イスコがSNSでソラーリ批判! 「平等なチャンスが与えられていない」

2019.02.08 03:51 Fri
Getty Images
レアル・マドリーに所属するスペイン代表MFイスコ(26)が巷で確執が伝えられるサンティアゴ・ソラーリ監督を自身のSNSで批判した。スペイン『マルカ』が伝えている。

今シーズン、フレン・ロペテギ前監督の下で絶対的主力を担ってきたイスコだったが、昨年10月にソラーリ体制に移行すると、球離れの悪いプレースタイルの影響もあり、一転して構想外に。
一部ではソラーリ監督がこのまま続投する場合、退団も辞さない構えとも伝えられている。

そのイスコに対してマドリーOBの元スペイン代表MFルベン・デ・ラ・レー氏は、スペイン『EFE』で「現在のレアル・マドリーのプレーヤーたちは非常に良い状態だ。そして、そのレベルに達していない者はチームメートにどんどん追い越されることになる」とコメント。より努力を重ねなければ、今のチームで自身の居場所を得ることができないと忠告していた。

そして、イスコは7日に自身の『ツイッター(@isco_alarcon)』でデ・ラ・レー氏の発言に反応。同氏のよりハードワークすべきとの忠告を受け入れながらも、自身がソラーリ監督から平等にチャンスを与えられていないと監督批判にも取れる過激な発言を行った。
「個人的にデ・ラ・レーの考えに完全に同意するよ。だけど、チームメートと同じようにチャンスを与えられないと事態は変わるものなんだ」
「(チャンスを得るために)僕はずっと自分の仕事をこなし続け、懸命に戦い続けている。アラ、マドリー!」

一部で起用法に大幅な偏りが指摘されるソラーリ監督だが、少なくともイスコ自身はチーム内で正当な競争が行われていないと感じているようだ。

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バルセロナの10代コンビらスペイン代表候補29名が発表! 指揮官はケガなどのリスクを考慮し期限までに熟考へ 【ユーロ2024】

スペインサッカー連盟(RFEF)は27日、ユーロ2024に臨むスペイン代表メンバー候補29名を発表した。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、本大会の登録メンバー26名よりも多い29名を招集。3名がこのリストからは漏れることとなる。 GKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)やDFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ)、MFロドリ(マンチェスター・シティ)、FWアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)など、順当に主軸が選ばれた. また、17歳のDFパウ・クバルシ、 21歳のMFフェルミン・ロペス、16歳のFWラミン・ヤマルとバルセロナの若手らも招集。フェルミン・ロペスとFWアジョセ・ペレス(レアル・ベティス)は初招集となった 加えて、招集も期待されたMFイスコ(レアル・ベティス)は負傷。その他にも、MFガビ(バルセロナ)、DFホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)、FWボルハ・マジョラル(ヘタフェ)らもケガにより招集できず。一方で、FWマルコ・アセンシオ(パリ・サンジェルマン)は選外となった。 デ・ラ・フエンテ監督は29名の招集について説明。「チャンピオンズリーグの決勝戦や練習中に問題を引き起こす可能性のあるあらゆる挫折を防ぐためだ」とコメント。「誰もが同じ選択肢を持っている。リスクを最小限に抑えるつもりだ。我々には非常に多才な選手がいる」と、問題が起きてから突然入れ替えるのではなく、最初に予備メンバーを呼んでおく方針であると明かした。 また「レギュレーションが与えてくれる可能性を活用しなければならない。締め切りは7日だが、残炎ながらケガ人が出てしまうかもしれない」とし、「リスクを最小限に抑えたい。限界まで待つつもりだ」と、期限ギリギリまで選手の状態を見極めるとした。 スペインはグループBに入っており、クロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表と同居している。今回発表されたスペイン代表候補メンバーは以下の通り。 ◆スペイン代表候補メンバー29名 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) ヘスス・ナバス(セビージャ) アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) パウ・クバルシ(バルセロナ) アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー) ペドリ(バルセロナ) アレイシ・ガルシア(ジローナ) アレックス・バエナ(ビジャレアル) フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) ホセル(レアル・マドリー) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) フェラン・トーレス(バルセロナ) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ラミン・ヤマル(バルセロナ) アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) <span class="paragraph-title">【動画】スペイン代表がユーロ予選で決めた全ゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><a href="https://twitter.com/hashtag/VamosEspa%C3%B1a?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#VamosEspaña</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/APorLaCuarta?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#APorLaCuarta</a> <a href="https://t.co/qLsqbuGcqg">pic.twitter.com/qLsqbuGcqg</a></p>&mdash; Selección Española Masculina de Fútbol (@SEFutbol) <a href="https://twitter.com/SEFutbol/status/1795025640241926403?ref_src=twsrc%5Etfw">May 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.27 18:55 Mon

