ブライトン、ウィルシャー氏が期待を寄せた“NEXTサカ”をアーセナルから獲得

2024.07.08 07:30 Mon
Getty Images
ブライトン&ホーヴ・アルビオンは7日、アーセナルからU-19イングランド代表FWアマリオ・コジアー=デュベリー(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。
PR
ロンドン生まれで14歳からアカデミーに在籍するコジアー=デュベリーは、右ウイングとトップ下を主戦場とするレフティーのアタッカー。爆発的なスピードとボールスキルを生かした打開力を最大の武器とし、U-18チーム監督のジャック・ウィルシャー氏が「ブカヨ・サカを想起させる」と期待を寄せたほどの逸材だ。アーセナルとは2022年6月にプロ契約を結ぶんだが、これまで公式戦での出場機会はなく、2023-24シーズンもU-21チームやU-19チームでプレー。公式戦24試合に出場し13ゴール5アシストを記録していた。
ブライトンのデイビッド・ウィアーTD(テクニカル・ディレクター)は、コジアー=デュベリーの獲得について以下のようコメントしている。

「アマリオをクラブに迎えることができて本当に嬉しい。彼は我々が好む特徴を持っているし、我々のチームで活躍できる選手だと信じている。我々は彼と一緒に働き、彼のキャリアアップを手助けすることを楽しみにしている」

PR

アマリオ・コジアー=デュベリーの関連記事

ブラックバーンは30日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのイングランド人FWアマリオ・コジアー=デュベリー(19)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 アーセナルの下部組織で育ったコジアー=デュベリーは、今夏ブライトンへと完全移籍を果たした。 右ウイングを主戦場とするコジアー=デュベリーは、ジャパンツアー 2024.08.30 22:18 Fri
ブライトン&ホーヴ・アルビオンは19日、「ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024」で来日するメンバーの変更を発表した。 日本代表MF三笘薫も所属するブライトン。今夏初来日をし、鹿島アントラーズ、東京ヴェルディと対戦する。 既に来日メンバーを発表していた中、変更を発表。FWジョアン・ペドロが来 2024.07.19 16:10 Fri
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、下部組織のU-19イングランド代表FWアマリオ・コジアー=デュベリー(18)をファーストチームのメンバーに加えたようだ。イギリス『サン』が報じた。 4日のプレミアリーグ第23節リバプール戦で3-1の勝利を収め、首位との勝ち点差を「2」に縮めたアーセナル。11日の第24節ではリー 2024.02.10 20:19 Sat
アーセナルは16日、アメリカでのプレシーズンツアーに臨むメンバーリストを発表した。 2022-23シーズンはプレミアリーグで2位となり、新シーズンは7年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)に出場するアーセナル。今夏はドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、イングランド代表MFデクラン・ 2023.07.17 09:50 Mon
アーセナルのU-18チームを率いるジャック・ウィルシャー監督は、“NEXTサカ”にご執心のようだ。 かつてアーセナルアカデミーの最高傑作とも評された“ガラスの天才”は、昨年に30歳の若さで現役を引退。そして、引退発表直後に古巣のU-18チームの指揮官に就任し、指導者としてのセカンドキャリアをスタートさせた。 2023.04.05 08:00 Wed

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの関連記事

三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは19日、プレミアリーグ第8節でニューカッスルとアウェイで対戦し1-0で勝利した。三笘は60分からプレーしている。 前節トッテナムに逆転勝利を飾った6位ブライトンは、その試合からスタメンを3人変更。日本代表から帰還した三笘やミンテ、ウェブスターに代えてファーガソン、ア 2024.10.20 01:15 Sun
インターナショナルマッチウィーク前に行われた第7節はリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルの上位勢が揃って勝利。第2グループではチェルシーとアストン・ビラがドロー、トッテナムが敗戦と明暗分かれる形となった。 代表ウィーク明けで波乱必至の今節は首位のリバプールと4位のチェルシーによる、新指揮官同士の上位対決 2024.10.19 12:00 Sat
日本代表のMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が15日に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予戦のオーストラリア代表戦に向け、コメントを残した。 10日に行われたグループC第3節のサウジアラビア代表戦では、鬼門となっていたアウェイの地で2-0の完封勝利を手にした日本。13日には、オース 2024.10.13 23:05 Sun
プレミアリーグのベストイレブンにブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が選出された。 開幕戦でゴールを決めていた三笘は、いきなりプレミアリーグの週間ベストイレブンに選出されていた中、第7節のベストイレブンにも名を連ねることとなった。 三笘は6日に行われた第7節のトッテナム戦にフル出場。左ウイング 2024.10.07 23:45 Mon
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が、絶賛されている。 6日、プレミアリーグ第7節でブライトンはトッテナムをホームに迎えた。前節のチェルシー戦で今季初黒星を喫したブライトン。引き分けが3試合続き、4試合勝利がない中で、トッテナム戦を迎えた。 三笘は左ウイングとしてこの試合も先発出場。しかし、 2024.10.07 22:40 Mon

