降格ストークの守護神バトランドがクラブの補強を痛烈批判 「チームの一員でさえないヤツがいた」
2018.05.07 17:38 Mon
▽先週末のクリスタル・パレス戦での敗戦によって2007-08シーズン以来の2部降格となったストーク・シティのイングランド代表GKジャック・バトランドがチームの補強を痛烈に批判した。イギリス『BBC』が伝えている。
▽2008-09シーズンにプレミアリーグ創設以降、初めてトップディビジョンに昇格したストークは10年連続でプレミアの舞台でプレーを続けてきた。しかし、今季は序盤から苦戦が続くと、プレミア第22節終了時点で5勝12敗5分けの18位と低迷。今年1月中旬にはマーク・ヒューズ前監督を解任しポール・ランバート監督を新指揮官に招へいするも、状況を好転させることはできず、第37節終了時点で6勝19敗12分けの戦績でチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格することになった。
▽ストークの若き守護神は今季の低迷が“冴えない補強”にあったと考えており、クラブの補強を痛烈に批判した。
「正直なところ、すべての補強プロセスを確認する必要があると思う」
「規律面の問題やパフォーマンスの問題など、様々な理由でチームの一員でさえないヤツがいた(移籍があった)」
▽なお、バトランドは今冬に加入したMFバドゥ・エンディアイエ、DFモリッツ・バウアーの2選手に関しては唯一ポジティブな補強と評価している。その一方で、具体的な名前を挙げていないものの、規律違反でトップチームから外されたFWサイード・ベラヒノやMFイブラヒム・アフェライ、DFケビン・ヴィマー、FWヘセ・ロドリゲス。一昨シーズンにポルトからクラブ史上最高額で獲得しながらも今季トゥールーズにレンタルに出されたMFジャネリ・インビュラらを批判している模様だ。
▽クラブの補強を痛烈に批判したバトランドだが、途中就任のランバート監督への信頼は厚いようだ。
「個人的にポールは難しい仕事をこなしてきたと思っている。彼は不運なことに、規律に問題を抱えるプレーヤーや信頼できないプレーヤーがいるスカッドを引き継がざるを得なかった。それにも関わらず、チームを戦える状態にまとめてくれた。僕自身、彼とは喜んで共に戦いたいと思っている」
▽2008-09シーズンにプレミアリーグ創設以降、初めてトップディビジョンに昇格したストークは10年連続でプレミアの舞台でプレーを続けてきた。しかし、今季は序盤から苦戦が続くと、プレミア第22節終了時点で5勝12敗5分けの18位と低迷。今年1月中旬にはマーク・ヒューズ前監督を解任しポール・ランバート監督を新指揮官に招へいするも、状況を好転させることはできず、第37節終了時点で6勝19敗12分けの戦績でチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格することになった。
▽ストークの若き守護神は今季の低迷が“冴えない補強”にあったと考えており、クラブの補強を痛烈に批判した。
「規律面の問題やパフォーマンスの問題など、様々な理由でチームの一員でさえないヤツがいた(移籍があった)」
「ここ数年の補強は全く機能しておらず、それは受け入れがたいことだよ。誰かを獲得したときにどんな変化が起きたのか、精査すべきなのに全くそういったことが行われておらず、馬鹿げた話だよ」
▽なお、バトランドは今冬に加入したMFバドゥ・エンディアイエ、DFモリッツ・バウアーの2選手に関しては唯一ポジティブな補強と評価している。その一方で、具体的な名前を挙げていないものの、規律違反でトップチームから外されたFWサイード・ベラヒノやMFイブラヒム・アフェライ、DFケビン・ヴィマー、FWヘセ・ロドリゲス。一昨シーズンにポルトからクラブ史上最高額で獲得しながらも今季トゥールーズにレンタルに出されたMFジャネリ・インビュラらを批判している模様だ。
▽クラブの補強を痛烈に批判したバトランドだが、途中就任のランバート監督への信頼は厚いようだ。
「個人的にポールは難しい仕事をこなしてきたと思っている。彼は不運なことに、規律に問題を抱えるプレーヤーや信頼できないプレーヤーがいるスカッドを引き継がざるを得なかった。それにも関わらず、チームを戦える状態にまとめてくれた。僕自身、彼とは喜んで共に戦いたいと思っている」
ジャック・バトランドの関連記事
ストーク・シティの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ストーク・シティの人気記事ランキング
1
最終節で日本人に明暗…田中碧のリーズが優勝、平河悠のブリストル&坂元達裕のコヴェントリーが昇格PO、大橋祐紀はゴールもブラックバーンはPO逃す…橋岡大樹のルートンは3部降格【チャンピオンシップ】
