「天才だ」「中村俊輔すぎる」ベスト8のなでしこ、初出場の北川ひかるが放った直接FKが完璧すぎると話題に「綺麗すぎ」「サイドネット突き刺すのヤバい」

2024.08.01 06:45 Thu
五輪初出場で完璧FKを叩き込んだ北川ひかる
©超ワールドサッカー
五輪初出場で完璧FKを叩き込んだ北川ひかる
なでしこジャパンのDF北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)が放った直接FKが話題を呼んでいる。7月31日、パリ・オリンピックの女子サッカーグループステージ最終節が行われ、なでしこジャパンはナイジェリア女子代表と対戦した。

初戦でスペイン女子代表に悔しい敗戦を喫した日本は、第2戦のブラジル女子代表戦で劇的な後半ATの2ゴールで勝利。グループステージ突破への望みを繋いだ。
そして迎えた3戦目。清水梨紗が負傷により離脱、藤野あおばがプレーできない状態になるなど、アクシデントが続いた中、池田太監督はターンオーバーを採用。石川璃音や北川を起用すると、植木理子も初先発と選手を入れ替えた。

そんな中迎えた試合は、22分に浜野まいかのゴールで先制すると、32分にはブラジル戦でPK失敗や決定機を逃すなど苦しんだ田中美南が大会初ゴールを記録する。
2点リードを奪った日本だったが、一瞬の隙を突かれて1点を返されることに。それでも迎えた前半アディショナルタイムに衝撃のゴールが決まった。

ボックス手前の良い位置でFKを獲得すると、長谷川唯と北川がボールのところへ。すると、北川が得意の左足一閃。これがゴール右の完璧なコースに吸い込まれるパーフェクトFKとなり、日本が3点目を奪った。

日本でのラストマッチとなったガーナ女子代表戦で負傷した北川は、プレーも危ぶまれる状況に。メンバー外が続いていた中、この試合で初出場を果たしてのゴールだった。

そのFKは、かつて日本代表で10番を背負ったFKの名手である中村俊輔氏を彷彿とさせるもの。GKが反応しても届かない位置に吸い込まれたFKには「綺麗すぎてやばい」、「天才だ」、「何度でも見たい」、「俊輔が乗り移った」、「中村俊輔すぎる」、「綺麗なカーブ」、「サイドネットに突き刺すのヤバすぎる」とコメントが集まっている。

日本は北川のゴールもあり3-1で勝利を収め、ベスト8進出が決定した。

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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C-2HRBmsaG0/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">BK HÄCKEN(@bkhackenofcl)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】まるで中村俊輔! パリ五輪で北川ひかるの唸る左足から完璧FKが決まる!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="o-WAj3EpYjQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.19 18:15 Mon
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なでしこチャレンジトレーニングキャンプにDFにコンバートされた高瀬愛実やDF北川ひかる、MF田中陽子らが招集

▽日本サッカー協会(JFA)は26日、2月4日から8日にかけて大阪で行われるなでしこチャレンジトレーニングキャンプに臨むメンバーを発表した。 ▽今回のメンバーには、FWからSBへコンバートされている高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)やDF北川ひかる(浦和レッズレディース)、MF田中陽子(ノジマステラ神奈川相模原)などが招集。なでしこジャパンのメンバー入りを目指す選手たちが招集されている。 ▽高倉麻子監督は、今回の招集メンバーについてコメント。トレーニングキャンプの意義についてもコメントしている。 「この活動は、文字通りなでしこジャパンに挑戦するもので、現時点でなでしこジャパンに近い選手たちを集めて、可能性のある選手を見定めていくことになります。参加する選手たちは、今後なでしこジャパンに食い込んでいくんだという強い気持ちを持って、我こそはと名乗りを上げてもらいたいと思います」 「なでしこジャパンの活動は、今年は4月にAFCアジアカップ、8月にはアジア競技大会が控えていて、その先には来年のFIFA女子ワールドカップ、2020年の東京オリンピックと続いていきます。今回の活動からそうした活動に選ばれる選手が出て来ることを期待していますし、今なでしこジャパンに名を連ねる選手たちとも切磋琢磨して、日本全体で強くなっていければと思います」 ▽今回招集されたメンバーは以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">齊藤彩佳</span>(マイナビベガルタ仙台レディース) <span style="font-weight:700;">平尾知佳</span>(アルビレックス新潟レディース) <span style="font-weight:700;">松本真未子</span>(浦和レッズレディース) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">櫻本尚子</span>(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) <span style="font-weight:700;">髙瀬愛実</span>(INAC神戸レオネッサ) <span style="font-weight:700;">三橋眞奈</span>(マイナビベガルタ仙台レディース) <span style="font-weight:700;">石井咲希</span>(バニーズ京都SC) <span style="font-weight:700;">万屋美穂</span>(マイナビベガルタ仙台レディース) <span style="font-weight:700;">國武愛美</span>(ノジマステラ神奈川相模原) <span style="font-weight:700;">北川ひかる</span>(浦和レッズレディース) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">瀬戸口梢</span>(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) <span style="font-weight:700;">阪口萌乃</span>(アルビレックス新潟レディース) <span style="font-weight:700;">田中陽子</span>(ノジマステラ神奈川相模原) <span style="font-weight:700;">成宮唯</span>(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) <span style="font-weight:700;">伊藤美紀</span>(INAC神戸レオネッサ) <span style="font-weight:700;">安齋結花</span>(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) <span style="font-weight:700;">杉田妃和</span>(INAC神戸レオネッサ) <span style="font-weight:700;">三浦成美</span>(日テレ・ベレーザ) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">吉良知夏</span>(浦和レッズレディース) <span style="font-weight:700;">井上綾香</span>(マイナビベガルタ仙台レディース) <span style="font-weight:700;">谷口木乃実</span>(バニーズ京都SC) <span style="font-weight:700;">上野真実</span>(愛媛FCレディース) <span style="font-weight:700;">堀江美月</span>(静岡産業大学磐田ボニータ) 2018.01.26 20:00 Fri
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「ホッペ紅くなってて可愛い」「なんて素敵な笑顔」新潟L北川ひかるが雪中での一枚公開、冷温感じる姿をファン称賛「ウィンター装備似合う」

