ユナイテッドにインテル…CL敗退組で組むベストイレブンを英紙選出

2020.12.13 18:30 Sun
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Getty Images
9日に終了したチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ。CLでは、全32チームがグループA~Hまでの8つのグループに分けられており、各グループの1位、2位クラブは決勝トーナメントへ進出。3位クラブはヨーロッパリーグ(EL)に回ることとなる。昨季王者のバイエルンや、準優勝のパリ・サンジェルマン、去年の王者リバプールなどが順当に勝ち上がった中、最終節でライプツィヒに敗れたマンチェスター・ユナイテッドやグループBでまさかの最下位終わったインテルなど、グループステージ敗退が決まった強豪クラブもあった。

◆CL決勝Tを決めたボルシアMGの選手たちがお祭り騒ぎ


イギリス『サン』はCLグループステージで敗退した選手で組むベストイレブンを選出している。
最多選出となったのはやはりユナイテッドとインテルで3人ずつ。ユナイテッドからは、6ゴールで得点ランキングトップに立っていたイングランド代表FWのマーカス・ラッシュフォード、4ゴールのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス、主将のイングランド代表DFハリー・マグワイアが選ばれている。

また、インテルからは4ゴールをマークしたベルギー代表FWロメル・ルカク、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、オランダ代表DFステファン・デ・フライが選ばれており、この戦力を揃えながらもグループ最下位に終わったインテルを「ひどい結果」と評価している。

そして、2年連続のグループステージ敗退となったアヤックスでは、セルビア代表FWドゥシャン・タディッチ、カメルーン代表GKアンドレ・オナナの二人が選ばれた。

さらに、ザルツブルクのハンガリー代表MFドミニク・ショボスライとスタッド・レンヌのフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガという逸材も名を連ねている。

なお、11人のうち6人はELへと回る。舞台は変われど、そこでも変わらぬ活躍を期待したい。



◆CLグループステージで敗退した選手で組むベストイレブン
GK
アンドレ・オナナ(アヤックス)
DF
ドウグラス・サントス(ゼニト)
ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)
ステファン・デ・フライ(インテル)
アクラフ・ハキミ(インテル)
MF
ドミニク・ショボスライ(ザルツブルク)
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
エドゥアルド・カマヴィンガ(スタッド・レンヌ)
ドゥシャン・タディッチ(アヤックス)
FW
マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)
ロメル・ルカク(インテル)

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