千葉とのJ1昇格PO準決勝に臨む東京V、頼れる新加入3選手が突破のカギ握る

2023.11.25 19:15 Sat
東京Vの攻撃のカギを握る中原輝
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東京Vの攻撃のカギを握る中原輝
東京ヴェルディ26日、味の素スタジアムで行われる2023J1昇格プレーオフ準決勝でジェフユナイテッド千葉と対戦する。この重要な一戦に向け、新加入ながらチームの中核を担い、昇格やプレーオフ、J1の舞台を知る経験豊富な3選手が意気込みを語った。

今シーズンの明治安田生命J2リーグを2位のジュビロ磐田と同じ勝ち点75で終えたものの、得失点差で涙を呑んで3位フィニッシュとなった東京V。これにより、2018シーズン以来の参戦となるプレーオフで、16年ぶりのJ1昇格という悲願達成を目指す。

その初戦となる準決勝では今季レギュラーシーズンで1勝1敗の戦績に終わった6位の千葉との対戦が決定した。
今夏セレッソ大阪から期限付き移籍で加入し、16試合5ゴール4アシストと見事な数字を残したMF中原輝。とりわけ、シーズン最終盤は右サイドで違いを生み続け、重要なゴールを挙げるなど攻撃を牽引した。

前回の千葉戦では後半アディショナルタイムでの決勝点を含む全ゴールに絡み3-2の劇的勝利に導いたレフティーは、今回の再戦に向けて前半の入りや先制点をポイントに挙げる。さらに、「負けてはいけない部分」と、前回対戦では不在だったMF日高大とのマッチアップへの意気込みを語る。
「(千葉の印象)前線から守備をしてしっかりとハードワークしてくるなかで、とにかく強度が高いイメージ。ただ、その強度も90分もつわけではないので、そこをうまく最初、特に前半は自分たちの課題でもあるので、そこで相手につかまらないようにすることが、ひとつのカギかなと思います」

「先制点はプレーオフだけではなく重要。より自分たちが優位に進めていける部分ではあるので、そこは意識しますが、まずは失点しないこと。いつも通りに守備から入って、今年この順位で終えられているのは失点数が少ないことがひとつの要因なので、全員でハードワークしていくことが大事」

「(日高は)攻撃で上がってくると思いますが、自分たちでボールを保持して攻撃ができれば、上がってくる回数は減ると思いますし、僕自身一対一の勝負でしっかりと勝てれば、そこをケアするために上がりにくくなると思うので、最初の攻防が大事になる。そこは負けてはいけない部分ですし、違いを見せられるようにしたいです」

また、今月の栃木SC戦では数的不利のチームを救う一発となり、11月度のJ2月間ベストゴールにも輝いた直接FKを決めているスペシャルな左足は、こういった一発勝負において重要な武器となる。中原はこのプレーオフの舞台でも今夏加入時より追求してきた決定的な仕事を自身に求める。

「ああいう場面でしっかりとああいうゴールを決められたことは自分の自信になりますし、ここからの2試合で緊張感のある試合のなかでまた結果を出せるようにしていきたい」

「自動昇格を目指してやってきて、結果的に3位でプレーオフに回る形になったという部分で、チームも自分自身も何かが足りなかったと思います。そこを残り2試合で結果を求めて戦っていきたいです」

「ファン・サポーターの方たちもたくさん来られるという話を聞いているので、そういう良い雰囲気のなかでサッカーができるのは幸せなことですし、僕自身そういう試合の方が楽しみながらできると思います」

その中原と右サイドで強力なコンビを築くDF宮原和也は、守護神マテウスと共にリーグ最少失点(31点)の堅守を支えた立役者。久々のJ2の舞台では頭一つ抜けた守備能力を発揮しつつ、要所で見せる攻撃参加でも違いを生んだ。

名古屋グランパス時代の2017シーズンに、今回の東京Vと同じ3位でプレーオフを制した27歳DFは、「受けるだけの状況にしない」ことをポイントに挙げる。

「3位というのは一番有利な位置。ただ、相手は絶対に点を取らなければいけない状況で戦ってくるので、そこでしっかりと撥ね返す。受けるだけの状況にしないようにという考えもあります。また、ホームなのでその利を活かしてしっかりと勝ち切りたい。プレーオフは雰囲気も違って難しい感じになると思いますが、そこはしっかりとチーム全員でやっていきたい」

そのプレーオフ特有の戦い方に加え、対千葉という部分ではゲームコントロールを意識している。

「千葉は個人の能力が高い選手もいますし、カウンターも速いと思うので、そこで自分たちがしっかりとゲームコントロールして相手のやりたい形を出させないようにうまくやっていきたい」

「ゲーム展開によって変わりますが、こちらが先制点を取れば、相手は攻めてくるだけだと思いますし、相手は勝ち切る必要があるので、そこをうまく利用しながらカウンターをしたり、しっかりとゲームをコントロールしたい。また、先制してしっかりと引くのではなく、前からしっかりとボールに行くなど、自分たちが普段やらないことをやらないようにして、チーム全員で話し合いながら戦っていく必要もあります」

また、シーズン終盤は経験の少なさから前半に硬さも見受けられるチームにおいて、さすがの安定感を示す経験豊富な右サイドバック。レギュラーシーズンでは累積警告3枚の状況が続き、より球際で繊細な対応を余儀なくされたが、プレーや背中で周囲を引っ張る寡黙なリーダーはよりギアを上げてスイッチ役を担う覚悟だ。