プレミアリーグの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドの指揮官候補に浮上したチャビ・エルナンデス氏(44)だが、今は全く考えていないようだ。スペイン『アス』が伝えた。 ユナイテッドは、エリク・テン・ハグ監督が今シーズンも指揮。周囲の期待に全く応えることができず、チームは今シーズンもプレミアリーグで12位と低迷。風当たりは日に日に強くなって 2024.10.23 22:50 Wed
アーセナルのU-18チームの監督を退任したジャック・ウィルシャー氏が、クラブへの想いと別れのメッセージを送った。クラブ公式サイトが伝えた。 アーセナルのアカデミー育ちのウィルシャー氏は、ファーストチームでもプレー。類い稀なるゲームメイクのセンスを見せつけるなどし、10番も背負った一方で、ケガに悩まされるキャリアで 2024.10.23 20:48 Wed
アーセナルのドイツ代表FWカイ・ハヴァーツを、元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏が絶賛した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ハヴァーツは2023年夏にアーセナルへ加入。移籍当初は新チームへの適応が遅れ批判を受ける時期もあったが、徐々にフィットしていくと公式戦51試合14ゴール7アシストの成績を 2024.10.23 18:30 Wed
低迷するクリスタル・パレスでは、オリバー・グラスナー監督(50)が解任の危機に立たされているようだ。 これまでヴォルフスブルクやフランクフルトで指揮を執ってきたグラスナー監督は、2024年2月にC・パレスの指揮官に就任。低迷していたチームを立て直すと、ラスト6試合は5勝1分けの好成績でシーズンを締めくくり、今後の 2024.10.23 17:10 Wed
マンチェスター・ユナイテッドはエリク・テン・ハグ監督(54)を解任した場合、昨シーズンまでバルセロナを指揮したチャビ・エルナンデス氏(44)の招へいを検討しているようだ。 2022年に就任したユナイテッドで3シーズン目を迎えたテン・ハグ監督。しかし、開幕から低空飛行が続いており、プレミアリーグでは8試合を消化して 2024.10.23 15:10 Wed

記事をさがす

アマリオ・コジアー=デュベリーの人気記事ランキング

1

ブライトン、ウィルシャー氏が期待を寄せた“NEXTサカ”をアーセナルから獲得

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは7日、アーセナルからU-19イングランド代表FWアマリオ・コジアー=デュベリー(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 ロンドン生まれで14歳からアカデミーに在籍するコジアー=デュベリーは、右ウイングとトップ下を主戦場とするレフティーのアタッカー。爆発的なスピードとボールスキルを生かした打開力を最大の武器とし、U-18チーム監督のジャック・ウィルシャー氏が「ブカヨ・サカを想起させる」と期待を寄せたほどの逸材だ。 アーセナルとは2022年6月にプロ契約を結ぶんだが、これまで公式戦での出場機会はなく、2023-24シーズンもU-21チームやU-19チームでプレー。公式戦24試合に出場し13ゴール5アシストを記録していた。 ブライトンのデイビッド・ウィアーTD(テクニカル・ディレクター)は、コジアー=デュベリーの獲得について以下のようコメントしている。 「アマリオをクラブに迎えることができて本当に嬉しい。彼は我々が好む特徴を持っているし、我々のチームで活躍できる選手だと信じている。我々は彼と一緒に働き、彼のキャリアアップを手助けすることを楽しみにしている」 2024.07.08 07:30 Mon
2

