バレンシア、今季絶望ガライ後釜がようやく決定か? レバンテCB確保に迫る

2020.03.06 19:54 Fri
Getty Images
バレンシアが今季絶望のアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライの穴埋め補強をようやくまとめ上げたようだ。スペイン『Superdeporte』が報じている。

バレンシアは先月2日、セルタ戦で負傷したガライが右ヒザのじん帯損傷で今シーズン中の復帰が絶望的であることを発表した。

この緊急事態を受けて、同クラブは先日にバルセロナがレガネスからデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトを獲得した際に用いた、移籍期間外の代替選手獲得が可能となるスペインサッカー連盟(REFE)救済措置を利用して穴埋め補強を目指している。
その中でレアル・マドリーのスペイン人DFハビ・サンチェス(22)、レアル・ベティスのモロッコ代表DFズハイル・フェダル(30)の獲得に動いていたことが報じられていたが、いずれも交渉はまとまらず。

しかし、『Superdeporte』によると、同クラブは同じバレンシア自治州に本拠地を置くレバンテのコスタリカ代表DFオスカル・ドゥアルテ(30)の獲得に迫っているようだ。
クラブ・ブルージュ、エスパニョールを経て、昨夏にレバンテに加入したドゥアルテだが、今シーズンここまではリーグ戦6試合の出場にとどまっている。

そのため、レバンテは今シーズン終了までの有償レンタルというバレンシアからの申し出を受け入れることになるという。

エセキエル・ガライの関連記事

元アルゼンチン代表DFエセキエル・ガライ(34)が16日、自身のツイッターで現役引退を発表した。 近年、股関節の慢性的な痛みを抱えていたガライは、昨年2月に右ヒザ前十字じん帯を損傷。昨年6月にバレンシアを退団して以降、フリーの状態が続いていた。 ニューウェルス・オールドボーイズでキャリアをスタートさせたガラ 2021.07.16 22:50 Fri
現フットボール界の二大巨頭であるユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループG最終節ではC・ロナウドがメッシの眼前で2ゴールを決める活躍を見せ、バルセロナを一蹴した。 キャリアも晩年を迎えつつある2 2020.12.09 20:30 Wed
バルセロナがホッフェンハイムに所属するU-18オランダ代表DFメレイロ・ボハルデ(18)に関心を示しているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が主張している。 バルセロナでは元々の選手層の薄さに加え、ディフェンスリーダーを務める元スペイン代表DFジェラール・ピケの長期 2020.11.26 23:55 Thu
バルセロナが新たなセンターバックを緊急補強する可能性もあるようだ。 バルセロナは、21日にラ・リーガ第10節でアトレティコ・マドリーと対戦。試合は1-0で敗れたがこの試合で元スペイン代表DFジェラール・ピケが負傷交代した。 ピケはバランスを崩した相手FWアンヘル・コレアに、ヒザにのしかかられる形となり、検査 2020.11.24 21:45 Tue
度重なるセンターバックの負傷者に悩まされているリバプールは、緊急補強として元アルゼンチン代表DFエセキエル・ガライ(34)の獲得に動く可能性があるかもしれない。 現在、リバプールではディフェンスリーダーを務めるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクに加え、直近のイングランド代表の活動中にDFジョー・ゴメスがヒ 2020.11.12 13:35 Thu

バレンシアの関連記事

インテル・マイアミは15日、元スペイン代表DFジョルディ・アルバ(36)との契約延長を発表した。契約期間は2027年末までとなる。 新契約にサインしたジョルディ・アルバは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「契約を更新できることを嬉しく思っている。なぜなら、僕には今後もプレーを続けたいという気持ちがあ 2025.05.16 13:30 Fri
元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテス氏(49)が肺塞栓症を患い入院していたことを明かした。 現役時代はレアル・マドリーやリバプール、バレンシアなどで活躍しスペイン代表として47キャップを誇るモリエンテス氏。現役引退後は様々なメディアでサッカーの解説者として活躍している。 そんなモリエンテス氏は、スペ 2025.04.21 13:30 Mon
「さすがマドリー、振り幅がここまで大きいとは」そんな風に私が驚いていたのは月曜日、それまでクラブ史初のtriplete(トリプレテ/3冠優勝のこと)の話ばかりしていたスポーツマスコミに、アンチェロッティ監督のレアル・マドリー指揮官としての将来が、コパ・デル・レイ決勝とCLに懸かっているという論調が現れたのを見つけた時の 2025.04.09 01:00 Wed
レアル・マドリー撃破の立役者となったバレンシアの守護神ギオルギ・ママルダシュヴィリは、プレーヤー・オブ・ザ・マッチとともに“臨時収入”を得ることになりそうだ。 バレンシアは5日、敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われたラ・リーガ第30節でレアル・マドリーと対戦。マドリーとのリーグ戦でのアウェイゲームは2008年以来 2025.04.06 21:35 Sun
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が5日にホームで行われ、1-2で敗れたラ・リーガ第30節バレンシア戦後に会見でコメントした。 首位バルセロナを3ポイント差で追う2位マドリーが3日後にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのアーセナル戦を控える中、15位バレンシアをサンチャゴ・ベルナベウに迎えた一戦。 2025.04.06 10:00 Sun

