スールシャール監督、極寒のELアスタナ戦でアカデミー3選手の先発デビュー明言!
2019.11.28 18:45 Thu
マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は28日のアスタナ戦に向けてアカデミー3選手の先発デビューを明言した。クラブ公式サイトがノルウェー人指揮官の公式会見でのコメントを伝えた。
前節、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント進出を決めたユナイテッドは今回、マイナス20度のカザフスタンの地でグループL第5節のアスタナ戦に臨む。その中で今週末以降、アストン・ビラ、トッテナム、マンチェスター・シティとのプレミアリーグ3連戦を控えるチームは、今回のカザフスタンで大幅なターンオーバーを敢行。
トップチームで公式戦20試合以上の出場歴を誇る選手は、MFジェシー・リンガードとDFルーク・ショーの2選手のみとなり、残すはDFアクセル・トゥアンゼベら出場機会の少ない若手と、第3GKを務める36歳のベテラン、リー・グラントに、トップチームでプレー経験のないアカデミー所属選手だ。
スールシャール監督は今回のアスタナ戦に向け、DFディション・バーナード、DFイーサン・レアード、MFディラン・レビットのアカデミー3選手のスタメンデビューを明言。また、今回のメンバー構成に関して以下のように語っている。
「我々は4試合を全力で戦い、次のラウンドへの進出を決めた。これにより、プレータイムが必要なプレーヤーに出場時間を与える機会を得ることができた。アクセルやルーク、ジェシーらだ。彼らはケガから復帰して間もない」
また、同試合に向けた大きなトピックのひとつが、ガンを乗り越えてトップチームデビューのチャンスを手にしたDFマックス・テイラーの存在だ。スールシャール監督は不屈の精神を持つ19歳の若者が周囲に好影響を与える存在だと考えている。
「彼が復帰を遂げることができたのは素晴らしいストーリーだ。彼に会ったのは私が着任して間もない頃だったが、そこから彼はフィットネスレベルを上げてここまで自分を高めてきた」
「その経験は生涯彼のものになる。多くの人が体験しないことを、彼は乗り越えてきた。その経験は他のプレーヤーたちにもインスピレーションを与えるものだ。ピッチに立ったときの彼からは、まったく恐れなど見られない。命を懸けて戦う経験をした彼にとって、恐れというものはすでに体験してきたことだからだ。だからピッチでは存分に楽しむことができる」
「彼がこれからキャリアを積み上げていくのをどうか見守ってもらいたい。我々としても彼にモチベーションを与えてやりたいと思っている」
前節、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント進出を決めたユナイテッドは今回、マイナス20度のカザフスタンの地でグループL第5節のアスタナ戦に臨む。その中で今週末以降、アストン・ビラ、トッテナム、マンチェスター・シティとのプレミアリーグ3連戦を控えるチームは、今回のカザフスタンで大幅なターンオーバーを敢行。
トップチームで公式戦20試合以上の出場歴を誇る選手は、MFジェシー・リンガードとDFルーク・ショーの2選手のみとなり、残すはDFアクセル・トゥアンゼベら出場機会の少ない若手と、第3GKを務める36歳のベテラン、リー・グラントに、トップチームでプレー経験のないアカデミー所属選手だ。
「我々は4試合を全力で戦い、次のラウンドへの進出を決めた。これにより、プレータイムが必要なプレーヤーに出場時間を与える機会を得ることができた。アクセルやルーク、ジェシーらだ。彼らはケガから復帰して間もない」
「それに、リーにも先発の機会を与えられる絶好のチャンスだ。若手プレーヤーたちにとってはプロレベルでシニアチームと戦える機会はめったにないから貴重なものになるはずだ」
また、同試合に向けた大きなトピックのひとつが、ガンを乗り越えてトップチームデビューのチャンスを手にしたDFマックス・テイラーの存在だ。スールシャール監督は不屈の精神を持つ19歳の若者が周囲に好影響を与える存在だと考えている。
「彼が復帰を遂げることができたのは素晴らしいストーリーだ。彼に会ったのは私が着任して間もない頃だったが、そこから彼はフィットネスレベルを上げてここまで自分を高めてきた」
「その経験は生涯彼のものになる。多くの人が体験しないことを、彼は乗り越えてきた。その経験は他のプレーヤーたちにもインスピレーションを与えるものだ。ピッチに立ったときの彼からは、まったく恐れなど見られない。命を懸けて戦う経験をした彼にとって、恐れというものはすでに体験してきたことだからだ。だからピッチでは存分に楽しむことができる」
