36歳ビダルが母国チリの名門コロコロに17年ぶり復帰! かつての世界最強ボックス・トゥ・ボックス

2024.01.23 16:19 Tue
ビダルが古巣コロコロに復帰
Getty Images
ビダルが古巣コロコロに復帰
チリ1部プリメーラ・ディビシオンのコロコロは23日、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(36)の加入を発表した。

ユベントス、バイエルン、バルセロナ、インテルと欧州随一の名門を渡り歩いたビダル。かつて世界最強のボックス・トゥ・ボックスと称えられた36歳は、2022年夏のインテル退団を最後に欧州でのキャリアに終止符を打ち、ブラジル1部の名門フラメンゴへと移籍した。

欧州時代に身につけた圧倒的な存在感、そして対戦相手への威圧感はサッカー王国でも健在で、2022シーズンはフラメンゴのコパ・リベルタドーレス制覇(南米制覇)に貢献。
ただ、2023シーズンは夏の移籍市場でアトレチコ・パラナエンセへ移籍も、加入からまもない昨年9月、代表ウィーク期間中にヒザを負傷し、復帰できぬまま契約満了に。同クラブでの公式戦出場は9試合にとどまった。

それでも、チリのサッカー史上最も偉大な選手と言われる男は、下部組織時代を過ごし、プロデビューも飾った古巣コロコロに帰還。2007年夏に20歳で巣立ってから17年ぶりの復帰ということになった。
ちなみにだが、ビダルはアトレチコ・パラナエンセへ移籍直後の昨年8月、「リケルメからの電話を待ってる」と将来のボカ・ジュニアーズ行き希望を示唆したり、10月には古巣フラメンゴが南米制覇から1年となったことをお祝いするSNS投稿をして両クラブサポーターから顰蹙。

また、11月に入ってボカのフアン・ロマン・リケルメ会長(当時は副会長)が自身に関するコメントを寄せると、今度はその直後に公の場で青黄のボカカラーの服装を着てまでして“お偉いさん"へアピール…ちょっとしたお騒がせ男となっている。

コロコロ復帰で落ち着けば良いのだが...。

アルトゥーロ・ビダルの関連記事

元チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルに性的暴行の疑惑が浮上している。 かつてはレバークーゼンでの欧州デビューから、ユベントスやバイエルン、バルセロナ、インテルといった名だたるクラブを渡り歩いたビダル。2022年夏のフラメンゴ行きから欧州でのキャリアに区切りをつけ、アトレチコ・パラナエンセでのプレーを挟み、今年1月か 2024.11.05 16:30 Tue
アトレチコ・パラナエンセのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが過去に経験したレアル・マドリー戦について語った。スペイン『マルカ』が伝えている。 ユベントスやバイエルン、バルセロナ、インテルといった数々のビッグクラブでプレーしてきた中盤のファイター・ビダル。今年7月には1年間在籍したフラメンゴとの契約を解消し、今度は 2023.09.15 17:38 Fri
ブンデスリーガの日本語版公式X(ツイッター)が元日本代表MF香川真司(現・セレッソ大阪)のドルトムントでのリーグデビュー戦を振り返っている。 今シーズンからC大阪へと復帰し、Jリーグでそのクオリティを発揮している香川。初めての海外へと挑戦したのが今から13年前の2010年、C大阪からドルトムントへの移籍だった。 2023.08.24 20:15 Thu
アトレチコ・パラナエンセは14日、前日にフラメンゴとの契約を解消していたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(36)の加入を発表した。契約期間は2023年12月までとなっている。 2007年夏のレバークーゼン移籍を皮切りに、これまでユベントスやバイエルン、バルセロナなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2020-21シー 2023.07.15 05:30 Sat
フラメンゴは13日、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(36)との契約を双方合意の下で解除したことを発表した。 2007年夏のレバークーゼン移籍を皮切りに、これまでユベントスやバイエルン、バルセロナなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2020-21シーズンからはインテルに在籍していたビダル。世界屈指のボックスtoボッ 2023.07.14 06:30 Fri