記事をさがす

エセキエル・ガライの人気記事ランキング

1

CBクライシスのリバプール、フリーのガライに関心?

度重なるセンターバックの負傷者に悩まされているリバプールは、緊急補強として元アルゼンチン代表DFエセキエル・ガライ(34)の獲得に動く可能性があるかもしれない。 現在、リバプールではディフェンスリーダーを務めるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクに加え、直近のイングランド代表の活動中にDFジョー・ゴメスがヒザを負傷。現時点でゴメスの離脱期間は不明も、長期離脱の可能性が指摘されている。 また、右サイドバックの主力を担うイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、センターバックとしてスクランブル起用されていたブラジル代表MFファビーニョも離脱しており、最終ラインは苦しい台所事情を強いられている。 もちろん、現スカッドにはDFセップ・ファン・デン・ベルフ、DFリース・ウィリアムズ、DFナサニエル・フィリップスら若手有望株がおり、トップチームでプレー可能な唯一の主力センターバックである元カメルーン代表DFジョエル・マティプを中心に頭数は揃っている。 ただ、マティプが負傷がちなこともあり、今冬の移籍市場までの過密日程を乗り切る上で緊急補強に動く可能性も否定できない。 そういった中で、ここ最近注目を集めているのが、今年6月にバレンシアを退団してフリーの状況が続くガライだ。 ここまでベンフィカやレアル・マドリー、ゼニトといったヨーロッパの名門クラブで活躍してきた経験豊富なセンターバックは、サラリーの問題や今年2月に右ヒザ前十字じん帯損傷の重傷を負った影響で退団を余儀なくされたが、バックアッパーとしては十分に活躍可能な実力者だ。 先日にファン・ダイクの離脱が決定した段階で、スペイン『fichajes』などがリバプールと関連付けて報じていた同選手だが、イングランド国内ではあまり目立った話題とはならなかった。 しかし、ここに来てゴメスの長期離脱の可能性が高まったことを受け、『talkSPORT』や、『リバプール・エコー』などの地元メディアもガライ獲得の可能性に注目している。 現時点では具体的な動きはなさそうだが、ゴメスの離脱期間次第では何らかの動きが出てくるかもしれない。 2020.11.12 13:35 Thu
2

C・ロナウドとメッシ、2人のスーパースターとチームメイトになった選手は何人?