「3枚になってからはイエローをもらわないようにということは頭の中にありました。行き切りたいところで行き切れないところもありましたが、そこを我慢しながらやれました。次は相手も前から来ると思うので、イエローが出ないように気を付けますが、行くべきところはしっかりと行き切りたい」

「自分もやっていて終盤は試合に勝てているものの、内容でなかなかうまくいっていないシーンもたくさんあったので、大宮戦の後半途中からのようにしっかりと自分たちでボールを握ることができれば、切り替えやこぼれ球への反応は好調時のようになると思います。そこはもっとボールを大事にしながら状況を判断し、チームとしてやっていければと思います」

「若い選手も多いですし、こういう緊張感に慣れていない選手もいます。そこでしっかりと自分たちが声を出して引っ張っていけるようにしたいですし、雰囲気に呑まれないように前向きにプレーしながら、練習の段階からも声をかけ合いながらやっていきたい」

「(スイッチを入れるプレーも意識?)自分はやるだけだと思っていますし、そこでチームを引っ張っていければと思います」

今夏、期限付き移籍のMF長谷川竜也とともに昨季の横浜FCでJ2昇格を達成したMF齋藤功佑は、奇しくも今季加入した東京Vに敗れた2018シーズンにプレーオフを経験しているキーマンの一人だ。

新天地では32試合4ゴール6アシストの数字もさることながら、優れた戦術眼とリーダーシップによって試合だけでなく練習の段階からチームメイトに声をかけながら映像を用いた選手間のミーティングで戦術や連携面の改善に寄与してきた。

その緑の新司令塔は、“共通認識”を重要なテーマにプレーオフへの準備を進めてきた。

「今まで通りに冷静にというか、時間帯に合わせたプレーの選択、相手を見ながらプレーを選択するところをやりたいのが一番。ただ、ああいった緊張感があると、どうしてもそういうプレーが選択できなくなるので、この準備期間で練習から想定しながら周りに要求し、緊張感のあるなかでも冷静に判断できるように選手の連携を高めていきたい」

「やっぱり(宮原)和也くんや(中原)輝くんはこの緊張感を楽しめていると思いますし、そういった選手が最初にボールに触っていくところは大事だと思います。そこからチーム全体に良い影響を与えながらやっていくこともやり方のひとつ」

「(プレーオフの戦い方)いつも通りで大丈夫です。普段通りに集中して試合に入ってリスクのないプレーを選択しながら、落ち着いてきたら自分たちの得意な形で攻撃する形で。守備は常にアラートに組織的に守備できればと思います。点を取られずにやれれば、自ずと自分たちのチャンスが増えてそのタイミングで点を取ることができれば、ほぼ負けないという感覚はあります」

「(入りのポイント)共通認識を高めること。大雑把に言えば、繋ぐのか蹴るのか。そこに関して全員で共通認識を持てていない部分もあったのかなと思うので、より今回の試合では声も通らないと思いますし、緊張感もあるので、いつものプレーができない状況になりやすいという部分でそこの共通認識を高めることを今週取り組んできました」

「勝ちに行くところから引き分けに持っていく判断のところは、監督からの指示を待つ形になると思いますが、中の選手たちは勝つためにうまくいく方法をみんなでコミュニケーションを取りながら共通認識を持ってやっていくことが大事。中でやっている選手の考えがばらばらにならないことが重要です」

「応援してくれるサポーターと喜び合いたいので、勝つこと、次のステージに上がることを最優先にプレーしたい。たくさんのゴールで共に喜び合いたい気持ちもありますが、勝つことに集中してやっていきたいです」

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勝利必須の磐田は最下位鳥栖が意地見せ3-0惨敗…逆転残留ならず1年でJ2降格【明治安田J1最終節】

