ブリーラムが後半ATの劇的弾で蔚山HDを下し6位浮上! 蔚山はわずか1勝で敗退決定【ACLE2024-25】
2025.02.12 23:25 Wed
劇的な勝ち越しゴールを決めたスファナート
12日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ第7節が行われ、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)と蔚山HD FC(韓国)が対戦。2-1でブリーラムが勝利を収めた。
タイで行われた一戦。試合は20分にホームのブリーラムが先制する。蔚山が自陣でチャン・シヨンが中央にボールを戻すと、ピッチがスリッピーだったためにチョン・ウヨンが転倒。このボールをギリェルメ・ビッソリが奪うと、そのまま持ち込んでミドルシュート。ネットを揺らし、相手のミスに乗じて先制に成功する。
不運も重なり失点してしまった蔚山。今大会では全く良いところがないままここまできた中、前半の内になんとか追いつくことに成功した。
後半は互いに攻め込む中で、ブリーラムがやはり押し気味の展開に。すると70分、蔚山にアクシデント。スルーパスに抜け出したマルティン・ボアキエと飛び出したGKチョ・ヒョヌが激突。ボアキエが先にボールを折り返したが、スライディングが止まらずチョ・ヒョヌの顔面に左ヒザが入る形となってしまい、チョ・ヒョヌは交代。GKムン・ジョンインが投入された。
守護神の交代もあった蔚山。それでも粘りながら戦っていた中、引き分けかと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。
ブリーラムは残り時間が少ない中で、GKネイル・エザリッジがスローでリスタート。前に出てボールを奪いにいけない蔚山に対しゆっくり攻めると、右サイドからのディオン・コールズの鋭いクロスを、ファーサイドに飛び込んだスファナート・ムアンタが滑り込みながら豪快に蹴り込み、土壇場で勝ち越しに成功。ブリーラムがこのゴールで2-1と勝利し、勝ち点を11に伸ばし6位に浮上。一方の蔚山はこの敗戦で敗退が決定した。
ブリーラム・ユナイテッド 2-1 蔚山HD FC
【ブリーラム】
ギリェルメ・ビッソリ(前20)
スファナート・ムアンタ(後48)
【蔚山】
チャン・シヨン(前46)
PR
12チーム中、上位8チームがラウンド16に進出できるリーグステージ。6試合を終えて勝ち点8で9位のブリーラムと、勝ち点3で11位の蔚山の戦いとなった。蔚山は敗れれば敗退が確定する状況。ブリーラムは勝利すればラウンド16行きに大きく近づく一戦となった。不運も重なり失点してしまった蔚山。今大会では全く良いところがないままここまできた中、前半の内になんとか追いつくことに成功した。
アディショナルタイム1分、ボックス手前中央でパスを受けたダリヤン・ボヤニッチが相手を引きつけながらスルーパス。これを上手くラインを抜け出して受けたチャン・シヨンが落ち着いて決め、1-1で後半に突入した。
後半は互いに攻め込む中で、ブリーラムがやはり押し気味の展開に。すると70分、蔚山にアクシデント。スルーパスに抜け出したマルティン・ボアキエと飛び出したGKチョ・ヒョヌが激突。ボアキエが先にボールを折り返したが、スライディングが止まらずチョ・ヒョヌの顔面に左ヒザが入る形となってしまい、チョ・ヒョヌは交代。GKムン・ジョンインが投入された。
守護神の交代もあった蔚山。それでも粘りながら戦っていた中、引き分けかと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。
ブリーラムは残り時間が少ない中で、GKネイル・エザリッジがスローでリスタート。前に出てボールを奪いにいけない蔚山に対しゆっくり攻めると、右サイドからのディオン・コールズの鋭いクロスを、ファーサイドに飛び込んだスファナート・ムアンタが滑り込みながら豪快に蹴り込み、土壇場で勝ち越しに成功。ブリーラムがこのゴールで2-1と勝利し、勝ち点を11に伸ばし6位に浮上。一方の蔚山はこの敗戦で敗退が決定した。
ブリーラム・ユナイテッド 2-1 蔚山HD FC
【ブリーラム】
ギリェルメ・ビッソリ(前20)
スファナート・ムアンタ(後48)
【蔚山】
チャン・シヨン(前46)
PR
スファナート・ムアンタ
チャン・シヨン
チョン・ウヨン
ギリェルメ・ビッソリ
ダリヤン・ボヤニッチ
マルティン・ボアキエ
チョ・ヒョヌ
ムン・ジョンイン
ネイル・エザリッジ
ディオン・コールズ
ブリーラム・ユナイテッド
蔚山HD FC
AFCチャンピオンズリーグエリート
スファナート・ムアンタの関連記事
ブリーラム・ユナイテッドの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
記事をさがす
|
ブリーラム・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
ACLEのベスト8が決定!日本からは横浜FMと川崎F、サウジアラビアの3強も勝ち上がり…準々決勝以降はサウジアラビアで集中開催【ACLE2024-25】
