EL・グループ首位も、ジェラードは10人相手のドローを悔やむ「重要な時間帯にスイッチを切った」

2020.11.06 15:30 Fri
Getty Images
レンジャーズスティーブン・ジェラード監督が、ヨーロッパリーグ(EL)で強豪相手からの勝利を逃したことを悔やんでいる。クラブ公式サイトが伝えた。

スコティッシュ・プレミアシップでは首位を快走し、ELでも2連勝中と絶好調のレンジャーズは5日、ELグループD第3節においてポルトガルの強豪ベンフィカと対戦。勝ち点で並ぶ両者の試合となった。

開始早々に失点を許したものの、19分にベンフィカのDFニコラス・オタメンディが退場すると、そこから数的有利を活かし3点を奪ったレンジャーズ。しかし、その後は10人の相手に反撃を受けると、終了間際に同点ゴールを決められ、2-2のスコアでドローとなった。
結果的に勝ち点差は生まれず、アウェイゴール差で現状はレンジャーズが首位に立っているが、試合後のジェラード監督は順位については触れず、数的優位に立ちながらリードを守れなかったことをひたすら悔やんだ。

「試合に勝利し、勝ち点3を奪うための大きなチャンスを逃してしまった。序盤は貧弱なスタートを切り、悪い失点の仕方をしたが、レッドカードが明らかな助けとなり、そこからは良いサッカーをして3-1にすることができた」
「ドローの結果に終わってしまったのは本当に残念だ。ゲームマネジメントに問題があったね。3-1になってから、うまくコントロールできなかったと思う」

「我々はピッチ上で良いポジションをとって試合をコントロールし、秩序を保てばよかっただけなのだ。コントロールを失ってしまった自分たちに責任がある。2つの悪いゴールを決められたし、こちらは2、3回のビッグチャンスを逃した。3-1の時点で、我々は試合を終わらせるのに十分なプレーができていなかったよ」

ジェラード監督は、相手に退場者が出た後のチームのプレーについては称賛しつつ、3得点を挙げた後で満足してしまったことが、今回の結果を招いたと語った。

「相手にレッドカードが出た後で見せた我々のサッカーのいくつかは、目を見張るものがあったと思う。自由で素晴らしい流れだったし、少なくとも3点は取るに値するものだった」

「重要なのは、ピッチ上での秩序だ。選手たちはより良いポジションをとり、正しい判断をしなければならない。そして、ベンフィカに敬意を払いつつも、よりアグレッシブになるべきだったんだ」

「我々は試合の重要な時間帯にスイッチを切ってしまった。そして、その代償を払う結果になってしまったよ」

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ジェラードが“悲劇のスリップ”に改めて言及「時に失敗はより良くなるための助けになる」

