インテルが2点差をひっくり返して最下位モンツァに逆転勝利、首位堅守でフェイエノールトとの2ndレグへ【セリエA】
2025.03.09 07:58 Sun
インテルは8日、セリエA第28節でモンツァをホームに迎え、3-2で逆転勝利した。
すると32分に失点。モタのダイレクトヒールパスを受けたビリンデッリにボックス右へ侵入されてシュートを決められた。
追う展開となったインテルは44分、まさかの2失点目。ケイタ・バルデに見事なカットインシュートを蹴り込まれた。
迎えた後半、圧力を強めるインテルは64分に同点弾。サイド攻撃で揺さぶった流れからビセックの落としをペナルティアーク中央のチャルハノールが見事なハーフボレーで沈めた。
その後、テュラムを投入したインテルは77分に逆転弾。カルロス・アウグストの左クロスがラウタロと競り合っていたキリアコプーロスに当たってわずかにゴールラインを割った。
逆転したインテルは83分、テュラムのシュートがポストに直撃する決定機があった中、3-2で逆転勝利。首位を堅守し、フェイエノールトとのリターンマッチを迎えることになった。
インテル 3-2 モンツァ
【インテル】
マルコ・アルナウトビッチ(前46)
ハカン・チャルハノール(後19)
OG(後33)
【モンツァ】
サムエレ・ビリンデッリ(前32)
ケイタ・バルデ(前44)
PR
前節ナポリとの天王山を引き分けたものの、首位をキープしたインテル(勝ち点58)は、3日前のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦を2-0で先勝。3日後には再戦を控える中、3選手のみを変更。テュラム、ジエリンスキ、アスラニに代えてアルナウトビッチ、チャルハノール、ムヒタリアンを起用した。最下位モンツァ(勝ち点14)に対し、押し込む展開としたインテルは24分に先制しかける。CKの流れからラウタロがヘディングシュート。これはGKにセーブされるもルーズボールを蹴り込んだ。しかしVARが入ってハンドを取られノーゴールに。追う展開となったインテルは44分、まさかの2失点目。ケイタ・バルデに見事なカットインシュートを蹴り込まれた。
それでも追加タイム1分、すかさずインテルが1点差とする。ムヒタリアンのフィードをダンフリースがヘッドで折り返し、ゴール前のアルナウトビッチがダイビングヘッドで合わせた。
迎えた後半、圧力を強めるインテルは64分に同点弾。サイド攻撃で揺さぶった流れからビセックの落としをペナルティアーク中央のチャルハノールが見事なハーフボレーで沈めた。
その後、テュラムを投入したインテルは77分に逆転弾。カルロス・アウグストの左クロスがラウタロと競り合っていたキリアコプーロスに当たってわずかにゴールラインを割った。
逆転したインテルは83分、テュラムのシュートがポストに直撃する決定機があった中、3-2で逆転勝利。首位を堅守し、フェイエノールトとのリターンマッチを迎えることになった。
インテル 3-2 モンツァ
【インテル】
マルコ・アルナウトビッチ(前46)
ハカン・チャルハノール(後19)
OG(後33)
【モンツァ】
サムエレ・ビリンデッリ(前32)
ケイタ・バルデ(前44)
PR
ハカン・チャルハノールの関連記事
インテルの関連記事
記事をさがす
|
ハカン・チャルハノールの人気記事ランキング
1
インテルが2点差をひっくり返して最下位モンツァに逆転勝利、首位堅守でフェイエノールトとの2ndレグへ【セリエA】
インテルは8日、セリエA第28節でモンツァをホームに迎え、3-2で逆転勝利した。 前節ナポリとの天王山を引き分けたものの、首位をキープしたインテル(勝ち点58)は、3日前のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦を2-0で先勝。3日後には再戦を控える中、3選手のみを変更。テュラム、ジエリンスキ、アスラニに代えてアルナウトビッチ、チャルハノール、ムヒタリアンを起用した。 最下位モンツァ(勝ち点14)に対し、押し込む展開としたインテルは24分に先制しかける。CKの流れからラウタロがヘディングシュート。これはGKにセーブされるもルーズボールを蹴り込んだ。しかしVARが入ってハンドを取られノーゴールに。 