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のラウンド16の全日程が終了。ベスト8が出揃った。 新フォーマットで行われたACLE。西地区、東地区のラウンド16が全て終了した。 Jリーグ勢では、リーグ連覇中のヴィッセル神戸、2023年の天皇杯王者の川崎フロンターレ、2023年のリーグ2位の横浜F・マリノスが出場していた。 11日、横浜FMはひと足先に上海海港(中国)と対戦。1stレグをアウェイで0-1と制していた中、ホームで行われた2ndレグでも強さを見せ、4-1で快勝。2戦合計5-1でベスト8に駒を進めた。なお、アンデルソン・ロペスは現在得点ランキングでトップに立っている。 12日、川崎Fはホームで上海申花(中国)と対戦。アウェイでの1stレグで1-0と敗れていたが、この試合では攻撃陣が躍動。佐々木旭のゴールで追いつくと、エリソンのゴールで後半に逆転。その後2点を追加し、4-0で勝利。2戦合計4-1で、逆転でのベスト8入りを果たした。 一方で神戸は1stレグをホームで2-0と勝利していた中、アウェイで光州FC(韓国)と対戦。シーズン開幕前からケガ人が続出し、リーグ戦では未だに勝利がない苦しいシーズンのスタートとなった中、前半に先制を許すと終盤の85分には岩波拓也が痛恨のハンド。PKを相手に与えると決められ2戦合計2-2の同点に。延長戦に入ると、118分にミドルシュートを決められ3-0。2戦合計3-2で敗れ、ベスト16で敗退となった。 東地区の残り1チームはジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)を下したブリーラム・ユナイテッド(タイ)がベスト8に進出した。 一方で西地区ではサウジアラビア勢が躍動している。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルがイランのエステグラルと対戦。1stレグはゴールレスドローだったが、ホームでの2ndレグではジョン・デュランの2ゴール、C・ロナウドのゴールで3-0と勝利。2戦合計3-0でベスト8に進出した。 また、サウジアラビア王者であるアル・ヒラルはウズベキスタンのパフタコールと対戦。1stレグはアウェイで1-0と敗れていたが、2ndレグでは4-0と圧勝。2戦合計4-1でこちらもベスト8入りを果たした。 さらに、アル・アハリ・サウジはカタールのアル・ラーヤンと対戦。1stレグで1-3と快勝すると、2ndレグでもリヤド・マフレズの2ゴールで2-0と勝利し、2戦合計5-1でベスト8入り。残りの1枠は、UAEのアル・ワスルを下したカタールのアル・サッドが2戦合計4-2で勝利し、ベスト8に進出した。 なお、準々決勝以降はサウジアラビアでの集中開催に。2025年4月25日から5月4日まで行われ、東西関係なく1試合制のノックアウト方式で開催となる。 <h3>◆ACLエリート 準々決勝進出チーム</h3> 【東地区】 川崎フロンターレ(日本) 横浜F・マリノス(日本) 光州FC(韓国) ブリーラム・ユナイテッド(タイ) 【西地区】 アル・ヒラル(サウジアラビア) アル・ナスル(サウジアラビア) アル・アハリ・サウジ(サウジアラビア) アル・サッド(カタール) 2025.03.12 23:45 Wed2
横浜FMはC・ロナウド擁するアル・ナスルと対決!川崎Fはアル・サッドと…ベスト8の組み合わせ決定 【ACLE2024-25】
アジアサッカー連盟(AFC)は17日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の組み合わせ抽選会を実施した。 2024-25シーズンのACLEはラウンド16までが終了。Jリーグ勢では、横浜F・マリノス、川崎フロンターレの2チームがベスト8に残っている。 準々決勝以降はサウジアラビアでの集中開催となり、1試合制のトーナメントで全7試合が開催。4月25日から5月3日までの戦いとなる。 西地区と東地区同士が対戦することとなるベスト8。第2シードに入った横浜FMは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスル(サウジアラビア)との対戦が決定した。 また、川崎Fは2011年の王者であるアル・サッド(カタール)との対戦が決定。最も日程が過酷となる4試合目となった。 その他、第1シードのアル・ヒラルは光州FC(韓国)と対戦。アル・アハリ・サウジはブリーラム・ユナイテッド(タイ)との対戦が決まった。 準々決勝は4月25日に初戦が行われ、4月26日に2試合目と3試合目、4月27日に4試合目が開催。準決勝は29日と30日、決勝は5月3日に行われる。 <h3>◆日程</h3> 【準々決勝】 ▽4月25日〜27日 [QF1]アル・ヒラル(サウジアラビア) vs 光州FC(韓国) [QF2]アル・アハリ・サウジ(サウジアラビア) vs ブリーラム・ユナイテッド(タイ) [QF3]横浜F・マリノス vs アル・ナスル(サウジアラビア) [QF4]川崎フロンターレ vs アル・サッド(カタール) 【準決勝】 ▽4月26日 [SF1]:[QF1]勝者 vs [QF2]勝者 ▽4月27日 [SF2]:[QF4]勝者 vs [QF4]勝者 【決勝】 5月3日 2025.03.17 19:15 Mon3
「なかなか経験できるゴールではない」土壇場の決勝ヘッド、甲府&J2勢にACL初勝利をもたらした長谷川元希「残り4試合、もちろん全部勝つ気でいる」
ヴァンフォーレ甲府のMF長谷川元希が、決勝ゴールを決めたブリーラム・ユナイテッド戦を振り返った。 4日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第2節で甲府はタイのブリーラムと国立競技場で対戦した。 J2勢として初のACL参戦となった甲府。初戦はアウェイでのメルボルン・シティ戦で0-0のドローに終わっていた。 初勝利を目指した中、前半はなかなか良い形ができずにゴールレスで終えると、後半もなかなか良い形ができない。しかし、選手交代で徐々に活性化。クリスティアーノ、長谷川が入ってから徐々に良い形を作れたが、得点は奪えない。押し込みつつもゴールを奪えない中、ゴールレスドローになるかと思われたが、90分にクリスティアーノのクロスから長谷川がヘッド。これが決まり、劇的な形で甲府が勝利を収めた。 この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された長谷川は、試合後に記者会見に出席。勝利を喜ぶとともに、ゴールを喜んだ。 「これだけ多くのサポーターが来てくれたことに本当に感謝します。その中で自分の得点で勝たせられたことは本当に嬉しいです」 「この1勝がグループ突破に繋がればと思うので、凄く難しいゲームでしたけど、相手チームも凄く上手く、個の能力も高かったので、自分が後半に状況を変えられるかを意識してやっていたので、個人として良かったです」 「チームとしてはまだまだ改善すべき点がありますが、結果が全てなので勝てて良かったです」 劇的な勝利を喜んだ長谷川。改めて、ゴールシーンを振り返った。 「相手の対応するサイドバックの選手が凄く(身長が)低かったので、自分は得意なプレーではなかったですが、(ヘディングで)叩けると思っていました」 「大勢のサポーターの前で点を決めるということは気持ちの良いことですし、自分がサッカーをやってきた中でもなかなか経験できるゴールではなかったので、それが歴史的な1勝に繋がるゴールだったので、僕自身としてもチームとしても凄く嬉しかったです」 ゴール、そして勝利の喜びを語った長谷川。苦しい戦いとなった中で、終盤に押し込めた展開について振り返った。 「相手が間伸びすることが多かったので、ボールが入ってきて前を向いて仕掛けることを意識していました。ファウルで止められるシーンが多かったですが、そこを自分で打開しなければいけないと思っていました」 「それを含めて、ゲームが途切れて出てくるチャンスがあって押し込めていたので、結果的に攻撃の形が後ろではなく前へ前へとなっていたので、それが押し込むことに繋がって、みんなが積極的にシュートを狙ったことが押し込めた要因だと思います」 長谷川は初戦のメルボルン・シティ戦はメンバー外となりこの試合がACLデビュー戦。土壇場での決勝ゴールを記録し、J2勢としての初勝利にも貢献した。 メルボルン戦については「帯同できなかったんですが、もちろん僕自身も行きたかったですし、そこは監督と話し合って、リーグ戦も大事なので帯同しないことになりました」とメンバー外の理由を説明。「僕がいなくてもチームが凄く頑張ってくれて信じていたので、アウェイの地であれだけできて勝ち点1を持って帰って来れたのは僕自身も嬉しいですし、チームとしても自信になったと思います」と、ACL初戦で勝ち点1を獲得できたことは大きかったとした。 J2勢での勝利については「J2でACLに出るということはなかなかないことだと思いますし、天皇杯に優勝しないと出られないことなので、凄くJ2の代表として誇りに思っていますし、日本の限られたチームの中で出場している中で、もちろん代表として戦っていますが、甲府で1勝するのと、J1のクラブが1勝するのでは価値が変わってくると思います」とコメント。今後の戦いについては「4試合ありますけど、もちろん全部勝つ気でいますし、それで突破できれば新たな歴史が生まれます。僕はそこはできると信じているので、J2、J1はもちろんありますが、J2のなかで、リーグ戦と並行してですけど、示していければと思います」と語り、ACLで更なる歴史を作っていきたいと意気込みを語った。 <span class="paragraph-title">【動画】歴史を作った長谷川元希の90分ヘディング弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1709538249796907209?ref_src=twsrc%5Etfw">October 4, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.05 01:20 Thu4