3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催。優勝チーム、昇格プレーオフチーム、降格チームが決定した。 リーズ・ユナイテッドとバーンリーのプレミアリーグ昇格はすでに決定していた中、最終節の時点で勝ち点が並ぶ両者は優勝を争っての最終節となった。 首位のリーズは日本代表MF田中碧が所属。降格圏のプリマス・アーガイルとアウェイで対戦した中、先制許す苦しい展開に。それでもウィルフレッド・ニョントのゴールで後半に追いつくと、同点のまま終わるかと思われた、後半アディショナルタイムにマノー・ソロモンが値千金の逆転ゴール。田中は79分までプレーした中、チームは1-2で勝利し、見事に優勝を果たした。 なお、勝ち点は100に到達。2位のバーンリーもミルウォールをホームに迎えてしっかりと勝利、勝ち点100に。2チームが勝ち点差100を達成した中、リーズが見事な優勝を果たした。 3位から6位に与えられる昇格プレーオフ圏も熾烈な争いに。シェフィールド・ユナイテッドの3位、サンダーランドの4位が確定していた中、5位と6位が未定の状態だった。 この争いでは、5位のブリストル・シティに平河悠、6位のコヴェントリー・シティに坂元達裕、8位のブラックバーンに大橋祐紀が所属している。 最終節ではブラックバーンはシェフィールド・ユナイテッドと対戦。50分に大橋がゴールを奪い、今季のチャンピオンシップで9点目を記録。勝利が必要だった中、59分に追いつかれてしまい1-1のドロー。7位でシーズンをフィニッシュすることとなり、昇格プレーオフ行きを逃した。 7位のミルウォールはバーンリーと対戦して敗れて8位に転落。6位のコヴェントリーは9位のミドルズブラと対戦した中、坂元が先発出場。44分にジャック・ルドニのゴールをアシストすると、ルドニは87分にもゴールを決めて2-0で勝利した。 5位のブリストルは残留を争う20位のプレストン・ノースエンドと対戦。平川は先発フル出場を果たすと、チームは2-2のドローに終わり、6位でフィニッシュ。コヴェントリーが5位に浮上し、坂元と平河がプレミアリーグ昇格の残りの1枠を狙える状況となっている。 また、下位に目を移すと、すでに最下位で降格が決まっているカーディフ・シティと14位のノリッジ・シティと対戦。アーセナル時代のチームメイトであるジャック・ウィルシャーとアーロン・ラムジーが監督として対戦した中、4-2でノリッジが勝利した。 リーズに敗れたプリマスも降格が決まっていた中、降格圏の22位に位置していたハル・シティがポーツマスと1-1のドローで勝ち点を49に。21位に位置していた橋岡大樹所属のルートン・タウンはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦し5-3で惨敗。この結果、ルートンが22位に転落して3部降格となってしまった。橋岡はメンバー外だった。 なお、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の斉藤光毅はメンバー外。ストーク・シティの瀬古樹はベンチ入りも出番はなかった。 <h3>◆チャンピオンシップ最終節</h3> ブリストル・シティ(平河悠) 2-2 プレストン・ノースエンド バーンリー 3-1 ミルウォール コヴェントリー・シティ(坂元達裕) 2-0 ミドルズブラ ダービー・カウンティー 0-0 ストーク・シティ(瀬古樹) ノリッジ・シティ 4-2 カーディフ・シティ プリマス・アーガイル 1-2 リーズ・ユナイテッド(田中碧) ポーツマス 1-1 ハル・シティ シェフィールド・ユナイテッド 1-1 ブラックバーン(大橋祐紀) サンダーランド 0-1 QPR(斉藤光毅) スウォンジー・シティ 3-3 オックスフォード・ユナイテッド ワトフォード 1-1 シェフィールド・ウェンズデイ WBA 5-3 ルートン・タウン(橋岡大樹) <h3>◆チャンピオンシップ順位表</h3> 1位:リーズ・ユナイテッド 勝ち点100/+65 2位:バーンリー 勝ち点100/+53 ーーーープレミア昇格 3位:シェフィールド・ユナイテッド 勝ち点90/+27 4位:サンダーランド 勝ち点76/+14 5位:コヴェントリー・シティ 勝ち点69/+6 6位:ブリストル・シティ 勝ち点68/+4 ーーーープレミア昇格PO 7位:ブラックバーン 勝ち点66/+5 8位:ミルウォール 勝ち点66/-2 9位:WBA 勝ち点64/+10 10位:ミドルズブラ 勝ち点64/+8 11位:スウォンジー・シティ 勝ち点61/-5 12位:シェフィールド・ウェンズデイ 勝ち点58/-9 13位:ノリッジ・シティ 勝ち点57+3 14位:ワトフォード 勝ち点57/-8 15位:QPR 勝ち点56/-10 16位:ポーツマス 勝ち点54/-13 17位:オックスフォード・ユナイテッド 勝ち点53_-16 18位:ストーク・シティ 勝ち点51/-17 19位:ダービー・カウティ 勝ち点50/-8 20位:プレストン・ノースエンド 勝ち点50/-11 21位:ハル・シティ 勝ち点49/-10 ーーーー降格 22位:ルートン・タウン 勝ち点49/-24 23位:プリマス・アーガイル 勝ち点46/-37 24位: カーディフ・シティ 勝ち点44/-25 <span class="paragraph-title">【動画】リーズのリーグ優勝セレモニー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OuFyyCoH0g0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.03 23:28 Sat2
