アンリがセスクのアーセナル初日を回想「髪型はかなり最悪だった(笑)」
2020.05.15 22:40 Fri
アーセナルのレジェンドである元フランス代表FWティエリ・アンリ氏(現モントリオール・インパクト監督)が、モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスがアーセナルにやってきた日のことを回想した。イギリス『ミラー』が伝えている。
バルセロナのカンテラで育ったセスクは、2003年のU-17ワールドカップにスペイン代表の一員として出場し準優勝を果たす。自身も5ゴールを挙げて得点王となると共に、大会最優秀選手に選出されていた。
そこでの活躍が当時アーセナルを指揮していたアーセン・ヴェンゲル監督に認められ、アーセナルへ加入する。
当時のアーセナルは2003-04シーズンにプレミアリーグで無敗優勝を果たすなど、圧倒的な強さを誇っていた。セスクと同じ中盤にも元フランス代表MFパトリック・ヴィエラや元ブラジル代表MFジウベウト・シウバが在籍しており、アンリ氏にとっては、当時16歳のセスクを獲得したことに驚きを隠せなかったようだ。プーマフットボールのインスタグラムのライブ配信で語った。
「私たちが初めてトレーニングをして君を見た時のことを覚えている。申し訳ないが君の髪型はかなり最悪だった(笑)」
「ボスに『彼は一体誰なんだ?』と聞くと、『ああ、彼はU-17ワールドカップで勝った子だよ。どうであれ、彼は最優秀選手賞と得点王を獲得した』と言っていた」
「それで、みんなが君のことを話していたのを覚えている。私は君が来るのを見て、君はパトリックとジウベウトというベストなコンビに対していた。君はボールを動かし始め、ワン・ツーでプレーしていたね」
その後セスクは、2005年にヴィエラが退団したこともあり、チームの中心に。後にキャプテンを任されるほどの存在へと成長していった。
バルセロナのカンテラで育ったセスクは、2003年のU-17ワールドカップにスペイン代表の一員として出場し準優勝を果たす。自身も5ゴールを挙げて得点王となると共に、大会最優秀選手に選出されていた。
そこでの活躍が当時アーセナルを指揮していたアーセン・ヴェンゲル監督に認められ、アーセナルへ加入する。
「私たちが初めてトレーニングをして君を見た時のことを覚えている。申し訳ないが君の髪型はかなり最悪だった(笑)」
「当時のシャツは誰にとっても大きかったが、君はドレスを着ているようだった」
「ボスに『彼は一体誰なんだ?』と聞くと、『ああ、彼はU-17ワールドカップで勝った子だよ。どうであれ、彼は最優秀選手賞と得点王を獲得した』と言っていた」
「それで、みんなが君のことを話していたのを覚えている。私は君が来るのを見て、君はパトリックとジウベウトというベストなコンビに対していた。君はボールを動かし始め、ワン・ツーでプレーしていたね」
その後セスクは、2005年にヴィエラが退団したこともあり、チームの中心に。後にキャプテンを任されるほどの存在へと成長していった。
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