GKブラーボ躍動のチリがポルトガルをPK戦の末に下して決勝進出《コンフェデレーションズカップ2017》
2017.06.29 05:55 Thu
▽コンフェデレーションズカップ2017準決勝ポルトガル代表vsチリ代表が28日にカザン・アリーナで行われ、0-0で90分を終了。延長戦でも決着がつかず、PK戦の末に0-3としたチリが決勝へ進出した。
▽4日前に行われたニュージーランド代表戦を4-0と快勝してグループAを首位で通過したポルトガルは、ニュージーランド戦のスタメンから5選手を変更。出場停止のペペの他、クアレスマやモウティーニョがベンチスタートとなって、アンドレ・ゴメスやアドリエン・シウバらがスタメンとなった。
▽一方、3日前に行われたオーストラリア代表戦を1-1の引き分けに持ち込んでグループBを2位で通過したチリは、オーストラリア戦のスタメンから4選手を変更。負傷明けのメデルの他、パブロ・エルナンデスやディアスらがスタメンに戻った。
▽中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]を採用したチリがポゼッションし、フラットな[4-4-2]を採用したポルトガルがカウンターを狙う展開で試合は立ち上がっていく。そんな中、チリは6分に決定機。サンチェスのスルーパスに抜け出したE・バルガスがボックス中央へ侵入。シュートに持ち込んだが、GKルイ・パトリシオのビッグセーブに阻まれた。
▽対するポルトガルは直後の7分、左サイドからのC・ロナウドのアーリークロスにファーサイドでフリーとなっていたアンドレ・シウバが合わせる決定機を演出。だが、GKブラーボのビッグセーブに阻まれた。
▽後半も拮抗した展開が続いた中、54分にチリに決定機。ボセジュールの左クロスにビダルがヘディング。しかし、枠を捉えきれなかった。続く57分にもチリにチャンス。右CKの流れからE・バルガスのバイシクルシュートが枠の右隅を捉えたが、GKルイ・パトリシオのファインセーブに阻まれた。
▽守護神に救われたポルトガルは直後にC・ロナウドがボックス左からGKブラーボを強襲するシュートを浴びせて応戦。
▽その後はオープンな攻防が続くと、チリは62分にビダルのミドルシュートでゴールに迫れば、72分にポルトガルはC・ロナウドのミドルシュートでゴールに近づいた。
▽76分、両チーム通じて最初の選手交代が行われ、ポルトガルはブレーキ気味だったアンドレ・シウバに代えてナニを投入した。すると85分、セドリックの右クロスからC・ロナウドがヘディングシュート。しかし、枠を外れてしまい、延長戦に持ち込まれた。
▽迎えた延長戦、95分にチリに決定機。右クロスにフリーのサンチェスがヘディングシュート。しかし、わずかに枠の左に外してしまった。その後はポルトガルが盛り返すもシュートシーンを生み出すには至らず、ゴールレスのまま延長後半に入った。その延長後半終盤の119分、チリがこの試合最大の決定機を生み出す。ビダルの右足アウトにかけたシュートが右ポストを直撃し、ルーズボールをマルティン・ロドリゲスが左足で合わせるもバーに嫌われた。
▽ゴールレスで迎えたPK戦、GKブラーボがクアレスマ、モウティーニョ、ナニのシュートを立て続けに止める離れ業を見せ、チリが3-0とし激闘に幕。PK戦を制したチリは決勝でドイツvsメキシコの勝者と対戦する。
▽4日前に行われたニュージーランド代表戦を4-0と快勝してグループAを首位で通過したポルトガルは、ニュージーランド戦のスタメンから5選手を変更。出場停止のペペの他、クアレスマやモウティーニョがベンチスタートとなって、アンドレ・ゴメスやアドリエン・シウバらがスタメンとなった。
▽一方、3日前に行われたオーストラリア代表戦を1-1の引き分けに持ち込んでグループBを2位で通過したチリは、オーストラリア戦のスタメンから4選手を変更。負傷明けのメデルの他、パブロ・エルナンデスやディアスらがスタメンに戻った。
▽対するポルトガルは直後の7分、左サイドからのC・ロナウドのアーリークロスにファーサイドでフリーとなっていたアンドレ・シウバが合わせる決定機を演出。だが、GKブラーボのビッグセーブに阻まれた。
▽ここからポルトガルが盛り返したことで拮抗した展開が続いたが、28分に再びチリに決定機。左クロスにアランギスが頭で放ったシュートはわずかに枠の左に外れた。続く30分にも左クロスが流れてアランギスがボレーで狙うも、枠の右に外れてしまった。ハーフタイムにかけては膠着状態が続き、前半をゴールレスで終えた。
▽後半も拮抗した展開が続いた中、54分にチリに決定機。ボセジュールの左クロスにビダルがヘディング。しかし、枠を捉えきれなかった。続く57分にもチリにチャンス。右CKの流れからE・バルガスのバイシクルシュートが枠の右隅を捉えたが、GKルイ・パトリシオのファインセーブに阻まれた。
▽守護神に救われたポルトガルは直後にC・ロナウドがボックス左からGKブラーボを強襲するシュートを浴びせて応戦。
▽その後はオープンな攻防が続くと、チリは62分にビダルのミドルシュートでゴールに迫れば、72分にポルトガルはC・ロナウドのミドルシュートでゴールに近づいた。
▽76分、両チーム通じて最初の選手交代が行われ、ポルトガルはブレーキ気味だったアンドレ・シウバに代えてナニを投入した。すると85分、セドリックの右クロスからC・ロナウドがヘディングシュート。しかし、枠を外れてしまい、延長戦に持ち込まれた。
▽迎えた延長戦、95分にチリに決定機。右クロスにフリーのサンチェスがヘディングシュート。しかし、わずかに枠の左に外してしまった。その後はポルトガルが盛り返すもシュートシーンを生み出すには至らず、ゴールレスのまま延長後半に入った。その延長後半終盤の119分、チリがこの試合最大の決定機を生み出す。ビダルの右足アウトにかけたシュートが右ポストを直撃し、ルーズボールをマルティン・ロドリゲスが左足で合わせるもバーに嫌われた。
▽ゴールレスで迎えたPK戦、GKブラーボがクアレスマ、モウティーニョ、ナニのシュートを立て続けに止める離れ業を見せ、チリが3-0とし激闘に幕。PK戦を制したチリは決勝でドイツvsメキシコの勝者と対戦する。
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