チリ代表の関連記事

2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節の3試合が20日に行われた。 ここまでW杯南米予選5勝3分4敗の5位と低迷するブラジル代表は、4位コロンビア代表とホームで対戦。 試合は開始早々の4分にボックス右から侵入したヴィニシウス・ジュニオールがムニョスに倒されると、ブラジルがPKを獲得。このP 2025.03.21 12:50 Fri
北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第12節が開催。南米王者アルゼンチンが順調に勝利を収め、2024年を締めくくった。 11試合を消化して首位に立つも、前節はパラグアイ代表相手に1-2のスコアで敗れてしまい、今大会3敗目を喫したアルゼンチン。9位ペルーと対戦した今節は、試合を支配しながら中々得点を挙げられない時 2024.11.20 12:30 Wed
北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第11節が15日に行われ、ウルグアイ代表vsコロンビア代表が劇的幕切れだ。 前日の今節を踏まえて、行われた4位ウルグアイと2位コロンビアの強豪国対決はそれぞれが仕掛け合うなか、31分に動く。コロンビアは相手ボックス左外の位置でFKのチャンスを掴むと、フアン・フェルナンド・キン 2024.11.16 13:20 Sat
元チリ代表MFのホルヘ・バルディビア氏が性的暴行容疑で逮捕された。 現役時代は巧みなプレースタイルでチリ代表の10番としても長らく活躍したバルディビア氏。ブラジル『Globo』によると、22日にチリで性的暴行容疑により、逮捕されたという。 被害を訴えるのはタトゥーアーティストの女性で、20日にタトゥーについ 2024.10.23 12:55 Wed
北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第10節が開催。FWリオネル・メッシの大活躍もあり、首位アルゼンチン代表が大勝を飾った。 9試合を消化して首位に立つも、2試合未勝利の状態となっていたアルゼンチン。しかし、6位ボリビア代表との一戦では19分、前節復帰したメッシが相手のミスを見逃さずボールを奪った味方のパスを受 2024.10.16 12:25 Wed

記事をさがす

アルトゥーロ・ビダルの人気記事ランキング

1

チリ代表GKブラーボ妻が夫の同僚ビダルを痛烈に批判 「酔っぱらいは練習しなかった」

▽マンチェスター・シティに所属するチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの妻が、同国代表のW杯予選敗退を受けて、夫の同僚であるバイエルンMFアルトゥーロ・ビダルを痛烈に批判した。イギリス『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。 ▽チリは10日、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選最終節のブラジル代表戦で0-3の敗戦を喫した結果、3位から出場圏外の6位に転落し、3大会連続での本大会行きを逃した。 ▽2大会連続でW杯に出場し、コパ・アメリカ2連覇中だったチリの予選敗退は世界中でショッキングなニュースとして報じられた中、すでに国内では戦犯探しが始まっている。その中でブラーボは、シティ移籍以降十分な出場機会を得ていないことを理由に試合勘の欠如によるパフォーマンス低下を指摘されている。 ▽こういった批判に憤るブラーボの妻、カルラ・パルドさんは自身のSNSを通じて、ビダルの名前こそ出していないものの、“酔っ払い”という言葉を使って同選手こそが戦犯だったと主張している。 「私の代表、多くの美しい瞬間と経験を与えてくれてありがとう。それは本当に美しいものだったわ」 「だけど、代表のユニフォームを着るときは常にプロフェッショナルでいなければならないわ。個人的にほとんどのプレーヤーが懸命に努力をしていたことを知っているわ。その一方で、一部の人はパーティーのためにチームを離れ、酔っぱらって練習に参加していなかった。いまはこの国の多くの人が涙に暮れていると思うけど、私はここで私のキャプテン(夫)を腕を広げて待っているわ」 ▽なお、ビダルは以前に自国開催のコパ・アメリカ中にパーティー出席後に飲酒運転で捕まった過去があり、カルラさんはこの一件を含め、不真面目な夫の同僚を批判したようだ。ただ、現時点で妻の発言に関してブラーボ本人からの反応はなく、夫の普段の発言を元に今回の発言に至ったのか、夫を守りたいがゆえの妻の暴走なのかは不明だ。 ▽奇しくもビダルはカルラさんの批判の数時間後にチリ代表からの引退を発表しており、ブラーボとビダルがすぐさま気まずい再会を果たす可能性は低いようだ。 2017.10.12 02:05 Thu
2