8日、明治安田J1リーグ最終節のサガン鳥栖vsジュビロ磐田が駅前不動産スタジアムで行われ、3-0で鳥栖が勝利を収めた。 すでにJ2降格が決まっている鳥栖と、最終節でわずかながらJ1残留への望みを残した磐田の一戦。鳥栖はスタメン3名を変更し、上夷克典、渡邉、寺山翼が外れ、原田亘、西矢健人、マルセロ・ヒアンが入った。 勝たなければ残留の道がなくなる磐田は前節からスタメン1名を変更し、平川怜が外れ、上原力也が入った。 自力で残留を掴めない磐田は、勝利以外の結果はJ2行きとなる中、立ち上がりから攻勢をかけると、3分、右サイドからのクロスに対してニアサイドで鳥栖が処理にもたつくと、高畑奎汰が突っ込むもGK朴一圭と接触。こぼれ球を上原力也が押し込もうとしたが、大きくクリアされた。 8分にも磐田はビッグチャンス。ボックス右からジョルディ・クルークスが右足でクロス。ファーサイドで松原后が胸トラップでコントロールし逆足の右足でシュート。枠を捉えるが、GK朴一圭がスーパーセーブでピンチを凌いでいく。 2度の決定機を凌いだ鳥栖は12分に波状攻撃。ボックス手前で原田亘のパスに反応した富樫敬真がシュートも、前に出たGK川島永嗣がセーブした。 しかし16分、鳥栖は中原輝がフリーでパスを受けると絶妙なスルーパス。これに反応した富樫は前に出たGK川島を冷静にかわし、無人のゴールへと流し込み、鳥栖が先制した。富樫は引退を決断したMF森谷賢太郎のユニフォームを掲げて喜びを露わにした。 磐田としては痛恨の失点。残留に向けては他力にもなるが、3点は欲しい状況だったが、19分にアクシデント。ロングボールに反応したクルークスがジャンプしてトラップしたところ、クリアにきた丸橋祐介の顔面にスパイクの裏が直撃する状況に。オンフィールド・レビューの結果、クルークスにはイエローカードに提示された。 大ピンチを免れた磐田だったが、鳥栖が波状攻撃。24分、ボックス内でスローインを受けたマルセロ・ヒアンが相手を背負いながら反転シュート。しかし、これはGK川島がセーブすると、こぼれ球を中原が押し込むが、リカルド・グラッサがブロックする。 すると26分に磐田が反撃。広大なスペースに出されたボールに反応したクルークスがボックス右からクロス。これをニアサイドに走り込んだ高畑がダイレクトで合わせるが枠を外れる。 攻めながらもなかなかネットを揺らせない磐田。すると30分、ハーフウェイライン付近でパスを受けた中原がドリブルで持ち出しスルーパス。ボックス内左に走り込んだマルセロ・ヒアンが落ち着いて蹴り込み、鳥栖が追加点を奪った。 大きな2点目を奪った鳥栖。磐田は最低限の勝利すら難しい状況になってしまった中、40分にはマルセロ・ヒアンのシュートが右ポストを叩いたが、オフサイドの判定に。前掛かりになる磐田に対し、背後を狙う鳥栖という構図に。2点のリードもあり、鳥栖はリスクを冒したプレーはしない。 鳥栖が2点リードで折り返した試合。まずはこの試合で勝利するために3点が必要な磐田は、松本昌也、高畑を下げ、これが現役ラストマッチとなる山田大記、そしてマテウス・ペイショットを投入して流れを変えていくことに。ただ、立ち上がり10分に大きな変化を作れないと、中村駿を下げて藤原虎太朗を投入。より攻撃的に出るようにメンバーを変更した。 しかし59分に最終ラインで痛恨のミス。後方からビルドアップを試みた中、ボックス右でパスを受けた植村洋斗が出しどころに躊躇すると、狙っていたヴィキンタス・スリヴカが突いてボール奪取。これを受けたマルセロ・ヒアンがボックス内に持ち込み、飛び出したGK川島を嘲笑うチップキックでネットを揺らし、鳥栖が3点目を奪った。 痛恨のミスからJ1残留が絶望的になる3失点目。すると鳥栖は67分、GK朴一圭、DF原田亘を下げ、今シーズン限りで引退を表明しているGK岡本昌弘、MF藤田直之を投入し惜別の起用に。岡本は2009年以来お15年ぶりのJ1でのプレーとなった。 磐田は75分、ジャーメイン良がドリブルを仕掛けてボックス内右からシュート。しかし、GK岡本がしっかりと前に出て対応する。 その後は磐田が攻め込んでいくが鳥栖がしっかり守りタイムアップ。3-0で鳥栖が勝利を収め、磐田は1年でのJ2降格が決定した。 サガン鳥栖 3-0 ジュビロ磐田 【鳥栖】 富樫敬真(前16) マルセロ・ヒアン(前30、後15) <span class="paragraph-title">【動画】磐田、最低条件の勝利を掴めず1年でJ2降格</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1865657645740196190?ref_src=twsrc%5Etfw">December 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.08 15:57 Sun
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東京V攻撃のキーマン中原輝、清水との国立決戦へ「チームとして自分たちが上回る」