いよいよNEXTサカがファーストチームデビュー? 18歳FWコジアー=デュベリーがメンバー入り

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、下部組織のU-19イングランド代表FWアマリオ・コジアー=デュベリー(18)をファーストチームのメンバーに加えたようだ。イギリス『サン』が報じた。 4日のプレミアリーグ第23節リバプール戦で3-1の勝利を収め、首位との勝ち点差を「2」に縮めたアーセナル。11日の第24節ではリーグ戦4連勝を目指し、ウェストハムとのアウェイゲームに挑む。 アルテタ監督はこの一戦に向け、アカデミー出身の逸材コジアー=デュベリーをトップチームに招集したとのこと。これまでも何度かベンチ入りしたことはあるが、ウェストハム戦ではファーストチームデビューを果たすことが期待されている。 また、アーセナルとコジアー=デュベリーの契約が今シーズン限りという事情も。今回のメンバー入りは契約更新に向けた説得手段の1つとも考えられているようだ。 コジアー=デュベリーは14歳からアーセナルのアカデミーに在籍する左利きアタッカーで、U-18チーム監督のジャック・ウィルシャー氏が「ブカヨ・サカを想起させる」と期待を寄せるほどの才能の持ち主。今シーズンはここまでU-21チームやU-19チームで公式戦14試合に出場し、7ゴール3アシストを記録している。 2024.02.10 20:19 Sat
3

ブライトンの来日メンバー変更! FWジョアン・ペドロは来日せず、ギルモアやサルミエントら追加メンバーも

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは19日、「ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024」で来日するメンバーの変更を発表した。 日本代表MF三笘薫も所属するブライトン。今夏初来日をし、鹿島アントラーズ、東京ヴェルディと対戦する。 既に来日メンバーを発表していた中、変更を発表。FWジョアン・ペドロが来日しないことに決定した。 また、追加選手としてはユーロ2024にも出場したスコットランド代表MFビリー・ギルモア、コパ・アメリカ2024に出場していたエクアドル代表FWジェレミー・サルミエントに加え、今夏アーセナルから獲得したU-19イングランド代表FWアマリオ・コジアー=デュベリー、ヨーテボリから獲得したMFマリク・ヤルクエらも含まれ、若手を中心に15名が追加されることとなった。 来日予定メンバーは以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆ブライトン&ホーヴ・アルビオン 来日メンバー</span> GK 23.ジェイソン・スティール 38.キリアン・ケイヒル 39.カール・ラッシュワース★ 62.ヒューゴ・フィッシャー★ DF 2.タリク・ランプティ 3.イゴール・ジュリオ 4.アダム・ウェブスター 19.バレンティン・バルコ 29.ヤン・ポール・ファン・ヘッケ 34.ヨエル・フェルトマン 43.オデルーガ・オファイア★ 46.イマリ・ハインズ=サミュエルズ★ MF 6.ジェームズ・ミルナー 11.ビリー・ギルモア★ 16.ジェレミー・サルミエント★ 20.カルロス・バレバ 22.三笘薫 26.ヤシン・アヤリ★ 27.マッツ・ヴァイファー★ 36.アンドリュー・モラン★ 37.ジェンセン・ウィアー★ 40.ファクンド・ブオナノッテ 41.ジャック・ヒンシェルウッド 47.マリク・ヤルクエ★ FW 9.ジョアン・ペドロ※来日せず 14.イブラヒム・オスマン 17.ヤンクバ・ミンテ★ 18.ダニー・ウェルベック 24.シモン・アディングラ 31.アブダラー・シマ★ 33.アマリオ・コジアー=デュベリー★ 50.マーク・オマホニー★ 2024.07.19 16:10 Fri