「彼がこれからキャリアを積み上げていくのをどうか見守ってもらいたい。我々としても彼にモチベーションを与えてやりたいと思っている」
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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の組み合わせ抽選会が14日に行われた。 バルセロナvsパリ・サンジェルマンというビッグマッチに注目が集まっているが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するユベントスは、日本代表FW中島翔哉も所属するポルトとの対戦が決定。 <div id="cws_ad">◆【ベストゴール集】ユベントス100試合出場のC・ロナウドが決めたここまでのベストゴール(ポルト戦のスーパーゴールは記事下部)<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2NXR1dUdmeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> このカードが決まったことを受け、CLの公式ツイッター(@ChampionsLeague)はC・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた時にポルトと対戦した試合で決めたゴールの動画を公開。懐かしのスーパーゴールに多くの反響が集まった。 C・ロナウドがスーパーゴールを決めた試合は、2009年の4月15日に行われたポルトvsユナイテッドのCL準々決勝2ndレグ。ホームで行われた1stレグを2-2で終え、ポルトにアウェイゴールを2点奪われた不利な状態でこの一戦を迎えたユナイテッドだったが、C・ロナウドが試合開始早々にやってみせる。 6分、ゴールから約37メートルの位置でアンデルソンからパスを受けたC・ロナウドは、相手のマークが甘いとみるや、シュート体勢に入る。そして、そのまま迷いなく右足を振り抜くと、ボールは一直線にゴールへ。弾丸ライナー、レーザービームのように真っ直ぐにゴールネットへと向かったボールは、ゴール左隅へ突き刺さる。卓越したキック力、見事なシュート精度、常人離れした思い切りの良さが、見るもの全てを唖然とさせるゴールを生んだ。 この試合では、C・ロナウドはゴール以外でも大活躍。後方からのロングボールをダイレクトヒールで正確にチームメイトにパスしたり、得意のドリブルで相手DFのファウルを誘発したり…。結局、最後までスコアは変わらなかったものの、ユナイテッドは2戦合計3-2として、準決勝進出を果たしていた。 さらに、この得点はただスーパーゴールと評価されるにとどまらず。2009年末には、この年からFIFAが創設した、年間を通じて最も優れたゴールに贈られる賞「プスカシュ賞」が贈られるなど、CL史上最高のゴールとも言われるほど、素晴らしい評価を得ている。C・ロナウド本人も「どうやって決めたかわからない」と語るほどのゴール。奇跡としか言えない見事なゴールだった。 ラウンド16の日程は、1stレグは2月16日・17日および23日・24日、2ndレグは3月9日・10日および16日・17日とかなり先の予定だが、決勝トーナメントでもスーパーゴールが生まれるのか。今から楽しみで仕方がない。 <div id="cws_ad">◆C・ロナウドのスーパーミドル<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Ronaldo against Porto = <a href="https://twitter.com/hashtag/UCLdraw?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCLdraw</a> | <a href="https://twitter.com/juventusfcen?ref_src=twsrc%5Etfw">@juventusfcen</a> <a href="https://t.co/HJ4PysyDuK">pic.twitter.com/HJ4PysyDuK</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1338450358822195200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2020.12.15 21:12 Tue4
ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに
EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu5
