セスクが現役時代に師事したコンテ監督へ感謝…次戦コモvsナポリで指揮官として初対戦「見たことのない景色を見せてくれたボス」
2024.10.03 21:50 Thu
コンテ監督はチェルシー時代、当初「控え」扱いしたセスクを徐々に信頼し、共にプレミアリーグ優勝を成し遂げた
コモのセスク・ファブレガス監督が、ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督への感謝を語った。『フットボール・イタリア』が伝える。
セリエA昇格組のコモを率いる青年指揮官、セスク・ファブレガス。チームは開幕4試合未勝利とスタートダッシュに失敗も、第5節のアタランタ撃破から現在は2連勝中である。
次なる相手は、首位ナポリ。
セスク監督からすれば、敵将はチェルシー時代に師事したコンテ監督。前日会見では「勝つためにはこの上なく素晴らしいパフォーマンスが必要」としつつ、敵将への感謝を語る。
「彼は『いつも自分自身に疑問を抱く監督』といったところかな。悪い意味ではないよ。ナポリでは、それまでのシステムを変え、見違えるようなチームに変貌させている」
「先発で使ってもらえない最初の時期も、敬意をもって接してくれた記憶が今も残る。だから私も、黙々と練習に励み、4カ月でポジションを取り戻したんだ。彼から学ぶことは本当に多かったし、とても尊敬している。詰まるところ、それまでのサッカー人生で見たことのない景色を見せてくれたボスだ」
コンテ監督はチェルシー就任当初の2016-17シーズン序盤戦、当時29歳のセスクを準主力とみなしたが、最終的には「私の考えを変えた」と語ったほど信頼。このシーズンのチェルシーは、現在に至るまで最後のプレミアリーグ優勝を成し遂げた1年となっている。
堅い信頼関係で結ばれた両名は4日、第7節のナポリvsコモで、共に指揮官として相見える。
セリエA昇格組のコモを率いる青年指揮官、セスク・ファブレガス。チームは開幕4試合未勝利とスタートダッシュに失敗も、第5節のアタランタ撃破から現在は2連勝中である。
次なる相手は、首位ナポリ。
「彼は『いつも自分自身に疑問を抱く監督』といったところかな。悪い意味ではないよ。ナポリでは、それまでのシステムを変え、見違えるようなチームに変貌させている」
「近年最高の指揮官の1人だよ。私はチェルシーで2シーズン、彼から色々学んだ。最初はほぼプレーさせてくれなかったし、トレーニングでも苦しめられたけどね(笑)」
「先発で使ってもらえない最初の時期も、敬意をもって接してくれた記憶が今も残る。だから私も、黙々と練習に励み、4カ月でポジションを取り戻したんだ。彼から学ぶことは本当に多かったし、とても尊敬している。詰まるところ、それまでのサッカー人生で見たことのない景色を見せてくれたボスだ」
コンテ監督はチェルシー就任当初の2016-17シーズン序盤戦、当時29歳のセスクを準主力とみなしたが、最終的には「私の考えを変えた」と語ったほど信頼。このシーズンのチェルシーは、現在に至るまで最後のプレミアリーグ優勝を成し遂げた1年となっている。
堅い信頼関係で結ばれた両名は4日、第7節のナポリvsコモで、共に指揮官として相見える。
セスク・ファブレガスの関連記事
コモの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
|
セスク・ファブレガスの人気記事ランキング
1
イラク新世代の20歳アリ・ジャシム、セリエAで出場機会ほぼなし…今季後半戦はオランダ1部にレンタル移籍へ
セリエA・コモのイラク代表MFアリ・ジャシム・エライビ(20)が、オランダ1部のアルメレ・シティへレンタル移籍する見通しに。 2024年を通じて日本代表に脅威を与えたイラク新世代のサイドアタッカー、アリ・ジャシム。切れ味鋭いドリブルを持ち味とし、U-23代表として大岩ジャパン、A代表ではアジア杯2023で森保ジャパンと対峙した。 昨夏はパリ五輪を経て、欧州5大リーグの一角たるセリエAへ。セスク・ファブレガス監督率いるコモでリーグ戦デビューも、ここまで半年で2試合計9分間のプレーにとどまり、大半は90分間ベンチ、もしくはベンチ外である。 コモでは極めて序列が低いため、代表ウィーク期間外の年末年始に開催されたガルフカップもイラク代表合流が許可されることに。 そんなこんなで24-25シーズン後半戦はレンタル移籍へ。イラク『アル・マダ』によると、オランダ1部・エールディビジのアルメレへの半年レンタルが近づいており、すでに当地へ到着してメディカルチェックが進んでいるという。 2025.01.13 23:05 Mon2
コモが21年ぶりのセリエA昇格を掴む! セスクがアシスタントコーチ、アンリが投資するチーム…残り1枠は6チームでの昇格POで決定