東京ヴェルディのMF中原輝が、2023J1昇格プレーオフ決勝に向けて意気込みを語った。 今シーズンの明治安田生命J2リーグを2位のジュビロ磐田と同じ勝ち点75で終えたものの、得失点差で涙を呑んで3位フィニッシュとなった東京V。これにより、2018シーズン以来の参戦となったプレーオフ準決勝では6位のジェフユナイテッド千葉を2-1で下し、16年ぶりのJ1昇格へ王手をかけた。 そして、12月2日に国立競技場で行われる運命の決勝ではレギュラーシーズン4位で、プレーオフ準決勝でモンテディオ山形を退けた清水エスパルスとの対戦が決定した。 今夏セレッソ大阪から期限付き移籍で加入した中原は、レギュラーシーズンで16試合5ゴール4アシストと見事な数字を残し、終盤の攻撃を牽引。とりわけ、決勝点を記録した準決勝の千葉戦を含めシーズン最終盤では公式戦3試合連続含め、5試合すべてで得点やアシストやゴールの起点となるスーパーな活躍を披露している。 11月30日に行われた両クラブの合同会見ではセレッソ大阪時代の同僚であるMF乾貴士から名指しで警戒されるなど、この大一番における東京Vのキーマンは、清水戦に向けて意気込みを語った。 ヴェルディサポーターの間で“メシア”とも形容される最終盤の活躍にも、「ここ数試合結果は出ていますが、特別何かを変えたということはなくて、いつも通りにチームの勝利や自分自身の成長のために継続しているだけ」と、ピッチ上で見せるプレー同様に飄々とした受け答え。 それでも、磨きをかける得点感覚については「感覚というよりも足を振れているというのが、ひとつゴールにつながっている感覚。元々、キックには自信があるので、そこにこういうゴールを取れる位置にいることだったり、相手が多少前にいたとしても足を振れていることが得点につながっている」と、ゴール前での積極性、ゴールを奪える位置を取れている部分への手応えを口にしている。 また、今季レギュラーシーズンで2敗を喫している清水の印象については、多くの選手同様に対戦相手の選手の質の高さを認めながらも、相手の強力な攻撃に対して、磨き上げてきたリーグ最少失点の堅守は十分に通用すると考えている。 「選手の質は高いですが、前回対戦のときももちろんレベルは高いですが、チームとしての差はそこまで感じなかったです。11人、チームとして考えたときに自分たちが上回ることも大事ですし、攻撃力は確かにあるチームですが、自分たちは守備に自信があるので、耐えるところは耐えて前回(千葉戦)のように得点を取れれば、大きく勝利に近づけるのかなと思います」 「(吉田豊とのマッチアップ)対人が強い選手なので負けないことが大事ですし、うまく(宮原)和也くんとコンビネーションだったり、周りとの連携をうまく使いながら、勝負すべきところと周りを活かすところの状況判断を持ちながら自分の特長を出して右サイドから良い攻撃に繋げられればと思います」 「基本は右ですけど、元々中央をやっていたりしていたので、自分が中に入ったり左に行くことでマークのずれができてきますし、そういうタイミングや相手が嫌がるポジショニングを取ることを意識してやっています。そこがうまくチームとして攻撃のアクセントになっていければと思います」 さらに、最終的に勝利したものの、ゲーム全体を通して苦戦を強いられた千葉戦を踏まえ、清水との決勝では「前半の入り」、「受け身にならない」ことを重要なポイントに挙げている。 「試合の入りが一番かなと思います。相手は勝たなければいけない状況で、前回の千葉もそうでしたが、あの圧力のなかで自分たちが受け身になってしまうと前回のように先制されていたらどうなったか分からないゲーム運びになっていたので、チームとして改善していくことが大事」 「2-0になった状況で、受け身にならないということをみんなが頭では分かっていたと思いますが、レギュレーションの関係もあって分かっていても受け身になってしまう選手もいたと思うので、そういうところのチームとしての統一は試合中に声をかけ合ったり、相手陣内で時間を作ってあげることも必要だなと感じました。そういう声かけやプレーの選択は同じ状況になった場合、考えていく必要があると思います」 最後に緑の名門をJ1昇格に導く覚悟を持って今夏加入した27歳MFは、「そういう気持ちで来ていますが、次が一番大事」と国立決戦での再びの躍動を誓っている。 2023.12.01 19:45 Fri

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松村優太が東京Vとのレンタル契約終了で鹿島復帰 「どんな時でもアントラーズの勝利とタイトルのために」

鹿島アントラーズは30日、東京ヴェルディからMF松村優太(23)の復帰を発表した。 2020年に静岡学園高校から鹿島入りし、この夏から出番を求め、東京Vに期限付き移籍の松村。目に見える結果こそ1アシストにとどまったが、突破力が売りのアタッカーとして明治安田J1リーグで12試合に出場した。 来季から鬼木達新監督のもとで鹿島のユニフォームを纏うパリ五輪世代の23歳はクラブの公式サイトで決意を新たにする。 「皆さんお久しぶりです、松村優太です。また鹿島アントラーズのユニフォームに袖を通して戦えることを、大変嬉しく思います。このクラブのために覚悟を持って戦います。どんな時でも、アントラーズの勝利とタイトルのために。またよろしくお願いします」 「この度鹿島アントラーズに復帰することになりました。16年ぶりのJ1の舞台で躍動するチームでプレーできたことをとても大きな財産だと感じると共に、チームのために何も残せなかった不甲斐ない自分に悔しさ、申し訳なさを感じています」 「初めての移籍で戸惑いもあった僕のことを温かく迎え入れてくれた選手の皆さん、いつも真摯に向き合ってくれた城福監督をはじめとしたスタッフの皆さん、いつも熱い声援を送ってくれたファン・サポーターの皆さん(チャント大好きでした)、東京ヴェルディに関わるすべての方々に感謝しています」 「半年という短い間でしたが本当にありがとうございました」 2024.12.30 11:21 Mon
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23歳にしてインドネシア代表50試合出場も…元東京VのDFアルハン、クラブキャリアの公式戦出場数はわずか「19試合」

インドネシア代表DFプラタマ・アルハンがクラブレベルで近年ほとんどピッチに立っていない。 2022〜2023シーズンに当時J2の東京ヴェルディでプレーしたレフティー、アルハン。 驚異的なロングスローで知られ、昨年急速に帰化組が増えたインドネシア代表では、不動の存在とまでは言えずとも、ユーティリティ性も武器に多くの試合で出場機会が与えられる。23歳にして国際Aマッチ出場数は「50」を数える。 しかし、クラブレベルでは不遇そのもの。 東京V時代は2年間で公式戦出場が「4試合」にとどまり、昨年1月に加入した韓国Kリーグ1・水原FCでは1年間で出場「2試合」のみ。プレータイム計4分間でレッドカード1枚を頂戴した。 そして、今年1月1日に発表されたのは水原との契約満了。A代表で50試合に出場するアルハンだが、18歳からのクラブキャリアで出場した公式戦はわずか「19試合」となっているのだ。 母国紙『Kompas.com』は「アルハンは過去3年間で“1時間”もプレーしていない。東京Vで55分間、水原で4分間だけだ」などと、純国産A代表戦士の現状を憂いている。 2025.01.04 19:35 Sat
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J3岐阜が4選手を獲得! 徳島MF外山凌は完全移籍、柏FWオウイエ・ウイリアムは育成型期限付き移籍、2名が期限付き移籍延長