代表復帰叶わずのイスコ、手術が成功…ベティスが発表

レアル・ベティスは20日、負傷した元スペイン代表MFイスコの続報を発表した。 イスコは同日午後にベティスの外傷チームによる手術を受けて成功。術後数時間で退院した後、自宅安静とクラブの医療サービスによって経過観察され、理学療法とリハビリが始まるという。 全治未公表だが、スペイン『マルカ』によると、2~3カ月間はピッチに戻れず。プレシーズンの序盤を棒に振る見込みで、8月中旬のラ・リーガ開幕に間に合うかを見極めていく模様だ。 イスコはレアル・マドリーから今季加入し、リーガ29試合で8得点5アシストを記録。実に19試合でマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍ぶりで、来るユーロ2024で代表復帰が期待された。 だが、16日に行われた第36節のラス・パルマス戦にて39分に交代。後のクラブから左足腓骨の骨折という診断結果とともに手術の可能性も指摘され、代表復帰も叶わなくなっていた。 2024.05.21 16:15 Tue

ベティスを支えたイスコ、ふくらはぎの負傷と思いきやまさかの腓骨骨折

レアル・ベティスは17日、元スペイン代表MFイスコの負傷を発表した。 クラブの発表によると、イスコは検査を受けた結果、左腓骨骨幹骨折と診断。全治は明らかになっていないが、今後手術を受けるかどうかの判断が下されるという。 半年間のブランクがありながら、今シーズンからベティスに加入したイスコ。ラ・リーガでは29試合に出場し8ゴール5アシスト、ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で1ゴール2アシストを記録していた。 16日に行われたラ・リーガ第36節のラス・パルマス戦でも先発したた、相手の偶発的なタックルフェ負傷。当初はふくらはぎの負傷かと思われていたが、 今シーズンはかつての輝きを取り戻しつつあり、19試合でマン・オブザ・マッチ(MOTM)を受賞するほど、チームの中心として戦ってきた。 今夏開催されるユーロ2024で電撃的に5年ぶりのスペイン代表復帰の可能性も期待され、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の候補にも入っているとされていたが、まさかのケガで100%無くなることになってしまった。 2024.05.17 22:45 Fri

