冨安所属のボローニャ、経験豊富な元伊代表DF2選手が加入か
2020.09.01 20:45 Tue
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャが経験豊富な2人のベテランDFを迎え入れることになるようだ。
現在、加入が間近に迫っているのは、トリノに所属する元イタリア代表DFロレンツォ・デ・シルベストリ(32)。
186cmの大型右サイドバックはフィオレンティーナ、サンプドリア、トリノで現ボローニャ指揮官のシニシャ・ミハイロビッチ監督の指導を受けてきた愛弟子だ。昨シーズンは公式戦37試合に出場するなど、右ウイングバックの主力を務めたが、8月31日付けでクラブとの契約が終了している。
イタリア『Tuttomercatoweb』が伝えるところによれば、デ・シルベストリとボローニャはすでに条件面で合意に至っており、1日に予定されるメディカルチェックを受診後、2年契約にサインする見込みだという。
一方、獲得に向けて交渉を進めているのが、インテルに所属する元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア(32)だ。
イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、現行契約は2021年までとなっているが、クラブサイドは功労者に対してフリーでの移籍を容認する構えだという。
現時点ではボローニャが新天地の有力候補に挙がっているが、古巣ジェノアやパルマも移籍先の候補だという。
現在、加入が間近に迫っているのは、トリノに所属する元イタリア代表DFロレンツォ・デ・シルベストリ(32)。
186cmの大型右サイドバックはフィオレンティーナ、サンプドリア、トリノで現ボローニャ指揮官のシニシャ・ミハイロビッチ監督の指導を受けてきた愛弟子だ。昨シーズンは公式戦37試合に出場するなど、右ウイングバックの主力を務めたが、8月31日付けでクラブとの契約が終了している。
一方、獲得に向けて交渉を進めているのが、インテルに所属する元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア(32)だ。
インテル在籍10年間で公式戦200試合以上に出場してきた195cmの長身センターバックは、センターバックの5番手として昨シーズンの公式戦12試合に出場していた。
イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、現行契約は2021年までとなっているが、クラブサイドは功労者に対してフリーでの移籍を容認する構えだという。
現時点ではボローニャが新天地の有力候補に挙がっているが、古巣ジェノアやパルマも移籍先の候補だという。
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パリ五輪世代のエース・細谷真大、今夏海外移籍か? 市場価値は3億円
今夏の移籍市場で、U-23日本代表GK小久保玲央ブライアン、日本代表DF谷口彰悟が加入したシント=トロイデン。日本人ストライカーが仲間入りする可能性が報じられている。 日本の企業である『DMM』が経営権を獲得してから、Jリーグでプレーする日本人選手のヨーロッパへの玄関口にもなっているシント=トロイデン。これまで多くの選手が所属し、羽ばたいていっている選手も多い。 日本代表DF冨安健洋はボローニャへの移籍を経て現在はアーセナルへ、日本代表MF遠藤航はシュツットガルトへの移籍を経て現在はリバプールでプレー。フランクフルトからレンタル移籍で加入した日本代表MF鎌田大地も冨安、遠藤と同時期に所属しており、今シーズンからクリスタル・パレスへと加入しプレミアリーグを戦う。 現在も、今夏加入の小久保に加え、MF藤田譲瑠チマ、MF山本理仁がパリ・オリンピックを戦うU-23日本代表に招集されており、昨シーズン守護神を務めた日本代表GK鈴木彩艶はセリエAのパルマに完全移籍した。 今季は小久保、藤田、山本、谷口、そしてDF小川諒也、MF伊藤涼太郎が現在所属している中、新たにストライカーを獲得する可能性があるという。 ベルギー『Voetbal Belgie』によると、ストライカー不足が懸念されるシント=トロイデン。クリスティアン・ラタンツィオ監督が求めるストライカー像を語った。 「私はゴールを背にしてプレーができ、深さを求めるダイナミックなストライカーを好んでいる」 監督が希望するストライカー像だが、『Voetbal Belgie』は日本代表でもプレーし、現在パリ・オリンピックに参加している柏レイソルのFW細谷真大(22)の名前を挙げている。 細谷は柏の下部組織で育ち、これまで公式戦145試合で33ゴール10アシストを記録。日本代表としても6試合に出場し1ゴールを記録すると、U-23日本代表のエースとしてこの世代を牽引してきた。 『Voetbal Belgie』によれば、柏との契約は2027年まであるとのことで、市場価値は180万ユーロ(約3億円)と推定される状況。果たして今夏の移籍市場でヨーロッパに渡ることになるだろうか。 2024.07.29 20:35 Mon4
【日本代表プレビュー】4度目の挑戦、前回ファイナリストに勇敢に立ち向かい“新しい景色”を見られるか/vsクロアチア代表【カタールW杯】
