モナコ、ジャルディム監督の解任に動く…後任有力は昨季バレンシアにタイトルをもたらしたマルセリーノ氏

2019.12.29 03:40 Sun
Getty Images
モナコを指揮するレオナルド・ジャルディム監督のクビが迫っているようだ。フランス『レキップ』が報じている。
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2019年1月に解任されたティエリ・アンリ前監督の後任としてモナコの指揮官に再就任したジャルディム監督。当時19位と低迷していたチームの再建を託されると、リーグ戦16試合で5勝6分け5敗と苦しみながらも17位でシーズンを終え、チームをリーグ・アン残留に導いた。3シーズンぶりのリーグタイトルに向けて、今夏の移籍市場ではFWウィサム・ベン・イェデルやFWイスラム・スリマニ、MFティエムエ・バカヨコらを獲得するなど積極補強を敢行したモナコ。だが、開幕から6試合未勝利と低調なスタートを切ると、ここまでリーグ・アンで8勝4分け6敗の7位と期待外れの結果となっていた。
これを受け、モナコ首脳陣はジャルディム監督の解任を検討。フランス地方紙『ニース=マタン』によれば、ジャルディム監督は28日に練習場から自身の荷物を引き上げた後、スタッド・ルイ・ドゥでモナコ首脳陣と契約解除条件についての話し合いを行ったようだ。

また、モナコは後任候補としてバレンシアを電撃解任されたマルセリーノ・ガルシア・トラル氏(54)の招へいに動いているという。
2017年の夏からバレンシアを指揮してきたマルセリーノ氏は、昨シーズンのコパ・デル・レイで11年ぶりにバレンシアにタイトルをもたらしたが、今夏の補強方針を巡ってピーター・リム会長との関係が悪化。これが引き金となり9月にバレンシアの指揮官を解任され、フリーの状態が続いていた。

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