10日、セリエB最終節が行われ、コモが21年ぶりのセリエA昇格を決めた。 すでにパルマのセリエA昇格が決定していた中、2位の自動昇格圏をコモ(勝ち点72)とヴェネツィア(勝ち点70)が争っていた。 2位のコモはホームにコゼンツァを迎えての最終節。試合は30分に先制を許す展開となったが、74分にPKを獲得。シモーネ・ヴェルディがしっかりと決めて1-1のドローに終わった。 コモが勝ち点を73とした中、3位につけていたヴェネツィアは、得失点差で上回っているために勝利すれば逆転で2位になる結果に。最終節はアウェイでスペツィアと対戦した。 他会場の結果に関わらず、勝利しなければ逆転での昇格はなかったヴェネツィア。試合は17分にジェイ・イツェスのゴールで先制。そのままリードを保ち、ハーフタイムの時点では昇格できる状態だったが、56分、61分と連続失点。そのまま2-1で敗れ、セリエA昇格はプレーオフに持ち越されることとなった。 コモは2002-03シーズン以来のセリエA挑戦に。アシスタントコーチにはアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーした元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏がおり、最高経営責任者(CEO)はチェルシーのレジェンドでもある元イングランド代表MFのデニス・ワイズ氏。また、投資家には元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏もいるという豪華な顔ぶれ。優勝を果たしたパルマとともに来季の昇格を決めた。 なお、3位のヴェネツィアの他、4位のクレモネーゼ、5位のカタンツァーロ、6位のパレルモ、7位のサンプドリア、8位のブレシアが残りの1枠を争い昇格プレーオフを戦う。 プレーオフは17日にパレルモvsサンプドリア、18日にカタンツァーロvsブレシアが行われ、20日にはパレルモ/サンプドリアvsヴェネツィア、21日にはカタンツァーロ/ブレシアvsクレモネーゼが行われ、30日と6月2日にプレーオフ決勝が行われ、3クラブ目の昇格チームが決定する。 なお、18位のアスコリ、19位のフェラルピサロ、20位のレッコがセリエCに降格。16位テルナーナと17位のバーリが残りの1枠を争うこととなる。 2024.05.11 08:42 Sat3
「魔法のようなアシスト」コモに21年ぶりセリエA白星もたらしたセルジ・ロベルト、絶妙ヒールをスペインメディア称賛「セスクが生まれ変わらせた」
コモの元スペイン代表MFセルジ・ロベルトのプレーが注目を集めている。 13歳から過ごしたバルセロナを離れ、セスク・ファブレガス監督率いる昇格組コモへ加わったセルジ・ロベルト。デビュー戦となったセリエA第2節のカリアリ戦から4試合連続でプレーしている。 コモは24日、第5節で強豪アタランタとアウェイで対戦。先制を許す展開も、後半序盤で一気に3点を奪い、3-2の逆転勝利を収めた。 2試合連続で先発のセルジ・ロベルトはブラジル人FWガブリエウ・ストレフェッツァ同点ゴールをアシストし、逆転勝利の立役者に。ボックス右手前でボールを受けると、ヒールパスでストレフェッツァの鋭いシュートに繋げた。 この元バルセロナMFの活躍にはスペインメディアも反応。『マルカ』は「セスクのコモでイル・マーゴ(魔術師)として新たなスタートを切ったセルジ・ロベルトが魔法のようなアシスト」、『スポルト』は「セスクがセルジ・ロベルトを生まれ変わらせた」と称賛している。 試合後にはセスク監督もセルジ・ロベルトに言及。大きな信頼を寄せていることを明かした。 「彼は素晴らしいパフォーマンスを見せた。私にとってピッチ上で最高の選手だ。彼はチームにそのパーソナリティをもたらすためにコモに来た」 「彼は我々のやることが簡単ではないとわかっていたし、私が多くを求めていることもわかっている。ボールを持って前に出ていくことだ」 「そういった選手がいることは自信をもたらすし、試合を作り出し、私の好きな形で前進することができる。アイデンティティを確立し、困難な瞬間にあるチームを信じられるようにすることが重要だ」 なお、レアル・マドリーから移籍したU-23アルゼンチン代表MFニコ・パスも、2点目のオウンゴールを生むミドルを放ち、ガンビア代表FWアリュー・ファデラの3点目をアシスト。元スペイン勢が輝いたコモだが、『Opta』によるとこれが2003年5月以来、21年4カ月ぶりのセリエAでの勝利となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】逆転の流れ生んだセルジ・ロベルトのヒールアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="t2Uy6Pd7gnA";var video_start = 204;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.27 18:05 Fri4
「ソングは試合前にいつもケンタッキーに寄っていた」アーセナルOBフリンポンが語る当時の仲間の裏の顔とは?
▽元アーセナルのMFエマニュエル・フリンポンが、かつてのチームメイト達について語っている。『ESPN』がイギリス『テレグラフ』の記事をもとに伝えている。 ▽アーセナルのユース出身で2011年から2014年までトップチームでプレーしていたフリンポン。当時チームメイトだったMFサミル・ナスリや、MFセスク・ファブレガス、MFアレクサンドル・ソング、MFアンドレイ・アルシャビンらのエピソードを『テレグラフ』に語っている。 「ナスリはアーセナルがリバプールに敗れた後のロッカールームで僕に向かったこう言ったんだ。『お前のせいで負けた』とね。心が打ちのめされたよ。僕は若かったからね。彼のことは本当に好きじゃないんだ」 「セスクはナイスガイさ。僕が初めてファーストチームに移った時、『フリンポン、昇格したのかい? やったじゃないか!』と言葉をかけてくれた。彼は本当に本当に素晴らしい男だよ」 「ソングは試合前によくケンタッキーに行っていたよ。試合前夜のホテルに向かうバスの中で、いつもナゲットを食べていた」 「アルシャビンは本当に練習嫌いだった。トレーニングでの態度は良くなかったけど、試合の日は素晴らしかったね」 2018.04.04 23:00 Wed5
10年ぶりにドイツとスペインが激突! ユーロ2008決勝で決めたフェルナンド・トーレスの決勝ゴールを覚えている?
今夜開幕を迎えるUEFAネーションズリーグ。2018年から2019年にかけて行われた前回とはフォーマットが変更され、各グループ4カ国の総当たり戦となる。 最上位にあたるAリーグでは、いきなりドイツとスペインが激突する。両者が直近の公式戦で相まみえたのは、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)準決勝。その前がユーロ2008の決勝だ。 <div id="cws_ad">◆トーレスの決勝ゴールをマルチアングルで<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJTUmZZVXd6NSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> どちらの試合もスペイン代表が1-0で勝利をおさめているが、中でも印象的だったのはユーロ2008の決勝だろう。 2006年の自国開催のワールドカップで結果を残せなかったドイツは、ユルゲン・クリンスマン監督の後を継いだヨアヒム・レーブ監督が率いて臨んだ大会。スペインはルイス・アラゴネス監督が率い、久々にタイトルを獲得できるチームとして臨んだ。 当時のドイツ代表は、MFミヒャエル・バラックやFWミロスラフ・クローゼ、MFバスティアン・シュバインシュタイガーらが名を連ね、ヴィッセル神戸でプレーしたFWルーカス・ポドルスキもプレー。決勝でもスタメンに名を連ねていた。 一方のスペイン代表は、GKイケル・カシージャスやDFカルレス・プジョール、MFチャビ・エルナンデス、MFダビド・シルバなどがプレー。ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ、元サガン鳥栖のFWフェルナンド・トーレスも決勝のピッチに立っていた。 この後黄金期を迎える両代表だが、この試合で決勝ゴールを挙げたのはサガン鳥栖にも所属したFWフェルナンド・トーレスだった。 チャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、ダビド・シルバ、セスク・ファブレガスという4人のゲームメイカーの前に1トップで先発出場したトーレスは32分、チャビのスルーパスに反応すると、相手DFフィリップ・ラームの大外を回りながらも持ち前のスピードで追いつき、飛び出してきたGKイェンス・レーマンの目の前でボールに触り、無人のゴールへと押し込んだ。 ドイツ代表に勝利したスペイン代表は、44年ぶり2回目のユーロ優勝を果たすと、2010年の南アフリカ・ワールドカップ、2012年のユーロも制覇し、史上初となる主要国際大会3連覇を達成。“無敵艦隊”とは名ばかりだったスペイン代表の黄金期のスタートとなった大会だった。 ちなみに、当時のメンバーで今回も代表に招集されているのはレアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(34)のみ。ドイツ代表は、レーブ監督以外全員が入れ替わっている。 