現フットボール界の二大巨頭であるユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループG最終節ではC・ロナウドがメッシの眼前で2ゴールを決める活躍を見せ、バルセロナを一蹴した。 キャリアも晩年を迎えつつある2人だが、同じ時代にここまで突出した2人のスター選手が揃うことは稀なこと。その2人とチームメイトになったラッキーな選手たちを紹介する。 <div id="cws_ad">◆CLでの最後のメッシvsC・ロナウド<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ4ejNUSmNDUCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> クラブチームと代表チームで2人のスターと共演したことがあるのは16人だが、クラブレベルで一緒にプレーしたことがあるのはたったの5人しかいない。メッシがバルセロナでしかプレーしていないため、必然的にバルセロナに在籍した経験がなければならないこととなる。 その5人は、元スペイン代表DFジェラール・ピケ、元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション、元ウルグアイ代表DFマルティン・カセレス、そして今夏トレードとなったピャニッチとアルトゥールだ。 最も意外なのは、やはりラーションだろうか。メッシがデビューを飾った2004年から2006年までバルセロナでプレーした後、母国のヘルシンボリへ移籍したが、2006年12月にユナイテッドへと短期レンタル。短い間ではあったものの、C・ロナウドと同僚の期間があった。 来夏で契約が切れるメッシがバルセロナを退団することになれば、このリストに新たな名前が加わる可能性も高そうだ。 ◆クラブチームでチームメイト DFジェラール・ピケ(スペイン) C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド メッシ:バルセロナ バルセロナ下部組織出身のピケは、メッシと同期。2004年7月にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍すると、2004年から3シーズンをC・ロナウドと過ごし、2008年から復帰したバルセロナではメッシとここまで12年にわたってプレーしている。 FWヘンリク・ラーション(スウェーデン) C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド メッシ:バルセロナ 2006年にまだ若かったメッシと共にチャンピオンズリーグで優勝し、1年後にユナイテッドへレンタル移籍し、13試合をプレーしている。 DFマルティン・カセレス(ウルグアイ) C・ロナウド:ユベントス メッシ:バルセロナ バルセロナでは控えだったものの、2008年から1シーズンプレー。2019年1月にユベントスに三度目の加入となり、そこでC・ロナウドとも同僚になった。 MFミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ) C・ロナウド:ユベントス メッシ:バルセロナ ユベントスでC・ロナウドとフリーキッカーを争い、今シーズンからバルセロナに加入。8日のCLでもプレーした。 MFアルトゥール(ブラジル) C・ロナウド:ユベントス メッシ:バルセロナ メッシとバルセロナでプレーした後、ピャニッチとのトレードに近い形で今季からユベントスでプレー。ピャニッチ同様8日のCLでもプレーした。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><br/>◆代表チームとクラブチームでチームメイト<br/><br/>DFガブリエル・エインセ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド<br/><br/>ユナイテッドで3年間 C・ロナウドのチームメイトであり、アルゼンチン代表でメッシとプレーした。<br/><br/>FWカルロス・テベス<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド<br/><br/>C・ロナウドと一緒にプレミアリーグで活躍、メッシとはアルゼンチン代表で2度、コパ・アメリカ決勝に導いた。<br/><br/>DFエセキエル・ガライ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー<br/><br/>マドリーでC・ロナウドと2シーズンプレーし、2007年にアルゼンチン代表デビューを果たした後、2014年にはメッシらとブラジル・ワールドカップ決勝に出場。<br/><br/>MFフェルナンド・ガゴ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー<br/><br/>マドリーでC・ロナウドと3年間プレーし、アルゼンチン代表でメッシとプレーした。<br/><br/>MFアンヘル・ディ・マリア<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー<br/><br/>マドリーでC・ロナウドと見事な連携を見せ、2014年にCLで優勝。メッシに続いてアルゼンチン代表通算100キャップに到達。<br/><br/>FWゴンサロ・イグアイン<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー、ユベントス<br/><br/>C・ロナウドとはマドリーとユベントスと2つのクラブでともにプレー。すでに代表引退はしているものの、メッシともプレーした。<br/><br/>FWパウロ・ディバラ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:ユベントス<br/><br/>ユベントスでC・ロナウドとの2シーズンプレーしており、メッシとは代表で4年間プレーしている。<br/><br/>DFアンドレ・ゴメス<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>キャプテンであるC・ロナウドとポルトガル代表でプレー、バルセロナでメッシのチームメイトとして2年間過ごした。<br/><br/>DFネルソン・セメド<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>昨シーズンまでメッシとバルセロナでプレーし、代表ではC・ロナウドとともにUEFAネーションズリーグで優勝。<br/><br/>MFデコ<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>メッシがプロデビューした頃のバルセロナで共にプレー。C・ロナウドと一緒にポルトガル代表として活躍。<br/><br/>FWフランシスコ・トリンコン<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>2020年1月にブラガからバルセロナへの移籍が決定し、今シーズンからプレー。10月にはポルトガル代表デビューも飾り、2人のスターと共演を果たした。 2020.12.09 20:30 Wed