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの人気記事ランキング

1

ブライトンがウェルベックの決勝弾を守り抜きリーグ戦連勝!途中出場の三笘薫は二度の決定機を決め切れず【プレミアリーグ】

三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは19日、プレミアリーグ第8節でニューカッスルとアウェイで対戦し1-0で勝利した。三笘は60分からプレーしている。 前節トッテナムに逆転勝利を飾った6位ブライトンは、その試合からスタメンを3人変更。日本代表から帰還した三笘やミンテ、ウェブスターに代えてファーガソン、アヤリ、イゴールがスタメンに名を連ねた。 リーグ戦3試合勝利のない7位ニューカッスルに対し、立ち上がりから劣勢の時間が続いたブライトンだが、集中した守備で相手に決定機を作らせない。 キックオフから30分を過ぎても枠内シュート0本が続く中、ブライトンは34分に最初のチャンスをモノにする。中盤で獲得したFKからダンクが素早く前線にパスを送ると、これを収めたウェルベックがリュテールとのワンツーでボックス内に侵入。相手DF2人に挟まれながらも冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。 先制を許したニューカッスルは41分、イサークとのパス交換をボックス左で受けたゴードンがコントロールショットでゴールを脅かしたが、これはGKフェルブルッヘン好セーブに防がれた。 迎えた後半は一進一退の展開が続くなか、ブライトンは60分にファーガソンを下げて三笘を投入。しかし、先にチャンスを作ったのはホームチーム。 65分、マーフィーのパスをボックス右で受けたイサークがシュート。GKフェルブルッヘンが右手で弾いたこぼれ球をジョエリントンが詰めたが、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ブライトンは75分にアクシデント。ロングパスを前線で競り合おうとしたウェルベックがDFシェアとの接触で腰付近を痛めてピッチに倒れ込むと、立ち上がることができず。81分に担架でピッチを後にした。 不運な形で最後の交代機会を使ったブライトンだが、直後にチャンスが生まれる。84分、敵陣でDF21のトラップをインターセプトした三笘がそのままボックス内まで切り込みシュート。しかし、これはGKポープのビッグセーブに阻まれた。 三笘は92分にもエンシソの繋ぎから決定機を迎えたが、ボックス左から放たれたボレーシュートはゴール右に外れ、試合はそのまま1-0でブライトンが勝利した。 ニューカッスル 0-1 ブライトン 【ブライトン】 ダニー・ウェルベック(前34) <span class="paragraph-title">【動画】途中出場の三笘薫が決定機に絡む</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">60分から途中出場の三笘薫<br>ボール奪取からシュートも<br>惜しくもゴールならず<br><br>プレミアリーグ 第8節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブライトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/DKl9EN7ZhR">pic.twitter.com/DKl9EN7ZhR</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1847666342922731982?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.20 01:15 Sun
2