アルビレックス新潟レディースに所属するなでしこジャパンのDF北川ひかるの当地オフショットが話題となっている。 2018年9月に浦和レッズレディース(現:三菱重工浦和レッズレディース)から加入して以降、新潟での5シーズン目を迎えている北川。今季も左サイドの主軸として活躍が続いている。 その北川は27日に自身のインスタグラムを更新。雪の降る町を背景に「Winter season、寒い〜寒すぎる。皆さん風邪ひかないように気をつけてくださいね」と雪かき姿を投稿した。 ユニフォーム姿とは異なる防寒着姿には、ファンからも「いつ見てもかわいいね」、「唇に雪ついてるけどもしかして雪食べた?」、「なんて素敵な笑顔」、「ウィンター装備似合うね。かわいい」、「ホッペ紅くなってて可愛いじゃないですか」などの声が集まっている。 また、北川は「#雪国あるある」のタグとともに「#朝起きて外見る恐怖」「#まず車の雪落とす」と添えた。同意を示すファンも多いのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】珍しい防寒着姿を披露する北川ひかる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cn6vOQwPMJq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cn6vOQwPMJq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cn6vOQwPMJq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Hikaru Kitagawa/北川ひかる(@hiiiiiiika14)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.01.28 20:25 Sat
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今季から12チームで開幕! 3年目のWEリーグは3強崩しを目指すハイレベルな戦い

