忘れちゃいけない!超WSが選ぶJ2年間ベストイレブンはこれだ!
2017.12.16 15:30 Sat
▽2017シーズンの明治安田生命J2リーグは、湘南ベルマーレが優勝を飾り1年でのJ1復帰。さらに、V・ファーレン長崎が2位となり、クラブ史上初のJ1昇格を勝ち取った。
◆超WS選定年間ベストイレブン(J2)
GK秋元陽太(30歳/湘南ベルマーレ) ▽J2降格となった湘南に舞い戻った守護神。全42試合でゴールマウスを守ると、リーグ最少タイの36失点の結果を残し、チームのJ2優勝に大きく貢献した。ショットストップの良さに加え、安定感のあるプレー、存在感を発揮。来季J1残留を掴むには守護神の存在が絶対不可欠だ。
DF青木亮太(21歳/名古屋グランパス) ▽風間八宏監督の下、突如花開いた新星。右のウイングバックやサイドハーフでプレーし、名古屋の攻撃にアクセントをつけた。ボックス内に侵入する巧さと、ポジショニングの良さで11得点を記録。過去3年間でリーグ戦出場が5試合だったのが嘘のような活躍はセンセーショナルだった。
DF冨安健洋(19歳/アビスパ福岡) ▽福岡が誇る宝。19歳とは思えない落ち着きで最終ラインに君臨。首位の湘南を並ぶ最少失点36に大きく貢献した。U-20ワールドカップでも見せた存在感は日に日に増す印象で、将来の日本代表を背負って立つセンターバックとなるだろう。
DF安西幸輝(22歳/東京ヴェルディ) ▽アンヘル・ロティーナ監督の下、躍進した東京ヴェルディにあって、その戦術の体現者とも言えるのが安西だ。左右のサイドバックを務め、終盤は3トップの左ウイングにも入るなど、ロティーナサッカーの具現者。ステップアップの可能性も高いが、J1でも即レギュラーを取れる逸材だ。
MF岩尾憲(29歳/徳島ヴォルティス) ▽序盤躍進を見せた徳島の安定剤。中盤の底からゲームを組み立てられる司令塔で、パスの精度も高く、長短どちらも苦にしない。リカルド・ロドリゲス監督が標榜するサッカーにおいてはキーマンであり、技術の高さが陽の目を浴びたと言える。
MF秋野央樹(23歳/湘南ベルマーレ) ▽柏レイソルから期限付き移籍でプレーした秋野。移籍発表時は衝撃を与えたが、その移籍が正解であったことをプレーで証明した。テクニックに優れ、パスでゲームを組み立てていた柏時代とは打って変わり、中盤での守備やデュエルの部分での強さを体得。さらに、運動量も豊富になり、手のつけられないゲームメーカーに成長した。
MF山田直輝(27歳/湘南ベルマーレ) ▽故障のイメージが強い山田だが、3年目の湘南でのシーズンは実りあるものとなった。昨シーズン終盤に見せたパフォーマンスを1年間を通して維持。負傷離脱もなく、湘南の優勝に大きく貢献した。浦和レッズへの復帰が決定したが、湘南の攻撃に与えたアクセントを浦和でも発揮できるか。
MFガブリエル・シャビエル(24歳/名古屋グランパス) ▽一言で言えば「天才」。名古屋がJ1昇格を掴めたのは、ガブリエル・シャビエルのお陰と言ってもいい。テクニカルなアタッカーで、ゲームを読むセンスも抜群。風間八宏監督のスタイルでは自由に攻撃を任され、J1昇格が危うかった名古屋の救世主となった。
FW渡大生(24歳/徳島ヴォルティス) ▽経験を積むごとにゴールハンターとしての才能が開花していく点取り屋。今シーズンは全試合出場も達成し、チームの躍進に多大なる貢献をした。固めどりをするタイプではなく、コンスタントにゴールを奪えることも強み。スピード、裏へ抜ける抜群の動きは圧巻の一言。
FW前田大然(20歳/水戸ホーリーホック) ▽今シーズンのJ2リーグで最もインパクトを与えてくれた選手を挙げるなら、前田大然の名前を忘れてはいけない。驚異的なスピードは観る者に衝撃を与え、シュートセンスも高いものを持っている。勢いに乗った時は、止める術がないスピードスター。13得点とブレイクを果たした活躍は来シーズン松本で見られるか。
監督
高木琢也(50歳/V・ファーレン長崎) ▽今シーズンのJ2には素晴らしい指揮官が揃っていた。東京Vのロティーナ監督、徳島のリカルド・ロドリゲス監督、ジェフユナイテッド千葉のファン・エスナイデル監督といった外国人指揮官はチームに大きな変化をもたらせた。その中でも最も評価すべきなのは、クラブ史上初のJ1昇格を掴んだV・ファーレン長崎の高木監督だろう。決して恵まれていた戦力ではない中で、徹底した戦い方と安定した試合運びで終盤に躍進。ラスト13試合を10勝3分けの無敗で終えたように、チームに戦い方が浸透してからの強さは圧巻だった。
PR
