【Jリーグ移籍情報/12月21日】柏、今夏加入のM・サヴィオを完全移籍に移行! 得点王のM・ジュニオールは横浜FMと契約更新
2019.12.22 06:30 Sun
Jリーグ移籍情報まとめ。12月20日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。
【J1】
◆横浜F・マリノス
《契約更新》
DF伊藤槙人(27)
MF扇原貴宏(28)
FWマルコス・ジュニオール(26)
◆ジュビロ磐田
《完全移籍》
[IN]
DFフアン・フォルリン(31)←レアル・オビエド(スペイン)
◆名古屋グランパス
《契約更新》
DF千葉和彦(34)
◆大分トリニータ
《復帰》
MF高畑奎汰(19)←ガイナーレ鳥取
《契約更新》
MF田中達也(27)
MF小林成豪(25)
MF高畑奎汰(19)
◆モンテディオ山形
《契約更新》
DF松本怜大(29)
MF末吉塁(23)
◆柏レイソル
《完全移籍》
[IN]
MFマテウス・サヴィオ(22)←フラメンゴ(ブラジル)
《期限付き移籍》
[OUT]
DF上島拓巳(22)→アビスパ福岡
◆FC町田ゼルビア
《契約更新》
MF奧山政幸(26)
◆FC岐阜
《契約更新》
FW富樫佑太(24)
《期限付き満了》
GKヤン・オレ・ジーバース(24)→カイザースラウテルン(ドイツ)
◆愛媛FC
《復帰》
DF池田樹雷人(23)←AC長野パルセイロ
《完全移籍》
[IN]
DF西岡大志(25)←FC琉球
◆アビスパ福岡
《期限付き移籍》
[IN]
DF上島拓巳(22)←柏レイソル
《契約更新》
DF實藤友紀(30)
MF田邉草民(29)
◆FC琉球
《完全移籍》
[OUT]
DF西岡大志(25)→愛媛FC
【J3】
◆ヴァンラーレ八戸
《就任》
中口雅史氏(47)
《契約更新》
FW上形洋介(27)
◆ブラウブリッツ秋田
《完全移籍》
[OUT]
MF藤山智史(25)→AC長野パルセイロ
◆福島ユナイテッドFC
《新加入》
GKファンティーニ燦(21)
◆ザスパクサツ群馬
《内定》
DF川上優樹(22)←明治大学
◆AC長野パルセイロ
《育成型期限付き満了》
DF池田樹雷人(23)→愛媛FC
《完全移籍》
[IN]
MF藤山智史(25)←ブラウブリッツ秋田
◆カターレ富山
《契約更新》
DF柳下大樹(24)
MF稲葉修土(26)
◆アスルクラロ沼津
《就任》
今井雅隆氏(60)
◆ガイナーレ鳥取
《期限付き満了》
MF高畑奎汰(19)→大分トリニータ
《内定》
FW大久保優(22)←関西大学
◆ギラヴァンツ北九州
《契約更新》
MF藤原奏哉(24)
FW佐藤颯汰(20)
【J1】
◆横浜F・マリノス
《契約更新》
DF伊藤槙人(27)
MF扇原貴宏(28)
FWマルコス・ジュニオール(26)
◆ジュビロ磐田
《完全移籍》
[IN]
DFフアン・フォルリン(31)←レアル・オビエド(スペイン)
《契約更新》
DF千葉和彦(34)
◆大分トリニータ
《復帰》
MF高畑奎汰(19)←ガイナーレ鳥取
《契約更新》
MF田中達也(27)
MF小林成豪(25)
MF高畑奎汰(19)
【J2】
◆モンテディオ山形
《契約更新》
DF松本怜大(29)
MF末吉塁(23)
◆柏レイソル
《完全移籍》
[IN]
MFマテウス・サヴィオ(22)←フラメンゴ(ブラジル)
《期限付き移籍》
[OUT]
DF上島拓巳(22)→アビスパ福岡
◆FC町田ゼルビア
《契約更新》
MF奧山政幸(26)
◆FC岐阜
《契約更新》
FW富樫佑太(24)
《期限付き満了》
GKヤン・オレ・ジーバース(24)→カイザースラウテルン(ドイツ)
◆愛媛FC
《復帰》
DF池田樹雷人(23)←AC長野パルセイロ
《完全移籍》
[IN]
DF西岡大志(25)←FC琉球
◆アビスパ福岡
《期限付き移籍》
[IN]
DF上島拓巳(22)←柏レイソル
《契約更新》
DF實藤友紀(30)
MF田邉草民(29)
◆FC琉球
《完全移籍》
[OUT]
DF西岡大志(25)→愛媛FC
【J3】
◆ヴァンラーレ八戸
《就任》
中口雅史氏(47)
《契約更新》
FW上形洋介(27)
◆ブラウブリッツ秋田
《完全移籍》
[OUT]
MF藤山智史(25)→AC長野パルセイロ
◆福島ユナイテッドFC
《新加入》
GKファンティーニ燦(21)
◆ザスパクサツ群馬
《内定》
DF川上優樹(22)←明治大学
◆AC長野パルセイロ
《育成型期限付き満了》
DF池田樹雷人(23)→愛媛FC
《完全移籍》
[IN]
MF藤山智史(25)←ブラウブリッツ秋田
◆カターレ富山
《契約更新》
DF柳下大樹(24)
MF稲葉修土(26)
◆アスルクラロ沼津
《就任》
今井雅隆氏(60)
◆ガイナーレ鳥取
《期限付き満了》
MF高畑奎汰(19)→大分トリニータ
《内定》
FW大久保優(22)←関西大学
◆ギラヴァンツ北九州
《契約更新》
MF藤原奏哉(24)
FW佐藤颯汰(20)
伊藤槙人
扇原貴宏
マルコス
ジュニオール
フアン・フォルリン
千葉和彦
高畑奎汰
田中達也
小林成豪
末吉塁
松本怜大
上形洋介
上島拓巳
マテウス
マテウス
サヴィオ
富樫佑太
ヤン・オレ・ジーバース
池田樹雷人
西岡大志
實藤友紀
田邉草民
中口雅史
藤山智史
ファンティーニ燦
川上優樹
柳下大樹
稲葉修土
今井雅隆
大久保優
藤原奏哉
佐藤颯汰
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横浜FCがルキアンの古巣恩返し弾で今季のアウェイゲーム初勝利! 湘南は攻撃の形作れず敗戦【明治安田J1第17節】
17日、明治安田J1リーグ第17節の湘南ベルマーレvs横浜FCがレモンガススタジアム平塚で行われた。 連敗を「2」でストップさせた湘南と、ミッドウィークに連勝を逃した横浜FCの一戦。湘南は前節と同じ11名をピッチに送り込むことに。中2日での試合となった横浜FCは4名を変更し、伊藤槙人、駒井善成、室井彗佑、櫻川ソロモンが外れ、福森晃斗、新井瑞希、鈴木武蔵、ルキアンが入った。 強い雨が降り頻る中での一戦。強風が吹く中12分、湘南は右CKを獲得すると、松村晟怜が左足でクロス。これが大きく曲がり、鈴木淳之介がヘディングで合わせにいくが、流れてしまう。 横浜FCは村田透馬が右サイドを仕掛けてクロス。これをルキアンがダイレクトで合わせるが、キム・ミンテがブロック。プレー続行となった中、VARチェックが入りキム・ミンテがハンドと判定された。 これで得たPKをルキアンが自ら蹴るもGK上福元直人が横っ飛びでセーブ。しかし、これをルキアンがしっかりと押し込んだ。 アウェイの横浜FCが攻め込み続け、湘南はほとんどチャンスが作れなかった中、34分にはやや離れた位置で得たFKから福森が左足で正確なクロス。これを山﨑浩介がヘディングで合わせたが、VARチェックの結果、わずかにオフサイドとなり認められなかった。 湘南は40分、GK市川暉記のフィードを鈴木雄斗が奪うと、縦パスを受けた福田翔生が左に展開。平岡大陽の折り返しを、福田がダイレクトシュートもGK市川がセーブ。湘南は前半このシュートのみに終わった。 攻め手がなかった湘南。ハーフタイムで奥野耕平、小田裕太郎、松村を下げて、茨田陽生、鈴木章斗、畑大雅を投入する3枚替え。流れを掴みに行く。 後半は風下となった湘南は、盛り返すことに成功。46分、右サイドからの藤井智也のクロスをンドカ・ボニフェイスがクリア。落ちどころを畑がダイレクトボレーも枠を捉えられない。 湘南はボールを保持して攻め込んでいくが、横浜FCはしっかりと守っていく。それでも61分には鈴木淳がミドルシュート。これがンドカに直撃すると、跳ね返りを茨田がヘッドで前に送ると、バウンドしたボールを鈴木章がヘッドで押し込もうとするが、GK市川が対応した。 湘南は後半盛り返し、ポゼッションも保って攻めていくが、前半の拙攻が響き、後半もフィニッシュの質が上がらずにノーゴール。横浜FCはクリーンシートに抑え、今季のアウェイゲームで初の勝利を収めた。 湘南ベルマーレ 0-1 横浜FC 【横浜FC】 ルキアン(前26) 2025.05.17 17:30 Sat2
【Jリーグ出場停止情報】J2最終節に自動昇格争う2クラブ、東京VのDF深澤大輝、磐田のDF伊藤槙人が出場停止