11日、2023-24 WEリーグが開幕する。 今季で3シーズン目を迎えるWEリーグは、新たにセレッソ大阪ヤンマーレディースを加えた12チームで行われる。昨季は三菱重工浦和レッズレディースが初優勝を飾り、センターバックの新境地を切り開いたベテランの安藤梢がMVPに選出された。ケガ人の復帰やピンポイントの補強で選手層は厚く、楠瀬直木監督継続のもと、今季も浦和は優勝候補の筆頭と言えるだろう。 一方、浦和と並んで3強と呼ばれるINAC神戸レオネッサと日テレ・東京ヴェルディベレーザは新指揮官を招へいして王座奪還を目指す。WEリーグカップではともにグループステージ敗退に終わっており、チームの完成度を問いながらの戦いになりそうだ。 リーグ全体の競技レベルは年々向上し、多くのチームが上位3強崩しを目論んでいる。今季のWEリーグカップ決勝に進出したサンフレッチェ広島レジーナとアルビレックス新潟レディースは、その最有力候補だ。また、マイナビ仙台レディースに加わった6名の新外国籍選手をはじめ、今夏多くの助っ人がリーグへ加入。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)や第19回アジア競技大会に出場した各選手のプレーも見逃せない。 ここでは各12チームの紹介と、それぞれの注目選手をピックアップした。多くの選手を知ってもらいたいとの思いから、昨季と異なる選手を選出しているので、前年度のプレビューも併せて参考にしていただきたい。 <span class="paragraph-subtitle">◆三菱重工浦和レッズレディース(浦和)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:1位/17勝1分け2敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FW清家貴子/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季の開幕直前には正GKの池田咲紀子が、シーズン開始直後にはDF高橋はながそれぞれ大ケガによる長期離脱に見舞われたが、GK福田史織やDF石川璃音ら若手の台頭やCB安藤が奮闘し、守備の不安を払拭した。他方、リーグ最多50得点を挙げた前線は今季もメンバーが変わらぬどころか、I神戸から伊藤美紀を補強。即座にチームにフィットした。唯一の懸念は現在参加中のAFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)との兼ね合いだが、各選手はたくましさが増している印象さえ受ける。遠征や海外クラブとの対戦は、連覇へ向けてプラスの方向へ作用しそうだ。 【注目選手】 ●FW清家貴子 昨シーズンはリーグ戦全試合に先発出場し、チーム最多の12得点をマーク。サイドから仕掛けに加え、コンスタントななでしこジャパンの活動を経てフィニッシュワークも多彩になるなど、試合ごとに進化を遂げている。 ●MF遠藤優 もともとは中盤サイドの選手だったが、右サイドバックにコンバートされて定位置を確保した。丁寧なボール捌きと位置取りの妙は、積極的な攻撃参加と相性抜群。 ●FW島田芽依 ゴール前での決定力が大幅に向上し、昨季はリーグ戦初ゴールを含む8得点を挙げた。サイドハーフの新境地ではプレスバックにも磨きがかかり、ライバルの多いポジションの中でもパンチ力を備えたシュートは唯一無二だ。 ※昨季注目選手 FW安藤梢、MF柴田華絵、DF石川璃音 <span class="paragraph-subtitle">◆INAC神戸レオネッサ(I神戸)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:2位/13勝5分け2敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FW田中美南/©️WE LEAGUE<hr></div> 王座奪還を目指す初代女王は2年連続の監督交代を決行。WEリーグ初となるスペイン人指揮官、ジョルディ・フェロン監督を迎えた。ベースとなっていた[3-5-2]から4バックへ移行するなど、システムを含めた大幅な戦術変更に加え、伊藤美紀(→浦和)や阪口萌乃(→大宮アルディージャVENTUS)ら複数の主力選手が移籍したことで、WEリーグカップでは結果を残すに至らなかった。とはいえ、田中美南、髙瀬愛実という絶対的なフィニッシャーや守護神GK山下杏也加は健在。チームとしての完成度がそのまま順位に結び付きそうだ。 【注目選手】 ●FW田中美南 2023女子W杯でも2ゴールと海外選手も背負えることを証明したストライカーは、チャンスの質が変わるであろう今季も自らの積極性を変わらず維持。今季カップ戦の東京NB戦で見せたシュート直前のボディフェイントは秀逸。 ●DF松原優菜 主戦場だったサイドバックではなく、脇阪麗奈(→C大阪)に代わる組み立て役として中盤の底を担う、S広島Rから新加入の23歳。予測に長けたインターセプトと併せ、攻守でカギを握る存在に。 ●MF北川ひかる 新潟Lから加入した左利きのサイドバックは、右の守屋都弥と並んでI神戸のストロングポイント。外に張ってウイング気味となるのか、内側に顔を出してよりゴールへ近づくのか、戦術の中での役割も興味を引く。 ※昨季注目選手 GK山下杏也加、MF成宮唯、DF守屋都弥 <span class="paragraph-subtitle">◆日テレ・東京ヴェルディベレーザ(東京NB)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:3位/12勝6分け2敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FW山本柚月/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨シーズンは清水梨紗(→ウェストハム)や三浦成美(→ノースカロライナ・カレッジ)、今シーズンも植木理子(→ウェストハム)と、育成組織出身選手がリーグでの活躍を経て毎年のように世界へと羽ばたいていく東京NB。