「火曜日とは雰囲気が違っていた」 アルテタ監督はサポーターの後押しを受けきれずのドローに 「プロにとっていかに重要か」

2025.04.13 11:45 Sun
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アーセナルミケル・アルテタ監督が12日にホームで行われ、1-1で引き分けたプレミアリーグ第32節ブレントフォード戦を振り返った。
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4日前のチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのレアル・マドリー戦を3発快勝としたアーセナル。5選手を変更して臨んだ中、61分に右サイドバックを務めていたMFトーマス・パルティが先制ゴールをマークしたが、74分に追いつかれそのまま引き分けた。プレミアリーグでは2戦連続ドローとなった中、アルテタ監督はサポーターの後押しがいかに重要かを感じたようだ。
「火曜日とは雰囲気が違っていたのは確かだ。観客の心の奥底でそれ(この試合へのモチベーション)が影響したかはわからない。我々プロにとってはいかに(サポーターからの後押しが)重要かがわかる。今日、我々はプレミアリーグで目指すものに挑戦する可能性を高めることだった。しかしこの結果ではそれが実現する可能性は明らかに低くなった」

一方でマドリー戦で圧巻の直接FK弾2本を決めたMFデクラン・ライスが好調を維持し、アシストをマークした。アルテタ監督はライスの好調ぶりを喜んでいる。
「ゴールを決める度、またゴールを決められる予感がする、今日もアシストした場面は素晴らしいプレーだったと思う。トーマスをフリーにすべく絶好のタイミングまで引き付けた末にオープンスペースにパスを出した。今日も力強いパフォーマンスを見せてくれたと思う」

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アーセナルと契約切れるトーマス、行き先の希望はかつてプレーしたスペインか?

アーセナルのガーナ代表MFトーマス・パルティ(31)だが、移籍先の希望はスペインにあるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 トーマスは2020年10月にアトレティコ・マドリーからアーセナルに加入。ハードな守備をベースにタフなプレーを見せてアーセナルを支える存在に。これまで公式戦158試合で8ゴール7アシストを記録している。 アンカーだけでなく右サイドバックとしてもプレーするトーマスだが、アーセナルとの契約は今シーズン終了まで。現時点では契約延長の話はなく、夏に移籍する可能性が伝えられている。 まだまだ高いパフォーマンスを出せるトーマスだが、アーセナルを離れることとなった場合の移籍先については、バルセロナを希望しているという。 バルセロナとしてはフリーで獲得できる可能性がある状況。クラブの財務状況を考えればありがたい話であり、トーマスの契約状況についても把握済みのようだ。 バルセロナにはオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングも同じポジションにいる一方で、右サイドバックでもプレーできるユーティリティさは魅力とのこと。果たしてバルセロナ行きが実現することはあるだろうか。 2025.04.08 21:50 Tue

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