すると32分に失点。モタのダイレクトヒールパスを受けたビリンデッリにボックス右へ侵入されてシュートを決められた。 追う展開となったインテルは44分、まさかの2失点目。ケイタ・バルデに見事なカットインシュートを蹴り込まれた。 それでも追加タイム1分、すかさずインテルが1点差とする。ムヒタリアンのフィードをダンフリースがヘッドで折り返し、ゴール前のアルナウトビッチがダイビングヘッドで合わせた。 迎えた後半、圧力を強めるインテルは64分に同点弾。サイド攻撃で揺さぶった流れからビセックの落としをペナルティアーク中央のチャルハノールが見事なハーフボレーで沈めた。 その後、テュラムを投入したインテルは77分に逆転弾。カルロス・アウグストの左クロスがラウタロと競り合っていたキリアコプーロスに当たってわずかにゴールラインを割った。 逆転したインテルは83分、テュラムのシュートがポストに直撃する決定機があった中、3-2で逆転勝利。首位を堅守し、フェイエノールトとのリターンマッチを迎えることになった。 インテル 3-2 モンツァ 【インテル】 マルコ・アルナウトビッチ(前46) ハカン・チャルハノール(後19) OG(後33) 【モンツァ】 サムエレ・ビリンデッリ(前32) ケイタ・バルデ(前44) 2025.03.09 07:58 Sun2
最下位モンツァに逆転勝利のインテル、S・インザーギ監督はCL狭間の難しさを強調「ドイツ勢は全て苦戦していた」
インテルのシモーネ・インザーギ監督が8日にホームで行われ、3-2で逆転勝利したセリエA第28節モンツァ戦を振り返った。 前節ナポリとの天王山を引き分けで終え首位をキープしたインテルは、3日前のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦を2-0で先勝。3日後には再戦を控える中、最下位モンツァ相手に3選手のみを変更して臨んだ。 しかし前半のうちに2失点する展開に。それでも追加タイムにFWマルコ・アルナウトビッチが1点差とするゴールを決めて試合を折り返すと、後半の64分にMFハカン・チャルハノールの見事なボレーで同点とした。 そして78分、DFカルロス・アウグストのクロスボールがオウンゴールを誘って逆転勝利とした。最下位に沈むモンツァではあるものの苦しめられたことをS・インザーギ監督は認めた。 「モンツァはサン・シーロで素晴らしいプレーをしたから彼らを祝福しなければならない。一方で逆転した我々の選手たちも祝福したい。守備のしっかりしたチームを相手に簡単ではなかったが、今日はシュート数が今季最多だったし、冷静さを保てていたと思う。私の頭の中にある唯一の考えは全ての試合に対して敬意を表してファンを喜ばせること。それは簡単ではないが、選手たちは素晴らしい精神力を持っている。1試合ずつ頑張り、数日後のフェイエノールト戦に戻ってくるよ」 また、CLフェイエノールト戦の狭間で難しい試合だったことにも触れている。 「CLの試合後に戦うのは簡単ではない。今日、CLを戦ったドイツ勢が全て苦戦しているのを見た。それでも72時間後に重要な再戦があり、その後にアタランタ戦がある。我々は前進し続ける必要がある」 2025.03.09 11:45 Sun3
トスンの劇的弾でチェコを下したトルコが2位でGS突破!【ユーロ2024】
ユーロ2024グループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表が26日に行われ、1-2でトルコが勝利した。 ここまで1分け1敗で3位のチェコは、ドローに終わった前節のジョージア代表戦のスタメンからシックとチェルニーをバラクとヒティルに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にヒティル、2シャドーにフロジェクとバラクを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、引き分け以上で決勝トーナメント進出の決まる2位トルコは、直近のポルトガル代表戦からスタメンを7人と大幅に変更。アクトゥルコールやアイハン、GKバユンドゥルらに代えてギュレルやエズジャン、GKギュノクをスタメンで起用した。 