バレンシアの人気記事ランキング

1

最悪の時期だった…クーマン監督のバレンシア時代を振り返るホアキン、バルサ戦では「挨拶しない」

7日にバルセロナ戦が控えるベティスの元スペイン代表MFホアキンだが、バレンシア時代の指揮官であるロナルド・クーマン監督との間にいい思い出はなかったと、スペイン『El Larguero』のインタビューで語っている。 2006年から2011年にかけてバレンシアに在籍したホアキンは、2007-08シーズンに現バルセロナ指揮官のクーマン監督を師事していた。だが、オランダ人指揮官に率いられたバレンシアは、コパ・デル・レイこそ制覇したものの、リーグ戦ではわずか4勝しか挙げられず、シーズン途中の4月に解任されていた。 クーマン監督は就任当初、チームの中心メンバーだったGKサンティアゴ・カニサレスやFWミゲル・アンヘル・アングロ、MFダビド・アルベルダを戦力外とし、財政難に陥っていたクラブの改革に着手した。 その中でホアキンは主力として試合に出場したが、当時からその手腕には懐疑的な目を向けていたようだ。 「あれは私のキャリアの中で最高の経験とは言えないものだった。でも私はいつも『人間とはあらゆるものと共存していかなければならない。あの時がそうだったのだ』と言い聞かせてきた」 「正直僕はひどく傷ついたから、あまりこの話はしたくないんだ。幸い最悪な時期は長くは続かず、(コパ・デル・レイ優勝で)何とか挽回してシーズンを終えることができた。(今週末)私は彼に挨拶しないし、彼もしてこないだろう」 2020.11.03 20:17 Tue
2

バレンシア、ビッグクラブが関心の逸材DFガシオロフスキと2027年まで契約延長

バレンシアは26日、U-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 ポーランド人の父親とスペイン人の母親を持ちスペインで生まれ育ったガシオロフスキは、192cmの体躯を誇る左利きのDF。7歳でバレンシアのカンテラに加入し、リザーブチームのバレンシアBでのプレーを経て2023年10月に行われたマジョルカ戦でトップチームデビュー。 これまでトップチームでは、公式戦34試合に出場しており、今季もラ・リーガ14試合を含む公式戦18試合に出場している。また、U-19スペイン代表の主力としても活躍しており、昨夏に行われたU-19欧州選手権では優勝に大きく貢献した。 現在はセンターバックを主戦場としているが、元々はサイドバックでプレーしていたこともあり、バレンシアのトップチームではセンターバック、左サイドバックの両方でプレーしている。恵まれた体躯通りの空中戦の強さに加え、サイズを感じさせないスピードを兼備するフィジカルアスリートで、出足鋭いアグレッシブな対人守備を持ち味とする。 判断や精度という部分に伸びしろを残すが、後方からの配球や積極果敢なドライブなど攻撃に関与する意識も高い現代型のDF。セットプレー時はターゲットマンとしても有能だが、ロングスローも武器としている。 以前にはアーセナルやトッテナム、ユベントス、インテルといったビッグクラブからの関心が報じられていたガシオロフスキだが、かねてより残留の意向を示しており、自身を育ててくれたクラブとの新契約を決断した。 2025.02.27 12:30 Thu
3

スペイン代表に新顔続々? 前政権が無視した28歳の左SB、バルサの20歳…ソシエダからも初招集か

スペイン代表に複数の新顔が加わる可能性もあるようだ。スペイン『Estadio Deportivo』が伝えている。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表。今月のインターナショナル・マッチウィークでは、16日にユーロ2024予選・グループA第9節でキプロス代表、19日に第10節でジョージア代表と対戦する。 すでにユーロ本大会行きを決めているため、今回の2試合は心置きなく新戦力をテストできることに。度重なるケガにより、デ・ラ・フエンテ政権で未だ出場ゼロのMFぺドリ(バルセロナ)は、今回も大事をとって招集を見送る可能性があるという。 その一方、バレンシアの中盤を支え、U-21スペイン代表で背番号「10」を背負うMFハビ・ゲラ(20)の初招集が議論されている模様。ラ・ロハはテクニカルスタッフが5日に行われたバレンシアvsグラナダを視察したとのことだ。 また、レバークーゼンのDFアレハンドロ・グリマルド(28)が今回こそ初招集されるとの見方も。同選手はバルセロナの下部組織時代にルイス・エンリケ監督(当時)を激怒させてしまった事件があり、ラ・ロハを率いた同監督から声がかかることは決してなかった左サイドバック。今季は公式戦15試合で7ゴール5アシスト…ストライカー並みの数字だ。 他には、レアル・ソシエダの左サイドアタッカーを担うFWアンデル・バレネチェア(21)、バルセロナで急速にプレータイムを伸ばすMFフェルミン・ロペス(20)がデ・ラ・フエンテ監督の手元のラージリストに名を連ねているようだ。 スペイン代表の最新メンバーは現地時間11月10日に発表される。 2023.11.08 15:00 Wed
4

