「キャリア最高のセーブ」アルテタ監督が勝ち点1をもたらした守護神ラヤを称える…「今季は並外れた活躍を見せている」
2024.09.20 08:30 Fri
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チームを救う圧巻の連続セーブを見せた守護神を称えた。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
アーセナルは19日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でアタランタと対戦し、0-0のドローで試合を終えた。
ノースロンドン・ダービー、マンチェスター・シティとの大一番という2つのビッグマッチに挟まれた中で行われた、昨シーズンのヨーロッパリーグ王者とのアウェイゲーム。
立ち上がりはFWブカヨ・サカの直接FK、そのこぼれに反応したMFトーマス・パルティのシュートで続けざまの決定機を作るなど、まずまずの入りを見せたアーセナル。しかし、時間の経過と共に相手のハイインテンシティのプレー、とりわけ強烈なマンツーマン守備に苦戦。前半は最低限のゴールレスで折り返すも、後半立ち上がりにはMFエデルソンの仕掛けに対応したトーマスがボックス内でファウルを犯してPK献上。
絶体絶命のピンチを迎えたが、キッカーのFWマテオ・レテギが左を狙って蹴ったシュートをGKダビド・ラヤが完璧な読みでストップ。さらに、こぼれ球に詰めたレテギのヘディングシュートも素早いリカバリーを見せた守護神が驚異的なセーブで阻み、事なきを得た。
同試合後、アルテタ監督は前半の入りこそ悪くなかったものの、試合を通してアタランタのアグレッシブな戦いに苦戦したと敵地での一戦を振り返った。
「試合の立ち上がりは良かったと思う。最初の25分間は相手のアプローチを非常にうまく読み取れた。チャンスをあまり作らせずに、正しいエリアで正しい意図を持ってプレーできた」
「その後はボールの扱いが非常に不安定で、試合をコントロールできなくなった。マンツーマンのチームに対して、イージーに何度もボールを失ってしまった。不用意にスペースができて、バックラインに同数のプレーヤーがいたり、オーバーロードしたり、トランジションの瞬間に置き去りにされる可能性があった。守備で苦しむことはなかったが、それが現実だ。そして、その瞬間に、私はダビドのキャリア最高のセーブを2回も見た」
「その後、試合は最初の25分間と同じように続いた。我々は非常に不安定だった。ボールを持っている瞬間はあったが、支配したり脅威になることはなかった。マルティネッリに試合に勝つ大きなチャンスがあったが、残念ながらそれを活かすことができなかった。したがって、改善すべき点はたくさんある」
また、指揮官自ら「キャリア最高の2つのセーブ」と絶賛した殊勲のラヤに関して、GKアーロン・ラムズデールの移籍の影響や現時点で世界最高のGKと考えているかとの質問に対して明言は避けたものの、今シーズンここまで傑出したパフォーマンスを見せてくれているとその貢献度の高さを認めている。
「確かに昨年はすでに非常に印象的だった。今シーズンの彼は並外れた活躍を見せた。アストン・ビラ戦と今日のセーブは、我々を試合に引き留めた。このレベルのゴールキーパーにはそれが必要だ。彼が今、その調子でいてくれて本当に嬉しい」
「(現時点で世界最高のGKか?)他のゴールキーパーを見たことはないが、現時点で彼が我々にとって並外れた活躍を見せていることは確かだ」
敵将のジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が「引き分けで満足しているように見えた」と試合後に語るなど、後半終盤のアーセナルは割り切って勝ち点1を持ち帰る選択をしたようにも見えた。
その点についてアルテタ監督は「チームに伝えたいメッセージではない」と心から望んだものではなかったものの、「チームは必要な規律を少し失いかけていたが、昨年よりも成熟した姿を見せた。今夜は勝つ方法がわからず、だからこそ負けないように戦った」と苦しい状況の中で最低限の結果を持ち帰ったチームの成長を評価している。
アーセナルは19日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でアタランタと対戦し、0-0のドローで試合を終えた。
ノースロンドン・ダービー、マンチェスター・シティとの大一番という2つのビッグマッチに挟まれた中で行われた、昨シーズンのヨーロッパリーグ王者とのアウェイゲーム。
絶体絶命のピンチを迎えたが、キッカーのFWマテオ・レテギが左を狙って蹴ったシュートをGKダビド・ラヤが完璧な読みでストップ。さらに、こぼれ球に詰めたレテギのヘディングシュートも素早いリカバリーを見せた守護神が驚異的なセーブで阻み、事なきを得た。
ただ、メンバーを入れ替えた後半半ば以降も流れを引き戻すことはできず、敵地から勝ち点1を持ち帰るにとどまった。
同試合後、アルテタ監督は前半の入りこそ悪くなかったものの、試合を通してアタランタのアグレッシブな戦いに苦戦したと敵地での一戦を振り返った。
「試合の立ち上がりは良かったと思う。最初の25分間は相手のアプローチを非常にうまく読み取れた。チャンスをあまり作らせずに、正しいエリアで正しい意図を持ってプレーできた」
「その後はボールの扱いが非常に不安定で、試合をコントロールできなくなった。マンツーマンのチームに対して、イージーに何度もボールを失ってしまった。不用意にスペースができて、バックラインに同数のプレーヤーがいたり、オーバーロードしたり、トランジションの瞬間に置き去りにされる可能性があった。守備で苦しむことはなかったが、それが現実だ。そして、その瞬間に、私はダビドのキャリア最高のセーブを2回も見た」
「その後、試合は最初の25分間と同じように続いた。我々は非常に不安定だった。ボールを持っている瞬間はあったが、支配したり脅威になることはなかった。マルティネッリに試合に勝つ大きなチャンスがあったが、残念ながらそれを活かすことができなかった。したがって、改善すべき点はたくさんある」
また、指揮官自ら「キャリア最高の2つのセーブ」と絶賛した殊勲のラヤに関して、GKアーロン・ラムズデールの移籍の影響や現時点で世界最高のGKと考えているかとの質問に対して明言は避けたものの、今シーズンここまで傑出したパフォーマンスを見せてくれているとその貢献度の高さを認めている。
「確かに昨年はすでに非常に印象的だった。今シーズンの彼は並外れた活躍を見せた。アストン・ビラ戦と今日のセーブは、我々を試合に引き留めた。このレベルのゴールキーパーにはそれが必要だ。彼が今、その調子でいてくれて本当に嬉しい」
「(現時点で世界最高のGKか?)他のゴールキーパーを見たことはないが、現時点で彼が我々にとって並外れた活躍を見せていることは確かだ」
敵将のジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が「引き分けで満足しているように見えた」と試合後に語るなど、後半終盤のアーセナルは割り切って勝ち点1を持ち帰る選択をしたようにも見えた。
その点についてアルテタ監督は「チームに伝えたいメッセージではない」と心から望んだものではなかったものの、「チームは必要な規律を少し失いかけていたが、昨年よりも成熟した姿を見せた。今夜は勝つ方法がわからず、だからこそ負けないように戦った」と苦しい状況の中で最低限の結果を持ち帰ったチームの成長を評価している。
ミケル・アルテタ
ブカヨ・サカ
トーマス・パルティ
エデルソン
マテオ・レテギ
ダビド・ラヤ
アーロン・ラムズデール
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