インテルが今季も鉄板の“中盤3枚”…ジエリンスキが未だ公式戦出場なし、2年目フラッテージはこのまま牙城崩せぬなら…

2024.09.03 21:35 Tue
今季インテル入りのピオトル・ジエリンスキ
Getty Images
今季インテル入りのピオトル・ジエリンスキ
鉄板の“中盤3枚”を誇るインテル。とりわけインサイドハーフはセリエA屈指の実力者がベンチスタートを余儀なくされる。

王者インテルの中盤といえば、MFハカン・チャルハノールをアンカーに、インサイドハーフにMFニコロ・バレッラとMFヘンリク・ムヒタリアンを並べた3枚が昨季から鉄板。

バレッラは脂が乗り切った27歳のボックス・トゥ・ボックスで、ムヒタリアンは35歳も昨季怪我ゼロという鉄人。チャルハノールを含めた3枚で、今季も開幕3試合とも先発出場する。
昨季加入したMFダビデ・フラッテージはセリエA有数のインサイドハーフだが、バレッラ&ムヒタリアンの牙城を崩せず完全サブ。昨季の出場42試合中、先発は11試合にとどまり、今季も開幕3試合全てが途中出場だ。

今季はそこへ、ナポリからMFピオトル・ジエリンスキが加入。こちらは間違いなくセリエA屈指のインサイドハーフであり、全クラブキャリアをカルチョで過ごす実績も十分の30歳だ。
ただ、ジエリンスキは怪我で第1節を欠場し、第2節からベンチ入りも、インサイドハーフの交代策としてフラッテージが優先され、公式戦デビューが代表ウィーク明けまでお預けに。

イタリア『カルチョメルカート』によると、フラッテージは今季もバレッラ&ムヒタリアンの牙城を崩せないようなら、来夏の売却話が進む可能性を排除できず。

それゆえ決意十分に今季へ臨んでいるとされ、去就への懸念があると仮定するなら、定位置確保を念頭に、ジエリンスキに“インサイドハーフ3番手”を譲るのは「もってのほか」。

今月中旬からはフォーマット変更で試合数の増えたチャンピオンズリーグ(CL)が始まることもあり、フラッテージもジエリンスキも先発機会が一切ない、とは考えにくい。

ただ、現状シモーネ・インザーギ監督によるインサイドハーフの1stチョイスは、明らかにバレッラ&ムヒタリアン。

今季もインテルの中盤、とりわけインサイドハーフは層が厚い。

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アルナウトビッチ&アスラニ弾でウディネーゼを下したインテルがベスト8進出!【コッパ・イタリア】

インテルは19日、コッパ・イタリアのラウンド16でウディネーゼとホームで対戦し2-0で勝利した。 今ラウンドからの参戦となったインテルは、圧勝した3日前のラツィオ戦からビセックとバストーニ以外の先発メンバー9人を変更。アルナウトビッチとタレミを2トップに据えた[3-5-2]の布陣で試合に臨んだ。 試合は開始早々の6分にインテルがチャンスを迎える。アスラニの鋭いロングパスでDFの裏に抜け出したアルナウトビッチがボックス右から侵入。カットインから放たれたシュートがブロックに入ったDFカバセレの右腕に当たると、主審はPKを宣告。しかし、オンフィールドレビューの末に判定が覆り、PKは取り消された。 先制のチャンスを逃すも前半の主導権を握ったインテルは30分、エケレカンプのバックパスを敵陣中盤でカットしたタレミがショートカウンターを仕掛けると、ラストパスをアルナウトビッチがゴール右隅にシュートを流し込んだ。 先制したインテルは、前半終了間際の追加タイム2分にもアスラニの右CKが誰にも触れられずゴール前でバウンドすると、このボールがそのままネットに吸い込まれた。 迎えた後半は、立ち上がりから膠着状態が続くと、インテルは63分にアルナウトビッチ、アスラニ、バストーニを下げてラウタロ・マルティネス、チャルハノール、ダンフリースを投入。すると77分、相手のスルーパスを最終ラインのDFビセックが弾き返すと、ラウタロ・マルティネス繋いだボールに反応したタレミがボックス内まで持ち上がりシュート。しかし、これは右ポストに弾かれた。 結局、最後までスコアは動かず。2-0で勝利したインテルが2大会ぶりのベスト8進出を決めた。 インテル 2-0 ウディネーゼ 【インテル】 マルコ・アルナウトビッチ(前30) クリスティアン・アスラニ(前47) 2024.12.20 07:45 Fri

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