Jリーグは6日、最新の出場停止選手情報を発表した。 今回はJ2とJ3の出場停止選手が更新。最終節のみを残すJ2では、自動昇格を争う東京ヴェルディのDF深澤大輝、ジュビロ磐田のDF伊藤槙人が出場停止となった。 なお東京Vと磐田は勝ち点72で並んでおり、2位の清水エスパルスとの差は「1」の状況。東京Vは21位が確定した大宮アルディージャと、磐田は栃木SCと対戦する。 また、J3では昇格を争う鹿児島ユナイテッドFCのDF戸根一誓、松本山雅FCのFW小松蓮が出場停止となる。 【明治安田生命J1リーグ】 MF明本考浩(浦和レッズ) 第32節 vsヴィッセル神戸(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエンリケ・トレヴィザン(FC東京) 第32節 vsアルビレックス新潟(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(1/2) 第33節 vs北海道コンサドーレ札幌(11/25) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(2/2) FW仲川輝人(FC東京) 第32節 vsアルビレックス新潟(11/11) 今回の停止:1試合停止 FW遠野大弥(川崎フロンターレ) 第32節 vs京都サンガF.C.(11/12) 今回の停止:1試合停止 MF佐藤響(京都サンガF.C.) 第32節 vs川崎フロンターレ(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFダワン(ガンバ大阪) 第32節 vsアビスパ福岡(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFネタ・ラヴィ(ガンバ大阪) 第32節 vsアビスパ福岡(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島) 第32節 vs北海道コンサドーレ札幌(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFドウグラス・グローリ(アビスパ福岡) 第32節 vsガンバ大阪(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(1/2) 第33節 vs浦和レッズ(11/25) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(2/2) DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第32節 vs横浜FC(11/11) 今回の停止:1試合停止 【明治安田生命J2リーグ】 FW谷村海那(いわきFC) 第42節 vs藤枝MYFC(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF石田凌太郎(栃木SC) 第42節 vsジュビロ磐田(11/12) 今回の停止:1試合停止 DF深澤大輝(東京ヴェルディ) 第42節 vs大宮アルディージャ(11/12) 今回の停止:1試合停止 DF山本義道(ツエーゲン金沢) 第42節 vsファジアーノ岡山(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF伊藤槙人(ジュビロ磐田) 第42節 vs栃木SC(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF中川創(藤枝MYFC) 第42節 vsいわきFC(11/12) 今回の停止:1試合停止 FWルカオ(ファジアーノ岡山) 第42節 vsツエーゲン金沢(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF杉本太郎(徳島ヴォルティス) 第42節 vsブラウブリッツ秋田(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J3リーグ】 FW小松蓮(松本山雅FC) 第35節 vs福島ユナイテッドFC(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF西村恭史(AC長野パルセイロ) 第35節 vsガイナーレ鳥取(11/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF戸根一誓(鹿児島ユナイテッドFC) 第35節 vsFC琉球(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2023.11.06 21:30 Mon3
横浜FM、水戸から伊藤槙人を獲得…今季J2全試合フル出場のCB
横浜F・マリノスは29日、水戸ホーリーホックに所属するDF伊藤槙人(26)の完全移籍加入を発表した。伊藤は30日に行われるトレーニングまで水戸の活動に参加する。 伊藤は空中戦と足もとの技術に秀でた身長183cmのセンターバックで、2015年にジェフユナイテッド千葉でプロデビュー後、2016年に水戸入り。2017年にレンタル移籍で藤枝MYFCに加わった後、2018年から水戸に復帰した。 今シーズンはここまで明治安田生命J2リーグ全19試合にフル出場。最小の10失点を誇る水戸の守備を支えてきた。DFドゥシャンが負傷離脱中の横浜FM加入決定を受け、両クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 ◆横浜F・マリノス 「この度、水戸ホーリーホックから加入することになりました。F・マリノスのサッカーに1日でも早く慣れて、伝統あるクラブで自分の持てる力を発揮し、チームの勝利と優勝に貢献できるように精一杯頑張ります!ご声援のほど宜しくお願いいたします」 ◆水戸ホーリーホック 「この度、横浜F・マリノスに移籍することになりました。J1昇格へチームが一体となっているタイミングでチームを離れるのは心苦しいですが、挑戦したい気持ちが強くチャレンジすることを決断いたしました。これも水戸ホーリーホックでの3年半があったからだと思っています。チームメイトをはじめクラブに関わる全ての人達に本当に感謝しています! またファン・サポーターの皆様には突然の報告となってしまい申し訳ありません。また会えることを楽しみにしています!」 横浜FMは現在、明治安田生命J1リーグ9勝3分け4敗の暫定2位。本日29日に行われる今節、首位に立つFC東京のホームで首位攻防戦に挑む。 2019.06.29 17:05 Sat4
【J1クラブ通信簿/横浜F・マリノス】ケガと超過密日程に狂わされた連覇への航海、課題を再確認したシーズンに
未曾有のシーズンとなった2020年のJリーグ。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、中断による異例の超過密日程、観戦や応援の制限など、多くの困難を乗り越え、すべての日程を終了した。 その中でも、熱戦が続いた2020シーズンのJリーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。 第10弾は9位の横浜F・マリノスを総括!(評価は「S」が最高、「E」が最低) ◆総合評価【D】 14勝5分け15敗 (勝率41.2%) 69得点59失点 連覇を目指し、王者として2020シーズンの明治安田J1に臨んだ横浜F・マリノス。しかし、その航海はとても厳しいものとなってしまった。 その大きな要因は、予想以上のケガ人が出たこと、そして新型コロナウイルスの影響による過密日程が挙げられるだろう。特に、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場したことで、他チーム以上に過密日程を組まざるを得ない結果となり、それはチームのプランを大きく崩すこととなった。 開幕戦でガンバ大阪を相手に敗れてスタートを切ると、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断。その間に急遽戦力を補強する一方で、チーム内にはケガ人も続出。戦力が完全に整ったのは、奇しくもACLが再開する11月前となった。 再開後もなかなか成績が上がらなかった横浜FMだが、1つは新戦力がチームのシステムにフィットするのに時間を要したこと。そして、前述の通りケガによる人員不足と言えるだろう。 アンジェ・ポステコグルー監督が打ち出したスタイルでは、選手が数人入れ替わるだけでプレー精度が大きく下がってしまう傾向があり、2020シーズンはそういったことを感じさせるシーンが多く見られた。 1つは守備面のバランスだ。両方のサイドバックが同時に高い位置を取ることもある今の戦い方は、4バックの中央2人に大きく守備の負担がかかる。2019シーズンはDFチアゴ・マルチンスが大車輪の活躍を見せ、広大な範囲をカバーするとともに、DF畠中槙之輔、GK朴一圭との良い補完性を見せていた。 しかし、チアゴ・マルチンス、畠中、朴一圭とそれぞれがケガに見舞われてしまい、なかなかベストメンバーを組めず。