リバプールやストークでもプレー…スウォンジーのウェールズ代表MFジョー・アレンが今季限りで現役引退
スウォンジー・シティは2日、ウェールズ代表MFジョー・アレン(35)の現役引退を発表した。 スウォンジーの下部組織出身のジョー・アレンは、2007年7月にファーストチームに昇格。2008年10月にはレクサムへとレンタル移籍を経験すると、2012年8月にリバプールに完全移籍する。 ブレンダン・ロジャーズ監督の下ではゲームメーカーとしてプレーするも、ユルゲン・クロップ監督就任後は出番が激減。すると、自らが知らないところで移籍の話が進み、2016年7月にストーク・シティへと完全移籍する。 ストークで長らくプレーすると、2022年7月にスウォンジーに完全移籍してプレーした。 スウォンジーでは公式戦通算229試合に出場し11ゴール14アシスト。ストークでは221試合に出場し20ゴール18アシストを記録。リバプールでは132試合で7ゴール3アシストを記録していた。 プレミアリーグ通算199試合16ゴール11アシスト、チャンピオンシップ(イングランド2部)では292試合17ゴール18アシストを記録。タイトルはスウォンジー時代の2007-08シーズンのイングランド3部優勝のみとなった。 ウェールズ代表としても2016年のユーロや2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場し、76試合に出場し2ゴールを記録。2023年に代表引退を表明したが、2024年に電撃復帰。3月の2026北中米W杯欧州予選でもプレーしていた。また、2012年のロンドン・オリンピックではイギリス代表としてもプレーしていた。 ユース時代から過ごしたスウォンジーはジョー・アレンへメッセージを送っている。 「本人は常に謙虚にスポットライトや称賛を避けてきたが、スウォンジー・シティでプレーした最高の選手の1人として間違いなく記憶されるだろうし、ウェールズ代表の偉人の殿堂における彼の地位は疑う余地もない」 「スウォンジー・シティに関係するすべての人にとって、ジョーは常に我々の仲間の1人だが、ウェールズのサッカーコミュニティの多くの皆さんが、我々が「ディオルチ・ジョー」と言うだけで、私たちと同じ気持ちになることを知っている」 「クラブの全員がジョーの長年の貢献に感謝し、彼と彼の家族の引退後の幸せを祈っている。一度ジャックなら、いつだってジャックだ」 2025.05.02 21:25 Fri3
初ゴールはやっぱりヘディング!身長2m超の大型FWクラウチが決めたストーク初ゴール【ファースト・ゴールズ】
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回は元イングランド代表FWのピーター・クラウチ氏がストークで決めた初ゴールだ。 <div id="cws_ad">◆長身FWクラウチが圧倒的高さから決めたストーク初ゴール<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJVNThweERjNyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> トッテナムユース出身のクラウチは、トッテナム、ポーツマスやリバプールなど、国内の多くのクラブを渡り歩いた大型FWだ。2メートルを越えるその長身を活かした、圧倒的な空中戦の強さを武器に活躍したクラウチは、2011年にストークに加入した。 ロングボールを多用することやセットプレーに強みを持つストークのプレースタイルに、長身のクラウチはベストフィットし、在籍した9年間で261試合61ゴールを記録している。 そんなクラウチのストーク初ゴールは、2011年9月24日に行われた、プレミアリーグ第6節のマンチェスター・ユナイテッド戦で決めたゴールだった。 この試合まで、ユナイテッド相手に6連敗を喫していたストーク。この試合でも先制を許していた。しかし、迎えた52分、ストークが右サイドのコーナーキックを得ると、MFマシュー・エザリントンがインスイングのボールを入れる。これに後ろから合わせたクラウチは、圧倒的な高さからヘディングシュートを放つ。これにはGKダビド・デ・ヘアも反応することができず、見事なヘディングゴールが決まった。 これで同点に追いついたストークは、そのまま1-1で試合を終えることに成功。苦手としていたユナイテッドから貴重な勝ち点1をもぎ取っている。 2020.08.17 21:30 Mon4
アルナウトビッチ、ストークと新4年契約を締結
▽ストーク・シティは27日、オーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(27)と2020年6月30日まで契約を延長したことを発表した。 ▽2013年夏にブレーメンから4年契約でストークに加入したアルナウトビッチは、左ウイングの位置から非凡な得点力を見せるアタッカー。192cmと長身ながら足元の柔らかいドリブルも特長だ。 ▽ストークでは移籍初年度から主力として活躍し、在籍3シーズンで公式戦110試合に出場して19ゴールをマーク。2015-16シーズンはプレミアリーグで11ゴールを挙げ、キャリア最高のシーズンを送っていた。 2016.07.28 00:03 Thu5