32歳イスコが今季28試合で19回目のMOM…5年ぶりスペイン代表復帰も?「実は声がかかった場合に備えて…」

レアル・ベティスの元スペイン代表MFイスコ(32)が、今季28試合で19回目のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた。 9年間のレアル・マドリー在籍でチャンピオンズリーグ(CL)を5度も制したイスコ。22-23シーズン加入のセビージャは色々あって5カ月で契約解除し、約半年間のブランクを経て、今季からセビージャの宿敵ベティスでプレーする。 ここまで残した数字は公式戦35試合9得点7アシスト。オフェンシブハーフとして、まさにチームの攻撃を司る存在であり、うちリーグ戦は28試合出場…1得点1アシストを記録した直近のアルメリア戦(3◯2)含め、表題の通り、なんと28試合で19回のMOM受賞だ。 この「19」試合、目下ヨーロッパリーグ(EL)行きを激しく争う中堅勢力のベティス(現在6位)が常に勝利しているかと言えば、そうではない。それほどまでにイスコのパフォーマンスが印象的であることがよくわかる。 そんなイスコだけに、ある野望が沸く。 アルメリア戦後、『DAZN』のインタビューでレポーターから「スペイン代表に復帰する可能性はありますか?」と問われると…。 「実はこの夏、新婚旅行があるんだ。スペイン代表ね…もちろんまだわからないけど、様子を見るべきなのは確かだ。何事にも備えがなくては。声がかかった場合に備えて、旅行のキャンセル保険に加入してるんだ」 イスコは国際Aマッチ通算38試合12得点。2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)ごろはスペイン代表の主軸も、19年6月を最後に5年間フェードアウトし、ユーロ(欧州選手権)への出場歴はない。 今季の活躍から、今夏開催ユーロ2024への招集が期待されるようになっているイスコ。スペイン『Relevo』いわく、現時点でルイス・デ・ラ・フエンテ監督の招集候補リストには名を連ねていないが、可能性は排除できないという。 アルメリア戦がプロ通算600試合出場の大台だったという32歳イスコ。本人もスペイン代表復帰、ユーロ2024行きが視野に入っているようだ。 2024.05.13 13:35 Mon

ベティスに痛手…絶好調イスコが左ハムストリング負傷で戦線離脱

レアル・ベティスは、元スペイン代表MFイスコの負傷を報告した。 イスコは4日に行われたラ・リーガ第23節のヘタフェ戦で同点ゴールを決めたが、後半途中にハムストリングを痛めて負傷交代していた。 そのイスコの状態についてクラブは、左ハムストリング筋近位筋腱損傷と診断されたことを明かした。 現時点で正確な離脱期間は不明だが、少なくとも数週間単位の離脱が見込まれる。 昨夏、恩師マヌエル・ペジェグリーニ監督のラブコールを受けてベティスに加入したイスコは、ここまでの公式戦29試合に出場し、7ゴール5アシストを記録。ラ・リーガの前半戦においては異論なしのチームベストプレーヤーだった。 2024.02.07 06:30 Wed

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ヴァトレニの英雄は有終の美飾れるか/ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■クロアチア代表</span> 出場回数:6大会連続8回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー) 1985年9月9日(38歳) 今大会を最後に代表引退が見込まれるヴァトレニの英雄。マンチェスター・シティ加入1年目で存在感を示したヨシュコ・グヴァルディオル、レバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したヨシプ・スタニシッチら若手の台頭もあるが、今大会でもクロアチアの主軸を担うのはモドリッチ、イバン・ペリシッチ、ドマゴイ・ヴィダら重鎮3人を中心とする、“オーバー30”のベテラン選手たちだ。 その中でも38歳という年齢を鑑みれば、今度こそ代表引退の可能性が濃厚となるマエストロの一挙手一投足に大きな注目が集まる。歴代最多175キャップを刻む代表チームでは依然として絶対的な主力に君臨し続けるモドリッチだが、所属クラブのレアル・マドリーでは世代交代の波にあらがえず、今季の公式戦46試合出場の大半は途中出場となった。現状ではエル・ブランコとの1年契約にサインする見込みだが、キャリア終焉が近づいていることは間違いない。 個人として通算5度目の出場となるユーロだが、準優勝や3位入賞を果たしたワールドカップやネーションズリーグに比べて苦手としており、ベスト8が最高成績。今大会もグループステージ最激戦区のひとつであるイタリア、スペインとタフな相手との対戦となるが、大舞台でこそ輝くヴァトレニの司令塔の傑出したゲームメーク能力、勝負強さに期待したい。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ/トルコ) 12.ネディリコ・ラブロビッチ(リエカ) 23.イビツァ・イヴシッチ(パフォス/キプロス) DF 2.ヨシプ・スタニシッチ(レバークーゼン/ドイツ) 3.マリン・ポングラチッチ(レッチェ/イタリア) 4.ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド) 5.マルティン・エルリッチ(サッスオーロ/イタリア) 6.ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ) 19.ボルナ・ソサ(アヤックス/オランダ) 21.ドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ/ギリシャ) 22.ヨシプ・ユラノビッチ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) MF 7.ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ) 8.マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド) 10.ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン) 11.マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル/サウジアラビア) 13.ニコラ・ヴラシッチ(トリノ/イタリア) 15.マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア) 18.ルカ・イバンシッツ(フェイエノールト/オランダ) 25.ルカ・スチッチ(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア) 26.マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ) FW 9.アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ) 14.イバン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト) 16.アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン) 17.ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ) 20.マルコ・ピアツァ(リエカ) 24.マルコ・パシャリッチ(リエカ) <span class="paragraph-title">【動画】エレガントの塊、クロアチアを導くNo.10モドリッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CQp2lPusQt8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 19:30 Sat

