【ECLリーグフェーズ第1節まとめ】ヘント渡辺剛がECL初ゴールもチェルシーが打ち合い制して白星発進!
2024.10.04 06:21 Fri
3日、2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ第1節の16試合が欧州各地で行われた。
先制を許したヘントは35分にチャンス。ダイアゴナルランを見せたアンドリ・グジョンセンが伊藤のパスからボックス右に侵入。右足を振り抜いたが、このシュートは枠の上に外れた。
迎えた後半、チェルシーは開始39秒で追加点を奪う。最終ラインのディザジが供給したロングパスからボックス右まで駆け上がったペドロ・ネトがカバーに戻ったDF渡辺のクリアミスを右足で合わせると、このシュートがニアサイドに突き刺さった。
1点を返されたチェルシーは63分、ショートコーナーの流れからフェリックスがクロスを入れると、ボックス内の混戦で生まれたルーズボールを走り込んだエンクンクが強烈なダイレクトシュートでゴールに突き刺した。さらに70分には、フェリックスのラストパスのこぼれ球をボックス中央に走り込んだデューズバリー=ホールが流し込み、試合を決定づける4点目を奪った。
その後、90分にガンデルマンのゴールで1点を返されたチェルシーだったが、そのまま4-2でタイムアップ。渡辺のECL初ゴールなどで一矢報いたヘントだったが、打ち合いを制したチェルシーが白星スタートを切っている。
また、昨季準優勝のフィオレンティーナは、ホームでザ・ニュー・セインツと対戦し2-0で勝利。試合は立ち上がりから地力で勝るフィオレンティーナが主導権を握るなか、後半にスコアが動く。65分、右サイドからボックス右まで切り込んだイコネの折り返しをクアメがスルー。後方から走り込んだアドリのシュートは一度ブロックされたが、こぼれ球を再び拾い、ゴール左隅にシュートを流し込んだ。
さらに69分には、右クロスのこぼれ球をペナルティアーク内に走り込んだモレノがダイレクトシュート。これはボックス内のDFデイビスにディフレクトするが、こぼれ球をゴール前のケアンがゴールに流し込んだ。
結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。21本のシュートを放つなど終始ザ・ニュー・セインツを圧倒したフィオレンティーナが白星発進を飾った。
その他、小田裕太郎の所属するハーツはディナモ・ミンスクとアウェイで対戦し2-1で勝利。田中亜土夢の所属するヘルシンキはルガーノとアウェイで対戦し0-3で敗戦。小杉啓太の所属するユールゴーデンはLASKリンツとアウェイで対戦し2-2の引き分けに終わった。
◆リーグフェーズ第1節 結果
▽10/3(木)
チェルシー 4-2 ヘント
【チェルシー】
レナト・ヴェイガ(前12)
ペドロ・ネト(後1)
クリストファー・エンクンク(後18)
キーナン・デューズバリー=ホール(後25)
【ヘント】
渡辺剛(後5)
オムリ・ガンデルマン(後45)
ハイデンハイム 2-1 オリンピア・リュブリャナ
セルクル・ブルージュ 6-2 ザンクト・ガレン
アスタナ 1-0 バチュカ・トポラ
ディナモ・ミンスク 1-2 ハーツ
FCノアー 2-0 ムラダー
レギア・ワルシャワ 1-0 ベティス
モルデ 3-0 ラーンFC
オモニア・ニコシア 4-0 ヴィキングル・レイキャヴィーク
フィオレンティーナ 2-0 ザ・ニュー・セインツ
コペンハーゲン 1-2 ヤギエロニア
ルガーノ 3-0 ヘルシンキ
FCペトロクブ 1-4 パフォス
ボラツ 1-1 パナシナイコス
LASK 2-2 ユールゴーデン
シャムロック・ローバーズ 1-1 アポエル
▽10/2(水)
イスタンブールBBSK 1-2 ラピド・ウィーン
ヴィトーリア・ギマランイス 3-1 NKツェリェ
PR
優勝候補筆頭のチェルシーは、ヘントとホーム対戦し4-2で勝利した。ヘントのMF伊藤敦樹、DF渡辺剛はフル出場、GKシュミット・ダニエルはベンチ入りも出場機会はなかった。直近のブライトン戦から先発を全員変更して試合に臨んだチェルシーは、12分に先制する。デューズバリー=ホールのスルーパスでボックス右深くまで駆け上がったムドリクのダイレクトクロスをファーサイドに走り込んだヴェイガがヘディングシュートで流し込んだ。迎えた後半、チェルシーは開始39秒で追加点を奪う。最終ラインのディザジが供給したロングパスからボックス右まで駆け上がったペドロ・ネトがカバーに戻ったDF渡辺のクリアミスを右足で合わせると、このシュートがニアサイドに突き刺さった。
リードを広げられたヘントだったが、すぐに1点を返す。50分、左CKから二次攻撃、三次攻撃を狙うと、A・グジョンセンの右クロスを渡辺がヘディングで流し込んだ。
1点を返されたチェルシーは63分、ショートコーナーの流れからフェリックスがクロスを入れると、ボックス内の混戦で生まれたルーズボールを走り込んだエンクンクが強烈なダイレクトシュートでゴールに突き刺した。さらに70分には、フェリックスのラストパスのこぼれ球をボックス中央に走り込んだデューズバリー=ホールが流し込み、試合を決定づける4点目を奪った。
