ニコラス・ゴンサレスの公式戦連発弾でユベントスがモンツァに競り勝ち5戦ぶり白星【セリエA】

2024.12.23 06:41 Mon
Getty Images
ユベントスは22日、セリエA第17節でモンツァとのアウェイ戦に臨み、2-1で競り勝った。

前節、最下位ヴェネツィアにホームで辛くも引き分けるのが精一杯だった4戦連続ドロー中の6位ユベントス(勝ち点28)は、5日前に行われたコッパ・イタリアではカリアリに4発快勝とした。そのカリアリ戦のスタメンから2選手を変更。ケフラン・テュラムとバングーラに代えてニコラス・ゴンサレスとガッティを起用した。

19位モンツァ(勝ち点10)に対し、ニコラス・ゴンサレスをトップ下、コープマイネルスをカリアリ戦に続きボランチ起用としたユベントスが押し込む立ち上がりとなった中、13分にCKからニコラス・ゴンサレスがヘディングシュートでゴールに迫ると、直後のCKから先制点。
コープマイネルスの右CKをマッケニーがボレーで合わせた。しかし22分に同点とされる。サイド攻撃からビリンデッリにボレーを決められた。

同点とされて以降もユベントスが敵陣でのプレーを続けると、39分に勝ち越し弾。サイド攻撃で揺さぶった流れからロカテッリの落としたボールをゴール前のニコラス・ゴンサレスが蹴り込んだ。
ニコラス・ゴンサレスの公式戦連発弾で2-1として迎えた後半、開始3分にユルドゥズがGK強襲のシュートを放ったユベントスが引き続き押し込む流れで推移する。

モンツァの反撃を許さず試合を進めるユベントスは64分、ニコラス・ゴンサレスに代えて負傷明けのカンビアーゾを投入。重心を下げると、後半半ば以降はモンツァに押し込まれる展開となったものの、2-1で逃げ切り。引き分け地獄から抜け出し、5戦ぶりの勝利を挙げている。

モンツァ 1-2 ユベントス
【モンツァ】
サムエレ・ビリンデッリ(前22)
【ユベントス】
ウェストン・マッケニー(前14)
ニコラス・ゴンサレス(前39)

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ディバラのスパーズ行きが急浮上! 約83億円でクラブ間合意に

ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed
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イタリア代表が選手入れ替え、ロカテッリが8カ月ぶりにに復帰! かつてスパレッティ監督が批判も現在は改善「上手くやっている」【UEFAネーションズリーグ】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は11日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むイタリア代表メンバーの変更を発表した。 8日に発表していた23名から、MFサムエレ・リッチ(トリノ)が離脱した。リッチは9日に行われたセリエA第12節のユベントスとのトリノダービーで先発出場したものの、64分に負傷交代していた。 なお、追加招集はMFマヌエル・ロカテッリ(ユベントス)に決定。ロカテッリは今年3月の活動を最後にイタリア代表に招集されておらず、ユーロ2024もメンバー入りしていなかった。 イタリア代表を指揮するルチアーノ・スパレッティ監督は「彼を回復させるのは非常に困難だっただろう。我々はクラブとこの関係を始めた。もし選手がケガをするリスクがあるなら、我々は彼を連れてくるつもりはない」と、負傷の状況を鑑み、リスクを取らない決断をしたとした。 また、8カ月ぶりの復帰となったロカテッリについては「私は彼に何かが欠けていると批判し、彼を欧州選手権に連れて行かなかった。今、私は彼がそれをしているのを見ており、私はマヌエルに対して何も反対しない。ミッドフィールダーとして彼とロベラは非常にうまくやっているので、彼らにプレーさせて自信を持ってプレーしてもらおう」と、自身が批判していた部分が解消されていると明かした。 イタリアはここまで4試合を戦い3勝1分け。リーグA・グループ2で首位に立っている中、14日にアウェイでベルギー代表と、17日にホームでフランス代表と対戦する。 2024.11.12 13:55 Tue

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