ラフィーニャがバイエルンの元チームメイトたちがフラメンゴファンだと明かす「なんでも知っている」

フラメンゴの元ブラジル代表DFラフィーニャが、バイエルン時代のチームメイトとの絆について語った。 ブラジルのコリチーバでプロデビューを果たしたラフィーニャは、その後ヨーロッパに活躍の場を移し、シャルケ、ジェノアなどでプレー。2011年7月から2019年6月までの間はバイエルンでプレーした。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJKQkNpVko3UiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> バイエルンでは公式戦266試合に出場。チャンピオンズリーグ制覇や、7度のリーグタイトル獲得に貢献するも、2019年7月からは母国ブラジルの名門フラメンゴに移籍し、ヨーロッパでの経験を活かし活躍を続けている。 ラフィーニャはクラブ公式インタビューでバイエルン時代の元チームメイトとの絆についてコメント。特にMFアルトゥーロ・ビダル(現バルセロナ)、GKマヌエル・ノイアー、FWフランク・リベリ(現フィオレンティーナ)とは今でも頻繁に連絡を取っていることを明かした。 「ビダル、ノイアー、リベリとは今でも連絡を取っているし、彼らはフラメンゴのことならなんでも知っている」 「僕らの試合の前にメールをくれることもあるよ。試合についてとか、どこでプレーするかとかそんな話をするんだ。フラメンゴについて興味を持っているみたいだね」 「良いことだよ。ドイツやイタリアで一緒にプレーしたトップレベルの選手たちと友情を築くことができたということだからね」 「今でも連絡を取るし、これからもずっと友人としていられることはとても嬉しいことだよ」 2020.04.27 19:10 Mon
3

フラメンゴがビダル加入を発表! 背番号は「32」を着用へ

フラメンゴは14日、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(35)の加入を発表した。背番号は「32」となる。 2007年夏のレバークーゼン移籍を皮切りに、これまでユベントスやバイエルン、バルセロナなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2020-21シーズンからはインテルに在籍していたビダル。世界屈指のボックスtoボックスとしても名高いセントラルハーフだ。 インテルでは加入初年度からスクテッド獲得に貢献したものの、2021-22シーズンはシモーネ・インザーギ監督の下で序列が低下し、セリエAの先発出場はわずか2試合。11日に双方合意の下で契約解除が発表されていた。 ブラジル『グローボ』によると、ビダルとフラメンゴは2023年12月までの契約を結んだとのことだ。 2022.07.14 17:38 Thu

チリ代表の人気記事ランキング

1

元バルサGKブラーボ、テア=シュテーゲンとの定位置争いを回想 「共存不可と断定されたが…」

レアル・ベティスのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボがバルセロナ時代に定位置を争った元チームメイトについてコメントした。スペイン『Relevo』が伝える。 ベティスは12日にサウジアラビアで行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝にてバルセロナと対戦。ラ・リーガ首位相手に延長戦を含む120分間で2-2の激闘を演じたが、最終的にはPK戦を2-4で落とし、決勝戦進出を逃している。 PK戦では両軍ともに4人がキッカーを務め、ブラーボが1本も防げなかった一方、バルセロナのGKアンドレ・テア=シュテーゲンは2本をセーブ。元同僚同士の対決は後者が制す形となった。 バルセロナ時代のブラーボにとって、テア=シュテーゲンはポジションを分けあうライバルで、不仲が囁かれた時期も。試合後のインタビューではそれを否定し、むしろ仲は良かったと語っている。 「私がテア=シュテーゲンと問題を抱えていたことは一度もないよ。彼は国内外のカップ戦で起用され、私はリーグ戦に起用が限定された。マスコミからそれについて大騒ぎされたね(笑)」 「一部の人たちは私たち2人が敵どうしだと言い、共存は不可能だと断定されたが、全くもって事実ではないよ」 2人は2014年夏に揃ってバルセロナへ加入。2シーズンにわたって「分業制」を敷かれたが、2014-15シーズンはブラーボがラ・リーガ優勝、テア=シュテーゲンが国王杯とチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献と、2人の共存なくして3冠をなし得なかった事実がある。 最終的にはローテーションに不満を抱いたブラーボが退団の道を選んだが、今となっては良い思い出として記憶されていることだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】〈試合ハイライト〉バルセロナ 2-2(PK4-2) ベティス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> A heart-stopping win! <a href="https://t.co/2qM4JLh0PJ">pic.twitter.com/2qM4JLh0PJ</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1613778214203031552?ref_src=twsrc%5Etfw">January 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.13 15:51 Fri
thumb
2