その後、90分にガンデルマンのゴールで1点を返されたチェルシーだったが、そのまま4-2でタイムアップ。渡辺のECL初ゴールなどで一矢報いたヘントだったが、打ち合いを制したチェルシーが白星スタートを切っている。
また、昨季準優勝のフィオレンティーナは、ホームでザ・ニュー・セインツと対戦し2-0で勝利。試合は立ち上がりから地力で勝るフィオレンティーナが主導権を握るなか、後半にスコアが動く。65分、右サイドからボックス右まで切り込んだイコネの折り返しをクアメがスルー。後方から走り込んだアドリのシュートは一度ブロックされたが、こぼれ球を再び拾い、ゴール左隅にシュートを流し込んだ。
さらに69分には、右クロスのこぼれ球をペナルティアーク内に走り込んだモレノがダイレクトシュート。これはボックス内のDFデイビスにディフレクトするが、こぼれ球をゴール前のケアンがゴールに流し込んだ。
結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。21本のシュートを放つなど終始ザ・ニュー・セインツを圧倒したフィオレンティーナが白星発進を飾った。
その他、小田裕太郎の所属するハーツはディナモ・ミンスクとアウェイで対戦し2-1で勝利。田中亜土夢の所属するヘルシンキはルガーノとアウェイで対戦し0-3で敗戦。小杉啓太の所属するユールゴーデンはLASKリンツとアウェイで対戦し2-2の引き分けに終わった。
◆リーグフェーズ第1節 結果
▽10/3(木)
チェルシー 4-2 ヘント
【チェルシー】
レナト・ヴェイガ(前12)
ペドロ・ネト(後1)
クリストファー・エンクンク(後18)
キーナン・デューズバリー=ホール(後25)
【ヘント】
渡辺剛(後5)
オムリ・ガンデルマン(後45)
ハイデンハイム 2-1 オリンピア・リュブリャナ
セルクル・ブルージュ 6-2 ザンクト・ガレン
アスタナ 1-0 バチュカ・トポラ
ディナモ・ミンスク 1-2 ハーツ
FCノアー 2-0 ムラダー
レギア・ワルシャワ 1-0 ベティス
モルデ 3-0 ラーンFC
オモニア・ニコシア 4-0 ヴィキングル・レイキャヴィーク
フィオレンティーナ 2-0 ザ・ニュー・セインツ
コペンハーゲン 1-2 ヤギエロニア
ルガーノ 3-0 ヘルシンキ
FCペトロクブ 1-4 パフォス
ボラツ 1-1 パナシナイコス
LASK 2-2 ユールゴーデン
シャムロック・ローバーズ 1-1 アポエル
▽10/2(水)
イスタンブールBBSK 1-2 ラピド・ウィーン
ヴィトーリア・ギマランイス 3-1 NKツェリェ
PR
渡辺剛
伊藤敦樹
シュミット・ダニエル
アンドリ・グジョンセン
ペドロ・ネト
小田裕太郎
田中亜土夢
小杉啓太
レナト・ヴェイガ
クリストファー・エンクンク
オムリ・ガンデルマン
チェルシー
ヘント
フィオレンティーナ
UEFAカンファレンスリーグ
渡辺剛の関連記事
チェルシーの関連記事
UEFAカンファレンスリーグの関連記事
記事をさがす
|
渡辺剛の人気記事ランキング
1
伊藤敦樹が弾丸シュートでベルギー初ゴール 現地メディアも「ヘントでの初ゴールは重要なものに」と評価
ヘントMF伊藤敦樹がベルギー初ゴールだ。 ヘントは7日のジュピラー・プロ・リーグ第17節で小久保玲央ブライアン、小川諒也、藤田譲瑠チマ、伊藤涼太郎、山本理仁が出場したシント=トロイデンと対戦し、2-0で勝利。渡辺剛と伊藤敦樹は揃って先発し、ヘントの3試合ぶり白星に貢献した。 ヘントの先制ゴールは日本人コンビによるもので、17分の左CKからクリアボールをボックス右で拾った渡辺がボールを横に出すと、伊藤が右足ダイレクトの弾丸シュートをズドン。これが今夏に浦和レッズから加入して記念すべき移籍後初ゴールとなった。 1点リードで折り返したヘントはシント=トロイデンの反撃を凌ぎながら粘り強く試合を進め、90+1分に浮き球パスから裏を抜け出したマックス・ディーンが勝負の行方を決める追加点。シント=トロイデンを3戦未勝利に追いやる白星を手にしている。 ベルギーメディア『Het Nieuwsblad』では渡辺らとともにチーム最高の7点がつけられ、「ヘントでの初ゴールは重要なものに」と寸評されている。 <span class="paragraph-title">【動画】伊藤敦樹が豪快にベルギー第一号!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="nhJvKybThmY";var video_start = 79;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.08 10:30 Sun2
【ECLリーグフェーズ第4節まとめ】エンクンク&ムドリク弾でハイデンハイムとの無敗対決を制したチェルシーが首位を堅守!