FC岐阜は30日、徳島ヴォルティスのDF外山凌(30)が完全移籍で、柏レイソルのFWオウイエ・ウイリアム(20)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 また、ヴァンフォーレ甲府から期限付き移籍中のMF野澤陸(26)、東京ヴェルディから育成型期限付き移籍中のMF西谷亮(20)の期間延長も発表した。期限付き移籍中の選手はいずれも2026年1月31日までとなる。 外山は東京Vの下部組織出身で、前橋育英高校、阪南大学へと進学し、2017年に水戸ホーリーホックに加入。ブラウブリッツ秋田への育成型期限付き移籍を経験すると、2021年に松本山雅FCに完全移籍。2023年に徳島に加入すると、今シーズンは鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍していた。 徳島ではJ2で14試合、天皇杯で2試合に出場。鹿児島ではJ2で28試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 オウイエ・ウイリアムは川崎フロンターレU-15から日本体育大学柏高校へと進学。2023年に柏に加入した。 柏での2年間ではリーグ戦の出場はなし。ルヴァンカップで1試合、天皇杯で1試合に出場していた。 甲府からの期限付き移籍が延長となる野澤は、今シーズンのJ3で17試合、天皇杯で1試合に出場。東京Vから育成型期限付き移籍が延長となる西谷はJ3で31試合4得点を記録していた。 4選手はそれぞれコメントしている。 <h3>◆DF外山凌</h3> 【FC岐阜】 「徳島ヴォルティスから完全移籍で加入します、外山凌です。本当に熱意あるオファーをいただきました。僕もそれに必ず応えたいと思います。必ず昇格しましょう」 【徳島ヴォルティス】 「1年間という短い間でしたがありがとうございました。10戦以上勝てない試合が開幕から続いたような苦しいシーズンを過ごした中で、チームの勝利に貢献できず悔しさと申し訳なさがありました。その想いを忘れずに今後の自分に活かしていきたいと思います」 「本来徳島ヴォルティスがいるステージに1日でも早く到達できることを祈っています。これからも陰ながら応援しています!ありがとうございました」 【鹿児島ユナイテッドFC】 「1年間でしたがとても濃い時間を過ごせました。街も人も僕と僕の家族に本当に親切にして下さりました。鹿児島全体がユナイテッドを応援し本当に地域に根付いてる素晴らしいクラブだと感じました」 「長年クラブを支えた今回契約満了になってしまったベテランの方達も素晴らしい人格の方達でそのような方達が築き上げてきたクラブだと素直に思いました」 「今年の結果は本当に残念でどうにか変えよう、うまくいくようにと考えて行動もしましたがうまくいかず降格という結果を招いてしまいました。本当に自分の力不足を実感しました。申し訳ないです」 「このチームのファンサポーターは大雨でも勝っても負けてもどんな時でも最後まで声を枯らす素晴らしいサポーター達です。そんな方達がいつの日かJ2、J1に上がり報われる事を心から祈っています。ありがとうございました」 <h3>◆FWオウイエ・ウイリアム</h3> 【FC岐阜】 「FC岐阜のファン・サポーターの皆さん、はじめまして、オウイエ ウイリアムです。今、自分の持っているものを出して、J2昇格に貢献できるよう頑張ります。1年間熱いサポートよろしくお願いします」 【柏レイソル】 「2年間ありがとうございました。この2年で得た力を存分に出して、岐阜で活躍して戻ってこられるよう頑張ってきます!」 <h3>◆DF野澤 陸</h3> 【FC岐阜】 「2025シーズンもFC岐阜でプレーさせていただくことになりました。この決断に至るまで自分の中で様々な葛藤がありました。選手生命の短いプロサッカー選手として、自分の価値観をどこに置いてプレーするのか、とても悩みました。色んな選択肢の中で、自分を信じて必要としてくれたFC岐阜で、先頭に立って戦い昇格することがクラブ、そして自分自身の将来の為になると思いこの決断をしました」 「今シーズン苦しい時期があった中でも、ファン・サポーターのみなさんはホーム、アウェイ関係なく最後まで僕たちの背中を押してくれました。とても心強かったですし、その期待に応えたいと思いプレーしていました。2025シーズンはファン・サポーターの皆さんに結果で応えて、沢山の勝利を分かち合い最後に笑って終われるようにチームを引っ張っていきます。必ず昇格しましょう!」 【ヴァンフォーレ甲府】 「みなさんお久しぶりです!今シーズンに引き続き来シーズンも期限付き移籍という形でFC岐阜でプレーする事を決めました。チームを離れていても変わらず応援して下さったファン、サポーターの方々には感謝しています」 「自分自身もっと成長して岐阜を昇格させて、大きくなった姿を見せたいと思います。岐阜での活躍を届けられるように頑張ります!」 <h3>◆MF西谷 亮</h3> 【FC岐阜】 「来シーズンもよろしくお願いします。2025年はやります。それではみなさん良いお年を!」 【東京ヴェルディ】 「来シーズンもFC岐阜でプレーさせてもらうことになりました。ホーム最終節の川崎フロンターレ戦を現地で観て鳥肌が立ちました。このファン・サポーターの前でプレーしたいと思うと同時にまだ実力が足りていないと実感しました」 「来シーズンは圧倒的な結果を残してきます。そしてFC岐阜の昇格のため全てをかけ闘ってきます。引き続き応援よろしくお願いします」 2024.12.30 13:15 Mon
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Jリーグの2月、3月開催試合の日程&スタジアムが決定! 初J1の岡山はスタジアムが全て未定に