レーティング:チリ 2-1 ペルー《コパ・アメリカ2015》

▽現地時間29日に行われたコパ・アメリカ2015の準決勝、チリ代表vsペルー代表の一戦は、開催国チリがFWエドゥアルド・バルガスの2ゴールで2-1と勝利を収めた。チリは11大会ぶりの決勝進出となる。 ▽チリ採点 GK 1 ブラーボ 6.0 安定したパフォーマンス DF 4 イスラ 6.0 精力的に攻め上がった 17 メデル 6.5 素晴らしい危機察知能力と球際の強さ 13 ロハス 5.5 今大会初先発も冷静にプレー 3 アルボルノス 5.5 ファルファンの対応にやや苦しんだ (→ 2 メナ 5.5) アドビンクラの攻め上がりをケアしきれず MF 20 アランギス 6.5 豊富な運動量でピッチを奔走 21 ディアス 6.0 上手く攻守のバランスをとっていた (→16 ピサーロ 5.5) そつなくこなしたが持ち味を発揮したとは言い難かった 8 ビダル 6.0 攻守にわたってアグレッシブにプレー 10 バルディビア 6.0 技術力の高さを活かしてアクセントになった (→19 グティエレス -) FW 7 サンチェス 6.5 ボールを引き出してチャンスを演出 11 E・バルガス 7.0 2得点でチームを勝利に導く 監督 サンパオリ 6.0 退場者にも助けられたが終盤はきっちり締めて決勝へ ▽ペルー採点 GK 1 ガジェセ 6.0 好守を見せて望みをつないだ DF 17 アドビンクラ 6.5 正確なクロスでゴールを呼び込む 22 アスクエス 6.0 最後まで身体を寄せて簡単にはプレーをさせなかった 5 サンブラーノ - 退場となったプレーの真偽はわからないが、やや不用意だったかもしれない 6 バルガス 5.5 守備に追われて持ち味の攻撃力を発揮できなかった MF 18 カリージョ 6.0 攻守両面でまずまずの存在感を見せた (→14 ピサーロ -) 21 バジョン 6.0 数的不利な状況の中で中盤の穴を埋めようと奔走した 16 ロバトン 6.0 攻守に気の利いたプレーを見せてインテリジェンスの高さをうかがわせた (→19 ジョトゥン -) 8 クエバ - サンブラーノの退場を受けてピッチを後にした (→15 ラモス 6.0) 途中出場ながら集中したプレーを最後まで見せ続けた FW 10 ファルファン 6.0 右サイドで存在感を示し、チャンスに絡む 9 ゲレーロ 6.5 前線で時間を作り、チリの脅威となっていた 監督 ガレカ 6.0 不測の状況下で出来る限りの手は尽くした バルガス(チリ) ▽立ち上がりから積極にゴールを狙い続け、2得点を記録。特に決勝点となった強烈なミドルシュートは“圧巻”の一言 チリ 2-1 ペルー 【チリ】 E・バルガス(前42) E・バルガス(後19) 【ペルー】 オウンゴール(後15) 2015.06.30 13:00 Tue
3