28日、2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ第4節の17試合が欧州各地で行われた。 リーグフェーズ3連勝で首位に立つチェルシーは、アウェイでハイデンハイムと対戦し2-0で勝利した。 同じくリーグフェーズ3連勝中の6位ハイデンハイムに対し、バディアシル以外の先発メンバー10人を変更して臨んだチェルシーは25分にピンチ。ボックス左手前でルーズボールを拾ったヴァナーがドリブルでDFディザジとカサデイの間を突破しボックス左まで侵攻。しかし、シュートはGKヨルゲンセンが右手一本で弾き出した。 ゴールレスで前半を終えたチェルシーは、後半立ち上がりに先制する。51分、デューズバリー=ホールのスルーパスをボックス右で受けたサンチョがクロスを供給すると、相手DFにディフレクトしたこぼれ球をエンクンクがゴールに流し込んだ。 待望の先制点を奪ったチェルシーは69分にピンチ。自陣ボックス手前でボールを奪われると、ベックのパスに抜け出したヴァナーがシュート。さらにGKヨルゲンセンが弾いたボールをシエンツァに詰められたが、これもGKヨルゲンセンのファインセーブに救われた。 さらにチェルシーは79分にも、右サイドを持ち上がったシエンツァのアーリークロスからゴール前に抜け出したブレイニヒにダイビングヘッドでネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。 ピンチを凌いだチェルシーは86分、デューズバリー=ホールとのワンツーでボックス右から侵入したサンチョの折り返しをボックス中央に走り込んだムドリクがダイレクトでゴール右上に突き刺し、試合を決定づける2点目を奪った。 直後の87分にブレイニヒにネットを揺らされるも、これもオフサイドの判定に救われたチェルシーはそのまま2-0で勝利。4連勝で首位を堅守している。 日本人所属クラブでは、渡辺剛とシュミット・ダニエルの所属するヘントが、ルガーノと対戦し0-2で敗戦。小田裕太郎の所属するハーツはセルクル・ブルージュと対戦し0-2で敗戦。田中亜土夢の所属するヘルシンキはパナシナイコスと対戦し1-0で勝利。森下龍矢の所属するレギア・ワルシャワはオモニア・ニコシアと対戦し3-0で勝利。小杉啓太の所属するユールゴーデンはザ・ニュー・セインツと対戦し1-0で勝利した。 ◆リーグフェーズ第4節 結果 ▽11/28(木) ハイデンハイム 0-2 チェルシー 【チェルシー】 クリストファー・エンクンク(後6) ミハイロ・ムドリク(後42) アスタナ 1-1 ヴィトーリア・ギマランイス セルクル・ブルージュ 2-0 ハーツ ディナモ・ミンスク 1-2 コペンハーゲン FCノアー 0-0 ヴィキングル・レイキャヴィーク ザンクト・ガレン 2-2 バチュカ・トポラ ボラツ 2-1 LASK モルデ 0-1 アポエル NKツェリェ 3-3 ヤギエロニア パナシナイコス 1-0 ヘルシンキ ザ・ニュー・セインツ 0-1 ユールゴーデン フィオレンティーナ 3-2 パフォス ルガーノ 2-0 ヘント ムラダー 2-1 ベティス オリンピア・リュブリャナ 1-0 ラーンFC オモニア・ニコシア 0-3 レギア・ワルシャワ ラピド・ウィーン 1-1 シャムロック・ローバーズ ▽11/27(水) イスタンブールBBSK 1-1 FCペトロクブ 2024.11.29 07:42 Fri3
ディナモ・ザグレブ退団の金子拓郎はコルトレイク移籍へ…札幌との合意接近、戻らずにヨーロッパでプレー継続へ
ディナモ・ザグレブへのレンタル移籍が終了したMF金子拓郎(26)だが、ヨーロッパでのプレーを続けることになるようだ。 金子は2023年夏に北海道コンサドーレ札幌から1年間のレンタル移籍でディナモ・ザグレブに加入。主に右ウイングを任され、公式戦41試合で5ゴール6アシストを記録した。 クロアチア屈指の強豪で主力として1年を戦い抜き、プルヴァHNL(クロアチア1部)7連覇に貢献したが、札幌との交渉がまとまらずに買い取り不可能に。対談が発表されていた。 そんな中、ベルギー『Voetbal Belgie』やベルギー『Het Laatste Nieuws』が金子について報道。コルトレイク移籍が接近しているという。 報道によれば、金子の移籍に関して札幌とコルトレイクはほぼ合意に達しているとのこと。近いうちに発表されるという。 コルトレイクは、DF渡辺剛(ヘント)やMF田中聡(湘南ベルマーレ)らがプレーし、2023-24シーズンはDF角田涼太朗(カーディフ・シティ)、DF藤井陽也がプレー。藤井は完全移籍に切り替わり、2024-25シーズンもプレーすることとなる。 2024.07.05 08:15 Fri4
「なんとか取り戻したい」9月以来の日本代表活動の前田大然、高校の先輩・渡辺剛との初活動は「2人で活躍したい」