年俸が9億→33億円に…ナチョがサウジ行き濃厚か、実現ならベンゼマと再会

スペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)のサウジアラビア行きが濃厚という。 11歳の頃からレアル・マドリーに所属するナチョ。2010-2011シーズンのデビューから、最終ラインの全ポジションをカバーできる万能性選手として地位を築き、数々のチームタイトルとともに通算出場数も364試合を積み上げる。 今やチームのキャプテンを託されるほどの存在だが、今季が契約最終年。今季も公式戦45試合に出場したナチョに対してはレアル・マドリーも慰留に努めているが、スペイン『マルカ』によると、アル・イテハド移籍を決意した模様だ。 アメリカ行きも選択肢に浮かぶなか、契約書へのサインはまだだが、アル・イテハドからはレアル・マドリーで受け取る550万ユーロ(約9億2000万円)の年俸よりもはるかに高額な2000万ユーロ(約33億7000万円)の2年契約で話があるそうだ。 そのアル・イテハドでは先週、スポーツディレクターであるラモン・プラネス氏がマドリードを訪問。昨オフに先んじてアル・イテハド行きを決断した元同僚のカリム・ベンゼマもこの移籍に賛同したとのことだ。 いよいよスペイン代表としてユーロ2024の戦いが始まり、そこでの活躍が期待されるナチョだが、去就の方も注目だ。 2024.06.14 09:20 Fri

今月で32歳迎えるアラバ…マドリーは戦列復帰時期を慎重に慎重に思案中

レアル・マドリーがオーストリア代表“スタッフ”ダビド・アラバ(31)の戦列復帰計画を策定中だ。スペイン『Relevo』が伝える。 昨年末に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負い、以来ピッチから遠ざかるアラバ。今夏オーストリア代表の中枢として臨むはずだったユーロ2024を断念せざるを得なくなった。 若い選手も少なくないオーストリア代表…同国サッカー連盟が苦肉の策として練り上げたのが、アラバの「スタッフ帯同」で、マドリーも快く許可したことでユーロ2024へ参戦。 その一方、マドリーはマドリーで重要な戦力アラバの復帰時期を慎重に議論。現状、アラバは芝生の上でランニングすることもまずい状況で、来季頭の公式戦復帰は描けないという。 9月には練習復帰が可能なようだが、すぐに公式戦で起用できるわけではなく、今のところ「10月中に90分間プレーさせる」がマドリーの目標となっているようだ。 若手時代からその名を知られるアラバも今月で32歳。現マドリーはセンターバックにアントニオ・リュディガー、エデル・ミリトンがおり、逸材レニー・ヨロを今夏獲得の可能性も。 アラバは選手キャリアの後半を戦うなか、来季がターニングポイントとなりそうだ。 2024.06.13 15:15 Thu

レアルのヴィルツへの関心は本物? 事前合意は不確かも来夏のトップターゲットか

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レアルとアンチェロッティ監督、新CWC不参加を否定 「予定通り参加する」