【コパ・アメリカ ベストイレブン】チリ勢から最多5選手を選出

▽100周年記念大会として行われた今回のコパ・アメリカ・センテナリオは、チリの2連覇で幕を閉じた。昨年大会同様にチリとアルゼンチンが決勝で相まみえ、PK戦の末にチリが戴冠した。それでは超WSが選定したベストイレブンを発表する。 GK ダビド・オスピナ(コロンビア) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_107_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽チリを2連覇に導いたブラーボと迷ったが、大会を通して最も安定したプレーを見せていたオスピナを選出。アーセナルで不遇のシーズンを送ったコロンビア代表守護神だが、自身の実力をしっかりと証明する大会となった。準々決勝ペルー戦ではPK戦でビッグセーブを見せ、コロンビアを4大会ぶりのベスト4に導いている。 DF ホセ・ペドロ・フエンサリダ(チリ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_108_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽ウニベルシダ・カトリカという母国クラブに所属する31歳。本職は中盤の右サイドだが、DFイスラの出場停止を受けて準々決勝メキシコ戦で右サイドバックとして先発。推進力あるプレーでチームを活性化し、続く準決勝コロンビア戦で追加点を決める活躍を見せた。 DF クリスティアン・サパタ(コロンビア) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_109_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽昨年のコパ・アメリカやブラジル・ワールドカップでも確認できたことだが、代表ではミランでの不安定なサパタとは別人のようなプレーを見せる。開幕戦のアメリカ戦で代表初ゴールをマークした。 DF ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_110_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽マンチェスター・シティではやや不安定なプレーが多い印象だったが、持ち前のソリッドな守備でアルゼンチンの堅守を支えた。アルゼンチンのディフェンスリーダーとして7試合に出場し、2失点に抑えた。 DF ジャン・ボセジュール(チリ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_111_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽DFメナの負傷を受けて1列下がったサイドバックでプレー。守備に難はあるものの、攻撃センスは非凡なものがある。今大会においてはウィークポイントの守備面も脆さを見せることなく、攻守に安定していた。 MF チャルレス・アランギス(チリ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_112_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽チリの中盤をMFビダルと共に支える。抜群の戦術眼でゴール前に絡み、コロンビア戦では先制ゴールを奪った。ビダルと共にチリの中盤に欠かせないダイナモだ。 MF リオネル・メッシ(アルゼンチン) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_113_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽フル代表でまたもタイトル獲得を逃がした。復帰戦となったグループステージ2戦目のパナマ戦で途中出場から圧巻のハットトリックを決めたメッシは、準々決勝のベネズエラ戦では1ゴール2アシストの活躍。さらに準決勝アメリカ戦でも1ゴール2アシストの活躍で別次元のプレーを披露。ようやくバルセロナで見せるプレーを代表でもコンスタントに披露することができたが、決勝ではPKを外してしまった。 MF ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_114_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽メッシ同様、またも代表での悲願達成ならず。カウンター主体の戦いを展開したアルゼンチンを中盤の底でしっかりと支え、決勝ではDFロホの退場を受けてセンターバックとしてプレー。的確な潰しを見せて守備面で大いに貢献していたが、今回の敗戦を受けて代表を引退する模様だ。 FW クリント・デンプシー(アメリカ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_115_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽33歳のベテランが開催国を牽引。本職はセンターフォワードではないが、若手FWウッドと2トップを形成し、グループステージ2戦目のコスタリカ戦でPKゴール、続く3戦目のパラグアイ戦で決勝ゴールを決め、アメリカをノルマの決勝トーナメント進出に導いた。さらに準々決勝でもエクアドル相手に先制ゴールを決め、ベスト4へ導いた。 FW エドゥアルド・バルガス(チリ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_116_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽クラブチームではコンスタントにゴールを奪えないE・バルガスだが、代表ではゴールへの嗅覚に優れた一流のストライカーに変貌する。今大会もその真価を発揮し、6ゴールを記録して得点王となった。とりわけ準々決勝メキシコ戦では4ゴールと大爆発した。 FW アレクシス・サンチェス(チリ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20160627_117_480_000.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)Getty Images.<hr></div>▽チリの大黒柱で今大会のMVP。アーセナルでの圧巻のパフォーマンスを代表でもコンスタントに披露。チームが不調だったグループステージ最終節のパナマ戦での2ゴールを皮切りに、メキシコ戦でも大半のゴールに絡んで1ゴール1アシストの大活躍。準決勝コロンビア戦も2点目に絡み、チリを2連覇に導いた最大の立役者だった。 2016.06.28 06:31 Tue
4