奇跡の逆転突破へ勝利が絶対条件となるチェコが積極的に攻め込むと、17分にチャンス。右サイドからロングスローをソウチェクがフリックし、最後はゴール前に抜け出したフラナーチがヘディングシュートで合わせたが、これは枠に上に外れた。 その後も主導権を握ろうと奮闘するチェコだったが、20分にアクシデント。中盤で相手選手2人に挟まれながらもボールを繋ごうとしたバラクの伸ばした足がエズジャンの右足を踏みつけてしまうと、2枚目のイエローカードで退場処分となった。 前半半ば以降は膠着状態が続いたが、前半終了間際にチェコが決定機を迎える。45分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったギュノクのラストパスをボックス左まで駆け上がったユラセクがダイレクトシュート。しかし、これは飛び出したGKギュノクのファインセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、数的優位のトルコはエズジャンを下げてアイハンを投入。すると51分、右サイドを突破したユルマズの折り返しからユルドゥズが決定機を迎えたが、シュートはGKスタニェクの好セーブ。 さらに相手DFの中途半端なクリアから波状攻撃を仕掛けると、ボックス手前のユクセクがミドルシュート。これは相手のブロックに阻まれたが、再びボールを拾ったユクセクがボックス左へラストパスを供給すると、チャノハノールが右サイドネットへダイレクトシュートを突き刺した。 待望の先制弾でここから一気にトルコのペースになると思われたが、次にスコアを動かしたのはチェコだった。66分、右サイドからのロングスローをボックス内のソウチェクが頭で繋ぐと、高く浮いたボールをゴール前でホリーがGKと競り合うと、GKギュノクがボールをファンブル。これを拾ったホリーのシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球をソウチェクがゴールに押し込んだ。 このまま試合終了かと思われたが、トルコは試合終了間際に勝ち越す。94分、ドリブルで持ち上がったアクトゥルコールのパスを受けたトスンがボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜くと、これがゴール右に突き刺さった。 結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。試合終了後には小競り合いからチェコのホリーにレッドカードが出されるなど後味の悪い終幕となったものの、勝利したトルコは2位で決勝トーナメント進出を決めた。 チェコ 1-2 トルコ 【チェコ】 トマシュ・ソウチェク(後21) 【トルコ】 ハカン・チャルハノール(後6) ジェンク・トスン(後49) 2024.06.27 06:10 Thu4
コッパ・イタリア準決勝進出のインテル、S・インザーギ監督はアルナウトビッチの衝撃弾が狙い通りとニヤリ
インテルのシモーネ・インザーギ監督が25日に行われ、2-0で勝利したコッパ・イタリア準々決勝ラツィオ戦を振り返った。 週末にナポリとの頂上決戦を控えるインテルは主力をベンチスタートとした中、ラツィオのカウンターに苦戦するも、前半終盤の39分にCKの流れからFWマルコ・アルナウトビッチの見事なボレー弾で先制。 そして後半のラツィオの反撃をいなすと、75分にPKを獲得し、これをMFハカン・チャルハノールが決めて勝利した。 インザーギ監督は苦戦を認めつつ、勝ち上がったチームを称えた。 「我々は非常に質が高く、よく組織され、才能ある選手を擁するチームを相手に素晴らしい試合をした。前半は苦戦したが、均衡を破ることができた。後半ははるかに良いパフォーマンスができた。ベストの状態ではない選手も居たが、彼らは手を抜くことがなかった。このチームの監督であることを誇りに思うよ」 また、見事なボレーで先制点を挙げたアルナウトビッチのゴールシーンについては以下のように答えた。 「今朝はセットプレーの練習をしていた。ラツィオがボックス内に背の高い選手を配置してくるのはわかっていたからアルナウトビッチはボックスの外に出しておいた。