レアル・マドリーは10日、2025年6月に開催される新フォーマットのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)に参加する意向を表明した。 2021-22シーズン、さらには2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者として来シーズンのCWC参戦が見込まれるマドリー。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督がイタリア『イル・ジョルナーレ』のインタビューのなかで「選手もクラブもその大会には参加しないだろう」「レアル・マドリーの1試合には2000万ユーロ(約33億8000万円)の価値があるが、FIFAは大会全体で我々にその額を与えようと考えている」と発言し、物議を醸していた。 さらには「我々と同じように、他のクラブも参加を断るだろう」とも述べていたなか、マドリーは公式声明を発表。参加の意向を明らかにしている。 「レアル・マドリーは2024-25シーズンにFIFAが主催する新たなクラブ・ワールドカップへの参加に疑問を抱いたことは一度もないと発表する」 「したがって、当クラブは世界中の何百万人ものファンに新たなタイトルの獲得で再び夢を与えるべく、誇りを持って、最大限の熱意を持って臨むこの公式大会に予定通り参加する」 また、アンチェロッティ監督もX(旧ツイッター)上で、CWC不参加の意向を否定。間違った解釈で伝えられたと主張している。 「イル・ジョルナーレのインタビューにおけるFIFAクラブ・ワールドカップに関する私の発言は、私の意図していたように解釈されていなかった。この大会はレアル・マドリーで主要タイトルを目指して戦い続ける絶好の機会だと考えている。その大会への出場の可能性を否定することほど、私の関心から遠ざかるものはないだろう」 2024.06.11 14:12 Tue

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マンチェスター・ユナイテッド保有の元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)は来シーズンもスペインでのプレーを望んでいるようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 強姦未遂などの容疑による活動停止、訴訟の取り下げを経て、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍で再起を図ったグリーンウッド。レギュラーとして活躍し、公式戦36試合で10ゴール6アシストの結果を残した。 今夏の去就が注目されるなか、ユベントスなどが獲得に関心。移籍金はボーナスも含めて最大4000万ポンド(約80億2000万円)程度と考えられている。 一方、スペインのクラブが獲得に動き出しているようで、バレンシアが2500万ポンド(約50億1000万円)のオファーをユナイテッドに提示。これを受け、グリーンウッドはスペインへの完全移籍を優先しているという。 スペインではバルセロナとアトレティコ・マドリーも関心を示しており、イタリアではラツィオとナポリもグリーウンドに注目。ナポリはすでにユナイテッドと交渉を行ったとみられている。 ユナイテッドとは2025年6月までの契約を結んでいるが、すでに1年の契約延長オプションが行使され、2026年6月まで契約期間が伸びたという見方も。ヘタフェも引き続きのレンタル、もしくは完全移籍を望んでいるが、来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。 2024.06.16 15:20 Sun

バルサ行き浮上のフリンポン、「単なる噂」と一蹴

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CL控えるジローナ、チェコ代表CBクレイチを獲得

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バルセロナがアジョセ・ペレスを獲得候補に…今月30歳でスペイン代表デビュー&ユーロ2024招集のマルチアタッカー

スペイン代表FWアジョセ・ペレス(30)がバルセロナ入りか。 アジョセ・ペレスはニューカッスルとレスター・シティに所属したイングランド歴が長く、昨年1月からレアル・ベティスでプレー。今季の好調ぶりが評価され、今月30歳にしてA代表デビュー…ユーロ2024へのサプライズ招集を勝ち取った。 スペイン『ムンド・デポルティボ』いわく、2027年6月までとなっているベティスとの契約には、400万ユーロ(約6.7億円)のリリース条項があり、これに財政難のバルセロナが目をつけたとのこと。 30歳マルチアタッカーの獲得に必ずしも本腰というわけでもなさそうだが、「この額を支払う用意があります」と、すでにベティス側へ通達済みであることが確認されたという。 アジョセ・ペレスの現年俸は200万ユーロ(約3.4億円)。バルセロナはヴィトール・ロッキなどを売らざるを得なくなる可能性が取り沙汰されており、そういった事態に備えているようだ。 同選手は攻撃的ポジションならどこでもこなすマルチロールで、本職は左ウイング。今季ベティスでは公式戦38試合11得点をマークした。5日の国際親善試合・アンドラ代表戦で初キャップ初ゴールを記録し、今季1年の勢いそのままにユーロ2024へ羽ばたく。 2024.06.14 13:35 Fri

メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri

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