10年ぶりの対戦となるドイツ代表とスペイン代表の一戦は、日本時間3日の27時45分キックオフだ。 ドイツ代表 0-1 スペイン代表 0-1 32分:フェルナンド・トーレス(スペイン代表) ドイツ代表 GK:イェンス・レーマン DF:アルネ・フリードリヒ、クリストフ・メツェルダー、ペア・メルテザッカー、フィリップ・ラーム(→46 マルセル・ヤンセン) MF:トーマス・ヒツルスペルガー(→57 ケビン・クラニー)、トルステン・フリンクス MF:バスティアン・シュバインシュタイガー、ミヒャエル・バラック、ルーカス・ポドルスキ FW:ミロスラフ・クローゼ(→78 マリオ・ゴメス) 監督:ヨアヒム・レーブ スペイン代表 GK:イケル・カシージャス DF:セルヒオ・ラモス、カルロス・マルチェナ、カルレス・プジョール、フアン・カピデビラ MF:マルコス・セナ MF:ダビド・シルバ(→66 サンティ・カソルラ)、セスク・ファブレガス(→64 シャビ・アロンソ)、チャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ FW:フェルナンド・トーレス(→78 ダニ・グイサ) 監督:ルイス・アラゴネス 2020.09.03 18:35 Thuコモの人気記事ランキング
1
バルセロナが資金確保のためカンテラーノを放出か…今季はセルティックとコモでプレー
バルセロナが今夏の移籍市場で再びカンテラーノを現金化することになりそうだ。スペイン『Relevo』が伝えた。 慢性的な財政問題を抱えるバルセロナ。選手のサラリーキャップ問題にも幾度となく抵触し、その都度様々な策を講じて乗り切っている。 そんな中、資金確保のために選手の売却に動くと見られており、カンテラ出身のU-21スペイン代表DFアレックス・バジェ(20)がその対象になると見られている。 バジェはユースチームからバルセロナのカンテラに在籍。FCアンドラやレバンテへのレンタル移籍を経験すると、今シーズンはセルティックにレンタル移籍。スペイン国外で初のプレーとなると、冬にはセリエAのコモにレンタル移籍した。 左サイドバックでプレーするバジェは、セルティックでは公式戦19試合に出場し5アシストを記録。コモではセリエAで11試合に出場し、加入後は全試合でプレーしている。 期待値も高かったバジェだが、ハンジ・フリック監督はファーストチームでの出場時間を保証せずにチームを出ることに。また、コモはレンタル時に800万ユーロ(約13億円)の買い取りオプションを盛り込んでいたという。 コモはこの条項を行使する考えが持っているとされるが、バジェが希望すれば、より良い選択肢を持てるとのこと。ドルトムントやレアル・ベティスも関心を持っているとされている。 いずれにしてもバルセロナから去ることはほぼ確実と見られており、バルセロナは選手補強に向けた資金を手にすることになりそうだ。 2025.04.24 17:25 Thu2
イラク新世代の20歳アリ・ジャシム、セリエAで出場機会ほぼなし…今季後半戦はオランダ1部にレンタル移籍へ
セリエA・コモのイラク代表MFアリ・ジャシム・エライビ(20)が、オランダ1部のアルメレ・シティへレンタル移籍する見通しに。 2024年を通じて日本代表に脅威を与えたイラク新世代のサイドアタッカー、アリ・ジャシム。切れ味鋭いドリブルを持ち味とし、U-23代表として大岩ジャパン、A代表ではアジア杯2023で森保ジャパンと対峙した。 昨夏はパリ五輪を経て、欧州5大リーグの一角たるセリエAへ。セスク・ファブレガス監督率いるコモでリーグ戦デビューも、ここまで半年で2試合計9分間のプレーにとどまり、大半は90分間ベンチ、もしくはベンチ外である。 コモでは極めて序列が低いため、代表ウィーク期間外の年末年始に開催されたガルフカップもイラク代表合流が許可されることに。 そんなこんなで24-25シーズン後半戦はレンタル移籍へ。イラク『アル・マダ』によると、オランダ1部・エールディビジのアルメレへの半年レンタルが近づいており、すでに当地へ到着してメディカルチェックが進んでいるという。 2025.01.13 23:05 Mon3
「魔法のようなアシスト」コモに21年ぶりセリエA白星もたらしたセルジ・ロベルト、絶妙ヒールをスペインメディア称賛「セスクが生まれ変わらせた」
