辛勝を認めるドルトムント陣営 「結果が重要」

2020.03.01 15:15 Sun
Getty Images
ドルトムントの選手たちは1-0の勝利に終わったフライブルク戦での苦戦を素直に認めている。クラブ公式サイトが試合後コメントを伝えている。
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ドルトムントは2月29日、ブンデスリーガ第24節でフライブルクをホームに迎え、1-0で辛勝した。立ち上がりからボールを保持したドルトムントは15分に絶好調のFWジェイドン・サンチョのゴールで幸先良く先制に成功。ここから一気にゴールラッシュといきたいところだったが、以降はやや消極的な相手に対して主導権こそ握ったものの追加点を奪うことができず。
すると、75分にオフサイドをかけ損ねた流れからFWニルス・ペテルゼンにゴール前フリーでヘディングシュートを許すが、ここはDFウカシュ・ピシュチェクのゴールカバーで凌ぐ。試合終盤には相手の猛攻に晒されたが、何とか逃げ切り大苦戦の3連勝となった。

同試合後、チームを率いるルシアン・ファブレ監督は、「もっとうまくできたはず」と、苦戦を認めている。
「フライブルクは本当に戦いにくい相手だ。我々は早い時間帯にリードを奪ったが、その後は満足のいくプレーができなかった。パスミスが多く、スピードも不十分。もっとうまくできたはずだ」

また、左ウイングバックでフル出場したDFラファエウ・ゲレイロも土壇場で引き分けに持ち込まれた前回対戦同様に苦しい戦いを強いられたと今回の一戦を振り返っている。

「最後にフライブルクの同点ゴールを許し、敵地で引き分けた今シーズン最初の対戦のことは考えないようにしたよ。今日も最高の試合ではなかったけど、最も大切なのは結果を残すことだ。勝ったのは僕らであって、最終的にはその事実しか記憶に残らない」

最後に、2月8日のレバークーゼン戦で負傷して以来、約3週間ぶりの戦列復帰を果たしたMFユリアン・ブラントは自身の復帰を喜んだ一方、次節に控えるボルシアMGとの上位対決に向けてチーム全体の改善を求めている。

「負傷したとき、プレーヤーなら誰もが早くピッチに戻りたいと思うものさ。僕の場合もそうだった。今日はちょっと疲れたけど、それは当然さ」

「明らかに今日は完璧とは言えない内容だったけど、物事を冷静に見つめ、毎試合5-0で勝てるわけではないことを理解する必要があるよ。今日のような試合では勝つことが重要。僕らはやるべきことをやったと思う。ただ、来週のグラットバッハ戦ではもっといい戦いを見せないといけない」

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