▽3位には1年でのJ1復帰を目指す名古屋グランパス、4位にはアビスパ福岡、5位に東京ヴェルディ、6位にジェフユナイテッド千葉が入り、J1昇格プレーオフは3位の名古屋が制し、J1復帰を決めた。▽今回はJ2も追い続けた超ワールドサッカー編集部が、独断と偏見を交えながら年間を通じて最も印象的な活躍を披露した11名をセレクトした。GK秋元陽太(30歳/湘南ベルマーレ) ▽J2降格となった湘南に舞い戻った守護神。全42試合でゴールマウスを守ると、リーグ最少タイの36失点の結果を残し、チームのJ2優勝に大きく貢献した。ショットストップの良さに加え、安定感のあるプレー、存在感を発揮。来季J1残留を掴むには守護神の存在が絶対不可欠だ。
DF青木亮太(21歳/名古屋グランパス) ▽風間八宏監督の下、突如花開いた新星。右のウイングバックやサイドハーフでプレーし、名古屋の攻撃にアクセントをつけた。ボックス内に侵入する巧さと、ポジショニングの良さで11得点を記録。過去3年間でリーグ戦出場が5試合だったのが嘘のような活躍はセンセーショナルだった。
DFアンドレ・バイア(34歳/湘南ベルマーレ) ▽最終ラインを統率する守備面に加え、相手を圧倒する威圧感は流石の一言。フラメンゴやフェイエノールトでプレーしていた経験は伊達ではなく、若いチームに見事に安定感をもたらせた。曺貴裁監督の下で3年目を迎えたシーズンは守備のキーマンだった。
DF冨安健洋(19歳/アビスパ福岡) ▽福岡が誇る宝。19歳とは思えない落ち着きで最終ラインに君臨。首位の湘南を並ぶ最少失点36に大きく貢献した。U-20ワールドカップでも見せた存在感は日に日に増す印象で、将来の日本代表を背負って立つセンターバックとなるだろう。
DF安西幸輝(22歳/東京ヴェルディ) ▽アンヘル・ロティーナ監督の下、躍進した東京ヴェルディにあって、その戦術の体現者とも言えるのが安西だ。左右のサイドバックを務め、終盤は3トップの左ウイングにも入るなど、ロティーナサッカーの具現者。ステップアップの可能性も高いが、J1でも即レギュラーを取れる逸材だ。
MF岩尾憲(29歳/徳島ヴォルティス) ▽序盤躍進を見せた徳島の安定剤。中盤の底からゲームを組み立てられる司令塔で、パスの精度も高く、長短どちらも苦にしない。リカルド・ロドリゲス監督が標榜するサッカーにおいてはキーマンであり、技術の高さが陽の目を浴びたと言える。
MF秋野央樹(23歳/湘南ベルマーレ) ▽柏レイソルから期限付き移籍でプレーした秋野。移籍発表時は衝撃を与えたが、その移籍が正解であったことをプレーで証明した。テクニックに優れ、パスでゲームを組み立てていた柏時代とは打って変わり、中盤での守備やデュエルの部分での強さを体得。さらに、運動量も豊富になり、手のつけられないゲームメーカーに成長した。
MF山田直輝(27歳/湘南ベルマーレ) ▽故障のイメージが強い山田だが、3年目の湘南でのシーズンは実りあるものとなった。昨シーズン終盤に見せたパフォーマンスを1年間を通して維持。負傷離脱もなく、湘南の優勝に大きく貢献した。浦和レッズへの復帰が決定したが、湘南の攻撃に与えたアクセントを浦和でも発揮できるか。
MFガブリエル・シャビエル(24歳/名古屋グランパス) ▽一言で言えば「天才」。名古屋がJ1昇格を掴めたのは、ガブリエル・シャビエルのお陰と言ってもいい。テクニカルなアタッカーで、ゲームを読むセンスも抜群。風間八宏監督のスタイルでは自由に攻撃を任され、J1昇格が危うかった名古屋の救世主となった。
FW渡大生(24歳/徳島ヴォルティス) ▽経験を積むごとにゴールハンターとしての才能が開花していく点取り屋。今シーズンは全試合出場も達成し、チームの躍進に多大なる貢献をした。固めどりをするタイプではなく、コンスタントにゴールを奪えることも強み。スピード、裏へ抜ける抜群の動きは圧巻の一言。
FW前田大然(20歳/水戸ホーリーホック) ▽今シーズンのJ2リーグで最もインパクトを与えてくれた選手を挙げるなら、前田大然の名前を忘れてはいけない。驚異的なスピードは観る者に衝撃を与え、シュートセンスも高いものを持っている。勢いに乗った時は、止める術がないスピードスター。13得点とブレイクを果たした活躍は来シーズン松本で見られるか。
監督
高木琢也(50歳/V・ファーレン長崎) ▽今シーズンのJ2には素晴らしい指揮官が揃っていた。東京Vのロティーナ監督、徳島のリカルド・ロドリゲス監督、ジェフユナイテッド千葉のファン・エスナイデル監督といった外国人指揮官はチームに大きな変化をもたらせた。その中でも最も評価すべきなのは、クラブ史上初のJ1昇格を掴んだV・ファーレン長崎の高木監督だろう。決して恵まれていた戦力ではない中で、徹底した戦い方と安定した試合運びで終盤に躍進。ラスト13試合を10勝3分けの無敗で終えたように、チームに戦い方が浸透してからの強さは圧巻だった。
PR
秋元陽太の関連記事
J2の関連記事
記事をさがす
|