アジアカップの開幕が近づく中で、日本代表FW前田大然(セルティック)が自身の状態について言及した。 12日に開幕を迎えるアジアカップ2023。カタールで開催される中で日本代表は調整を続けている。 ケガの影響もあり9月以降の日本代表活動に参加できなかったが、復帰してアジアカップで合流。9日に行われたヨルダン代表とのトレーニングマッチでもゴールを記録していた。 前田は11日のトレーニング後に取材に応じ、ヨルダン戦についてコメント。「個人というかチームとして良い状態だと思います。ここ数回は辞退していたので、なんとか取り戻したいとやっていて、練習試合でしたけどしっかりゴールできて良かったです」と、ゴールを喜んだ。 セルティックでもリーグ戦5試合欠場したもの、12月中旬に復帰。5試合を戦った中、合流直前のセント・ミレン戦では10月以来のゴールを記録した。 「復帰してチームでも2、3試合やりましたし、こっちに来る前にゴールもできていたので、問題ないです」と状態は問題ないと語った前田。11日のトレーニングは途中で離脱したが「コンディションを上げたいという部分もありましたが、明日の練習から全然大丈夫なので問題ないです」と、大きな問題ではないとした。 開幕は12日だが、日本の初戦はベトナム代表と14日に行われる。カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア予選でも戦ったベトナム。格下ではあるが、簡単にも勝たせてもらえない相手だ。 前田は「練習前にミーティングしましたけど、ベトナムとは1点差のゲームが多くて、難しい試合になることは間違い無いです」とコメント。「ただ、前と比べるとチームは大きく進化しているので、自分たちのサッカーをすれば良い試合ができていると思います」と、今の日本代表の戦いができれば問題はないと語った。 一方で、トレーニングマッチのヨルダン戦ではカウンターから失点。前田は失点はない方が良いとしながらも、本大会前に確認できたことは良かったとした。 「失点してきていなかった中での失点ですが、試合をやっていればどうしてもしてしまいますし、大会前にチームとして経験できたこと、そういうこともあるということが分かったのはこれから先やっていく上で良かったかなと。失点は無い方がもちろんいいので、減らしていけば良いと思います」 今回の日本代表には、山梨学院大学附属高校の1つ先輩であるDF渡辺剛(ヘント)が招集されている。高校の先輩と代表では初の活動になるが、「一緒にやりたいというのは常にあったので、今回初めてそういう機会が得られたので、母校を盛り上げるように2人で活躍したいです」とコメント。ついに実現したことを喜んだ。 2024.01.11 23:57 Thu5
伊藤敦樹のヘント移籍が公式発表…「願いを叶えてくれた浦和に心から感謝」、「ヘントでの新たな冒険を楽しみに…」
KAAヘントは14日、浦和レッズから日本代表MF伊藤敦樹(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「15」に決定。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 なお、ベルギー『HLN』によれば、移籍金は約200万ユーロ(約3億2000万円)程度になったという。 新キャプテン就任からわずか約1カ月で浦和を離れ、海外移籍という夢を叶えた伊藤はクラブ公式サイトでの新たな挑戦への思いを語った。 「大好きなクラブのキャプテンを離れるのは、これまでで最も難しい決断でしたが、ヨーロッパでサッカーをすることは本当に自分の夢でした。2026年ワールドカップに日本代表として出場したい。そのためには、今回の決断が自分にとって最高の選択だと思います。僕の願いを叶えてくれた浦和には心から感謝しています。いまはヘントでの新たな冒険を楽しみにしています」 一方、ヘントでスポーツ部門のマネージャーを務めるアルナール・ヴィダルソン氏は、以前から関心を示していた伊藤に、カタールのアル・ラーヤンSCへ移籍したベルギー人MFジュリアン・デ・サールの後釜としての活躍を期待していると語っている。 「伊藤にはしばらく前から注目していた。ジュリアン・デ・サールが去った後、経験のある選手を獲得する必要があった。伊藤はJリーグで経験を積んでおり、それを過小評価すべきではない。彼は万能で、6番でも8番でもプレーできる。体力もあり、走る能力も高い。我々は彼をボックス・トゥ・ボックスの選手と見ており、ベルギーの試合の激しさに間違いなく対応できるはずだ」 伊藤は埼玉県さいたま市出身で、浦和のジュニアユース、ユースに在籍。トップチーム昇格はならず、流通経済大学へ進学し、2021年に古巣へ帰還。プロキャリアをスタートさせた。加入1年目から主力としてJ1リーグの36試合に出場し、5試合プレーした天皇杯では自身初のタイトルを獲得した。 2023年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇。今シーズンもJ1で24試合5得点の成績を残しており、7月には退団した酒井宏樹に代わってキャプテンに就任した。 浦和では通算173試合に出場し、19得点を記録。2023年6月には日本代表に初招集され、3試合1得点をマークしている。 ヘントにはGKシュミット・ダニエル、DF渡辺剛、MF横田大祐と日本人3選手が在籍。伊藤はクラブ4人目の日本人選手となった。 <span class="paragraph-title">【動画】浦和からヘントへ! 