バイエルンが怒りの声明…3選手のドイツ代表構想外の発表に「タイミングが適切ではない」

2019.03.07 12:00 Thu
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バイエルンカール=ハインツ・ルンメニゲ代表取締役社長と、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)が、ドイツ代表から構想外となった3選手に関してクラブを通じて声明を発表した。
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ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督は5日、今月20日に行われるセルビア代表との国際親善試合に先駆けた公式会見の場で、バイエルンのFWトーマス・ミュラー(29)、DFマッツ・フンメルス(30)、DFジェローム・ボアテング(30)の3選手が今後の構想に含まれていないことを認めた。ドイツ代表に大きな貢献をしてきた3選手を構想外とする発言は大きな反響を呼んだが、バイエルンがこの件に関して声明を発表。3選手が構想外となったことに関しては受け入れながらも、発表のタイミングとDFBの対応に怒りをあらわにした。
「代表監督のヨアヒム・レーブは、今後トーマス・ミュラー、マッツ・フンメルス、ジェローム・ボアテングを構想に入れないことを決断した。基本的に、我々は代表監督のスポーツ上の決定についてはコメントしていない。代表チームの選手の招集は、ヨアヒム・レーブの責任だ」

「しかし、我々はこの決断を選手、そして公に発表するタイミングが適切ではないと考えている」
「ドイツ代表の最後の試合は、2018年11月19日に行われた。それから3カ月が経過し、バイエルンは次の土曜日(3/9)に優勝争いに重要なヴォルフスブルク戦、来週水曜日(3/13)にはチャンピオンズリーグ ラウンド16のリバプール戦が控えている。このタイミングで発表されたことには、苛立ちを覚える」

「さらに、昨日(5日)、ゼーベナー通りにてヨアヒム・レーブとオリバー・ビアホフが予告なしに訪問してきたことに驚いている」

「トーマス・ミュラー(100キャップ)、マッツ・フンメルス(70キャップ)、ジェローム・ボアテング(76キャップ)は、ドイツ代表のために合わせて246試合に出場した。彼らは、2014年には世界王者にな理、DFB(ドイツサッカー連盟)の10年にわたる成功を収めた」

「バイエルンは、トーマス、マッツ、そしてジェロームのドイツ代表とドイツのサッカーへのスポーツ的な側面での大きな貢献に大きな敬意を払う」

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