LFPが2014-15シーズンのリーガエスパニョーラ・ベストイレブンを発表

▽スペインプロリーグ機構(LFP)は15日、2014-15シーズンにおけるリーガエスパニョーラのベストイレブンを公式サイトで発表した。 ▽LFP選定のベストイレブンでは、GK部門にリーグ最小失点に抑えたチリ代表GKクラウディオ・ブラーボが選出。DF部門にはブラジル代表DFダニエウ・アウベス、スペイン代表DFジェラール・ピケ、同DFジョルディ・アルバといった優勝したバルセロナ勢とともに、バレンシアの躍進を支えたアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディが選ばれた。 ▽MF部門には、移籍1年目の3選手が選出。スタッド・ランスからセビージャへの移籍で攻守に存在感を示したポーランド代表MFグルゼゴルツ・クリホヴィアク、セビージャからの加入でバルセロナの優勝に貢献したクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ、モナコからレアル・マドリーに加入し、13ゴール13アシストを記録したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスとなった。 ▽FW部門には、48ゴールを奪って得点王に輝いたレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド、43ゴールで得点ランク2位となったバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシといったメガクラッキに加え、移籍初年度で22ゴールを奪い、アトレティコ・マドリーの攻撃をけん引したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが選ばれた。 ▽最優秀監督には、バルセロナをリーグ制覇に導いたルイス・エンリケ監督が選出された。また、惜しくも選外となった選手として、ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)、アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)、U-21スペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)、スペイン人MFダニエル・パレホ(バレンシア)、ドイツ代表MFトニ・クロース(レアル・マドリー)、ブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)、コロンビア代表FWカルロス・バッカ(セビージャ)の名前が挙げられている。LFP発表の2014-15シーズンにおけるリーガエスパニョーラのベストイレブンは以下の通り。 GK クラウディオ・ブラーボ(バルセロナ) DF ダニエウ・アウベス(バルセロナ) ジェラール・ピケ(バルセロナ) ニコラス・オタメンディ(バレンシア) ジョルディ・アルバ(バルセロナ) MF イバン・ラキティッチ(バルセロナ) グルゼゴルツ・クリホヴィアク(セビージャ) ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリー) FW リオネル・メッシ(バルセロナ) クリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) 2015.06.16 05:00 Tue
5

