後半ラストプレーの同点弾は幻に…JDTとの激闘制したブリーラムがベスト8進出!【ACLE2024-25】
2025.03.11 23:07 Tue
スファナート弾でブリーラムが8強入り
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のノックアウトステージ ラウンド16・2ndレグ、ジョホール・ダルル・タクジムFC(JDT)vsブリーラム・ユナイテッドが11日に行われ、アウェイのブリーラムが0-1で勝利。この結果、2戦合計0-1でブリーラムがベスト8進出を決めた。
ブリーラム(タイ)のホームで行われた1stレグは0-0のスコアに終わり、JDT(マレーシア)のホームで開催された2ndレグの勝者がベスト8に進出するという状況で試合はスタート。
試合は立ち上がりからオープンな展開に。JDTは開始直後にビエラのミドルシュートをGKがファインセーブではじき出したボールをベルクソンが押し込むが、ここはオフサイドで認められず。その数分後にはブリーラムがビッソリの右隅を狙ったミドルシュートでゴールに迫るが、ここは相手GKのビッグセーブに阻まれた。
ここからオープンな展開が続くかに思われたが、以降は中盤でのデュエルが強調される展開に。それでも、前半半ば過ぎの27分にはJDTに再びのビッグチャンス。ボックス左で相手のクリアミスを奪ったファザイルがすかさず足を振るが、このシュートは枠の左に外れた。
前半終盤にかけてはアウェイのブリーラムも盛り返し、イーブンな状況のまま試合は後半へと折り返した。
2戦目の後半序盤を過ぎてようやくスコアが動くと、前がかるJDTに対してブリーラムがカウンターから決定機を創出するが、畳みかける2点目とはならず。
以降は互いにメンバー交代で戦局に変化を加えていくなか、ヘベルチやヘセ・ロドリゲスといった経験豊富なアタッカーをピッチに送り込んだホームチームが後半終盤にかけて迫力のある猛攻を仕掛けていく。
7分が加えられた後半アディショナルタイムのラストプレーではゴール前のオブレゴンが右クロスを見事なダイレクトボレーで合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、劇的同点ゴールかに思われたこのシュートは際どいオフサイド判定で認められず、この直後にタイムアップを迎えた。
そして、敵地でJDTとの激闘を制したブリーラムがベスト8進出を果たした。
JDT 0-1(AGG:0-1) ブリーラム・ユナイテッド
【ブリーラム】
スファナート・ムアンタ(後13)
ブリーラム(タイ)のホームで行われた1stレグは0-0のスコアに終わり、JDT(マレーシア)のホームで開催された2ndレグの勝者がベスト8に進出するという状況で試合はスタート。
試合は立ち上がりからオープンな展開に。JDTは開始直後にビエラのミドルシュートをGKがファインセーブではじき出したボールをベルクソンが押し込むが、ここはオフサイドで認められず。その数分後にはブリーラムがビッソリの右隅を狙ったミドルシュートでゴールに迫るが、ここは相手GKのビッグセーブに阻まれた。
前半終盤にかけてはアウェイのブリーラムも盛り返し、イーブンな状況のまま試合は後半へと折り返した。
後半も一進一退の攻防が続いたが、アウェイのブリーラムが一瞬の隙を突いてゴールをこじ開ける。58分、中盤で続けてデュエルを制してチャウシッチがボックス付近まで運んで潰されるも、ボックス右でこぼれに反応したスファナートが抑えの利いた見事な左足コントロールシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺した。
2戦目の後半序盤を過ぎてようやくスコアが動くと、前がかるJDTに対してブリーラムがカウンターから決定機を創出するが、畳みかける2点目とはならず。
以降は互いにメンバー交代で戦局に変化を加えていくなか、ヘベルチやヘセ・ロドリゲスといった経験豊富なアタッカーをピッチに送り込んだホームチームが後半終盤にかけて迫力のある猛攻を仕掛けていく。
7分が加えられた後半アディショナルタイムのラストプレーではゴール前のオブレゴンが右クロスを見事なダイレクトボレーで合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、劇的同点ゴールかに思われたこのシュートは際どいオフサイド判定で認められず、この直後にタイムアップを迎えた。
そして、敵地でJDTとの激闘を制したブリーラムがベスト8進出を果たした。
JDT 0-1(AGG:0-1) ブリーラム・ユナイテッド
【ブリーラム】
スファナート・ムアンタ(後13)
スファナート・ムアンタの関連記事
ブリーラム・ユナイテッドの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
記事をさがす
|
ブリーラム・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
2年連続3冠の偉業も石井正忠監督は解任か、ACLではブリーラムを指揮せず…タイ代表TDも退任と現地報道
ブリーラム・ユナイテッドの石井正忠監督(56)が解任されたようだ。 鹿島アントラーズや大宮アルディージャで指揮を執った石井監督は、2019年1月に大宮の監督を退任。その後、鹿嶋市の学校給食センターで勤務していたことが話題となった。 2019年12月にタイに渡り、サムットプラカーン・シティの監督に就任。2021年12月にブリーラムの監督に就任していた。 すると、就任1年目にいきなり3冠を達成。大きな評価を得ると、2年目も3冠を達成し、その手腕が高く評価。2023年8月にはタイ代表のテクニカル・ディレクター(TD)に就任していた。 タイ国内で圧倒的な強さを見せていたブリーラムは今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場。グループHに入り、ヴァンフォーレ甲府とも同居しており、初戦では中国の浙江職業足球倶楽部を相手に3-1で勝利していた。 しかし、この試合を指揮していたのは横浜F・マリノスでコーチを務め、鹿児島ユナイテッドFCで監督も務めたオーストラリア人指揮官のアーサー・パパス監督。どうやらブリーラムの監督は解任されたようだ。 さらに、タイ代表のアレシャンドレ・ペルキング監督の手腕が疑問視された結果、TDの職に就いた石井監督だが、タイ代表は9月の国際親善試合でレバノン代表に勝利し、イラク代表とはPK戦にもつれる接戦を展開。ペルキング監督が信頼を取り戻す形となり、続投が決定したとタイ『Football5star』が伝えている。 報道によれば、石井監督のTD就任は一部派閥のペルキング監督更迭のための策だった可能性があるとのこと。タイ代表選手であるチャナティップ・ソングラシンやティーラトン・ブンマタンなどの元Jリーガーもペルキング監督を支持しているという。 加えて、“鋼鉄の女”という異名を持ち、“マダム・パン”の愛称でも知られるタイ代表のマネージャーであるヌアルファン・ラムサム氏も石井氏について言及。ペルキング監督の下でチームは良い状態と語り、石井氏のTD退任を口にした。 「石井氏に関しては、タイ代表チームのテクニカル・ディレクターという立場でマノ(ポーキング監督)を全面的にサポートし、素晴らしい姿勢を見せてくれている」 「彼がとても才能のある監督であり、豊富な経験を持っていることは誰も否定できない」 「ただ、石井氏は常に監督の役割を担ってきたため、テクニカル・ディレクターとしての職務を遂行することには違和感があった」 「この短期間での彼の献身にとても感謝する。私も彼の将来が幸運であることを祈っている」 ブリーラムから監督退任についての発表はなされていないが、パパス監督でチームはすでに動いている状況。また、石井氏のインスタグラムには、ブリーラムのファンからの大きな感謝が多数寄せられており、ストーリーズで共有されており、どうやらチームから離れることが決まっているようだ。 2年連続3冠達成という偉業を成し遂げた監督の終わり方としては異例の状況。ブリーラムの内部で一体何が起こっているのか不明だが、石井氏がACLで甲府と対戦することはどうやらなさそうだ。 2023.09.21 14:55 Thu2
甲府戦には助っ人FWら3選手が出場停止…ACL浙江vsブリーラムの乱闘騒ぎで8名が処分
アジアサッカー連盟(AFC)は8日、11月29日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第5節、浙江FC(中国)vsブリーラム・ユナイテッド(タイ)で起きた乱闘騒ぎについての各処分を発表した。 同試合は3-2で浙江が勝利したが、試合中でも選手に計7枚のイエローカードが提示されるなど、荒れ模様。終了直後の口論をきっかけに、ピッチ上で両軍の選手やスタッフが入り乱れての乱闘騒ぎにまで発展していた。 AFCは両クラブの選手・スタッフを合わせて8名に懲罰を命じ、ブリーラムの3選手と浙江FCの4選手には、それぞれ6試合から8試合の出場停止が命じられた。 ブリーラムの対象選手は、DFチティパット・テンクラーン、MFレオン・ジェームズ、FWラミル・シェイダエフ。12日の第6節ヴァンフォーレ甲府戦には出場できない。 また、両クラブにはそれぞれ1万アメリカドル(約150万)の制裁金が科されている。 グループHは現在、甲府が勝ち点「8」で首位に立っており、得失点差で2位にメルボルン・シティ(オーストラリア)、3位には勝ち点「6」でブリーラム、同勝ち点の浙江FCとなっており、どのチームにもグループステージ突破のチャンスが残っている。 最終節のカードはブリーラムvs甲府、メルボルン・シティvs浙江FCで、いずれも12日の18:30キックオフで行われる。 <span class="paragraph-title">【動画】浙江vsブリーラムで起きた乱闘騒ぎ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On November 29, at Hangzhou Huanglong Sports Center, after the 5th round of the AFC Champions League group stage, a fight broke out between the Zhejiang team and the Buriram United team of Thailand. It is known that the conflict originated from a dispute between reserve players… <a href="https://t.co/knJzb0OR1O">pic.twitter.com/knJzb0OR1O</a></p>— Spotlight on China (@spotlightoncn) <a href="https://twitter.com/spotlightoncn/status/1731308759606055328?ref_src=twsrc%5Etfw">December 3, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.12 16:05 Tue3