オーストラリア&ニュージーランド女子W杯でもなでしこジャパンメンバー23人中9名が在籍歴を有し、藤野あおばはゴールという結果も残した。一方で、優秀な人材の流出は編成における悩みの種にもなり、勝負所で勝ち切れずリーグ戦では2季連続の3位に。個性豊かな前線から新エースの登場と、勝ち方を会得することが名門復活への一歩となる。 【注目選手】 ●FW山本柚月 年代別日本女子代表の常連アタッカーは、第19回アジア競技大会で優勝を経験。世界の舞台でも披露した果敢な仕掛けと積極的なフィニッシュで、攻撃陣を牽引する1人となる。 ●DF船木和夏 守備陣の中で今季のWEリーグカップ全試合先発したのは、キャプテン村松智子と船木の2人のみ。早稲田大学での4年間を経てフィジカルにも自信をつけたサイドバックは、メニーナ出身らしく、組み立て時にも存在感を発揮する。 ●MF菅野奏音 技術力の高い東京NBの面々の中でもひときわテクニックに長けた天才肌のゲームメイカー。昨季は離脱期間もあって無得点に終わったが、今季はカップ戦でセンス溢れるゴールをマークするなど、復活の兆しを見せている。 ※昨季注目選手 FW植木理子、FW藤野あおば、DF岩清水梓 <span class="paragraph-title">◆マイナビ仙台レディース(マイ仙台)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:4位/7勝6分け7敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FWカーラ・バウティスタ/©️WE LEAGUE<hr></div> 一昨季は5位、昨季は4位と、徐々に順位を上げ、今季は改めて3位以内を目標に掲げる。宮澤ひなた(→マンチェスター・ユナイテッド)を筆頭に多くの主力がチームを離れたが、リーグ最多となる6人の外国籍選手を補強し、国際色は豊かに。佐々木里緒らは第19回アジア競技大会優勝を経験して帰ってきた。WEリーグカップでは2種登録選手を多数起用するなど難しい編成の中で未勝利に終わったが、中島依美を筆頭に、個々のポテンシャルの高さには疑いようはない。 【注目選手】 ●FWカーラ・バウティスタ 先陣を切ってマイ仙台に加入した左利きのアタッカーはすでにカップ戦で全試合に出場し、日本人選手に不足しがちなシュートへ積極性も披露。UEFA女子U-19選手権の優勝など、タイトル経験の還元も期待される。 ●DF田畑晴菜 昨年はU-20女子W杯、今年はアジア競技大会と、着実に世界戦の経験を積み上げる若きディフェンダー。得意の攻撃参加を買われ、一列前での起用も多い。 ●DFオケケ・チディンマ・ンケルカ 2019年のフランス女子W杯にも出場したナイジェリア女子代表の23歳。フィジカルに優れ、対人守備に強い自信を覗かせる。 ※昨季注目選手 FW宮澤ひなた、FWスラジャナ・ブラトヴィッチ、MF中島依美 <span class="paragraph-subtitle">◆サンフレッチェ広島レジーナ(S広島R)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:5位/6勝6分け8敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">DF近賀ゆかり/©️WE LEAGUE<hr></div> 中村伸体制3年目を迎えた今季は、 WEリーグカップを制してクラブ初タイトルを獲得。WEリーグ創設後では初となる、3強以外のタイトルホルダーとなった。市瀬千里(←ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)や髙橋美夕紀(←大宮アルディージャVENTUS)といった新加入組もすぐさまチームにフィット。島袋奈美恵も左サイドバックへのコンバートに高パフォーマンスで応え、中嶋淑乃はなでしこジャパンでもブレイクの兆しを見せる。比例して他チームの警戒度も高まるだろうが、それを打破できれば3強入りへ近づくだろう。 【注目選手】 ●DF近賀ゆかり 2011年のドイツW杯優勝メンバーは、ピッチ内外で存在感を発揮する。10番を背負ってのボランチも頼もしかったが、今季は背番号を「2」に変更。再び右サイドバックを主戦場に戻している。 ●MF柳瀬楓菜 ガス欠とは無縁の運動量豊富なボランチ。球際で力強くボール奪取をしたかと思えば、ゴール前に侵出するなど、ピッチの至るところに顔を覗かせる。今季のWEリーグカップでは待望のプロ初ゴールもマークした。 ●MF小川愛 昨季は全試合に先発出場したキック力に秀でる中盤のバランサーで、柳瀬とは鉄板のダブルボランチを形成する。WEリーグカップ浦和戦で決めたニア抜きの直接FKは圧巻の一言。今季は得点力とセットプレーの向上を目指す。 ※昨季注目選手 FW上野真実、FW中嶋淑乃、DF木﨑あおい <span class="paragraph-subtitle">◆大宮アルディージャVENTUS(大宮V)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:6位/6勝5分け9敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF阪口萌乃/©️WE LEAGUE<hr></div> 2シーズン指揮を執った岡本武行前監督からバトンを引き継いだのは、リーグ最年少指揮官となる柳井里奈監督だ。[4-4-2]でのセットアップから、ポゼッション時には[4-3-3]をイメージする変形で、初陣ではI神戸を4-1で破る快勝劇を演じて見せた。「長所で勝負すること」をポリシーに掲げるチームからは、前向きな言葉が多く飛び交う。船木里奈(←マイ仙台)や阪口萌乃(←I神戸)の加入や杉澤海星の復帰で中盤はさらに厚みを増しており、井上綾香の新たな相棒が定まれば、得点力もさらに上向きそうだ。 【注目選手】 ●MF阪口萌乃 定評のあったキック精度に加え、I神戸でのFW起用を経験してプレーの幅も広がった。上辻佑実とのダブル司令塔でゲームコントロールはもちろんのこと、自らもゴールにも向かう姿勢を打ち出す。 ●DF乗松瑠華 大宮V守備陣を率いるセンターバックで、2シーズン連続でキャプテンにも就任。昨季は19試合に先発し、今季もカップ戦で全試合にフル出場と、不動の存在となっている。 ●FW大島暖菜 スピードが持ち味のアタッカーで、昨季途中の加入ながらもすでに2ゴールをマーク。同時期加入の北川愛莉とともに途中投入でのジョーカー起用が続く。5月に行われたSUD Ladies CupではU-19日本女子代表として優勝を経験している。 ※昨季注目選手 FW井上綾香、DF鮫島彩、DF杉澤海星 <span class="paragraph-title">◆AC長野パルセイロ・レディース(AC長野)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:7位/5勝6分け9敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF伊藤めぐみ/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季は僅差のゲームを続けながらも、開幕4連敗と苦しいスタートを切った。だが、走力や粘り強さといったチームの軸がブレなかったことで終盤戦では台風の目に。勝てば優勝が決まる浦和に土を付け、上位の東京NB、I神戸とも立て続けのドローを演じ、ラスト6試合では3勝2分け1敗の成績を残した。廣瀬龍新監督はカップ戦を通じて24選手に出場機会を与え、選手配置も含めて様々なトライを決行。1人1人にもプロ意識を植え付けるなど、昨季を越えるべく改革が続いている。 【注目選手】 ●MF伊藤めぐみ 中盤の2列目、3列目が主戦場だったが、キャプテンに就任した今季は1.5列目のようなファジーな位置に。豊富な運動量でプレッシングの起点となるだけでなく、得点への意欲も向上し、カップ戦の開幕節同様、再び東京NB戦でのゴールを狙う。 ●FW川船暁海 長野のアカデミーであるシュベスターから初のトップ昇格を果たした、地元出身の19歳。昨シーズンから11番を背負うスピードスターは、今季のWEリーグカップでも2ゴールをマークし、長野の新エースとして名乗りを上げる。 ●FWタニガーン・デーンダー タイ女子代表として84試合37得点のキャリアを誇る173cmの大型FWで、フランス女子W杯にも出場している。スウェーデンや中国のクラブでのプレー経験もあり、実績は十分。兄はサンフレッチェ広島や清水エスパルスに所属していたティーラシン。 ※昨季注目選手 FW瀧澤莉央、DF肝付萌、MF大久保舞 <span class="paragraph-subtitle">◆ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(千葉L)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:8位/4勝8分け8敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FW千葉玲海菜/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季は千葉玲海菜と林香奈絵、攻守のキーマンが開幕前に前十字じん帯断裂で離脱した影響は大きかった。序盤戦から苦しい戦いが続き、監督交代も決行。3バックから4バックへと変更し、粘りのリーグ最多8分けを記録した一方、勝利数は最少タイに。6戦連続ドローなど、文字通り勝ち切れない試合が続いた。ただ、今季は上記2選手が復活。千葉は大澤春花とともにアジア競技大会でもゴールを量産し、好調を維持している。ヘッドコーチにはスペイン人のイスマエル・オルトゥーニョ氏を招くなど、新スタイルの構築にも挑戦している。 【注目選手】 ●FW千葉玲海菜 大ケガから復帰し、W杯のメンバーにも滑り込んだが、出場機会はわずか。鬱憤を晴らすようにアジア競技大会では7得点を挙げ、パリ・オリンピック アジア2次予選のウズベキスタン女子代表戦でもゴールと、今季大暴れの予感を漂わせる。 ●DF上野紗稀 2017年なでしこリーグカップ優勝時のキャプテンが、3年ぶりに浦和から帰ってきた。運動量と左足の精度は健在で、ビルドアップでの挑戦するチームの中でも種々のキックで好機を演出する。 ●MFビアン・サンプソン オーストラリア&ニュージーランド女子W杯にも出場したジャマイカ女子代表の主軸ボランチが電撃加入。ポテンシャルに疑いはないため、日本とチームの水にどれだけ馴染み、本来の実力を発揮できるかに注目が集まる。 ※昨季注目選手 MF鴨川実歩、MF岸川奈津希、FW大澤春花 <span class="paragraph-subtitle">◆ノジマステラ神奈川相模原(N相模原)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:9位:5勝4分け11敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw9.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FW笹井一愛/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季の得点力不足は現在も影を落としている。得点数はリーグで2番目に少ない「17」で、5連敗を含む8戦未勝利のままシーズンを終了。今季のWEリーグカップでもゴールが遠かった上に立ち上がりの失点が続き、白星なしのまま開幕を迎える事態に。また、ケガや病気でスパイクを脱ぐこととなった選手に加え、古参の石田みなみが引退し、小林海青もSSDナポリへ移籍。ゲームの作りの部分は向上しているだけに、個性派が揃う攻撃陣の奮起と、新たなチームの顔の登場にも期待したい。 【注目選手】 ●FW笹井一愛 昨季トップチームへ昇格し、3得点を挙げた育成組織ドゥーエ出身のドリブラーが今季はプロ契約を締結した。当たりに強く走力も抜群な19歳は、年代別の日本女子代表にも定期的に名を連ねている。 ●FW榊原琴乃 AC長野から新加入した年代別の代表でも研鑽を積むドリブラーで、アジア競技大会での優勝も経験した。笹井と形成する19歳コンビの両翼もロマンがあるが、狭いエリアをこじ開ける技術も持ち、2列目での起用も。 ●GK岩崎有波 ドゥーエ所属のU-17日本女子代表の守護神は、ショットストップのみならず足下にも自信を持ち、ハイライン上等の強心臓。途中出場ながらもすでにトップチームデビューを果たし、2024年2月からの正式加入も発表された。 ※昨季注目選手 MF杉田亜未、FW南野亜里沙、MF藤原加奈 <span class="paragraph-title">◆アルビレックス新潟レディース(新潟L)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:10位:4勝4分け12敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw10.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF川澄奈穂美/©️WE LEAGUE<hr></div> 一昨季以上に苦しんだ昨季が嘘のように、橋川和晃新監督を迎えた今季はWEリーグカップ準優勝と、いきなりの躍進。[4-3-3]で始動し、中盤を微調整した[4-2-3-1]にシフトしたシステムの評価はもちろん、良い時間で点が取れずワンチャンスでやられるという悪癖も解消された。川澄奈穂美の加入も含め、ポジティブな雰囲気と勝利への貪欲さが浸透し始めている。どちらに転ぶかわからない接戦を手繰り寄せた数で、今季の順位は変わりそうだ。 【注目選手】 ●MF川澄奈穂美 日本屈指のクロッサーがNJ/NYゴッサムFCから日本に復帰。キャプテンとしても勝負へのこだわりをチームへ還元している。左の石淵萌実を含め、道上彩花へどれだけ質の高いボールを供給できるか。 ●FW白井ひめ乃 突破力のある白井ひめ乃と中盤兼任の白沢百合恵、右サイドバックの定位置争いはU-18の先輩が1歩リードか。ベテラン加入が話題をさらったが、育成組織から次々と頭角を現すのも新潟Lの面白いところ。 ●DF三浦紗津紀 昨季はリーグ戦19試合でフル出場と、守備陣を束ねるセンターバックで、ヘディングには自信を持っている。カップ戦の決勝はトレーニング中の脳震とう疑いの影響で不在となったが、最終ラインでは不動の存在 ※昨季注目選手 FW道上彩花、MF滝川結女、MF上尾野辺めぐみ <span class="paragraph-subtitle">◆ちふれASエルフェン埼玉(EL埼玉)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:11位/5勝1分け14敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">GK浅野菜摘/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季序盤は黒白のオセロでまずまずのスタートを切ったかに思われたが、シーズン終了を待たずして田邊友恵監督がチームを離れるなど、最終盤は6連敗を喫して2年連続の最下位に沈んだ。得点数、失点数ともにリーグワーストだったことも踏まえてか、池谷孝監督は基礎を再徹底して巻き返しを狙っている。一方、2シーズン連続で「MOST IMPRESSIVE WE ACTION DAY」を受賞し、スタジアムグルメではリユース食器の利用を促進するなど、ピッチ外活動の評価は非常に高い。 【注目選手】 ●GK浅野菜摘 EL埼玉の正GKは日本女子代表の守護神としてもアジア競技大会で全試合に出場し、優勝に貢献。ビルドアップ能力と左足の好フィードを武器に、2019年11月以来となるなでしこジャパン招集も目指す。 ●FW祐村ひかる 果敢な飛び出しにシュートのレンジの広さで、貪欲にゴールを目指すサイドアタッカー。2年連続の3ゴールを今季は越えることができるか。 ●DF瀬野有希 昨季はサイドバックやウイングバックを主戦場に全試合に出場したが、キック力や競り合いの強さを買われ、今季は異例の最前線にコンバート。自らもゴールを奪い、得点にも複数絡むなど指揮官の期待に応えている。 ※昨季注目選手 MF吉田莉胡、MF瀬戸口梢、MF三浦桃 <span class="paragraph-subtitle">◆セレッソ大阪ヤンマーレディース(C大阪)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022シーズン(なでしこリーグ):4位/11勝3分け8敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw12.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF小山史乃観/©️WE LEAGUE<hr></div> 2021年はなでしこリーグで3位に入り、皇后杯でもベスト4進出。翌年もリーグを4位で終え、1月に就任した鳥居塚伸人監督のもと、今季からWEリーグに新規参入する。アジア競技大会優勝メンバーでもある脇阪麗奈(←I神戸)をはじめ、各WEリーグクラブへ散っていた多くの選手が復帰し、WEリーグカップでは3勝1分け1敗というAグループ2位の好成績。「究極の育成型クラブ」として、歴史的な1歩を踏み出している。 【注目選手】 ●MF小山史乃観 近年は左サイドでの起用が目立つが、もともとは最前線での点取り屋で、GKを除くすべてのポジションでプレー可能。型にとらわれず複数ポジションをこなすという、C大阪の育成方針を体現している。 ●FW矢形海優 マイ仙台で経験とゴールを積み上げ、今季から復帰。古巣相手に早くも恩返し弾を決めた。裏を狙うタイミングはピカ一で、自らの突破からも好機を演出する。 ●FW百濃実結香 サイドバックの経験を経て今季はここまで右サイドハーフが主戦場に。スピードに乗ったドリブルが武器で、年代別の日本女子代表やなでしこリーグベストイレブン選出経験も持つ。 ※昨季注目選手 なし 2023.11.11 11:35 Sat

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「悔しさが抜け切れていない」スクランブルで両ウイングバックを務めた守屋都弥、将来の海外挑戦を視野に意欲高く成長を誓う「意識して取り組みたい」

パリ・オリンピックを戦ったなでしこジャパンが5日に帰国。DF守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)が大会を振り返った。 守屋は当初はバックアップメンバーとして招集を受けていた中、大会のレギュレーションが変更となり、22人のメンバーが試合ごとに18名になるレギュレーションに。そんな中、初戦でDF清水梨紗が負傷離脱すると、右サイドバックとして抜擢された。 第2戦のブラジル女子代表戦は左ウイングバックでプレーすると、ナイジェリア女子代表戦、アメリカ女子代表戦は右ウイングバックとしてプレー。両サイドを支えるウインガーとしてチームに貢献した。 守屋はオリンピックを終え、「自分の打ったシュートだったり、相手の得点シーンが凄く飛行機の中でもよぎる感じでした。まだ、悔しさが抜け切れていないと思います」と現在の心境を語った。 世界を相手には2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも経験している中、「アメリカ戦の前半だったりは相手も疲れている部分がありましたが、突破をさせなかったり、守備でもできた部分は多かったです」と、プレーには一定の手応えも感じたようだ。 スクランブルにチームを支えた守屋。「自チームでも何回もスプリントしてクロスを上げることは持ち味なので、海外のチーム相手でも関係なく挑戦しようと思っていました。そこから得点やアシストはなかったので、そこが課題かなと思います」と、攻撃的にプレーしたいと考えていた通りのプレーはできたものの、数字に繋がらなかったことを悔やんだ。 なでしこジャパンは海外組が増えてきた中、守屋もその考えはあるとのこと。「海外にはいずれ行きたいと思っていますが、タイミングとかもありますし、オファーがあれば考えたいです」と、今はINAC神戸に集中しているという。 プレー強度の部分については「ナイジェリア戦では一発で抜かれたり、アメリカ戦も攻撃面のファーストタッチで食われる部分もあったので、自チームでやっていることとの差も感じました」とコメント。「自チームでも海外を意識して取り組んでいかないと、また海外でプレーした時にブランクも生まれてしまうので、これから意識しつつやって行きたいです」と、今後のチームではレベルを高くトレーニングしたいとのこと。「攻撃面でもっとドリブルで仕掛けることは挑戦したいです。出してもらってクロスということはできているので、そこから自分で切り込んであげるためにどうやるかということを自チームでもやりたいです」と、より攻撃面に磨きをかけたいと意気込んだ。 大会中に印象に残っているシーンについては、「(植木)理子に上げたクロスというのは、INACでもやっている持ち味でもあるので、あそこから得点が生まれたことはプラスかなと思います」と振り返り、ナイジェリア戦での田中美南のゴールに繋がったクロスをピックアップした。 次は3年後の女子W杯。守屋は「一旦は休もうかなとも思いますが、WEリーグも始まるので難しいところです」と語り、「取り敢えずは、WEリーグを盛り上げるために自分も頑張りたいですし、そこから代表に呼ばれたら目標を持ってやりたいです」とコメント。海外へこのオフも多くの選手がWEリーグから移籍し、INAC神戸もGK山下杏也加、FW田中美南となでしこでもチームメイトの2人はチームを去ることが決まっている。 「今までは(田中)美南さんだったり、(北川)ひかる、山さん(山下杏也加)だったりに頼っていて、そのままでは勝っていけないと思うので、自分が昨シーズンよりももう一歩、もう二歩成長したプレーをしないと、WEリーグ優勝、皇后杯、カップの優勝も遠いと思うので、自チームでも高めあって行きたいです」 「今までチームにプラスな言葉をかけてくれた美南さん、山さんがいなくなるということは、自分は苦手なんですがやっていかないといけないなと思います。まだINACに一度も合流していないですが、自分の役割を見つめ直して行きたいと思います」 意欲も十分な守屋。オリンピックでの悔しさを胸に、このまま精進して行きたいという。 「得点に絡めていなかったり、自分が決められるシーンもあったりしたので、ふとした時に絶対過ぎると思います。悔しさをバネにじゃないですが、W杯もずっと悔しさがあって、メダルを獲るまでやりきったと思うことはないと思うので、そこに向かってこれから頑張って行きたいです」 2024.08.06 06:25 Tue
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なでしこジャパンが中1日の戦いでコロンビアに6発快勝! 積極性見せていた松窪真心や緊急招集の18歳・眞城美春らが初ゴール【トレーニングマッチ】

8日、トレーニングマッチでなでしこジャパンとコロンビア女子代表が対戦した。 6日にヨドコウ桜スタジアムで対戦した両者。コロンビアが1つのチャンスを活かして先制するも、日本は試合最終盤にPKを獲得し1-1のドローに終わった。 中1日で行われた戦い。日本は11人全てを入れ替え、GKに大熊茜、DFは右から遠藤優、高橋はな、石川璃音、佐々木里緒と並び、ボランチに杉田妃和と初招集の眞城美春、2列目は右から植木理子、松窪真心、中島淑乃と並び、1トップに上野真実が入った。 試合は立ち上がりから日本が攻め込む展開に。2分、CKの流れから最後は高橋がボックス内右でシュートもサイドネットを揺らした。さらに3分には眞城もボール奪取から左足ミドルを放った。 5分には後方からのパスを繋ぐと、松窪がボックス手前からミドルシュート。枠に飛んだが、GKナタリア・ヒラルドがセーブする。 日本は積極的に攻撃を仕掛けていき、松窪や上野、佐々木とゴールを脅かすが、得点は奪えない。24分にも左サイドから崩し、最後はボックス内で松窪がシュートもGKがセーブした。 中盤でボールを奪えるものの、良い形で攻撃に行けない日本。36分には右サイドを上がった遠藤がクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ中嶋がダイレクトで合わせに行くが、ミートしない。 攻めあぐねる日本だったが、佐々木からのフィードをボックス内で植木が胸トラップ。シュートに行こうとするが、ジュナイラ・ロペスが倒してPK獲得。植木が落ち着いて左に決めて日本が先制する。 日本が1点をリードして前半を終えた中、ハーフタイムで中嶋と上野を下げて、籾木結花、清家貴子を投入。攻撃をより活性化していくこととなる。左に籾木、右に清家が入り、植木が1トップに入った。 すると後半早々の46分に日本がゴール。ボールを奪った清家が右サイドを仕掛けた清家が冷静に中を見てマイナスのパス。これを松窪がしっかりと蹴り込み追加点を奪う。 立ち上がりにゴールを奪った日本は49分にもチャンス。植木が持ち出して横パス。これは籾木には合わないものの、背後から走り込んだ松窪がボックス内からシュート。しかし、これはDFがブロックする。 すると50分にも日本が追加点。ダイレクトパスを繋ぐと、杉田、眞城、植木と繋ぎ、植木のパスを受けた籾木がボックス内左から角度のないところでニアを打ち抜き、追加点を奪う。 勢いに乗る日本は選手たちが連動し攻撃が活性化。57分には左サイドで相手を押し込んでボールを奪うと、仕掛けた松窪のグラウンダーのクロスを走り込んだ遠藤がダイレクトシュート。初ゴールでリードを4点に広げた。 さらに60分にはやや離れた位置の左サイドでFKを獲得すると、籾木が左足でクロス。ハイボールではなく低いボールを入れると、走り込んだ高橋がフリックしてゴールを奪った。 日本は72分に植木に代えて宮澤ひなたを入れた中、直後の73分に失点。右サイドからのクロスを繋ぐと、ダニエラ・カラカスがボックス中央でこぼれ球に詰め1点を返す。 コロンビアにほとんどチャンスを作らせていなかった中で、1つのチャンスで失点する日本。2日前と同じように少ないチャンスを生かされてしまった。 また、接触により清家が負傷しピッチを後に。失点した日本は78分に遠藤を下げて南萌華を投入。高橋を右サイドバックに配置し、南はセンターバックに入ることに。熊谷がアンカーに入り、杉田が右サイドに入った。 すると81分、その右サイドから崩すと宮澤がクロス。これをフリーで待っていた籾木がボックス内で左足ボレーを放つが、枠を捉えられない。 日本はその後も攻め込んだ中、90分に嬉しい追加点。初招集の眞城が右サイドからのクロスを受けると、ボックス内から相手DFの股を抜くシュートを決め、トレーニングマッチとはいえデビュー戦での嬉しいゴールとなった。 なでしこジャパン 6-1 コロンビア女子代表 【日本】 植木理子(前45+3)[PK] 松窪真心(後1) 籾木結花(後5) 遠藤優(後12) 高橋はな(後15) 眞城美春(後45) 【コロンビア】 ダニエラ・カラカス(後28) <h3>◆なでしこジャパンメンバー</h3> GK 大熊茜(INAC神戸レオネッサ) DF 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) →78分 南萌華(ローマ/イタリア) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) MF 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ) 眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 植木理子(ウェストハム/イングランド) →72分 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ) →63分 長野風花(リバプール/イングランド) 中島淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 籾木結花(レスター・シティ/イングランド) FW 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) →80分 熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】圧勝したなでしこジャパンの全6ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <h3>◆45+3分 植木理子[PK]</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/ongUq1R7dc">pic.twitter.com/ongUq1R7dc</a></p>&mdash; 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スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909508925323723231?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <h3>◆90分 眞城美春</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/H60Px4WCrq">pic.twitter.com/H60Px4WCrq</a></p>&mdash; スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) <a href="https://twitter.com/sportsbull_jp/status/1909516100473438356?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.08 16:56 Tue

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