トッテナムがモウリーニョ新監督招へいを発表! 約1年の休養を経て“スペシャル・ワン”がプレミアに帰還!

2019.11.20 16:20 Wed
Getty Images
トッテナムは20日、ジョゼ・モウリーニョ氏(56)の新監督就任を発表した。契約期間は2023年6月30日までとなる。
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トッテナムは今季、プレミアリーグで3勝4敗5分けの14位と低迷。早くもトップ4フィニッシュに暗雲が立ち込めている状況の中、2014年から5年半に渡ってクラブを躍進させてきたマウリシオ・ポチェッティーノ前監督(47)を解任した。
そして、ボーンマスのエディ・ハウ監督や、RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督、レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督、ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督、マッシミリアーノ・アッレグリ氏など数人の後任候補の中から選ばれたのは、“スペシャル・ワン”の愛称で知られる前マンチェスター・ユナイテッド指揮官となった。

約1年間の休養を経てチェルシー、ユナイテッドに続くプレミアリーグ3クラブ目を率いることになったモウリーニョ氏は新天地での意気込みを語っている。

「このような素晴らしい伝統と情熱的なサポーターを抱えるクラブと契約できたことに興奮している。同時に、このクラブが持つスカッドとアカデミーのクオリティーにも興奮させられている。彼らのような素晴らしいプレーヤーと共に働けることは、自分にとって魅力的なものだった」
一方、トッテナムのダニエル・レヴィ会長はモウリーニョ氏の新指揮官招へいに際して以下のようなコメントを残している。

「ジョゼはフットボール界で最も成功を収めた監督の1人だ。彼は豊富な経験を持ち、チームに刺激を与えることができる、素晴らしい戦術家だ。彼はこれまで自身が率いたすべてのクラブで栄誉を勝ち得てきた。そして、我々は彼が我々のドレッシングルームにエネルギーと信念をもたらせると信じている」

モウリーニョ氏はこれまでポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリー、ユナイテッドで2度のチャンピオンズリーグ制覇、8度の国内リーグ制覇など、キャリアを通じて25個ものタイトル獲得を成し遂げてきたサッカー界屈指の名将。

先日にはプレミアリーグで3つ目となるクラブで主要トロフィーを獲得したいと語っていた通り、トッテナムの新指揮官就任が決定した。資金面においてはかつてのクラブに見劣りするが、世界屈指の勝負師としての手腕を発揮し、苦境に立たされたノースロンドンの名門を救うことはできるか。

なお、モウリーニョ率いる新生スパーズの初陣は23日に行われるプレミアリーグ第13節のウェストハム戦となる。また、12月4日には古巣マンチェスター・ユナイテッド戦も控えている。

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