日出ずる国から新たな侍が加入</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/COBW?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#COBW</a> <a href="https://t.co/BBnk8nGMFe">pic.twitter.com/BBnk8nGMFe</a></p>— KAA Gent (@KAAGent) <a href="https://twitter.com/KAAGent/status/1823676031137378459?ref_src=twsrc%5Etfw">August 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.14 20:31 Wedチェルシーの人気記事ランキング
1
「いつも気にかけてくれた」ユナイテッドで追放された時期もあるサンチョ、亡くなった伝説的な受付係に感謝の言葉「落ち込んでいる時は笑顔にさせてくれた」
チェルシーの元イングランド代表MFジェイドン・サンチョがお悔やみを伝えた。 マンチェスター・シティのアカデミーで育ち、ドルトムントでの活躍を経て、2021年7月にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したサンチョ。しかし、2023-24シーズンはエリク・テン・ハグ前監督との間に不和が生じ、後半戦は古巣ドルトムントへレンタル移籍した。 ドルトムントへのレンタル移籍を終えると、今夏はひとまずユナイテッドに復帰。テン・ハグ監督と和解し、プレシーズンにも参加したが、買い取り義務が生じる条項付きのレンタルでチェルシーへ移籍した。 サンチョが分厚いスカッドのなかでポジション争いに臨んでいるなか、ユナイテッドは5日、伝説的な受付係のキャス・フィリップスさんが85歳で逝去したと報告。55年以上にわたりさまざまな役職を務めながらクラブを支えてきた。 キャスさんの訃報を受け、所属選手やスタッフのみならず、デイビッド・ベッカム氏やリオ・ファーディナンド氏、ウェイン・ルーニー氏らOBも追悼。数多くのメッセージが寄せられ、クラブ公式サイトではサンチョがインスタグラムのストーリーズに載せた言葉も紹介されている。 「あなたに出会えて光栄でした。本当に素敵で心優しい人だった」 「彼女はいつも僕が大丈夫かどうか気にかけてくれたし、落ち込んでいる時はいつも笑顔にさせてくれた。ありがとうキャス。この辛い時期を過ごしている彼女の家族にお悔やみ申し上げます」 ドルトムントへレンタル移籍するまではファーストチームから追放され、U-18チームでのトレーニングを余儀なくされたサンチョ。この時期もキャスさんの温かさに救われていたのかもしれない。 2024.12.06 20:03 Fri2
スリップ連発のククレジャ、指揮官から優勝争いにかけていじられる 「アーセナル、シティ、リバプールは彼みたいに滑らない」
チェルシーのスペイン代表DFマルク・ククレジャがあわや戦犯になりかけた。 チェルシーは8日のプレミアリーグ第15節でトッテナムと敵地で対戦。一時は2点を先行される苦しい戦いだったが、ジェイドン・サンチョの反撃弾にコール・パーマーの2発、エンソ・フェルナンデスのゴールでひっくり返し、4-3で打ち勝った。 左サイドバックで先発したククレジャだが、まずは5分に自陣で足を滑らせ、相手にボールをかっさらわれると、そのまま先制点を献上。さらに11分にも足をとられ、ボールを失うと、またも失点を招いた。 ククレジャのせいで勝ち点を落としかけたチェルシーだが、今節もしっかりと3ポイントを積み上げ、2位をキープ。イギリス『BBC』によると、エンツォ・マレスカ監督は優勝争いを問われると、ククレジャのスリップをかけてこう話した。 「アーセナルや、(マンチェスター・)シティ、リバプールはククレジャみたいに滑らないだろう。真面目な話、我々はまだ準備ができていない。それらのチームには遠く及ばずだが、一日一日を大切にし、チームを良くするよう注力している。プランというか、アイデアは選手たちをスローダウンさせないこと。彼らはほかの選手が待つのを理解しているから、落とせない」 そう指揮官からもいじられたククレジャは2失点目直後にスパイクを交換する姿も。すでに削除されてしまったが、試合後に自身インスタグラムのストーリーズで「ごめんね、ブルーズ」とのキャプションとともに、スリップの原因だったスパイクをゴミ箱に捨てる画像をアップしていた。 <span class="paragraph-title">【写真】チェルシーDFがスパイクをゴミ箱にポイッ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> Cucurella on Instagram: “Sorry, Blues!”. <a href="https://t.co/DJ4aApL0xv">pic.twitter.com/DJ4aApL0xv</a></p>— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) <a href="https://twitter.com/FabrizioRomano/status/1865830572951740919?ref_src=twsrc%5Etfw">December 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.09 20:05 Mon3