Jリーグは27日、2025シーズンの2月、3月開催分の日程を発表した。 すでに各リーグの対戦カードは発表されていた中、開催日とキックオフ時間、スタジアムも決定した。 いずれも第1節から第7節までの詳細が決定。J1では岡山のホームゲームのみ、全てスタジアムが未定となっている。 開幕戦はガンバ大阪vsセレッソ大阪の大阪ダービーで、2月14日(金)の19時からパナソニック スタジアム 吹田で開催。16日には国立競技場で東京ヴェルディvs清水エスパルスが行われる。 また、J2ではベガルタ仙台はユアテックスタジアム仙台が使用できないために、シーズン序盤はキューアンドエースタジアムみやぎ を使用することとなる。 <span class="paragraph-title">【明治安田J1リーグ日程】</span> <h3>◆第1節</h3> ▽2月14日(金) 《19:00》 ガンバ大阪 vs セレッソ大阪 [パナソニック スタジアム 吹田] ▽2月15日(土) 《14:00》 横浜F・マリノス vs アルビレックス新潟 [日産スタジアム] 横浜FC vs FC東京 [ニッパツ三ツ沢球技場] ヴィッセル神戸 vs 浦和レッズ [ノエビアスタジアム神戸] ファジアーノ岡山 vs 京都サンガF.C. [未定] アビスパ福岡 vs 柏レイソル [ベスト電器スタジアム] 《15:00》 川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] 湘南ベルマーレ vs 鹿島アントラーズ [レモンガススタジアム平塚] ▽2月16日(日) 《14:00》 東京ヴェルディ vs 清水エスパルス [国立競技場] FC町田ゼルビア vs サンフレッチェ広島 [町田GIONスタジアム] <h3>◆第2節</h3> ▽2月22日(土) 《14:00》 柏レイソル vs 川崎フロンターレ [三協フロンテア柏スタジアム] 横浜FC vs ファジアーノ岡山 [ニッパツ三ツ沢球技場] 清水エスパルス vs アルビレックス新潟 [IAIスタジアム日本平] 名古屋グランパス vs ヴィッセル神戸 [豊田スタジアム] 京都サンガF.C. vs 浦和レッズ [サンガスタジアム by KYOCERA] 《15:00》 鹿島アントラーズ vs 東京ヴェルディ [県立カシマサッカースタジアム] FC東京 vs FC町田ゼルビア [味の素スタジアム] ガンバ大阪 vs アビスパ福岡 [パナソニック スタジアム 吹田] セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ [ヨドコウ桜スタジアム] ▽2月23日(日・祝) 《14:00》 サンフレッチェ広島 vs 横浜F・マリノス [エディオンピースウイング広島] <h3>◆第3節</h3> ▽2月26日(水) 《19:00》 鹿島アントラーズ vs アルビレックス新潟 [県立カシマサッカースタジアム] 柏レイソル vs セレッソ大阪 [三協フロンテア柏スタジアム] FC東京 vs 名古屋グランパス [味の素スタジアム] FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ [町田GIONスタジアム] 横浜F・マリノス vs 横浜FC [日産スタジアム] 湘南ベルマーレ vs 浦和レッズ [レモンガススタジアム平塚] 清水エスパルス vs サンフレッチェ広島 [IAIスタジアム日本平] ヴィッセル神戸 vs 京都サンガF.C. [ノエビアスタジアム神戸] ファジアーノ岡山 vs ガンバ大阪 [未定] アビスパ福岡 vs 川崎フロンターレ [ベスト電器スタジアム] <h3>◆第4節</h3> ▽3月1日(土) 《13:00》 横浜F・マリノス vs 湘南ベルマーレ [日産スタジアム] 《14:00》 鹿島アントラーズ vs FC東京 [県立カシマサッカースタジアム] 《15:00》 川崎フロンターレ vs 京都サンガF.C. [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] ヴィッセル神戸 vs アビスパ福岡 [ノエビアスタジアム神戸] ▽3月2日(日) 《14:00》 東京ヴェルディ vs ガンバ大阪 [味の素スタジアム] アルビレックス新潟 vs セレッソ大阪 [デンカビッグスワンスタジアム] 名古屋グランパス vs FC町田ゼルビア [豊田スタジアム] ファジアーノ岡山 vs 清水エスパルス [未定] 《14:30》 サンフレッチェ広島 vs 横浜FC [エディオンピースウイング広島] 《15:00》 浦和レッズ vs 柏レイソル [埼玉スタジアム2002] <h3>◆第5節</h3> ▽3月8日(土) 《14:00》 浦和レッズ vs ファジアーノ岡山 [埼玉スタジアム2002] 《14:05》 アルビレックス新潟 vs 東京ヴェルディ [デンカビッグスワンスタジアム] 《15:00》 ガンバ大阪 vs 清水エスパルス [パナソニック スタジアム 吹田] 《16:00》 柏レイソル vs 鹿島アントラーズ [三協フロンテア柏スタジアム] FC東京 vs 湘南ベルマーレ [味の素スタジアム] 横浜FC vs FC町田ゼルビア [ニッパツ三ツ沢球技場] セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス [ヨドコウ桜スタジアム] ▽3月9日(日) 