彼のシュート能力はわかっていることだった」 一方でこの試合では先発したDFマッテオ・ダルミアンが右ハムストリングを痛めて負傷交代するアクシデントに見舞われた。 「サイドでケガ人が多発している。本当に緊急事態だが、前進し続けなければならない。今日は今後20日間で6試合をこなさなければならない最初の試合だ。これから何が起こるかはわかっている」 インテルではMFニコラ・ザレフスキとDFカルロス・アウグストが負傷中。サイドの人材が手薄となっている中、ナポリ戦後にはチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・ラウンド16でフェイエノールトと対戦する。 2025.02.26 08:45 Wed5
アルナウトビッチの衝撃弾でインテルがラツィオ撃破、準決勝ではミランとのダービーに【コッパ・イタリア】
コッパ・イタリア準々決勝、インテルvsラツィオが25日に行われ、2-0でインテルが勝利した。 ラウンド16でウディネーゼを下したインテルと、ナポリを下したラツィオによる準決勝進出を懸けた一発勝負。 セリエAで首位に浮上したインテルは1-0で辛勝した3日前のジェノア戦のスタメンから7選手を変更。ラウタロ・マルティネスやバレッラ、バストーニら主力をベンチスタートとし、2トップはタレミとアルナウトビッチが組んだ。 一方、ラツィオはゴールレスドローに終わったヴェネツィア戦のスタメンから5選手を変更。マリオ・ヒラやヌーノ・タヴァレス、マルシッチらバックラインの主力がベンチスタートとなった。 インテルがボールを持つ展開となった中、フラットな[4-4-2]で構え、鋭い攻守の切り替えを見せるラツィオが18分に好機。イサクセンが持ち上がってボックス左まで侵入、シュートに持ち込んだがわずかに枠を外れた。 その後、ダルミアンが右ハムストリングを痛めてプレー続行不可能となりダンフリースを投入したインテルがシュートに持ち込めず流れを掴めない状況が続いていたが、39分にスーパーゴールで先制する。 CKの流れから浮き球のルーズボールをボックス手前のアルナウトビッチが左足でボレー。見事に捉えた強烈な一撃がゴールに突き刺さった。 衝撃の一発で試合を動かしたインテルに対し迎えた後半、前がかるラツィオは53分に好機。ディアのスルーパスを受けたイサクセンがゴールエリア右まで持ち上がって右足でシュート。しかしGKマルティネスにセーブされた。 さらに59分、ザッカーニのボレーで牽制したラツィオがノスリン、ペドロ、ヌーノ・タヴァレスの3枚を投入した中、対するインテルもホアキン・コレア、チャルハノール、バストーニの3枚を投入。 すると75分、ボックス左に侵入したコレアがジゴに倒されてPKを獲得。これをチャルハノールが決めてインテルが大きな追加点を得た。 厳しくなったラツィオは81分、ペドロのミドルシュートがDFにディフレクトしてバーに直撃する不運もあった中、0-2のまま敗戦。勝利したインテルは準決勝でミランとのダービーを戦うことになった。 インテル 2-0 ラツィオ 【インテル】 マルコ・アルナウトビッチ(前39) ハカン・チャルハノール(後32)【PK】 2025.02.26 06:57 Wedインテルの人気記事ランキング
1
テュラム&ラウタロ揃い踏みのインテルが敵地で先勝! 上田綺世が途中出場のフェイエノールトはファン・ペルシ新体制初黒星…【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグ、フェイエノールトvsインテルが5日にデ・カイプで行われ、アウェイのインテルが0-2で先勝した。なお、フェイエノールトのFW上田綺世は59分から途中出場した。 プレーオフで格上ミランを破ってベスト16進出を果たしたフェイエノールト。ただ、ファン・ペルシ新監督の初陣となった直近のリーグ戦ではNECナイメヘンに0-0で引き分けて4位後退となった。新体制初勝利を目指した今回の一戦では負傷明けの上田がベンチスタートとなった。 一方、インテルはリーグフェーズを4位フィニッシュ。国内ではコッパ・イタリア4強進出にセリエA首位と好調を維持。直近のナポリ戦では土壇場の失点で勝ち点3を取りこぼすも、敵地での天王山で最低限の勝ち点1を持ち帰った。インザーギ監督はその試合から先発4人を変更。