得点力不足解消へ…冬のシメオネ、動きます? 過去1月に獲得した選手は?

2019.12.26 20:55 Thu
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あと1週間もすれば冬の移籍市場が開幕する。
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夏の移籍市場に比べ、なかなか選手獲得に動くチームが少ない冬の移籍市場。不調のチームのテコ入れや、ケガ人の影響での獲得が目立つ状況だ。
そんな中、今シーズンも悩んでいるチームがいる。それがアトレティコ・マドリーだ。

今シーズンはラ・リーガで現在4位、首位バルセロナとの勝ち点差は7と悪くない位置につけているが、問題は得点力だ。

18試合を終えて得点数は「20」。首位のバルセロナの半分以下となっており、その影響もあってか引き分けが「8」と増えている状況だ。
しかし、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコは、毎年冬の移籍市場で新たな選手を獲得。2017年1月はFIFAによる制裁を受け、1年間の補強禁止期間となっていたが、それ以外は常に選手を獲得してきた。

2019年1月で言えば、チェルシーからスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得。そのモラタは、ラ・リーが15試合で6ゴールを記録していた。

また、現在は負傷離脱中だがFWジエゴ・コスタも2018年1月に加入。15試合で3ゴール4アシストを記録していた。

その他、今年8月に現役を引退したFWフェルナンド・トーレスも2015年1月にミランから復帰。チームのテコ入れをシメオネ監督は毎年1月の市場で行ってきていた。

2020年1月の市場では、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表fWエディンソン・カバーニの獲得が噂されている。夏にはフリーになる選手だが、現在の得点力不足解消にはうってつけの選手。果たして、冬のシメオネ、動くだろうか。

【シメオネ監督就任後の冬の獲得選手】
◆2012年1月
ピッツィ
(←ブラガ/完全移籍)
フラン・メリダ
(←ブラガ/レンタルバック)

◆2013年1月
エミリアーノ・インスーア
(←スポルティング・リスボン/完全移籍)

◆2014年1月
ジエゴ
(←ヴォルフスブルク/完全移籍)
ホセ・ソサ
(←メタリスト/レンタル)

◆2015年1月
アンヘル・コレア
(←サン・ロレンソ/完全移籍)
カニ
(←ビジャレアル/レンタル)
フェルナンド・トーレス
(←ミラン/レンタル)
ルベン・ペレス
(←トリノ/レンタルバック)
クリスティアン・ロドリゲス
(←パルマ/レンタルバック)

◆2016年1月
アウグスト・フェルナンデス
(←セルタ/完全移籍)
マティアス・クラネビッテル
(←リーベル・プレート/レンタルバック)
アレッシオ・チェルチ
(←ミラン/レンタルバック)

◆2017年1月
FIFAからの補強禁止処分中

◆2018年1月
ジエゴ・コスタ
(←チェルシー/完全移籍)
ビトロ
(←ラス・パルマス/レンタルバック)
アンドレ・モレイラ
(←ブラガ/レンタルバック)

◆2019年1月
アルバロ・モラタ
(←チェルシー/レンタル)
ネウエン・ペレス
(←アルヘンティノス/レンタルバック)
アンドレ・モレイラ
(←アストン・ビラ/レンタルバック)
ジョニー・カストロ
(←ウォルバーハンプトン/レンタルバック)
アクセル・ウェルネル
(←ウエスカ/レンタルバック)
エクトル・エルナンデス
(←マラガ/レンタルバック)

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