ダービーで今季5度目の退場…ジェラードに呆れられたモレロスが謝罪「2度と起こさないことを約束する」

2019.04.02 14:00 Tue
Getty Images
レンジャーズに所属するコロンビア代表FWアルフレッド・モレロスが、ダービーマッチでの退場を謝罪し、改善を誓っている。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

レンジャーズは31日、スコティッシュ・プレミアリーグの第31節でセルティックとの“オールド・ファーム”に臨んだ。先制点を与えて迎えた31分、この日、相手DFのスコット・ブラウンに再三、挑発を受けていたモレロスが自身の左手でブラウンの顔面を殴打。この行為で一発退場となり、チームも1-2で敗れた。
ここまで公式戦45試合29ゴール11アシストと目覚ましい活躍でチームをけん引する一方、今シーズンの公式戦で5度の退場処分を受け、迷惑もかけているモレロス。これにはレンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督も「明らかに彼は挑発されていたが、このような事が多く起きすぎている。十分にアルフレッドを擁護してきたが、もう彼を守ることはできない」と呆れた様子を見せていた。

セルティック戦から2日後、モレロスはツイッター(@morelos2106)を更新。自身が犯した過ちを謝罪し、「このようなことは2度と起こさない」と約束した。

「昨日の試合で起こしてしまったことについて全てのファン、チームメイト、そしてコーチ陣に謝罪したい」
「僕は全力を尽くし、このようなことを2度と起こさず、クラブやファンの方々にすべてを与えることを約束する。常にサポートと愛情を与えてくれてありがとう」
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