負傷でベンチ外のディマルコに加え、ベンチスタートのビセック、チャルハノール、ムヒタリアンに代わってパヴァール、デ・フライ、ジエリンスキ、アスラニを起用した。 試合は立ち上がりから拮抗した展開に。ボール保持、球際の攻防を含めてイーブンの攻防をみせるなか、インテルはカウンターを主体にラウタロ・マルティネスの2トップを起点に攻め手を窺う。これに対してフェイエノールトは後方からボールを動かしながら、左サイドに入ったオスマンのドリブル突破によって幾度か局面の打開を図った。 前半半ばを過ぎても中盤での潰し合いが目立つクローズな状況が続く。32分には左で押し込んだホームチームがモデルのミドルシュートで枠内シュートを記録するが、ここはGKマルティネスが難なくキャッチした。 対するインテルも35分にはパヴァールの右クロスを攻撃参加したアチェルビがボックス左でボレーシュートを狙うが、これはGKヴェレンロイターの守備範囲。だが、直後の38分に右サイドで背後を取ったダンフリースからのマイナスパスに反応したバレッラの右足ワンタッチクロスがゴール前に送り込まれると、ファーのテュラムが右足アウトで合わせる技ありのフィニッシュで先制点を奪った。 その後、ラウタロのミドルシュートやアスラニの直接FKはGKヴェレンロイターの好守に阻まれて追加点奪取ならずも、アウェイのインテルが地力を示す形で前半を終えた。 互いに選手交代なしで臨んだ後半もインテルが先手を奪う。50分、左サイド深くに侵攻したバストーニからの折り返しを中央で受けたジエリンスキがダイレクトシュート。これはDFのシュートブロックに遭うが、撥ね返りをボックス右のラウタロに繋ぐと、背番号10がニア上へ強烈な右足シュートを突き刺した。 出ばなをくじかれたフェイエノールトは失点直後にオスマンの左サイドでの突破からのクロスをボックス中央のモデルがワンタッチシュートで合わすが、これは惜しくもクロスバーを叩く。59分にはカランサを下げて上田を最前線に投入した。 ただ、上田の投入直後にフェイエノールトはボックス内でDFミッチェルがテュラムを倒してしまい、オンフィールド・レビューの末に痛恨のPK献上。これを決められると、2ndレグへより厳しい状況だったが、キッカーのジエリンスキが左を狙って蹴ったシュートはGKヴェレンロイターが完璧な読みでストップ。望みを繋いだ。 守護神のビッグプレーの直後には上田に見せ場。70分、オープンスペースに抜け出した背番号9はボックス手前でDFデ・フライに一対一で仕掛けるが、右への運びで抜きかかった際に交錯したが、PK獲得には至らず。 インテルは70分を過ぎてテュラムに続いてバレッラ、ラウタロら主力を下げてフラッテージやアルナウトビッチらフレッシュな選手を投入。プレータイムのコントロールとともに全体の強度を維持。3点目に迫る場面こそ作れないが、安定したゲーム運びで主導権を渡さない。 なんとか1点でも返したいフェイエノールトだったが、上田を含めて相手の老獪な守備に最後まで封じ込まれて試合はこのままタイムアップ。この結果、ファン・ペルシ新体制のフェイエノールトに初黒星を与えたインテルが敵地で先勝。来週にホームで行われるリターンレグへ大きなアドバンテージを手にした。 フェイエノールト 0-2 インテル 【インテル】 マルクス・テュラム(前38) ラウタロ・マルティネス(後5) 2025.03.06 04:42 Thu2
【CLラウンド16・1stレグ・プレビュー②】国内リーグで首位を快走するPSGとリバプールが激突、ブンデス頂上決戦再演も
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグの残り4試合が5日に行われる。ここでは2日目の4試合の展望を紹介していく。 ◆CLラウンド16・1stレグ② ▽3/5(水) 《26:45》 フェイエノールトvsインテル 《29:00》 パリ・サンジェルマンvsリバプール バイエルンvsレバークーゼン ベンフィカvsバルセロナ ◆国内リーグで首位を快走する両雄の激突《パリ・サンジェルマンvsリバプール》 プレーオフでブレストとの同国対決を2戦合計10発で圧勝してラウンド16に勝ち上がったPSGと、リーグフェーズ首位通過のリバプールによる大注目試合。 リーグ・アンで2位マルセイユに13ポイント差を付けて首位を快走するPSGは現在公式戦10連勝中と絶好調。直近のリール戦では前半の4発で試合を決めてしまうなど、充実ぶりが際立っている。とりわけセンターフォワード起用のFWデンベレが躍動しており、FWムバッペが去った現在のPSGを牽引している。ルイス・エンリケ監督の下、ハードワークが徹底された中で個が生かされているフランス王者がリバプール相手にどんな試合を見せるか注目だ。 一方、リバプールもプレミアリーグで2位アーセナルに13ポイント差を付けての首位を快走とチーム状態は良好。FAカップ敗退により1週間の調整期間が得られたこともPSG戦に向けてはプラスに働きそうだ。プレミアリーグ優勝をほぼ手中に収めている中、リバプールとしてはCL優勝を照準に入れたいところ。現在の欧州でリバプールと並ぶ好調さを誇るPSG相手にリーグフェーズ首位通過の格を見せ付けられるか。クローザーの役割を全うしているMF遠藤航の終盤での活躍にも注目だ。 ◆ブンデス頂上決戦がCLで再演《バイエルンvsレバークーゼン》 プレーオフでセルティックに競り勝ってラウンド16進出を果たしたバイエルンと、リーグフェーズ6位通過のレバークーゼンによるCLでは初となる対決。 先月15日にブンデスリーガで頂上決戦を戦った両チームはバイエルンが劣勢ながらゴールレスドローに持ち込み、首位の座を堅守した。現在、2位レバークーゼンとは8ポイント差とブンデスリーガでアドバンテージを取っているバイエルンだが、今季3戦で2分け1敗のレバークーゼン相手にDFBポカールで敗れたリベンジを果たせるか。直近のシュツットガルト戦を負傷欠場したMFキミッヒが先発予想でベストメンバーで臨む。DF伊藤洋輝はベンチスタート予想だ。 一方、バイエルンの好調さが持続しブンデスリーガ連覇が厳しい情勢となっているレバークーゼンとしてはCLでバイエルンを敗退に追い込み、不協和音を引き起こしてシーズン最終盤を迎えたいところ。シャビ・アロンソ監督就任後6戦無敗の相性の良さもある中、先月の頂上決戦では引き分けに持ち込まれた悔しさを晴らせるか。 ◆リーグフェーズでは計9発、打ち合い必至か《ベンフィカvsバルセロナ》 リーグフェーズ第7節で計9発の打ち合いを演じた両チームの再戦。1-3から5-4の大逆転勝利を収めたバルセロナは、リーグフェーズを2位で通過。このベンフィカ戦辺りから復調したバルセロナは現在ラ・リーガで6連勝とし、首位に立った。直近のレアル・ソシエダ戦では余裕の試合運びで選手を温存しつつ4-0で快勝。プレーオフでモナコに競り勝ってラウンド16進出としたベンフィカ相手に万全の状態で臨む。 ◆ミランに続きインテル撃破狙う《フェイエノールトvsインテル》 プレーオフでミランを下す下克上を起こしてラウンド16に進出したフェイエノールトと、リーグフェーズ4位と安定感ある戦いぶりが際立つインテルの一戦。 セリエAで首位に立つインテルは直近のナポリとの首位攻防戦では守勢の中、追いつかれる形で引き分けた。ビッグマッチで結果が出ていない今季のインテルだが、敵地での試合であることを考慮すれば悪くないナポリ戦の結果となった。ただ、その試合で直接FK弾を決めたDFディマルコが新たに負傷者リスト入りし、左サイドを務められる人材が総倒れに。S・インザーギ監督は本職センターバックのDFバストーニかDFアチェルビを起用する考えを示唆したが、ミランに続きインテル撃破を狙うフェイエノールトとの敵地での1stレグをうまく乗り切れるか。 ◆CLラウンド16・1stレグ結果 ▽3/4(火) クラブ・ブルージュ 1-3 アストン・ビラ レアル・マドリー 2-1 アトレティコ・マドリー PSV 1-7 アーセナル ドルトムント 1-1 リール 2025.03.05 18:00 Wed3
敵地で危なげなく先勝のインテル…「我々は堅実にプレーし、非常に良いプレーをした」指揮官インザーギも評価
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、敵地で先勝に成功したフェイエノールト戦のパフォーマンスに満足感を示した。 インテルは5日、デ・カイプで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでフェイエノールトと対戦し、2-0で勝利した。 リーグフェーズを4位フィニッシュし、ラウンド16ストレートインを決めていたインテルは、プレーオフでミランを破ったフェイエノールトと対戦した。 試合序盤は一進一退の攻防が続いていたが、前半終盤の38分に右サイドの崩しからMFニコロ・バレッラのワンタッチクロスをFWマルクス・テュラムが右足アウトを使った技ありのフィニッシュで先制に成功。 さらに、後半立ち上がりにはFWラウタロ・マルティネスのゴールで追加点を挙げると、MFピオトル・ジエリンスキのPK失敗で3点目こそ逃したが、今大会ここまで1失点の堅守を武器に敵地で危なげなく勝ち切った。 同試合後、インザーギ監督はイタリア『スカイ・スポルト』で、難所での勝利とともにチームのパフォーマンスを称えた。 「我々のプレーヤーはよくやった。このスタジアムでは簡単ではなかった」 「ファンも大きな声援を送ってくれた。苦しむことになるのはわかっていたが、我々は堅実にプレーし、非常に良いプレーをした。今週末は第2戦の前にもう1試合ある。常に隠れた危険はあるが、パフォーマンスには非常に満足している」 今回のアウェイゲームでは直前にナポリとのセリエA天王山を戦った影響もあり、幾つかのポジションでターンオーバーを敢行。とりわけ、ウイングバックに負傷者続出の状況で、DFアレッサンドロ・バストーニが左のウイングバックで攻守にハイパフォーマンスを示した。 そのメンバーの入れ替えについて指揮官は、すべての選手を信頼しており、起用に何の疑いもなかったと主張している。 「ジエリンスキとアスラニについては疑いを持っていなかった。監督は選択をするためにいるが、チャルハノールとムヒタリアンはナポリ戦でプレーしており、ローテーションを組んでフレッシュなプレーヤーを起用することにした」 「バストーニはチームのために働き、左サイドでアチェルビとコンビを組んだ。チームのニーズを理解しているワールドクラスのディフェンダーの話をしている。それが我々監督が見たいものだ」 今回の2-0の勝利によってベスト8進出は堅いと思われるが、インザーギ監督は「我々は初戦に勝利したが、まだ試合はハーフタイムで、火曜日にはサン・シーロで第2戦が控えている。相手がマンチェスター・シティ相手(のアウェイゲームで)に3ゴールを決めたことも忘れないでほしい」と、フェイエノールトの実力を軽視することなく、2ndレグでも今回の試合のようなパフォーマンスを見せたいと気を引き締めた。 2025.03.06 08:20 Thu4
「とても誇りに思う」インテルのCL最多得点記録保持者となったラウタロ、クラブ愛を強調し「喜んでキャリアのすべてを…」
インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、クラブでの充実を語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ラウタロは5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦で先発。試合は中盤での潰し合いが目立つ展開となるも、 マルクス・テュラムのゴールで先制してハーフタイムへ。後半早々、ラウタロが強烈なシュートを突き刺し、このゴールでインテルのCL最多得点記録保持者となった。 試合はそのまま2-0でインテルが勝利。来週ホームで行われる2ndレグを前に、大きなアドバンテージを得ている。 試合後、ラウタロは最多得点記録保持者となった喜びを口にしつつ、現在の充実ぶりにも言及。インテルでキャリアを全うする意思もあると明らかにしている。 「とても誇りに思うよ。こんなことは想像もしていなかった。一生懸命に努力してきたし、僕を知っている人は僕がこれまで経験してきたこともよく知っていると思う。でも、これで終わるわけじゃない。もっとやりたいと思っているんだ」 「もちろん、多くの要因に左右されるとは思うけど、僕は喜んでキャリアのすべてをインテルに捧げたい。ここにいるのはとても幸せで、夏に契約を更新し、残ることを決めたんだ。毎朝、トレーニング場に行くのが楽しみで目が覚めるよ。家族もここに満足している」 2025.03.06 11:35 Thu5