《14:00》 京都サンガF.C. vs アビスパ福岡 [サンガスタジアム by KYOCERA] ▽4月9日(水) 《19:00》 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス ※1 [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] ▽7月2日(水) 《19:00》 ヴィッセル神戸 vs サンフレッチェ広島 ※2 [ノエビアスタジアム神戸] <h3>◆第6節</h3> ▽3月15日(土) 《14:00》 東京ヴェルディ vs 名古屋グランパス [味の素スタジアム] FC町田ゼルビア vs アルビレックス新潟 [町田GIONスタジアム] 横浜FC vs セレッソ大阪 [ニッパツ三ツ沢球技場] アビスパ福岡 vs FC東京 [ベスト電器スタジアム] ▽3月16日(日) 《13:00》 清水エスパルス vs 京都サンガF.C. [IAIスタジアム日本平] 《14:00》 鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ [県立カシマサッカースタジアム] 横浜F・マリノス vs ガンバ大阪 [日産スタジアム] ファジアーノ岡山 vs 川崎フロンターレ [未定] サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル [エディオンピースウイング広島] 《15:00》 湘南ベルマーレ vs ヴィッセル神戸 [レモンガススタジアム平塚] <h3>◆第7節</h3> ▽3月28日(金) 《19:00》 セレッソ大阪 vs 浦和レッズ [ヨドコウ桜スタジアム] ▽3月29日(土) 《12:55》 ファジアーノ岡山 vs 横浜F・マリノス [未定] 《13:00》 清水エスパルス vs 湘南ベルマーレ [IAIスタジアム日本平] 《14:00》 柏レイソル vs 東京ヴェルディ [三協フロンテア柏スタジアム] アルビレックス新潟 vs ガンバ大阪 [デンカビッグスワンスタジアム] 名古屋グランパス vs 横浜FC [豊田スタジアム] 京都サンガF.C. vs サンフレッチェ広島 [サンガスタジアム by KYOCERA] 《15:00》 鹿島アントラーズ vs ヴィッセル神戸 [県立カシマサッカースタジアム] アビスパ福岡 vs FC町田ゼルビア [ベスト電器スタジアム] 《17:00》 FC東京 vs 川崎フロンターレ [味の素スタジアム] <span class="paragraph-title">【明治安田J2リーグ日程】</span> <span data-other-div="movie2"></span> <h3>◆第1節</h3> ▽2月15日(土) 《14:00》 いわきFC vs ジェフユナイテッド千葉 [ハワイアンズスタジアムいわき] RB大宮アルディージャ vs モンテディオ山形 [NACK5スタジアム大宮] ヴァンフォーレ甲府 vs レノファ山口FC [JIT リサイクルインク スタジアム] ジュビロ磐田 vs 水戸ホーリーホック [ヤマハスタジアム(磐田)] 藤枝MYFC vs 徳島ヴォルティス [藤枝総合運動公園サッカー場] サガン鳥栖 vs ベガルタ仙台 [駅前不動産スタジアム] 《19:00》 V・ファーレン長崎 vs ロアッソ熊本 [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] ▽2月16日(日) 《12:50》 愛媛FC vs カターレ富山 [ニンジニアスタジアム] 《13:10》 FC今治 vs ブラウブリッツ秋田 [アシックス里山スタジアム] 《14:00》 大分トリニータ vs 北海道コンサドーレ札幌 [クラサスドーム大分] <h3>◆第2節</h3> ▽2月22日(土) 《14:00》 RB大宮アルディージャ vs ヴァンフォーレ甲府 [NACK5スタジアム大宮] ジェフユナイテッド千葉 vs カターレ富山 [フクダ電子アリーナ] ジュビロ磐田 vs サガン鳥栖 [ヤマハスタジアム(磐田)] ▽2月23日(日・祝) 《13:00》 レノファ山口FC vs V・ファーレン長崎 [維新みらいふスタジアム] ロアッソ熊本 vs 北海道コンサドーレ札幌 [えがお健康スタジアム] 《13:55》 徳島ヴォルティス vs ベガルタ仙台 [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 《14:00》 水戸ホーリーホック vs モンテディオ山形 [ケーズデンキスタジアム水戸] FC今治 vs 藤枝MYFC [アシックス里山スタジアム] 大分トリニータ vs いわきFC [クラサスドーム大分] 《15:00》 愛媛FC vs ブラウブリッツ秋田 [ニンジニアスタジアム] <h3>◆第3節</h3> ▽3月1日(土) 《13:00》 ベガルタ仙台 vs 大分トリニータ [キューアンドエースタジアムみやぎ] 《14:00》 ジェフユナイテッド千葉 vs モンテディオ山形 [フクダ電子アリーナ] 藤枝MYFC vs ブラウブリッツ秋田 [藤枝総合運動公園サッカー場] サガン鳥栖 vs FC今治 [駅前不動産スタジアム] V・ファーレン長崎 vs ジュビロ磐田 [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] ▽3月2日(日) 