2つのOGに2つのPK、2人の退場者を出したチェルシーとアヤックスの一戦は4-4の壮絶な打ち合いに《CL》

チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第4節、チェルシーvsアヤックスが5日に行われ、4-4で引き分けた。 先月23日に行われた第3節では、アヤックスの本拠地ヨハン・クライフ・アレナに乗り込んだチェルシーがバチュアイのゴールで勝利を収めた。途中出場の選手が結果を出す采配が光った試合でもあった。折り返しとなる今節は、今度はチェルシーが本拠地スタンフォード・ブリッジでアヤックスを迎え撃つ。 前回のアヤックス戦を含めて公式戦7連勝としていたチェルシーは、先月末の国内カップ戦でマンチェスター・ユナイテッドに敗れ連勝がストップ。しかし、その3日後のプレミアリーグのワトフォード戦はきっちり勝利を収めて、リーグ戦5連勝としている。今回の先発には、その試合からエメルソンに代わりマルコス・アロンソが起用されている。 対するアヤックスは、国内では無類の強さを誇り未だ無敗を続けている。今のところ、前回のチェルシー戦が今季唯一の黒星となっている。リーグ戦ここ2試合はいずれも4得点しており、その中で3得点のネレスは今回も先発入り。オランダで好調を続ける選手たちがスタメンに顔を揃えている。 サポーターの不適切行為に対する制裁で、アヤックスが無観客を強いられた試合は予想外の立ち上がりを見せる。2分、左サイドのボックス外でFKを獲得したアヤックスは、プロメスが右足で上げたクロスがエイブラハムの足に当たってゴールイン。アウェイチームが先制する。 出鼻を挫かれたチェルシーだったが、すぐに反撃に出ると4分、ドリブルで仕掛けたプリシッチがボックス内で倒されPKを獲得。これをジョルジーニョが落ち着いて決めて、瞬く間に試合を振り出しに戻した。 14分には両チームに決定機。チェルシーは、持ち上がったコバチッチのスルーパスに飛び出したエイブラハムがネットを揺らすがオフサイドの判定。アヤックスは、タディッチが味方のロングボールを受けてゴール前に攻め込むが、シュートは精度を欠いてしまった。 そんな中、勝ち越しに成功したのはアヤックスだった。20分、敵陣右サイドからスローインでリスタートし、相手を右に引き寄せてからジイェフが左足でクロス。これをファーサイドから走り込んだプロメスが頭で流し込んで再びリードを得た。 さらに35分には、敵陣右サイドの深い位置で得たFKをジイェフがゴール前に送ると、ゴールに向かったボールは左ポストを跳ね返り、GKケパの顔に当たってゴール。アヤックスは幸運にも2つのオウンゴールでリードを広げた。 後半頭からマルコス・アロンソを下げてリース・ジェームズを投入したチェルシーは、ズマが自陣からドリブル突破を見せる。最後はシザーズフェイントで相手を躱してシュートまで運んだが、枠を大きく越えてしまった。 チェルシーの決定機は続く。52分、コバチッチが味方とのパス交換でピッチ中央を切り裂くと、最後はスルーパスを受けたエイブラハムがGKと一対一に。しかし、シュートはGKオナナに左手一本で防がれてしまう。 後半はチェルシーペースかに思われたが55分、アヤックスはカウンター気味に右サイドを攻めると、ボックス中央でフリーでパスを受けたファン・デ・ベークがシュートを沈めて4点目を奪った。 その後、ケガをしたマウントを下げてオドイを入れたチェルシーは63分、オドイのサイドチェンジから、ウィリアンがボックス右からグラウンダーのクロスを入れると、エイブラハムが触ったボールをアスピリクエタが押し込んで1点を返した。 するとここからチェルシーに流れが傾き始める。68分、ルーズボールを拾いにいったエイブラハムがブリントに倒されるも、主審はアドバンテージを取ってプレーを続行。するとボールを持ったオドイがボックス手前からシュートを放つと、フェルトマンの手に当たってプレーが途切れる。ここで主審はまずはブリントにイエローカードを提示し2枚目で退場に。さらにフェルトマンにもイエローカードが出され、こちらも2枚目となりアヤックスは一気に2人も退場となってしまった。 <div id="cws_ad"><script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=152dplht2e74c13iaisn2tzbz2" async></script> </div> このハンドでPKを獲得したチェルシーは、ジョルジーニョがきっちり決めて3-4に。これで完全に流れを手繰り寄せた74分、右CKを頭で合わせたズマのシュートはクロスバーを叩いたが、こぼれ球をR・ジェームズが蹴り込んで同点に追いついた。 さらに78分には、ゴール前で混戦に持ち込むと、アスピリクエタが豪快に決めてついに逆転…かに思われたが、直前のジョルジーニョのシュートがエイブラハムの手に当たっていたため、ゴールは取り消しになった。 3点ビハインドから一転、逆転勝利も夢ではなくなったチェルシーは、87分にコバチッチを下げてバチュアイを投入。90分のそのバチュアイに決定機が訪れるが、ボックス中央からのシュートはGKオナナのビッグセーブに阻まれてしまう。 その後は互いにチャンスを作りながらもゴールを決めることは出来ず、壮絶な展開となった試合は4-4で幕切れ。首位攻防戦は痛み分けに終わった。 グループHもう一方の試合、バレンシアvsリールは4-1でバレンシアが勝利した。 勝ち点4で3位のバレンシアと、同1で4位のリールが激突。バレンシアがポゼッションを高めていく中で25分、最終ラインで繋いでいたボールをオシムヘンに奪われると、GKシレッセンも股を抜かれて成す術なし。未勝利のリールに先制を許した。 しかし、バレンシアは後半から一気にギアを上げて畳みかける。まずは66分、フォンテのハンドで得たPKをパレホが決めて反撃の狼煙を上げると、82分には、ガヤがボックス左から上げたクロスが相手のオウンゴールを誘って逆転に成功する。 バレンシアの勢いはまだ止まらない。逆転から2分後には、コンドグビアの目が覚めるようなミドルシュートが決まりリードを広げると、90分にフェラン・トーレスが仕上げて試合終了。 結局、4-1でバレンシアが逆転勝利を収め、チェルシーとアヤックスと勝ち点7で並んでいる。 2019.11.06 07:30 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly