ヴァランの復帰は最低でも1カ月後か…コモデビュー23分で負傷交代
2024.08.18 16:59 Sun
コモの元フランス代表DFラファエル・ヴァランが最低でも1カ月の離脱になるようだ。
この夏にマンチェスター・ユナイテッドでのキャリアを3年間で終わらせ、コモにフリー加入のヴァラン。かつてレアル・マドリーであらゆる栄冠を手にしたセンターバックとあって、セリエA昇格チームへの移籍は話題を集める。
そんな31歳DFは後にセスク・ファブレガス監督の存在も決め手の1つと明かし、11日のコッパ・イタリア1回戦で記念すべきコモでの第一歩。本職のセンターバックで公式戦デビューを果たしたが、23分に左ヒザを痛めて交代した。
故障癖をさっそくさらけ出してしまった形で、容体が心配されるが、イタリアの移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ記者の『Gianluca Di Marzio』によると、セスク監督がしばらくの離脱を示唆した。
「彼はヒザに問題がある。1カ月になるか、2カ月になるか、はたまた3カ月になるかは今のところ、言い難い。2日で治るものではないが、どれぐらい離脱するかわからない」
この夏にマンチェスター・ユナイテッドでのキャリアを3年間で終わらせ、コモにフリー加入のヴァラン。かつてレアル・マドリーであらゆる栄冠を手にしたセンターバックとあって、セリエA昇格チームへの移籍は話題を集める。
そんな31歳DFは後にセスク・ファブレガス監督の存在も決め手の1つと明かし、11日のコッパ・イタリア1回戦で記念すべきコモでの第一歩。本職のセンターバックで公式戦デビューを果たしたが、23分に左ヒザを痛めて交代した。
「彼はヒザに問題がある。1カ月になるか、2カ月になるか、はたまた3カ月になるかは今のところ、言い難い。2日で治るものではないが、どれぐらい離脱するかわからない」
「把握するためにも、注意深く観察していく必要がある。じん帯といっても、十字ではなく、左の内側。ケガなんだ。2カ月、3カ月、1カ月半もありうるが、最低でも1カ月だろう」
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21年ぶりとなるセリエAの舞台を満喫するコモは、直近で対戦したナポリの心温まる歓迎を受けて恩返しを決断した。 セスク・ファブレガス監督の下でセリエA昇格を果たしたコモは、セリエA仕様へ指揮官の伝手を使いながら積極補強。開幕7試合では2勝2分け3敗の14位とまずまずの滑り出しを見せている。 その昇格組は4日に行われたセリエA第7節で首位のナポリとアウェイで対戦。前半を1-1のイーブンで終えるなど奮闘は見せたが、最終的に1-3の敗戦を喫していた。 しかし、同試合では試合前、試合中、試合後も含めてホームチームやファン・サポーターが試合会場、SNSなどを通じてフェアプレー精神、リスペクトを示していたようで、これに感銘を受けたクラブは公式SNSを通じた感謝と共に来年2月に予定される自分たちのホームゲームにおいて遠出するパルテノペイサポーターへの恩返しを約束した。 「コモ1907は、金曜夜の試合後に素晴らしいスポーツマンシップを見せてくれたナポリとそのファンに心から感謝します」 「マラドーナ・スタジアムの雰囲気と試合後の両チームのファンの反応は、他に類を見ないものでした」 「だからこそ、コモ1907は2025年2月にスタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャで行われる第2戦で、遠征するナポリファン全員にビールを1本ずつ奢らせていただくつもりです」 通常、熱狂的なサポーターが集うナポリのホームゲームではアウェイチーム、アウェイサポーターに敵対的な態度で接する場合が多いが、首位の余裕や21年ぶり昇格の対戦相手へのリスペクトもあってか、素晴らしい形での受け入れとなったようだ。 来年2月に行われるリターンマッチでも素晴らしい内容の試合と共に、ピッチ内外で両チームのサポーターが友好的な交流を図ることを期待したい。 <span class="paragraph-title">【写真】コモがナポリファンへの感謝伝える</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Como 1907 would like to extend sincere thanks to <a href="https://twitter.com/sscnapoli?ref_src=twsrc%5Etfw">@sscnapoli</a> and its fans for the beautiful display of sportsmanship following the match on Friday evening.<br><br>The atmosphere at the Maradona stadium and reaction of both fans after the game was second to none.<br><br>This is why Como 1907… <a href="https://t.co/y8SArwDSI6">pic.twitter.com/y8SArwDSI6</a></p>— Como1907 (@Como_1907) <a href="https://twitter.com/Como_1907/status/1843338066586419464?ref_src=twsrc%5Etfw">October 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.08 18:02 Tue4
「左ヒザがもう十分だと言ったらもう従うしかなかった」 ヴァランが明かす31歳で現役退いた背景
元フランス代表のラファエル・ヴァラン氏が現役引退の決断理由に“左ヒザの限界”を挙げた。 レアル・マドリー時代に数々のメジャータイトルを総なめにし、フランス代表としても2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)優勝に貢献したヴァラン氏。2021年夏から2年をマンチェスター・ユナイテッドで過ごし、今季からコモ入りした。 だが、セスク・ファブレガス監督率いるセリエA昇格組で新たなキャリアを紡ごうと8月のデビュー戦、コッパ・イタリアのサンプドリア戦に先発しながら23分で負傷交代すると、セリエAの登録メンバー外に。そのまま現役を退く決断に至った。 31歳の若さで現役キャリアの幕を下ろした格好だが、やはりケガがその決め手になってしまったようだ。フランス『レキップ』で「左ヒザがもう十分だと言ったら、もう従わざるをえなかった」と話す。イギリス『ミラー』が報じる。 「20歳のときから、右ヒザの上にもダモクレスの剣(古代ギリシャの故事のひとつ)をぶら下げてプレーしてきたんだ。右ヒザは強くなったものの、動きが悪くなって、左ヒザがパワーと押し込みのすべてを担った。片ヒザでどうやって11年プレーしたか? 多大な頑張りや犠牲、ケア、そして新しいバランスを管理する術を学んだよ」 「心理的に、ピッチに入ったら、ほかの選手にも、自分にも片ヒザしかないとは言えなかった。実際、ヒザだけを見たら、心配されるだろう。ケガをしたりするかも知れないのはわかりきったことだったけど、僕らは誰もがリスクを抱えて生きているんだ。剣闘士のように命をかけてプレーしているわけじゃないけど、身体的な問題を抱えてプレーしている。それが僕らだ。幼い頃からタフガイだ。生涯ずっと痛みを抱えながらプレーしているんだ」 また、「『両足があればすごいことになる』と自分に言い聞かせるときもあった。全てを軽く受け止めてきたけど、その問題を抱えるからこそ、自分の技をマスターしたんだ」と振り返り、こう続ける。 「もう何年もタックルをしていない。デュエルでインパクトを与える上で適切なタイミングを待つんだ。いつ止まるか、加速するか、先に走り出すかをね。このヒザがなければ、これほど自分のポジションをマスターできなかっただろうね。卓越した身体能力を持つ若い選手を見ると、ポジション管理と同じくらいのエネルギーを注げばモンスターになれると思う」 2024.10.17 13:05 Thu5