【プレミアリーグ第8節プレビュー】首位リバプールvs好調チェルシー! 崖っぷちユナイテッドは曲者ビーズと

インターナショナルマッチウィーク前に行われた第7節はリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルの上位勢が揃って勝利。第2グループではチェルシーとアストン・ビラがドロー、トッテナムが敗戦と明暗分かれる形となった。 代表ウィーク明けで波乱必至の今節は首位のリバプールと4位のチェルシーによる、新指揮官同士の上位対決が最注目カードだ。 リバプールは前節、クリスタル・パレス相手に1-0の勝利。試合序盤にFWジョタが挙げたゴールを最後まで守り抜いてのリーグ3連勝となった。ここから来月のインターナショナルマッチウィークまで強豪7連戦に突入する前半戦の山場の初陣となる今節は好調のブルーズをホームで迎え撃つ。守護神アリソンの離脱に加え、パレス戦で存在感を示したMF遠藤航がオーストリア代表戦前の体調不良によって微妙な状況だが、MFマク・アリスターは代表戦で復帰し、代表早期離脱のDFファン・ダイク、FWサラーが万全の状態で臨める点は朗報だ。 対するチェルシーは前節、終盤に退場者を出したノッテンガム・フォレスト相手に1-1のドロー。リーグ連勝が「3」でストップした。全体のパフォーマンスに関しても攻撃面でやや精度を欠く不完全燃焼の内容となっただけに、被カウンター時の守備対応含めて修正が必要だ。ただ、今回の代表戦期間に目立った離脱者はなく、キャプテンのDFリース・ジェームズもようやくチームトレーニングに復帰。良い状態で敵地アンフィールドに乗り込めるはずだ。 チェルシーのアシストを期待しつつ首位奪還を目指す2位のマンチェスター・シティは、最下位のウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに臨む。前節は善戦したフルアム相手に苦戦を強いられたが、MFコバチッチの2ゴールとFWドクのスーパーゴールで試合を引っくり返して3-2の勝利。リーグ3戦ぶりの白星を挙げた。週明けのCLは格下スパルタ・プラハが相手で、今回の一戦に注力できる状況となっており、近年は思わぬ苦戦を強いられる苦手ウルブス相手に主力を起用し、勝ち切りたいところだ。 そのシティと同勝ち点で3位に位置するアーセナルは13位のボーンマスとのアウェイゲームで3連勝を狙う。前節は下位に沈むサウサンプトン相手に後半序盤に先制を許す厳しい展開となったが、途中出場のFWマルティネッリのゴールなどで3-1の逆転勝利を収めた。ただ、今回の一戦に向けてはFWサカとマルティネッリが代表チームで負傷し、DF冨安健洋にも再離脱の可能性が報じられており、ここにきて負傷者の状況は気がかりな点だ。その中でプレー強度が高いチェリーズとのアウェイゲームはタフなものになるだけに、前線の選手たちの決定力に期待したい。 MF三笘薫を擁する6位のブライトンは同勝ち点で並ぶ7位のニューカッスルとの上位対決で連勝を狙う。前節のトッテナム戦はホームで2点を先行される苦しい展開となったが、後半にギアを上げた三笘の圧巻の活躍もあって一気に3点を奪って逆転勝利。強豪相手に会心の勝ち点3奪取となった。その活躍によって前節のベストイレブンにも選出された三笘だが、今回の代表戦では2試合でスタメン出場となり、長距離移動の疲労も考えると、ベンチスタートが濃厚か。チームとしては難所セント・ジェームズ・パークでイーブンな状況を維持しながら、切り札の投入で勝ち点3を持ち帰りたい。 一方、前節は下位エバートン相手にゴールレスドローとなったニューカッスルは3戦未勝利とやや調子は下降気味。ただ、現在のブライトンのハイラインの守備に対して、MFバーンズやFWゴードンら快足揃いの攻撃陣の相性は良く、その形を意識しながら4戦ぶりの白星を掴みたいところだ。 直近の公式戦4分け1敗と再びの失速傾向で、14位に低迷するマンチェスター・ユナイテッドは、曲者の11位ブレントフォードとのホームゲームで6戦ぶりの白星を目指す。前節はアストン・ビラ相手に粘りのゴールレスドローに持ち込んだが、全体的なパフォーマンスはいまひとつで、テン・ハグ監督への風当たりはさらに強まる。対戦相手のビーズは直近4試合連続で試合開始2分以内でゴールを挙げており、赤い悪魔としてはその前半の入りに細心の注意を払いたい。あとは決定力不足の前線の奮起に期待したい。ピッチ外ではサー・アレックス・ファーガソンとの有償でのアドバイザー契約を今季限りで打ち切ることが不興を買っており、このホームゲームでは何とか結果で事態を沈静化させたい。 前節、ブライトン相手に厳しい逆転負けを喫して公式戦連勝が「5」でストップした9位のトッテナムは、12位のウェストハムとのロンドン・ダービーでバウンスバックの勝利を狙う。ブライトン戦は前半に良いパフォーマンスを見せたが、ミス絡みの失点から一気に崩れるメンタル面の脆さを露呈。ポステコグルー監督も後半の体たらくに憤りを示しており、このダービーではタフさを示したい。なお、この試合ではFWソン・フンミン、FWリシャルリソンの戦列復帰が大きな後押しになりそうだ。 サウジアラビア代表戦のゴールによって良い形でクリスタル・パレスに合流するMF鎌田大地は、10位のノッティンガム・フォレスト戦に臨む。ここまで未勝利で18位に沈むチームではプレミア適応に苦戦しておりベンチスタートが濃厚だが、日本代表で得た良い感覚を結果に繋げたい。 日本代表では2試合共に出番なしに終わったサウサンプトンのDF菅原由勢は、レスター・シティとの昇格組対決で初白星を狙う。前節、アーセナル戦では攻守に奮闘を見せた菅原だったが、3失点目に絡む痛恨のミスを犯しており、今回の試合では名誉挽回の活躍を期待したい。 その他では好調同士が対峙するフルアムvsアストン・ビラ、残留争い直接対決となるイプスウィッチvsエバートンも注目カードだ。 《プレミアリーグ第8節》 ▽10/19(土) 《20:30》 トッテナム vs ウェストハム 《23:00》 フルアム vs アストン・ビラ イプスウィッチ vs エバートン マンチェスター・ユナイテッド vs ブレントフォード ニューカッスル vs ブライトン サウサンプトン vs レスター・シティ 《25:30》 ボーンマス vs アーセナル ▽10/20(日) 《22:00》 ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・シティ 《24:30》 リバプール vs チェルシー ▽10/21(月) 《28:00》 ノッティンガム・フォレスト vs クリスタル・パレス 2024.10.19 12:00 Sat
3

