6000万円)を手に入れた。イタリア『Calcio Finanza』が伝えている。 オークツリーへの体制移行でジュゼッペ・マロッタ新会長時代が到来するインテル。何よりの成果は、マロッタ新会長やピエロ・アウシリオSDら、補強に関与する幹部陣の残留か。 そんななか、新たなパートナーシップを結んだようで、イタリア国内のスポーツベット「Betsson.sport」(※1)が来季からユニフォームスポンサーになるとのこと。 (※1)健全な民間企業。法令を遵守しており、イタリア通信庁も認可。フランチェスコ・トッティ氏が広告塔となっている これは第3四半期予算書の内容から明らかになったもので、すでに表題の1400万ユーロが入金済み。「Betsson.sport」との合意、そして新ユニフォームは数週間以内に発表される。 また、インテルは24-25シーズンのスポンサー収入について7800万ユーロ(約131億8000万円)が確定と発表済みだが、ユニフォームの袖部分等にまだ空きがあり、今後の進展も注目されている。 2024.06.09 14:15 Sun

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希少なイタリア人センターフォワード…201cmルッカ、今冬ミラン移籍実現せずも夏に向けて別の強豪2クラブがスタンバイ

ウディネーゼがイタリア代表FWロレンツォ・ルッカ(24)の売却を想定。強豪2クラブが本格的にスタンバイしているようだ。 身長201cmのセンターフォワード、24歳ルッカ。その特性ゆえに10代の頃から注目されてきたが、真にトップクラブの興味を引き出したのはポストワークも安定したここ1年ほどで、今季は公式戦26試合で11得点を記録する。 昨年10月にはイタリア代表デビューも飾り、今冬の移籍市場ではミランが獲得候補に。 ミランはサンティアゴ・ヒメネスを確保できなかった場合に備えたプランBだったとされるが、即座にルッカへ乗り換えられるよう、ウディネーゼの要求する3000万ユーロ(約48.1億円)を用意済みだったとも。ヒメネスの移籍金は3200万ユーロ(約51.2億円)と伝えられる。 ミラン移籍はなくなったとみてよさそうなルッカだが、イタリア『カルチョメルカート』いわく、夏に向けてはナポリとローマが獲得へスタンバイ。両クラブは代理人ジュゼッペ・リソ氏とのやりとりを続け、ウディネーゼも評価額を3000万ユーロで固定しているとされる。 2025.02.13 20:13 Thu
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「僕はスペイン人」18歳ハイセンが母国オランダに決別…2月にスペイン国籍取得でU-21代表デビュー

ローマDFディーン・ハイセン(18)が自らのアイデンティティを語った。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエAでメキメキ頭角を表す197cmの両利きセンターバック・ハイセン。16歳でマラガからユベントスへ移籍し、トップ昇格の今季は後半戦からローマへ武者修行…順調に出場機会を得ている。 そんなハイセン、U-17オランダ代表の一員として2022年にU-17欧州選手権準優勝などなど、これまでは世代別オランダ代表の常連。 しかし、今回の代表ウィークはU-21スペイン代表に招集…元アヤックスの父ドン・ハイセン氏を含めて一家揃ってオランダ出身だが、自身が5歳の時にスペイン・アンダルシア州へ移住し、今年2月にはスペイン国籍を取得しているのだ。 そして、21日に行われたU-21スロバキア代表との国際親善試合でラ・ロヒタ(世代別スペイン代表の愛称)デビュー。スペイン『マルカ』のインタビューでは「僕はスペイン人」と明言した。 「そうだね。僕は自分がスペイン人だと感じているよ。5歳からマラガで育ち、今回スペイン代表の一員になれて嬉しい。いずれスペイン代表でトロフィーを勝ち取りたいよ」 ハイセンをDFヴィルヒル・ファン・ダイクやDFステファン・デ・フライ、DFマタイス・デ・リフトらに続く新時代のディフェンスリーダーと捉えていたオランダ側から見れば、今回の所信表明は痛い。 2024.03.26 16:35 Tue

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