DF伊藤槙人が奮闘を見せたが、急遽獲得したDF實藤友紀はすぐにケガに見舞われ戦力として計算するのが難しくなり、シーズン途中にはDF喜田拓也を中央に置いた3バックシステムも採用した。最終ラインの不安定さが失点を「21」も増やしてしまった要因だと言える。 リスク覚悟で守っていたものが崩壊し、過密日程により選手をターンオーバーさせざるを得ない状況になると、現状の横浜FMでは精度に問題が出てしまうところが課題として見つかった。 そして、それは攻撃陣にも言える。2019シーズンの得点王&MVPのFW仲川輝人もシーズンを通してケガに悩まされ、たった2得点に終了。シーズン途中加入のFWジュニオール・サントスが13得点と気を吐き、終盤にはFWエリキも13得点まで伸ばす活躍を見せたが、綺麗にハマった攻撃を見る回数は2019シーズンよりも減っていた。 ケガと過密日程により戦力が整わなかったことでプレークオリティが下がったことが主な要因といえるが、一方でACLも含めて多くのことにトライする良い機会になったともいえる。3バックのシステムを試したり、選手のポジションを変えたりと川崎フロンターレが独走しすぎたことで2021シーズンへ繋がる準備をし始めたようにも見えた。多くの選手が経験を積めたという点では、将来につながるシーズンになったともいえるだろう。 ◆チーム内MVP <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/fmarinos2020_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©Y.F.M.<hr></div> MF喜田拓也(26) 明治安田生命J1リーグ30試合出場(先発24試合)/0得点 途中加入で13得点を記録したFWジュニオール・サントスや、終盤にゴールを量産したFWエリキなども候補だが、チーム内MVPはMF喜田拓也に与えたい。 キャプテンとして連覇を目指すシーズンに臨んだ喜田。しかし、前述の通りチームは超がつくほどの過密日程とケガ人続出という緊急事態に陥ってしまい、思うように結果が出なかった。 喜田は本職のボランチのほか、3バックシステム時にはリベロの役割を担うなど、大きな責任を持って戦うシーズンとなった。 リーグ戦だけでなく、ACLでもチームを牽引。敗退決定時には悔しさをにじませ、言葉が出ないほどだったが、それだけの重責を担っていたということでもあるだろう。チーム最多の先発出場数も含め、喜田をMVPに推したい。 ◆補強成功度【C】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/fmarinos2020_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 突出して活躍を見せたのは、シーズン途中加入のFWジュニオール・サントス。後半戦の得点源となり、22試合で13得点を記録したことは大きな戦力となった。 また、ロケレンから加入したDF小池龍太、MF天野純も大きな存在感を発揮。DF松原健が担っていた右サイドの負担を分散できたことは大きく、時には左サイドバックでもプレー。大きな戦力となった。 その他、古巣復帰という形になったMF水沼宏太も25試合に出場し3得点。試合をこなすごとに結果を残し、戦術理解度が高くチームとして戦い方の幅を広げられる要因となった。 GK梶川裕嗣はGK朴一圭の負傷により出番が周り、ACLを含めて一定のパフォーマンスを披露。途中出場がメインだったFWオナイウ阿道も4得点を記録。FW前田大然も要所で持ち味を発揮した印象だ。 ここまで見れば、突出した結果を残していなくとも補強は成功と考えられるが、シーズン当初の補強で考えれば、失敗したと言わざるを得ない。 レノファ山口FCから加入したDF前貴之、ツエーゲン金沢から加入したDF山本義道、京都サンガF.C.から加入したMF仙頭啓矢、徳島ヴォルティスから獲得したMF杉本竜士が居たのを覚えているだろうか。いずれも夏には他クラブへ期限付き移籍すると、シーズン終了後には完全移籍でチームを去った。この補強に関しては、完全な失敗だったと言えるだろう。 2021シーズンに向けても補強を進める横浜FM。戦い方のクオリティを上げられる選手を見つけるのは簡単ではないが、巻き返しに向けてもしっかりと固めていきたいところだ。 2021.01.10 19:00 Sun5
