レアルとのCLの戦いで高パフォーマンスのトーマス、アーセナルが2年契約を提示し残留へ

2025.04.24 16:45 Thu
トーマスは今夏で退団せず残留か
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トーマスは今夏で退団せず残留か
今シーズン限りでの退団も噂されていたガーナ代表MFトーマス・パルティ(31)だが、アーセナルは契約延長のオファーを出すことに決めたという。『The Athletic』が伝えた。

トーマスは2020年10月にアトレティコ・マドリーから完全移籍で加入。ハードな守備をベースにアーセナルではアンカーのポジションでプレーしている。

ここまでアーセナルでは公式戦162試合に出場し9ゴール7アシストを記録しているトーマスだが、ケガがちと言う点もあり、契約満了を迎える今夏での退団が濃厚と見られていた。
そのトーマスには、バルセロナやレアル・マドリー、最近では古巣のアトレティコも関心を寄せていたとされた中、どうやらアーセナルがさらなる契約を結ぶことを決めたという。

ミケル・アルテタ監督は「意思は非常に明確」と語った上で、「アンドレアとクラブが前進するのを任せる」と、新たにスポーツディレクター(SD)に就任したアンドレア・ベルタ氏とクラブに委ねていると発言していた。
トーマスはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のレアル・マドリーとの2試合で出色のパフォーマンスを見せており、今シーズンは右サイドバックでもプレーするなどチームのピンチを度々救っている。

アーセナルは条件を改善した2年契約か、1年契約+1年間の延長オプションを提示するとのこと。トーマスもこれに応じる考えがあると見られている。


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