5日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16で日本代表はクロアチア代表と対戦する。 新しい景色として、ベスト8以上の結果を目標に準備を進めてきた日本。グループステージの組み合わせ抽選会で、ドイツ代表、スペイン代表と同居することになった際には、多くの日本国民に諦めムードが漂った。 そのムードに追い打ちをかけるように、大会直前に主力選手が相次いで負傷。事実として、多くの期待はなかった中で迎えた初戦のドイツ戦で劇的な逆転勝利。この勝利で一気に空気が変わった。 世界をも驚かせた日本だったが、盛り上がる中で第2戦はコスタリカ代表に悔しい敗戦。最終戦のスペインに勝利しなければいけない状況に追い込まれたことで、再び絶望的な諦めムードが国民の中では漂ったが、日本はそのムードを再び振り払い、2度目の逆転勝利で大金星を上げ、首位でグループを通過した。 不屈の精神で目標達成に向けた大きな一歩を踏み出した日本。しかし、まだ何も達成していないというのが選手たちの言葉だ。4度目の挑戦となるベスト8への壁。果たしてこの壁を打ち破ることができるだろうか。 <span class="paragraph-subtitle">◆自信を力に全てを出し切り、悲願達成を</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/get20221205_japan_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> グループステージの2試合で強豪相手に大きな勝利を挙げた日本。その興奮からは未だ覚めない中、運命の一戦を迎えることとなった。 森保一監督は前日会見で「理想と現実を見て、選手たちには最終的に試合をものにできる戦いを」とコメント。しっかりと戦って、勝利を掴み取りたいと意気込みを語った。 史上初の2大会連続ベスト16に進出した日本。4年前、ベルギー代表との試合で、ラストプレーで味わったあの悲劇を払拭したい。長友佑都は「ふとした瞬間にあのベルギー戦の最後のカウンターが頭をよぎる」と忘れることはないと語る。日本国民の多くの記憶に残るあの光景を書き換えるチャンスが訪れた。 その日本だが、別メニューだった酒井宏樹(浦和レッズ)が全体練習に合流した一方で、久保建英(レアル・ソシエダ)が体調不良で前日練習を欠席。欠場することが濃厚だ。しかし、今のチームは1つになっており、誰が出ても問題は起こらない。コンディションが良い選手がピッチに並び、クロアチア撃破に向けて準備をしたいところだ。 1998年、2006年と、過去W杯のグループステージで2度戦い、クロアチアには勝てていない日本。ほとんど対戦経験はないと言って良い相手だ。強かな戦いを見せ、相手に合わせる対応力を持つチームに対し、どういう形で臨むのか。「コラッジョ、勇気、勇敢に戦うこと」(長友)とベスト8に行くために必要なことを語り、森保監督も「最初から守って戦うことはしたくないですし、勇気を持って勇敢に戦ってもらえるように準備をしていきたい」と語った。強豪相手の戦いでも理想を求めつつ、現実的に戦ってきた日本が、壁を打ち破ることに期待したい。 <span class="paragraph-subtitle">◆まだ本領は発揮していないクロアチア</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/get20221205_japan_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するクロアチアは、グループステージを2位通過。3試合を戦い1勝2分けと良い結果を残してきたとは言い難い状況だ。 しかし、2試合はゴールレスドローと粘り強い戦いを見せ、1試合は4ゴールを奪う大勝。本来の力を出し切っていることはまずないが、試合展開を読み、しっかりとアジャストして戦う能力の高さを感じざるを得ない。 4年前の前回大会は準優勝。フランス代表との決勝では惜しくも敗れたが、大会を通して調子を上げ、その強さを見せつけていた。そして、決勝で敗れた悔しさを持つ選手が多数いる状況。当然こんなところで負ける気はさらさらない。 重鎮であるルカ・モドリッチを筆頭に、マテオ・コバチッチ、マルセロ・ブロゾビッチ、イバン・ペリシッチと実力者が並び、デヤン・ロブレン、ヨシュコ・グヴァルディオルと守備も堅い。派手な戦いをここまでしていないが、バランスは取れており、堅実なサッカーをする相手。ドイツやスペインのような隙は生まれにくい相手と言えるだろう。 16年前の対戦を知るモドリッチもおり、日本としては試合中の対応力が非常に求められる難しい一戦となるはずだ。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-2-3-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/get20221205_japan_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:権田修一 DF:冨安健洋、吉田麻也、谷口彰悟、長友佑都 MF:遠藤航、守田英正 MF:伊東純也、鎌田大地、南野拓実 FW:前田大然 監督:森保一 どうしても日本としては越えたい壁。その先にも進みたいが、この壁を越えずして先はない。悲願のベスト8に向けたメンバーは、現状のベストメンバーを送り出すはずだ。 