チェルシーがスパーズに逆転勝利で4連勝! ククレジャの“スリップ”で2点先行許すもパーマー躍動で鮮やか4ゴール【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第15節、トッテナムvsチェルシーが8日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが3-4で逆転勝利した。 10位のトッテナムは前節、ボーンマスとのアウェイゲームに0-1の完敗。攻守に振るわない内容でリーグ2戦未勝利に。直近の公式戦6試合では1勝3分け2敗と不振に陥っており、ポステコグルー監督に対する風当りも強まるなか、昨季シーズンダブルを喫した因縁の相手にバウンスバックの勝利を目指した。中2日で臨んだホームゲームでは先発4人を変更。負傷のベン・デイビスに代わってファン・デ・フェンがサプライズ復帰したほか、グレイとドラグシン、マディソンに代わってペドロ・ポロ、ソン・フンミン、同じく負傷明けのロメロが復帰した。 一方、2位のチェルシーはリーグ3連勝と好調を維持。前節のサウサンプトン戦ではカンファレンスリーグのメンバー主体で臨むターンオーバーを見事に成功させ、5-1の圧勝を収めた。一部主力の温存に準備期間も1日に多い盤石の状態で臨んだアウェイ開催のダービーではセインツ戦で休養を与えたパーマーらを復帰させ、前々節のアストン・ビラ戦のメンバーをベースに、負傷のフォファナの代役にバディアシルを起用。カイセドを再び右サイドバックに配置した。 キックオフからアグレッシブな姿勢を示した両チームは主導権争いを繰り広げていくが、思わぬ形でホームチームが立て続けにゴールネットを揺らす。 まずは5分、チェルシーの後方でのボール回しに圧力をかけると、ククレジャが痛恨のスリップ。そのまま右サイドのスペースを攻め上がったブレナン・ジョンソンがグラウンダーの高速クロスを入れると、ゴール前でDFコルウィルとの駆け引きを制してニアに飛び込んだソランケが右足ワンタッチで合わせた。 さらに、11分には再び自陣でスリップしたククレジャからボールを奪ってショートカウンターを発動。ボックス手前右でポロからパスを受けたクルゼフスキがカットインから左足でニア下を狙うと、これが見事に決まった。なお、2度のスリップで失点に関与したククレジャはすぐさまスパイクを履き替えた。 先日のマンチェスター・シティ戦を再現するかのような最高の入りを見せたトッテナムだが、アクシデントが発生。立ち上がりから足を気にしていた負傷明けのロメロがプレー続行不可能となり、15分にドラグシンがスクランブル投入された。 一方、ロメロの治療による短い中断で修正を施したチェルシーは17分、左サイドでククレジャからパスを受けたサンチョが2人の味方のダイアゴナルランをオトリにペナルティアーク付近まで切れ込んで右足を振り抜くと、鋭いグラウンダーシュートが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。 サンチョの2試合連続ゴールによって1点差となったダービーは、ここからよりオープンな展開に。互いに巧みなプレス回避とカウンターから明確な決定機を作り合う。 チェルシーは31分、バイタルエリアでうまくボールを引き出したパーマーの強烈なミドルシュートと、そのこぼれに詰めたペドロ・ネトのシュートでゴールに迫るが、ここはGKフォースターの見事な連続セーブに遭う。 対するトッテナムも直後にいずれもソン・フンミンのお膳立てからサールのクロスバー直撃のヘディングシュートに、ゴール至近距離からのソランケのダイレクトシュートで3点目に迫った。 以降も息つく暇がない激しい攻防が繰り広げられたなか、サールへの足裏を見せたチャージでカイセドがあわや一発レッドという際どい場面もあったが、このプレーはお咎めなし。ホームチームの1点リードで後半へと折り返した。 迎えた後半、チェルシーはラヴィアを下げてグストをハーフタイム明けに投入。これでカイセドが本職のセントラルMFにポジションを移した。 立ち上がりから攻勢を強めるアウェイチームはサンチョ、グストの決定的なシュートでGKフォースターを脅かすと、その流れのままゴールをこじ開ける。61分、ボックス内に抜け出したカイセドが遅れて強引にスライディングに行ったビスマに倒されてPKを獲得。これをキッカーのパーマーが左隅に突き刺した。 2-2のイーブンに戻ってチェルシーもゲームコントロールに意識を傾けたことで、ここからトッテナムの後半初めて相手陣内でのプレーを増やしていく。決まっていれば、オフサイドポジションのウドジェのプレー関与と判断されそうなソン・フンミンの際どいシュート、ポロのFKからのファン・デ・フェンのヘディングシュートで勝ち越しゴールに迫るが、決め切れない。 