闘将ビダルの2ゴールで競り勝ったチリが4試合ぶりの白星!《ロシアW杯南米予選》

▽ロシア・ワールドカップ南米予選第10節のチリ代表vsペルー代表が現地時間11日に行われ、ホームのチリが2-1で勝利した。 ▽コパ・アメリカ2連覇中ながらW杯予選では本大会出場圏外の7位と苦戦が続くチリは、8位ペルーとのホームゲームで4試合ぶりの勝利を目指した。 ▽サンチェスやビダル、GKブラーボとビッグクラブでプレーする主力を揃えてこの一戦に臨んだチリは、立ち上がりから相手を圧倒。すると10分、右サイドを突破したイスラのクロスをゴール前でフリーのビダルが難なく頭で合わせ、幸先良く先制に成功する。 ▽この先制点によって、ペルーを自陣から剥がしたチリは、持ち味の球際とショートパスを駆使したカウンターから追加点を狙っていく。21分にはファーでこぼれ球に反応したエドゥアルド・バルガス、30分にはボーセジュールからの左クロスに反応したビダルに絶好機が訪れるが、いずれも仕留めきれない。それでも、ペルーにほとんどフィニッシュシーンを許さないチリは、1点リードで前半を終えた。 ▽迎えた後半もボールを保持して主導権を握るチリだが、前半同様にフィニッシュの質を欠き、試合を決める2点目を奪うことができない。すると、徐々に相手の推進力のある攻めに晒される。65分にはボックス左に抜け出したクエバにシュートを許すが、やや角度のないところから放ったシュートは枠の右に外れた。 ▽一方、相手の出足が鈍ったことで、カウンターから活路を見出し始めたペルーは、76分に圧巻のゴールが生まれる。バイタルエリアでアキーノから足下にパスをもらったフローレスが、DF3枚に囲まれながらも意表を突いた左足アウトサイドのシュートをゴール左に流し込んだ。 ▽再三の決定機を逃がし、追いつかれたチリの選手たちには明らかに動揺の色が見えたが、一人懸命にチームを鼓舞し続けたビダルが試合終盤に劇的ゴールを奪う。85分、ペナルティアーク付近でイスラからパスを受けたビダルは、鋭い反転から左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。その後、集中した守備でペルーの反撃を凌いだチリが、苦しみながらも4戦ぶりの勝利を収めた。 2016.10.12 11:14 Wed
5

チリ代表GKブラーボ妻が夫の同僚ビダルを痛烈に批判 「酔っぱらいは練習しなかった」

▽マンチェスター・シティに所属するチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの妻が、同国代表のW杯予選敗退を受けて、夫の同僚であるバイエルンMFアルトゥーロ・ビダルを痛烈に批判した。イギリス『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。 ▽チリは10日、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選最終節のブラジル代表戦で0-3の敗戦を喫した結果、3位から出場圏外の6位に転落し、3大会連続での本大会行きを逃した。 ▽2大会連続でW杯に出場し、コパ・アメリカ2連覇中だったチリの予選敗退は世界中でショッキングなニュースとして報じられた中、すでに国内では戦犯探しが始まっている。その中でブラーボは、シティ移籍以降十分な出場機会を得ていないことを理由に試合勘の欠如によるパフォーマンス低下を指摘されている。 ▽こういった批判に憤るブラーボの妻、カルラ・パルドさんは自身のSNSを通じて、ビダルの名前こそ出していないものの、“酔っ払い”という言葉を使って同選手こそが戦犯だったと主張している。 「私の代表、多くの美しい瞬間と経験を与えてくれてありがとう。それは本当に美しいものだったわ」 「だけど、代表のユニフォームを着るときは常にプロフェッショナルでいなければならないわ。個人的にほとんどのプレーヤーが懸命に努力をしていたことを知っているわ。その一方で、一部の人はパーティーのためにチームを離れ、酔っぱらって練習に参加していなかった。いまはこの国の多くの人が涙に暮れていると思うけど、私はここで私のキャプテン(夫)を腕を広げて待っているわ」 ▽なお、ビダルは以前に自国開催のコパ・アメリカ中にパーティー出席後に飲酒運転で捕まった過去があり、カルラさんはこの一件を含め、不真面目な夫の同僚を批判したようだ。ただ、現時点で妻の発言に関してブラーボ本人からの反応はなく、夫の普段の発言を元に今回の発言に至ったのか、夫を守りたいがゆえの妻の暴走なのかは不明だ。 ▽奇しくもビダルはカルラさんの批判の数時間後にチリ代表からの引退を発表しており、ブラーボとビダルがすぐさま気まずい再会を果たす可能性は低いようだ。 2017.10.12 02:05 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly