チョロの相棒ブルゴスがアトレティコ退団を回想 「あれほど素晴らしい形でお別れをしてくれるクラブはない」

2020.11.17 20:03 Tue
Getty Images
昨シーズンまでアトレティコ・マドリーでアシスタント・マネージャーを務めていたヘルマン・ブルゴス氏が、ロヒブランコス退団を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えている。

アルゼンチン代表GKとして活躍した現役時代にアトレティコで引退したブルゴス氏は、2011年にトップチームの指揮官に就任したディエゴ・シメオネ監督の副官として古巣へ帰還。

以降、時に冷静さを失うシメオネ監督をすぐそばで支えながら、サスペンションなどで相棒不在時には暫定指揮官を務めるなど、近年のロヒブランコスの黄金時代をけん引してきた。
しかし、以前から指導者としての独り立ちを構想してきた“モノ(猿)”の愛称で知られる心優しき副官は、監督としてのキャリアをスタートするため、昨季限りでの退団を決断していた。

そのブルゴス氏は、スペイン『Movistar』の『Universo Valdano』のインタビューで、愛するアトレティコへの別れを改めて振り返った。
「世界中のどこのクラブでも、セカンドコーチに対してあれほど素晴らしい形でお別れをしてくれるクラブはないはずだよ。アトレティコでは常にクラブのDNAについて話し合われていて、彼らはそれが途絶えないようにしている。それこそが他のすべてを養うものだからね」

また、古巣の悲願であるチャンピオンズリーグ(CL)制覇の可能性については十分に可能だと考えている。

「私は永遠の楽観主義者であり、彼らがそれを達成できると考えているよ。フットボールがそこにある限り、それ(CLのタイトル)を手に入れる希望はあり続ける」

また、退団決定時には母国アルゼンチンで監督挑戦の可能性が伝えられたものの、現在もフリーの状況が続いている。だが、ブルゴス氏は自身の去就に関して全く焦っていないという。

「チャンピオンズリーグの決勝トーナメントの前に幾つかのクラブと話し合っていた。ただ、アトレティコとの別れがあんな酷い形になるとは思ってもいなかった。私は最後の最後(決勝)までいるつもりだったからね」

「ただ、去就に関しては何の焦りもないよ」

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バルサとPSGがテレビインタビューをボイコット、ヤマルへの発言が物議…人種差別&階級差別と批判殺到

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アトレティコやラツィオが関心? パリ五輪世代のアルゼンチン人右サイドバックに関心強まる…15億円程度で獲得可能とも

U-23アルゼンチン代表DFアグスティン・ヒアイ(20)が、ヨーロッパから多くの関心を寄せられているようだ。スペイン『アス』が伝えた。 ヒアイは、母国のサン・ロレンソの下部組織出身。2022年7月にファーストチームに昇格した。 すでにリーガ・プロフェシオナル(アルゼンチン1部)で34試合に出場し1ゴールを記録するなどし、右サイドバックを主戦場に、サイドハーフ、ウイングと右サイドでのプレーが可能だ。 世代別のアルゼンチン代表を経験しており、2023年にはU-23アルゼンチン代表として来日。U-23日本代表と対戦していた。 そのヒアイに対して、アトレティコ・マドリーが関心を寄せているとのこと。昨夏の移籍市場でも獲得を目指したが、移籍は成立しなかった。 アトレティコは現在も関心を寄せている一方で、ミランやウディネーゼ、ラツィオなどイタリア勢が獲得に関心を寄せている状況。その中でもラツィオが最も強い関心を持っているという。 インテル・マイアミへの移籍も取り沙汰されていたが、サン・ロレンソ側が遺留し、残留が決定していた状況。移籍金は2000万ドル(約30億3000万円)程度と見られていたが、サン・ロレンソ側は800〜1000万ドル(約12億1000万円〜15億1500万円)でも交渉に応じるつもりがあるという。 アルゼンチンはパリ・オリンピックの出場権を獲得しており、チームに定着しているヒアイは五輪出場の可能性が高い状況。そこでの活躍があればより値は上がりそうだが、今夏の移籍市場でどう動くのか注目だ。 2024.03.30 21:30 Sat
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ラ・リーガ最速ハット記録樹立のセルロート「ボールが全て僕の足元に落ちてくるように思えた」

アトレティコ・マドリーのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが10日に行われ、自身が4ゴールを決めたラ・リーガ第35節レアル・ソシエダ戦を振り返った。 FWフリアン・アルバレスの出場停止を受けて先発で起用されたセルロートは古巣ソシエダ相手に爆発。 7分にMFパブロ・バリオスの右クロスに合わせて先制点を挙げると、3分後にはボックス手前左から正確なシュートをゴールに流し込み追加点をマーク。 止まらないセルロートは1分後、右クロスのルーズボールをボレーで蹴り込み、キックオフから11分でのラ・リーガ最速ハットトリックを達成した。 1929年のカルレス・ベスティット氏と1941年のエドムンド・スアレス氏が保持していた15分の記録を塗り替えたセルロートは歴史的なハットトリックを次のように振り返った。 「良い気分だよ。ボールが全て僕の足元に落ちてくるように思えた。今日はそんな日だった。ボックス内で準備ができていて、全てがゴールに入った。チームメートからの良いパスもあった。本当に凄い」 昨季はビジャレアルでレアル・マドリー相手に17分間で4ゴールを挙げており、自身2度目の1試合4ゴールをマークした。過去に2度、1試合で4ゴールを決めた選手はFWクリスティアーノ・ロナウド、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスの3選手だけだった。 「彼らの仲間入りを果たしたのは嬉しいことだ。もちろん、僕は今後もラ・リーガに残ってまたこういう試合をしたいと思っているよ」 今季のラ・リーガでのゴール数を17に伸ばしたセルロートはチームメートとの連係が深まっていることがゴールに繋がっていると明かした。 「チームメートが僕のランニングを常に把握してくれている。ボックス内に僕が居ることを見なくてもわかってくれている。ただクロスを上げれば、そこに僕が居るんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ラ・リーガ最速ハットトリックをチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DxTwSYIbVBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.11 13:00 Sun

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