2019-20シーズンに30年ぶりのリーグ制覇を果たしたリバプール。クラブ史上初のプレミアリーグ優勝であったが、2013-14シーズンにもあと一歩のところまで迫っていた。 当時ブレンダン・ロジャーズ監督に率いられていたリバプールは、プレミアリーグ第36節を迎えた時点で首位に立っており、残り3試合を2勝1分けで乗り切れば悲願のプレミアリーグ初制覇が決まる状況だった。 しかし、迎えたチェルシーとのホームでの一戦、前半アディショナルタイムにクラブのアイコンでもあるMFスティーブン・ジェラードが最終ラインでのパス回し中にまさかのスリップ。 そのボールをチェルシーのFWデンバ・バがかっさらうと、GKシモン・ミニョレとの1対1を制し、チェルシーが先制。まさかの形での失点に、完全に歯車が狂ってしまったリバプールはその後、後半アディショナルタイムにもカウンターから追加点を許し、2-0で敗れた。なお、この敗戦からペースが狂ったリバプールは、優勝を逃している。 主将の悲劇的なスリップは、優勝できなかったリバプールを揶揄するシーンとして語り継がれ、ジェラード氏自身も「後悔を抱えながら生きるしかない」と明かしていた。 現在はレンジャーズで監督を務めるジェラード氏だが、イギリス『ミラー』によれば、改めて『ハイ・パフォーマンス・ポッドキャスト』の中でこの件について言及。この時の教訓が指導者人生の糧になっていると明かした。 「それは本当に残忍で、残酷で、私の人生の中で最低なものだった。2014年のチェルシーとのエピソードは今も私の中にある。それが私に特別な決意を与えたかどうかは分からない」 「私の経験では、時に失敗はより良くなるための助けになることがある。私は今でもどこかでより高みを目指している。私は高みを目指すために努力し続けたい」 「時には悪い時や失望がきっかけとなり、驚くべき何かへの引き金になることがある。私は今、レンジャーズを代表している。それがどういうことかと言えば、私は少しでも高い位置やアドレナリンがみなぎる高みを見ている。そこに向かい、達成したいんだ」 悲劇のスリップを乗り越え、指導者としての高みを目指しているジェラード氏。スコティッシュ・プレミアシップではレンジャーズのライバルであるセルティックが目下9連覇中なだけに、連覇阻止が今シーズンの目標だ。 <div id="cws_ad">◆痛恨のスリップ ジェラードの全力疾走も追いつかず<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">SIX years ago today... that Steven Gerrard slip. <a href="https://t.co/J2dtU3kLrL">pic.twitter.com/J2dtU3kLrL</a></p>&mdash; SPORTbible (@sportbible) <a href="https://twitter.com/sportbible/status/1254696548946108416?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></script></div> 2020.10.27 21:20 Tue
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【EL決勝プレビュー】鎌田&長谷部が小野伸二以来の欧州の頂に挑戦! アウトサイダー同士による実力拮抗のファイナル

ヨーロッパリーグ(EL)決勝、フランクフルトvsレンジャーズが、日本時間18日28:00にセビージャのエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンでキックオフされる。前身UEFAカップ時代の1979–80シーズン以来、2度目の大会制覇を目指すフランクフルトと、大会初制覇を目指すレンジャーズによる、アウトサイダー同士のファイナルだ。 昨シーズンのブンデスリーガを5位でフィニッシュし、ELストレートインとなったフランクフルトは、オリンピアコス、フェネルバフチェ、アントワープと同居したグループDを3勝3分けの無敗で首位通過。決勝トーナメントではラウンド16で対戦したベティスを延長戦の末、PK戦突入直前のラストプレーで退け、劇的な形で突破した。 さらに、準々決勝では優勝候補筆頭のバルセロナと対戦すると、ホームでの初戦で1-1のドローに持ち込み、難所カンプ・ノウでの第2戦では3-2の会心の勝利。見事ジャイアントキリングを達成した。 これで完全に勢いに乗ったグラスナー率いるチームは、プレミアリーグの強豪ウェストハムとの対戦となった準決勝でも、敵地での初戦をMF鎌田大地の決勝点で先勝。ホームでの2ndレグでは前半序盤の相手DFの一発退場による数的優位を生かし、FWボレのゴールを最後まで守り切って1-0の完勝。2連勝でのファイナル進出を決めた。 先日に終了したブンデスリーガでは開幕6戦未勝利、シーズン最終盤の8戦未勝利が大きく響きUEFAコンペティション出場圏外の11位でフィニッシュ。来シーズンに再び欧州の舞台で戦うにはこの決勝での勝利が必須となる。だが、仮に勝利できれば前身チャンピオンズカップ時代の1959-60シーズン以来のチャンピオンズリーグ(CL)出場を決められる。 一方、スティーブン・ジェラード前監督の下、昨シーズンのスコティッシュ・プレミアシップで無敗優勝を果たしたレンジャーズは、CL予選3回戦敗退に伴い、EL予選プレーオフでアラシュケルトを破ってグループステージに進出。グループステージではリヨン、スパルタ・プラハ、ブレンビーと同居したグループAを2勝2分け2敗の2位で通過した。 決勝トーナメントのプレーオフではバルセロナと同様に優勝候補に挙げられたドルトムントを2戦合計6-4で破るジャイアントキリングを達成すると、ラウンド16ではツルヴェナ・ズヴェズダ、準々決勝ではブラガというアウトサイダーをいずれも僅差で退けてベスト4進出。 そして、準決勝ではドルトムントと並ぶ優勝候補のRBライプツィヒと対戦。下馬評では圧倒的不利と見られていたが、2戦共にリーグ戦とは異なる5バックという奇策で臨んだ結果、敵地での初戦を0-1で落としたものの、熱狂のアイブロックスで戦った2ndレグではDFタベルニエ、MFグレン・カマラ、MFランドストラムの3ゴールによって3-1で勝ち切り、ゼニトに屈して準優勝に終わった2007–08シーズン以来のファイナル進出を果たした。 国内リーグでは宿敵セルティックに屈して連覇を逃したものの、リーグ2位でCL予選3回戦出場権を確保。さらに、今週末にはスコティッシュ・カップ決勝のハーツ戦を控えており、今タイトルを含めシーズン2冠の可能性を残している状況だ。 なお、両チームは1959-60シーズンのチャンピオンズカップ準決勝で2度対戦。その対戦ではフランクフルトが1stレグを6-1、2ndレグを6-3という圧倒的なスコアで連勝している。半世紀以上ぶりの再戦では果たしてどちらが栄冠を手にするのか…。 ◆フランクフルト◆ 【3-4-2-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220517_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:トラップ DF:トゥーレ、トゥタ、エンディカ MF:クナウフ、ソウ、ローデ、コスティッチ MF:ハウゲ、鎌田大地 FW:ボレ 負傷者:DFヒンテレッガー、エンディカ、ダ・コスタ、MFリンドストローム コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては遠征に帯同しているものの、ヒンテレッガーが欠場となる。一方で、数週間離脱が続いたリンドストローム、直近のマインツ戦で負傷交代したエンディカに関してはプレー可能なようだ。 スタメンに関しては前述のメンバーの起用が濃厚だ。変更点があるとすれば、エンディカ、ローデ、ハウゲの位置に長谷部誠、ヤキッチ、リンドストローム(アヘ)辺りを起用するのみか。 ◆レンジャーズ◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220517_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:マクレガー DF:タベルニエ、ゴールドソン、バッシー、バリシッチ MF:グレン・カマラ、ランドストラム、ジャック FW:ケント、アリボ、ライト 負傷者:DFヘランデル、FWモレロス、ルーフェ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはヘランデル、モレロスの2選手に加え、軽傷を抱えるルーフェの出場が危ぶまれている。 システムに関しては国内リーグで[4-2-3-1]、[4-3-3]をメインシステムとして使ってきたが、前ラウンドのライプツィヒ戦ではいずれも守備的な[5-3-2]、[3-4-2-1]の布陣を採用。フランクフルトを格上と見て5バック(3バック)を継続するのか、より戦い慣れた4バックで臨むのか、ファン・ブロンクホルスト監督の選択に注目が集まる。 スタメンに関しては4バックでメンバーを予想したが、3バックの場合はDFバログンの起用も考えられる。それ以外ではアルフィールドやサカラ、ラムジー辺りの起用も想定される。 ★注目選手 ◆フランクフルト:MF鎌田大地 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220517_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 長谷部と共に小野伸二以来の欧州の頂に挑戦。フランクフルトの中心選手と言えば、守護神トラップ、MFコスティッチ、エンディカ、ボレらの名前が真っ先に挙がるが、殊ELの戦いにおいて筆頭に挙がるのは通算22試合11ゴール3アシストの圧巻の数字を残す25歳の日本代表MFだ。 今シーズンのリーグ戦では4ゴール3アシストと、5ゴール14アシストを記録した昨シーズンから数字を落としたが、今季のELでは12試合で5ゴール1アシストを記録。“EL男”として健在ぶりを発揮している。 とりわけ、ベティス、バルセロナ、ウェストハムといずれも格上の相手と対戦した決勝トーナメントではベティス戦、ウェストハム戦のゴールという決定的な仕事以上に、バルセロナ戦での2試合を筆頭に攻撃の組み立て、チャンスメークの局面での存在感が際立つ。 卓越したポジショニング、プレー判断、正確なパスで推進力のある両ウイングバック、動き出しの鋭さ、ディフェンスラインとの駆け引きに優れるボレを巧く操り、緩急のある仕掛けで自ら局面打開と、その引き出しの多さでやや縦志向が顕著なフランクフルトの攻撃に彩りを与えている。 今回のファイナルでレンジャーズが普段通りの戦い方、あるいはライプツィヒ戦の守備的な戦い方を継続するかは不明だが、前者であればカウンターの起点、後者であればアタッキングサードでの崩しの起点として存在感を発揮したい。 フェイエノールトの司令塔として2001-02シーズンのUEFAカップ制覇に貢献した小野以来となる同タイトル獲得なるか…。 ◆レンジャーズ:DFジェームズ・タベルニエ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220517_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 変幻自在の右足がタイトルをもたらすか。各ポジションに好タレントを擁するスコットランド屈指の名門だが、やはり重要な大一番で最も頼りになるのは30歳の主将DFだ。 ニューカッスルでプロキャリアをスタートした右サイドバックは、イングランド下部カテゴリーへの複数レンタル移籍、ウィガンを経て2015年にレンジャーズへ完全移籍で加入。以降は右サイドバックながら卓越した右足のキック精度を武器に、プレーキッカーとして存在感を放ち、公式戦345試合83ゴール107アシストと驚異的なスタッツを叩き出している。 今シーズンのELでも13試合7ゴール2アシストと決定的な仕事が際立つ。この決勝ではサイドバックかウイングバックで役割は変わってくるが、その推進力のある仕掛け、高精度のクロス、接戦でものを言うプレースキックでチームにELのタイトルをもたらしたい。 2022.05.18 12:00 Wed
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無念のEL準優勝に「みんなが打ちのめされている」…レンジャーズ主将、落胆も前を向く