すると、両者の疲労度がより明確となった後半半ば過ぎでギアを上げたアウェイチームが一気に突き放す。73分、右サイド深くでDF2枚を相手に仕掛けたパーマーがボックス内に侵入。折り返しがDFにディフレクトしてペナルティアーク付近にこぼれると、これに反応したエンソ・フェルナンデスの抑えの利いた左足シュートがゴール左隅に決まった。 さらに、84分にはボックス左でボールをキープしたパーマーが深追いしたサールに倒されてPKを獲得。これを再びキッカーのパーマーが今度はパネンカで見事に決め切り、プレミアリーグ記録のPK12本連続成功とした。 昨季のホーム前回対戦同様に2-4のスコアとされたトッテナムは終盤にかけて反撃を見せると、後半アディショナルタイムにはセットプレーの流れからソン・フンミンが意地のゴールを決めたが、同点に追いつくことはかなわず。 この結果、敵地でのダービーを4-3の逆転勝利で飾ったチェルシーがリーグ4連勝で2位をキープ。一方、ブルーズ相手の屈辱の3連敗に加え、ロメロ、ファン・デ・フェン、ジョンソンと3人の負傷者まで出したトッテナムはポステコグルー体制継続に暗雲が垂れこめている。 トッテナム 3-4 チェルシー 【トッテナム】 ドミニク・ソランケ(前5) デヤン・クルゼフスキ(前11) ソン・フンミン(後51) 【チェルシー】 ジェイドン・サンチョ(前17) コール・パーマー(後16[PK]、後39[PK]) エンソ・フェルナンデス(後28) <span class="paragraph-title">【動画】パーマーのパネンカに、エンソの鮮烈弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">PK職人パーマー<br>この日2本目のPKは<br>クッキアイオ(パネンカ)<br>12/12のPK成功は<br>プレミアリーグレコード<br><br>プレミアリーグ 第15節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/WVqH5q6wEY">pic.twitter.com/WVqH5q6wEY</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1865822962747912656?ref_src=twsrc%5Etfw">December 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">パーマーの仕掛けから<br>エンソ・フェルナンデスが突き刺し<br>2点のビハインドから<br>チェルシー逆転<br><br>プレミアリーグ 第15節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/SdmIG9cQem">pic.twitter.com/SdmIG9cQem</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1865821031484792940?ref_src=twsrc%5Etfw">December 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.09 03:42 Mon4
【プレミア注目プレビュー】崖っぷちスパーズと盤石ブルーズ激突のロンドンダービー
プレミアリーグ第15節、トッテナムvsチェルシーが、日本時間8日25:30にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。崖っぷちのスパーズと盤石ブルーズが激突するロンドン・ダービーだ。 10位のトッテナムは前節、難所ヴァイタリティ・スタジアムで行われたボーンマスとのアウェイゲームに0-1のスコア以上の完敗。多くの離脱者やプレースタイルの影響で疲労困憊のチームは、攻守に振るわない内容で2戦未勝利に。直近の公式戦6試合では1勝3分け2敗と不振に陥っており、ポステコグルー監督に対する風当りも強まる。宿敵とのホームゲームでは先日のマンチェスター・シティ戦のように開き直った戦いで結果を残したい。 一方、2位のチェルシーはリーグ3連勝と好調を維持。前節のサウサンプトン戦ではジャクソン、コルウィル、ラヴィアら一部主力を温存し、カンファレンスリーグのメンバー主体で臨んだなか、前半に退場者を出した最下位相手に5-1の圧勝。チームの競争力を促しつつ結果も残し、主力に休養も与える最高の形で敵地でのダービーに弾みを付けている。現在のフォーム、準備期間の多さと圧倒的優位が見込まれるが、唯一の懸念は今季ここまでの対ビッグ6の戦績。格下相手にしっかりと結果を残しているが、対ビッグ6は2分け2敗の未勝利となっており、優勝争いに本気で挑むのであれば、手負いのスパーズをしっかりと叩きたい。 なお、昨シーズンの2度の対戦はチェルシーがアウェイで4-1、ホームで2-0といずれも複数得点を奪ってシーズンダブルを達成。とりわけ、N17での前回対戦では開幕10戦無敗と新体制で完璧なスタートを切ったトッテナムが2人の負傷者、2人の退場者を出す悪夢に見舞われ、この初黒星が以降の急失速に繋がった経緯もあり、ホームチームとしては絶対に負けられない一戦となるはずだ。 ◆トッテナム◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241207_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:フォースター DF:ペドロ・ポロ、ドラグシン、ロメロ、ウドジェ MF:クルゼフスキ、ビスマ、サール FW:ブレナン・ジョンソン、ソランケ、ソン・フンミン 負傷者:GKヴィカーリオ、DFロメロ、ファン・デ・フェン、ベン・デイビス、FWリシャルリソン、オドベール、ムーア 出場停止者:MFベンタンクール(4/7) ベンタンクールが7試合停止の4試合目で引き続き不在となる。負傷者に関しては直近のボーンマス戦で負傷したベン・デイビスが新たに故障者リスト入り。一方でチームトレーニングに復帰したロメロは復帰可能な模様だ。 スタメンはロメロの復帰を前提に前述の11名を予想。仮に、ロメロが難しい場合はグレイが代役を担う。中盤と前線ではマディソン、ヴェルナーにもスタメンのチャンスがある。 ◆チェルシー◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241207_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:サンチェス DF:グスト、アダラビオヨ、コルウィル、ククレジャ MF:カイセド、ラヴィア MF:パーマー、エンソ・フェルナンデス、ペドロ・ネト FW:ジャクソン 負傷者:DFリース・ジェームズ、フォファナ、MFケリーマン、FWムドリク 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはDFの主力2枚が引き続き不在となるほか、体調不良のムドリクに欠場の可能性がある。 スタメンは直近のセインツ戦で温存した主力を復帰させ、前述の11名を起用するとみる。ただ、カイセドの右サイドバック起用やマドゥエケ、バディアシル、サンチョ辺りの起用も想定されるところだ。 ★注目選手 ◆トッテナム:MFデヤン・クルゼフスキ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241207_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ネガティブな要素が並ぶなかで救世主となれるか。ディフェンスラインと前線の多くの負傷者、手薄な中盤でベンタンクールの不在と今回のダービーに向けてポジティブな要素が皆無のスパーズ。そのため、下馬評ではホームゲームと言えども厳しい戦いが想定される。ただ、公式戦連敗という同様の状況で戦ったシティ戦でのパフォーマンスを見ればわかるように、火事場の馬鹿力を有するチームでもある。 この一戦では調子を落とすエースのソン・フンミン、新エースストライカーのソランケの奮起、代役守護神フォースターら守備陣の奮起が求められることに間違いないが、やはり今季ここまで最も安定したパフォーマンスを見せているスウェーデン代表MFの活躍がホームチーム勝利のカギを握る。 ポステコグルー体制2年目の今季は自身が良い感触を得ているインサイドハーフで繋ぎ役、運び役、チャンスメイク、フィニッシャー役のマルチタスクを高次元でこなし、14試合2ゴール3アシストという数字以上の存在感を発揮。とりわけ、キーパスやチャンスクリエイト数はリーグ屈指で、今回の一戦でもその部分での貢献に期待したい。また、アストン・ビラ戦のようなアグレッシブなマンツーマン守備を選択する可能性が高いブルーズに対して、ビスマやサールとともにビルドアップ、プレス回避の起点として機能できるかが重要なポイントだ。 ◆チェルシー:FWニコラス・ジャクソン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241207_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2戦4ゴールのスパーズキラー。チェルシーのキーマンはエースストライカーを担う23歳のセネガル代表FWだ。ビジャレアルからの加入1年目は35試合14ゴール5アシストと一見すると上々の数字を残したが、それ以上に多くの決定機を逸し続けた印象が強かった。 それでも、加入2年目となった今季はマレスカ新監督の戦術に早々とフィットし、ここまで14試合8ゴール3アシストと最高のスタートを切った。場数を踏んだ経験によって一対一などの決定機で精度・判断は明らかに向上しており、エースストライカーの風格も出始めている。ただ、補強に貪欲なクラブはニューカッスルFWイサク、ガラタサライFWオシムヘンらの獲得に動いているとの噂もあり、ジャクソンとしては決定的な仕事でその動きをけん制したいところだ。 初対戦でハットトリックを達成し、直近の対戦では貴重なダメ押しゴールを奪った相性のいい相手に対して、攻撃では持ち味のスピードを活かしたハイラインの攻略、守備では安定感を欠く相手のビルドアップに対してファーストディフェンダーとしてショートカウンターの起点を担いたい。 2024.12.08 12:15 Sun5