GKは4試合連続で権田修一(清水エスパルス)だろう。安定したパフォーマンスを続けており、初めてW杯に出場した中でも落ち着きは変わらない。ここまでの安定感をこの試合でも発揮できるかに注目だ。 最終ラインだが、右サイドバックには冨安健洋(アーセナル)、左には長友佑都(FC東京)を起用すると予想する。酒井宏樹(浦和レッズ)が復帰したものの、ドイツ戦以来の出場となるため不安も残る。また、クロアチアの左サイドにはペリシッチが入ることが予想されるが、いきなり対峙することが得策かと言われると疑問が。それであれば、一足先に復帰し、スペイン代表戦でもジョルディ・アルバとアンス・ファティを封じた冨安の起用を期待する。 アーセナルでもミケル・アルテタ監督は、守備力を買い、相手の強力なサイドアタッカー封じのために冨安を左サイドバックで起用するほど。日本にとっての脅威となるペリシッチ封じに冨安の力を使いたいところだ。 そして「ブラボー!」でお馴染みの長友は左サイドに。チームに活力を与える存在としてはもちろん、ピッチ上でも高いパフォーマンスを見せている。いつも通り、後半には三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)と交代する可能性もあるが、全てを捧げて悲願のベスト8に尽力したい。 センターバックは吉田麻也(シャルケ)と谷口彰悟(川崎フロンターレ)と予想する。板倉滉(ボルシアMG)が出場停止となってしまったことで、一角が不在となる中、右サイドバックに酒井を置くならば、冨安が起用されるだろう。 吉田はコスタリカ戦の判断ミスはあったが、それ以外は高いパフォーマンスを披露。安定感あるプレー、最終ラインの統率とキャプテンとしての働きを見せている。また、スペイン戦でW杯デビューを果たした谷口も、序盤は遠慮がちなプレーが見えたが、徐々に自信を持ってプレー。得意のボール奪取、前に出る守備、カバーリングとパフォーマンスを上げた。この試合でもしっかりとプレーしてくれるだろう。 ボランチには今大会初めてコンビを組む遠藤航(シュツットガルト)と守田英正(スポルティングCP)が並ぶはずだ。互いのコンディションの問題で、鉄板のコンビ形成となればスタートからは今大会初。遠藤、守田ともにそれぞれ出た試合では持ち味を発揮していた。日本が誇るボランチコンビでクロアチアの中盤に対抗できるか。中盤を制して試合を優位に進めたいところだ。 2列目は右に伊東純也(スタッド・ランス)、トップ下に鎌田大地(フランクフルト)、左には南野拓実(モナコ)を置くと予想する。まず、前述の通り久保が不在になることが濃厚。そこで左には南野を起用すると予想する。 個で打開できる三笘や相馬勇紀(名古屋グランパス)の起用ももちろん考えられるが、南野を起用する利点は攻撃のパターンの変化。長い間日本が見せてきた左で作り、右で仕留めるという形をここでこそ戻すこと。加えて、ここまで決定的な仕事ができていない鎌田を生かすためにも、南野の存在は重要となる。 鎌田とのポジションの入れ替えもあり得るが、細かいパスを繋ぐこと、連動した動きでゴールに迫るという点では、南野の起用は最適解といえる。ここまで出番が限られる背番号10には、しっかりと力を見せつけてもらいたい。 また、鎌田に関しても、より攻撃に集中できる環境がこれでできるだろう。ボランチに遠藤と守田が入れば、後ろの心配は多少減る。間で受けたい鎌田に対して、もっとボールを預ける動きが欲しいところだが、南野の起用でその点も解消できる可能性がある。 そして右に入る伊東には、ここまでまだ隠されている突破力に期待だ。守備に追われることも多かった戦いだが、今こそ“イナズマ純也”の力を見せ、三笘だけではないことを示してもらいたいところだ。 トップには前田大然(セルティック)を予想。スペイン戦でも見せたプレスは、やはり世界相手にも通用することが証明された。スペインほど後方からボールを繋ぐことには固執しないクロアチアだが、CBに入るグヴァルディオルがスピードを武器にする一方で、ロブレンにスピードはない。前田が狙うとすればフィジカルな守備をするロブレンのところだろう。 ドイツ戦、スペイン戦と采配が光った森保監督の決断にも注目。クロアチアの穴をどこに見つけ、どういう手を打っていくのか。今大会の4ゴールには途中出場の選手が全て絡んでいるだけに、世界もその采配には注目しているはずだ。 日本が目標に掲げるベスト8まであと一歩。運命のクロアチア代表戦は、5日の24時にキックオフを迎える。 2022.12.05 12:30 Mon5
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【2023-24セリエAベストイレブン】インテルから最多6選手を選出
2023-24シーズンのセリエAが2日に終了しました。本稿では今季のセリエAベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKヤン・ゾマー(35歳/インテル) 出場試合数:34(先発回数:34)/失点数:19/出場時間:3060分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。 DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス) 出場試合数:32(先発回数:30)/得点数:4/出場時間:2640分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍2季目にして大ブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても4ゴールと攻守に活躍したシーズンとなった。 DFグレイソン・ブレーメル(27歳/ユベントス) 出場試合数:36(先発回数:36)/得点数:3/出場時間:3234分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示した。 DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン) 出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:5/出場時間:2795分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなした。能力の高さで何の問題もなくプレーしたことが彼のポテンシャルを現している。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。 DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル) 出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:5/出場時間:2104分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は6。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。 MFヘンリク・ムヒタリアン(35歳/インテル) 出場試合数:36(先発回数:35)/得点数:2/出場時間:2804分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 35歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーでチャルハノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルハノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。 MFハカン・チャルハノール(30歳/インテル) 出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:13/出場時間:2576分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。 MFトゥン・コープマイネルス(26歳/アタランタ) 出場試合数:34(先発回数:29)/得点数:12/出場時間:2631分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> これまではプレーメーカーのイメージが強かったコープマイネルスだが、今季はよりゴール前に近いポジションで起用され、見事ガスペリーニ監督の期待に応えた。昨季の10ゴール4アシストを越える12ゴール5アシストと申し分ないスタッツを残し、チームをCL出場、EL優勝に導いた。 FWマルクス・テュラム(26歳/インテル) 出場試合数:35(先発回数:34)/得点数:13/出場時間:2707分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。13ゴール13アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。 FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル) 出場試合数:33(先発回数:31)/得点数:24/出場時間:2667分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季より正式就任の主将としてチームも牽引。一流のストライカーとして完成されつつある。後半戦はペースが落ち9試合ゴールのない期間があったが、それでも24ゴールと十分なスタッツ。自身初の得点王を獲得した。 FWジョシュア・ザークツィー(23歳/ボローニャ) 出場試合数:34(先発回数:32)/得点数:11/出場時間:2774分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進のボローニャを攻撃面で大きく支えた。大柄ながら卓越した技術を駆使してのキープ力で味方の押し上げを促した。後半戦は4ゴールと少々ペースは落ちたが、ゴール数以上の存在感でチームのCL出場権獲得に貢献した。 2024.06.05 18:05 Wed2
“オランダ代表のCB層はスゴい” 躍進ボローニャの25歳オランダ人CBが嘆き「正真正銘トップクラスしかいない…」
ボローニャのオランダ人センターバック、DFサム・ベウケマ(25)はA代表入りを夢見ているが…。 クラブ125年史で初のチャンピオンズリーグ(CL)参戦が決まったボローニャ。チアゴ・モッタ監督が現役時代の名声に劣らぬ指導力でチームを束ね、22歳FWジョシュア・ザークツィーに代表される若きタレントが躍動する。 ビッグクラブ移籍の噂も存在するザークツィーや24歳ルイス・ファーガソンらはアタッカー陣だが、今季セリエA36試合27失点という堅守を支える守備陣の奮闘も見逃せない。 最終ラインの中心は、表題のベウケマ。今季キャリア初の国外移籍としてAZからやってきた188cmセンターバック(CB)で、直近のナポリ戦は累積警告で出場停止も、状態に問題がなければ指揮官のファーストチョイスだ。 チームの躍進と共に自信が深まっているようで、CL行き決定を祝福される形で実施された母国オランダ『Ziggo Sport Voetbal』のインタビューにて、オランダ代表初招集への想いを率直に語っている。 「正直言って、開幕前にCLの切符を掴めるなんて微塵も思ってなかった(笑) クラブ計画にも入ってなかったしね。頑張って欧州の舞台(ELやECL)へ行こう、が大きな目標だったね」 「幼い頃からCLでプレーする自分を思い描いてきた。だから、キャリアのネクストステップは、CLで自分の価値を存分に発揮すること。だって僕はオランダ代表に入りたいからね」 しかし、2024年現在のオランダ代表は、世界No.1と言っても過言ではないほど、CBの層が厚い。 「(オランダ代表メンバーの)招集リストが世間に公表されるたび、電話がかかってない僕も、わずかな希望にすがって『僕の名前はあるかな…』なんて、そのリストを見る」 「僕はいたって現実的な人間なんだろう。オランダ代表には正真正銘トップクラスのディフェンダーしかいない…。鍛錬を続けて、チームに影響を与えられる選手になるしかないんだろうね。いつかその日が来るまで…」 リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイク(32)、インテルのDFステファン・デ・フライ(32)、マンチェスター・シティのDFナタン・アケ(29)、バイエルンのDFマタイス・デ・リフト(24)、トッテナムのDFミッキー・ファン・デ・フェン(23)…。 年齢層のバランスが比較的良く、揃いも揃ってトップクラブの主力選手たちというオランダ代表CB陣。左サイドをメインとするジローナ所属の重鎮DFデイリー・ブリント(34)もCBに対応可能という状況がある。 切にオランダ代表入りを夢見るベウケマ。地道にキャリアを積んできた25歳は、世代別も含めオレンジのユニフォームに袖を通した経験がない。その日が来ることを願いたい。 2024.05.14 16:40 Tue3
スロベニア代表CBビヨルは隠れた人気銘柄? インテルに続き6クラブから関心か
ウディネーゼのスロベニア代表DFジャカ・ビヨル(25)は隠れた人気銘柄か。 ビヨルは190cmのセンターバック(CB)。CBを主戦場にボランチも対応可能で、スロベニア代表では通算53キャップ。ユーロ2024はラウンド16敗退まで全4試合にフル出場した。 クラブキャリアは2018年夏に母国からロシアのCSKAモスクワへ。ハノーファーへのレンタル移籍を経験したのち、22年夏に現所属のウディネーゼへ完全移籍でやってきた。 23-24シーズンが終わったあたりからインテルの関心が報じられており、ユーロ2024での奮闘がさらに多くのクラブを惹きつけた模様。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ナポリ、ボローニャ、ラツィオ、シュツットガルト、ヴォルフスブルク、ノッティンガム・フォレストが新たに関心を寄せ始めたという。 『SportItalia』いわく、シュツットガルト、ヴォルフスブルク、フォレストについては、すでにビヨルとウディネーゼへアプローチ。 元々インテルによる関心は「さほど高くない移籍金」も理由のひとつと伝えられていたが、やはりウディネーゼの要求は1000万〜1500万ユーロ(約17.4億〜26.2億円)が目安とのことだ。 2024.07.10 14:05 Wed4
守備陣に負傷者続出のアタランタ、オーストリア代表DFポッシュ獲得でボローニャとクラブ間合意
アタランタがボローニャのオーストリア代表DFシュテファン・ポッシュ(27)の獲得に迫っているようだ。 2017年にホッフェンハイムでプロデビューしたポッシュは、主戦場のセンターバックのほかに右サイドバックも務めるポリバレントなプレーヤー。2022年夏にボローニャにレンタル移籍で加入すると、翌年に完全移籍。 当時の指揮官だったチアゴ・モッタ監督の下で右サイドバックのレギュラーに定着すると、ここまで公式戦85試合に出場し7ゴール4アシストを記録。チアゴ・モッタ監督が退任した今季は、シーズン序盤こそ出場機会を得ていたが、DFエミール・ホルムにポジションを奪われ、直近5試合では81分の出場に留まっていた。 そんなポッシュの獲得にアタランタが迫っているとのこと。同クラブでは現在、DFジョルジョ・スカルヴィーニとDFオディロン・コスヌが長期離脱を強いられており、直近のトリノ戦でもDFセアド・コラシナツが前半30分に負傷交代しておりDFの補強が急務となっていた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によれば、両クラブはレンタル移籍で合意に至っており、選手のメディカルチェックについても完了しているとのこと。 同紙によれば、ポッシュは古巣ホッフェンハイムから正式オファーを受けていたが、すでにアタランタのメディカルチェックを受診していたため、迷いながらもこのオファーを断ったとのいう。 2025.02.03 12:00 Mon5