コモの元スペイン代表MFセルジ・ロベルトのプレーが注目を集めている。 13歳から過ごしたバルセロナを離れ、セスク・ファブレガス監督率いる昇格組コモへ加わったセルジ・ロベルト。デビュー戦となったセリエA第2節のカリアリ戦から4試合連続でプレーしている。 コモは24日、第5節で強豪アタランタとアウェイで対戦。先制を許す展開も、後半序盤で一気に3点を奪い、3-2の逆転勝利を収めた。 2試合連続で先発のセルジ・ロベルトはブラジル人FWガブリエウ・ストレフェッツァ同点ゴールをアシストし、逆転勝利の立役者に。ボックス右手前でボールを受けると、ヒールパスでストレフェッツァの鋭いシュートに繋げた。 この元バルセロナMFの活躍にはスペインメディアも反応。『マルカ』は「セスクのコモでイル・マーゴ(魔術師)として新たなスタートを切ったセルジ・ロベルトが魔法のようなアシスト」、『スポルト』は「セスクがセルジ・ロベルトを生まれ変わらせた」と称賛している。 試合後にはセスク監督もセルジ・ロベルトに言及。大きな信頼を寄せていることを明かした。 「彼は素晴らしいパフォーマンスを見せた。私にとってピッチ上で最高の選手だ。彼はチームにそのパーソナリティをもたらすためにコモに来た」 「彼は我々のやることが簡単ではないとわかっていたし、私が多くを求めていることもわかっている。ボールを持って前に出ていくことだ」 「そういった選手がいることは自信をもたらすし、試合を作り出し、私の好きな形で前進することができる。アイデンティティを確立し、困難な瞬間にあるチームを信じられるようにすることが重要だ」 なお、レアル・マドリーから移籍したU-23アルゼンチン代表MFニコ・パスも、2点目のオウンゴールを生むミドルを放ち、ガンビア代表FWアリュー・ファデラの3点目をアシスト。元スペイン勢が輝いたコモだが、『Opta』によるとこれが2003年5月以来、21年4カ月ぶりのセリエAでの勝利となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】逆転の流れ生んだセルジ・ロベルトのヒールアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="t2Uy6Pd7gnA";var video_start = 204;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.27 18:05 Fri4
21年ぶりセリエA帰還のコモ、元伊代表2選手獲得に挑戦か…
21年ぶりのセリエA復帰を果たしたコモが、元イタリア代表2選手の獲得を目指しているようだ。 今シーズンのセリエBを自動昇格圏内の2位でフィニッシュし、2002-03シーズン以来のセリエA復帰を果たしたコモ。 アシスタントコーチにはアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーした元スペイン代表MFのセスク・ファブレガス氏がおり、最高経営責任者(CEO)はチェルシーのレジェンドでもある元イングランド代表MFのデニス・ワイズ氏。また、投資家には元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏もいるという豪華な顔ぶれだ。 資金力では差があるものの、故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏、アドリアーノ・ガッリアーニ氏の元ミランコンビで2021-22シーズンにセリエA初昇格をモンツァにも通じるものがある同クラブには、来季以降のセリエA定着が期待されるところだ。 そのコモは昇格初年度にイタリア代表経験者を積極的に獲得し残留を果たしたモンツァを例に倣ったか、今夏の移籍市場ではFWアンドレア・ベロッティ(30)、MFステファノ・センシ(28)の2選手の獲得へ動きを見せているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、フィオレンティーナが買い取りオプション行使を見送り、保有元のローマに帰還するベロッティに対してコモは2年契約のオファーを準備しているという。 一方、今シーズン限りでインテルとの契約が満了するセンシに対しては、1年契約のオファーをすでに掲示しているという。 両選手にはいずれもセリエAクラブを中心に複数のオファーが舞い込んでおり、決して簡単なオペレーションとはならないが、仮に両者を獲得できたあかつきにはセリエA残留に向けて非常に大きな戦力となるはずだ。 2024.06.12 15:20 Wed5