ブライトンに多才なトルコ代表SBが加入…移籍金は総額48億円に

ブライトンは27日、フェネルバフチェからトルコ代表DFフェルディ・カディオグル(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、移籍金は総額3000万ユーロ(約48億4000万円)程度になったという。 トルコ人の父親とオランダ系カナダ人の母親の元、オランダで生まれ育ったカディオグル。NECナイメヘンでプロキャリアをスタートした後、2018年夏に父親の母国であるトルコ屈指の名門フェネルバフチェへステップアップを遂げた。 そのフェネルバフチェではこれまで通算204試合に出場し、18ゴール22アシストを記録。昨シーズンは公式戦51試合に出場するなどフル稼働を見せていた。 また、トルコ代表ではここまで20試合に出場し、先のユーロ2024では安定したパフォーマンスで評価を高めていた。 174㎝の右利きDFは左のサイドバックやウイングバックを主戦場に右サイドバック、セントラルMFでもプレー可能な多才なプレースタイル。爆発的なスピードに加え、中盤的なポジショニングセンスや高いプレス回避能力はブライトンのスタイルに嵌るはずだ。 ファビアン・ヒュルツェラー監督は、アルゼンチン代表DFバレンティン・バルコをセビージャに武者修行に出す形で迎え入れた期待の新戦力への期待を語っている。 「素晴らしいクオリティとキャラクターを備えたプレーヤーを獲得できて、とても興奮しているよ。彼は素晴らしい能力を持ち、力強いランナーで、パスも非常に得意だ」 「彼は主にサイドバックで、右サイドでも左サイドでもプレーできる。さらに、ミッドフィールドの中央でもプレーできる。彼は学ぶことと成長することに非常に熱心なプレーヤーであり、その点を踏まえると、彼がプレミアリーグに適応し、イングランドのフットボールにすぐに適応すると確信しているよ」 2024.08.28 07:00 Wed
4

「即座にインパクトを与えた」45分間のプレーとなった三笘薫に高い評価、最終盤にはあわやの技ありボレーも「苦戦した」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が高い評価を受けた。 9日、プレミアリーグ第16節でブライトンはホームにバーンリーを迎えた。 三笘はこの試合でベンチスタート。試合は45分にバーンリーが先制。三笘は後半頭から出場した。 77分にシモン・アディングラが同点ゴールを決めてブライトンが追いつくと、ここからより構成を強めることに。三笘も積極的に仕掛けるが、ブロックを敷くバーンリーを崩せない。 それでも、後半アディショナルタイム7分に三笘にビッグチャンス。ビリー・ギルモアが高速クロスを上げると、ファーサイドでフリーで待っていた三笘がボックス内左でショートバウンドのボールをダイレクトボレー。鮮やかなシュートがゴール右に決まったかに思われたが、バーンリーのGKジェームス・トラッフォードがスーパーセーブ。1-1のドローに終わった。 45分間のプレーでチームの攻撃化を活性化させた三笘。イギリス『Sussex Express』は7点(10点満点)の評価をつけた。 「左サイドで即座にインパクトを与えたが、バーンリーの低いブロックには苦戦した」 「バーをわずかに越えるシュートを放った。終盤の2つのシュートはセーブとブロックに遭った」 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに三笘薫が技アリのボレーもGKの超反応でゴールならず</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OiGsi6fxPEA";var video_start = 5;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.10 22:35 Sun
5

ブライトン、ウィルシャー氏が期待を寄せた“NEXTサカ”をアーセナルから獲得

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは7日、アーセナルからU-19イングランド代表FWアマリオ・コジアー=デュベリー(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 ロンドン生まれで14歳からアカデミーに在籍するコジアー=デュベリーは、右ウイングとトップ下を主戦場とするレフティーのアタッカー。爆発的なスピードとボールスキルを生かした打開力を最大の武器とし、U-18チーム監督のジャック・ウィルシャー氏が「ブカヨ・サカを想起させる」と期待を寄せたほどの逸材だ。 アーセナルとは2022年6月にプロ契約を結ぶんだが、これまで公式戦での出場機会はなく、2023-24シーズンもU-21チームやU-19チームでプレー。公式戦24試合に出場し13ゴール5アシストを記録していた。 ブライトンのデイビッド・ウィアーTD(テクニカル・ディレクター)は、コジアー=デュベリーの獲得について以下のようコメントしている。 「アマリオをクラブに迎えることができて本当に嬉しい。彼は我々が好む特徴を持っているし、我々のチームで活躍できる選手だと信じている。我々は彼と一緒に働き、彼のキャリアアップを手助けすることを楽しみにしている」 2024.07.08 07:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly