「良い状態で決戦を迎えられる」敵地でのJ1昇格プレーオフに挑む仙台、森山佳郎監督は「強度、運動量、ハードワークにコミットした」チームに自信
2024.11.28 17:10 Thu
ベガルタ仙台の森山佳郎監督とMF郷家友太が、2024 J1昇格プレーオフへ向けて意気込みを語った。
「最終節にプレーオフの権利を勝ち得たので、本当ギリギリ滑り込みでしたが、戦えることを本当に嬉しく思います。準備期間は練習試合になかなか恵まれなかったんですが、トレーニングは集中も意欲も高く、良い状態で決戦を迎えられるかなと思います」
郷家もまた、「この3週間しっかり準備できたと思いますし、コンディションのところとかチームのやるべきことも整理できたので、敵地に乗り込んで思う存分チームで暴れたいと思います」と自信を示している。
「昨シーズン16位で、後半戦だけなら21位。かなり運動量と強度が落ちていました」と振り返った森山監督。そこから自身が就任した今シーズンは「『これじゃあ駄目だよね』というところで、強度、運動量、ハードワークにコミットし、みんなが練習からそれを追及してくれました。若い選手が力を伸ばして競争しながら、全員がチャンスがあると感じてモチベーション高くやってくれていたと思います」とし、チームの成長を誇った。
郷家自身も、成長については実感している模様。「去年の僕たちは走る、戦うと言ったところが見えない戦いばかりでした。今年、森山監督になってからキャンプで土台作りをしっかりしてもらって、1年間通して去年の課題を克服してきたつもりです。最後の2試合、まずは長崎戦で必ず勝つことにフォーカスして、やってきたことを出したいと思います」と自信をのぞかせている。
対戦相手は、今年J2リーグ3位の長崎。森山監督は「「前線の選手が全員強力で、単独では止められないですね。ビルドアップもスムーズで、後ろにも質の高い選手がいます。警戒しないといけないところが多過ぎて(笑)。だからこそあんまり考え過ぎず、ハードワークして戦って、我慢するところは我慢するという感じで戦いたいです」と警戒。下平隆宏監督については「質の高いチームを作ってきますし、素晴らしい監督さんだなとユースの時から思っていました。こういう大舞台で対戦できるのが楽しみだなと思っています」と敬意を示している。
今回試合会場となるのは、長崎の新たなホームスタジアムとして今年完成したPEACE STADIUM Connected by SoftBank。森山監督は「仙台のユアスタではサポーターのみなさんが相手を飲み込むような応援をしてくれます。そういったパワーが長崎さんの背中を押してくれるでしょう」としつつ、「僕らにも2000席ほど準備されていますし、その2000人の方が後押ししてくれると思います。仙台でもパブリックビューイングでたくさんの方に応援していただけるので、そのエネルギーをいただきながら戦いたい」と語り、サポーターの応援が力になると語った。
郷家もまた、サポーターへのコメントを求められ「長崎にたくさんのサポーターが来てくださるので、その人たちと必ず勝ちを仙台に持ち帰りたいです。本当に応援してくださる方も本気なので、その気持ちに何としても応えたいですし、勝つだけです」と意気込みを示している。
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12月1日、2024 J1昇格プレーオフ準決勝が2会場で開催。準決勝のカードは、V・ファーレン長崎(3位)vsベガルタ仙台(6位)、モンテディオ山形(4位)vsファジアーノ岡山(5位)となる。28日にはオンラインにて合同記者会見が開催。会見に出席した森山監督は、大一番に向けた意気込みを語った。郷家もまた、「この3週間しっかり準備できたと思いますし、コンディションのところとかチームのやるべきことも整理できたので、敵地に乗り込んで思う存分チームで暴れたいと思います」と自信を示している。
リーグ戦最終節から3週間後の開催となったことについて森山監督は、「サポーターのみなさんとの交流会とかはありましたが、4日間はトレーニングなしで頭も体もリフレッシュしてからのトレーニングスタートということで、メンバーは固めず競争しながら個々のレベルアップを図り、コンディションを整えました」とコメントしており、調整のため良い時期を過ごしたとしている。
「昨シーズン16位で、後半戦だけなら21位。かなり運動量と強度が落ちていました」と振り返った森山監督。そこから自身が就任した今シーズンは「『これじゃあ駄目だよね』というところで、強度、運動量、ハードワークにコミットし、みんなが練習からそれを追及してくれました。若い選手が力を伸ばして競争しながら、全員がチャンスがあると感じてモチベーション高くやってくれていたと思います」とし、チームの成長を誇った。
郷家自身も、成長については実感している模様。「去年の僕たちは走る、戦うと言ったところが見えない戦いばかりでした。今年、森山監督になってからキャンプで土台作りをしっかりしてもらって、1年間通して去年の課題を克服してきたつもりです。最後の2試合、まずは長崎戦で必ず勝つことにフォーカスして、やってきたことを出したいと思います」と自信をのぞかせている。
対戦相手は、今年J2リーグ3位の長崎。森山監督は「「前線の選手が全員強力で、単独では止められないですね。ビルドアップもスムーズで、後ろにも質の高い選手がいます。警戒しないといけないところが多過ぎて(笑)。だからこそあんまり考え過ぎず、ハードワークして戦って、我慢するところは我慢するという感じで戦いたいです」と警戒。下平隆宏監督については「質の高いチームを作ってきますし、素晴らしい監督さんだなとユースの時から思っていました。こういう大舞台で対戦できるのが楽しみだなと思っています」と敬意を示している。
今回試合会場となるのは、長崎の新たなホームスタジアムとして今年完成したPEACE STADIUM Connected by SoftBank。森山監督は「仙台のユアスタではサポーターのみなさんが相手を飲み込むような応援をしてくれます。そういったパワーが長崎さんの背中を押してくれるでしょう」としつつ、「僕らにも2000席ほど準備されていますし、その2000人の方が後押ししてくれると思います。仙台でもパブリックビューイングでたくさんの方に応援していただけるので、そのエネルギーをいただきながら戦いたい」と語り、サポーターの応援が力になると語った。
郷家もまた、サポーターへのコメントを求められ「長崎にたくさんのサポーターが来てくださるので、その人たちと必ず勝ちを仙台に持ち帰りたいです。本当に応援してくださる方も本気なので、その気持ちに何としても応えたいですし、勝つだけです」と意気込みを示している。
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▽ベガルタ仙台は2日、ECヴィトーリア(ブラジル)から期限付き移籍中のブラジル人FWラファエルソン(21)が完全移籍で加入することを発表した。 ▽ラファエルソンは今シーズンから仙台に期限付き移籍で加入しており、ここまでYBCルヴァンカップの1試合に出場している。 ▽完全移籍が決まったラファエルソンは、クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。 「引き続きベガルタ仙台の一員としてプレーできることとなり、とてもうれしく思います。また、ケガで苦しんでいる時にサポートしてくれた選手、スタッフに感謝しています。ベガルタ仙台のさらなるレベルアップに貢献し、チーム一丸となってサポーターのみなさんに多くの喜びを届けることができるように、日々全力でがんばります。これからも応援よろしくお願いいたします」 2018.08.02 15:14 Thu4
「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかり」 J1昇格POで下克上叶わずの仙台が声明
ベガルタ仙台がJ1昇格叶わずを受けて声明を出した。 3~6位のクラブで争うJ1昇格プレーオフに6位で進み、下克上での4季ぶりJ1復帰を狙った仙台。V・ファーレン長崎との準決勝こそ突破したものの、7日の決勝でファジアーノ岡山に0-2で敗れ、J1復帰を逃した。 今季の全日程を報告したクラブは振り返りとともに、感謝の言葉を紡ぐ。 「2024シーズンは新しい30年に向けた土台の作り替え、育成と目の前の勝負にも喰らいつくことを目標に戦いました。選手たち、森山監督、そしてコーチ、スタッフは情熱の炎を燃やし続け、プレーオフ進出を勝ち取り、J1への帰還にあと一歩まで迫りましたが手に入れることはできませんでした」 「ベガルタ仙台にはレギュラーシーズンからホーム、アウェー問わず多くのみなさまが応援に駆けつけてくれます。そしてプレーオフ準決勝の長崎、決勝の岡山。我々のホームタウン仙台、宮城からは決して近くない場所でしたが本当に多くの、驚くほどのファン、サポーターに駆けつけていただきました。来場がかなわなかった方々もパブリックビューイングをはじめ、それぞれの場所から応援いただきました。みなさまの熱い思いは確かに届きました。ありがとうございます」 「そしてクラブ設立30年、新しい30年に向けたチャレンジのシーズンを手厚くご支援いただいた多くのパートナーのみなさま、ステークホルダーのみなさまに感謝申し上げます。また、日々クラブを報道いただくみなさまにも感謝申し上げます。特にプレーオフ進出以降の仙台、宮城の盛り上がり、雰囲気の醸成はメディアのみなさまの力添えがなければ実現しませんでした。クラブに関わっていただいた全てのみなさまの応援、ご声援、ご支援に心から感謝申し上げます」 そして、来季にも目をやり、J1昇格、その先の定着も見据え、しっかりとしたチーム作りを誓った。 「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかりです。我々は育成と目の前の勝負にも喰らいつくことをやめません。J1で安定して戦い続けられる足腰の強いクラブ、地域に愛され、必要とされ、子どもたちの目標となるクラブを目指すこと、そしていつの時代も、どこかの誰かの希望の光になれる、なり続けられるベガルタを目指してこれから我々は戦ってまいります。これからも共に歩んでください」 2024.12.07 19:40 Sat5