今季14戦12発と衰え知らずの37歳デフォー、レンジャーズでの将来&監督ジェラードを語る

2019.10.11 21:20 Fri
Getty Images
レンジャーズの元イングランド代表FWジャーメイン・デフォー(37)がイギリス『スカイ・スポーツ』の独占インタビューで自身の近況、今後のプランについて語った。
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2019年冬にボーンマスから1年半のレンタル移籍でスコットランド屈指の名門へ加入したデフォー。イングランド屈指の点取り屋は今季の公式戦14試合で12ゴールを挙げるなど、相変わらずの健在ぶりを見せている。とりわけ、37歳の誕生日の前日に行われた今月6日のスコティッシュ・プレミアシップのファーストステージ第8節、ハミルトン戦(5-0で勝利)では圧巻のハットトリックを達成。この勝利によってクラブは、宿敵セルティックを抑えて10カ月ぶりのリーグ首位奪還に浮上した。
37歳という年齢を感じさせないピッチ内での活躍に留まらず、そのプロフェッショナルな姿勢、豊富な経験、慈善活動に熱心な人格者は、レンジャーズサポーターの心をがっちりと掴んでいる。

その一方で、デフォーのレンタル契約は今シーズン終了までとなっており、今後の去就に注目が集まっている。今回のインタビューでレンジャーズでの将来に関する質問を受けたベテランストライカーは、ピッチ内での充実感、家族を含め自身がグラスゴーでの生活に満足していると語り、残留の意向を示している。
「私はここに留まりたい。ここは特別なフットボールクラブだ。そういった気持ちにさせられるんだ」

「彼(ジェラード監督)は私のプレーの出来だけでなく、若手と共にピッチを駆け回って周りのみんなを助けていることを喜んでいると言ってくれている。それは本当に嬉しい言葉だよ」

また、イングランド代表の元同僚でもあるスティーブン・ジェラード監督との関係についても言及。

「選手から監督に立場が変わったら、普通は少し接し方を変える必要がある。彼はチームのボスだからね。だけど、彼は私をよく知っているからあまり多くのことを言ってこない」

「例えば、自分ぐらいのベテランになると、『次の試合は休養日にして一日休むか?』なんて聞かれることもあるけど、彼は私が『いや、いらない。プレーしたい』と言い返すことを知っているんだ。私のことをよく理解してくれているし、元チームメートだから自分が何よりもゴールを愛していることをわかっているんだ」

最後にこのままの状態が続けば、40歳を超えてもキャリア続行が可能ではないのかとの問いに対して、「(試合でプレーするために)すべて適切に準備している。自分にとっては普通なことだよ。回復、トレーニング、自分自身を管理する方法は熟知しているつもりだ。とにかく自分のやるべきことをやるだけなんだ。それが自分のパフォーマンスに表れるものなんだ」と返答。好パフォーマンスの秘訣と共に現役続行への自信を見せている。

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