レンジャーズのイングランド人DFジェームズ・タベルニエがヨーロッパリーグ(EL)準優勝を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 18日にEL決勝のフランクフルト戦に臨んだレンジャーズは57分にMFジョー・アリボのゴールで先制に成功したが、その12分後に追いつかれると、延長戦に。その後、PK戦にもつれ込むと、4人目のキッカーを務めたMFアーロン・ラムジーの痛恨の失敗が尾を引いて優勝を逃した。 今季のELで得点ランキングトップの7ゴールを記録してチームを決勝に導いたものの、決勝で不発に終わったタベルニエは試合後、落胆を隠せず。それでも、立ち直りの必要性を説き、21日に行われるスコティッシュFAカップ決勝で全力を尽くしたいと語った。 「こうした試合に負けるのは決して良いことではない。ドレッシングルームにいる一人ひとりの若者と僕らが歩んできた道のりは誇りに思う。そして、素晴らしい応援をしてくれたすべてのファンを誇りに思う。だからこそ、最後までやり遂げることができず、誰もが打ちのめされている」 「こうした大会ではわずかな差で負けてしまう。勝利は自分たちの手中にあったのに、失点を許し、相手GKが素晴らしいセーブでライアン・ケントのシュートを防いだ。そしてPKでもラムジーのシュートをセーブした。みんながショックを受けている」 「この後、家族に会うから、しっかり回復していくよ。土曜には大一番が控えているんだ。この傷を週末や、これからのシーズンに向けての燃料として使わなければならない」 2022.05.19 11:50 Thu

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