《13:00》 ロアッソ熊本 vs RB大宮アルディージャ [えがお健康スタジアム] 《14:00》 いわきFC vs 徳島ヴォルティス [ハワイアンズスタジアムいわき] 水戸ホーリーホック vs 愛媛FC [ケーズデンキスタジアム水戸] カターレ富山 vs ヴァンフォーレ甲府 [富山県総合運動公園陸上競技場] レノファ山口FC vs 北海道コンサドーレ札幌 [維新みらいふスタジアム] <h3>◆第4節</h3> ▽3月8日(土) 《13:00》 ベガルタ仙台 vs V・ファーレン長崎 [キューアンドエースタジアムみやぎ] 《14:00》 RB大宮アルディージャ vs レノファ山口FC [NACK5スタジアム大宮] 《18:10》 愛媛FC vs FC今治 [ニンジニアスタジアム] ▽3月9日(日) 《13:05》 北海道コンサドーレ札幌 vs ジェフユナイテッド千葉 [大和ハウス プレミストドーム] 《14:00》 モンテディオ山形 vs ブラウブリッツ秋田 [NDソフトスタジアム山形] いわきFC vs サガン鳥栖 [ハワイアンズスタジアムいわき] ヴァンフォーレ甲府 vs 藤枝MYFC [JIT リサイクルインク スタジアム] カターレ富山 vs ジュビロ磐田 [富山県総合運動公園陸上競技場] 徳島ヴォルティス vs ロアッソ熊本 [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 大分トリニータ vs 水戸ホーリーホック [クラサスドーム大分] <h3>◆第5節</h3> ▽3月15日(土) 《13:00》 ブラウブリッツ秋田 vs 北海道コンサドーレ札幌 [ソユースタジアム] 《14:00》 ジュビロ磐田 vs ヴァンフォーレ甲府 [ヤマハスタジアム(磐田)] 藤枝MYFC vs いわきFC [藤枝総合運動公園サッカー場] サガン鳥栖 vs RB大宮アルディージャ [駅前不動産スタジアム] 《16:00》 V・ファーレン長崎 vs 徳島ヴォルティス [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] ▽3月16日(日) 《13:00》 ロアッソ熊本 vs モンテディオ山形 [えがお健康スタジアム] 《14:00》 水戸ホーリーホック vs ベガルタ仙台 [ケーズデンキスタジアム水戸] ジェフユナイテッド千葉 vs 愛媛FC [フクダ電子アリーナ] レノファ山口FC vs 大分トリニータ [維新みらいふスタジアム] FC今治 vs カターレ富山 [アシックス里山スタジアム] <h3>◆第6節</h3> ▽3月23日(日) 《13:00》 ベガルタ仙台 vs ジュビロ磐田 [キューアンドエースタジアムみやぎ] 《13:15》 レノファ山口FC vs ロアッソ熊本 [維新みらいふスタジアム] 《14:00》 モンテディオ山形 vs 徳島ヴォルティス [NDソフトスタジアム山形] いわきFC vs FC今治 [ハワイアンズスタジアムいわき] RB大宮アルディージャ vs 水戸ホーリーホック [NACK5スタジアム大宮] ヴァンフォーレ甲府 vs ジェフユナイテッド千葉 [JIT リサイクルインク スタジアム] 愛媛FC vs 北海道コンサドーレ札幌 [ニンジニアスタジアム] サガン鳥栖 vs カターレ富山 [駅前不動産スタジアム] V・ファーレン長崎 vs ブラウブリッツ秋田 [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 大分トリニータ vs 藤枝MYFC [クラサスドーム大分] <h3>◆第7節</h3> ▽3月29日(土) 《14:00》 北海道コンサドーレ札幌 vs ヴァンフォーレ甲府 [大和ハウス プレミストドーム] ▽3月30日(日) 《13:00》 ロアッソ熊本 vs サガン鳥栖 [えがお健康スタジアム] 《14:00》 ブラウブリッツ秋田 vs レノファ山口FC [ソユースタジアム] 水戸ホーリーホック vs いわきFC [ケーズデンキスタジアム水戸] カターレ富山 vs ベガルタ仙台 [富山県総合運動公園陸上競技場] 藤枝MYFC vs V・ファーレン長崎 [藤枝総合運動公園サッカー場] FC今治 vs モンテディオ山形 [アシックス里山スタジアム] 《15:00》 ジュビロ磐田 vs ジェフユナイテッド千葉 [ヤマハスタジアム(磐田)] 愛媛FC vs 大分トリニータ [ニンジニアスタジアム] 《16:00》 徳島ヴォルティス vs RB大宮アルディージャ [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] <span class="paragraph-title">【明治安田J3リーグ日程】</span> <span data-other-div="movie3"></span> <h3>◆第1節</h3> ▽2月15日(土) 《14:00》 栃木シティ vs SC相模原 [CITY FOOTBALL STATION] ザスパ群馬 vs FC琉球 [正田醤油スタジアム群馬] ▽2月16日(日) 《14:00》 栃木SC vs 高知ユナイテッドSC [カンセキスタジアムとちぎ] アスルクラロ沼津 vs ガイナーレ鳥取 [愛鷹広域公園多目的競技場] FC大阪 vs FC岐阜 [東大阪市花園ラグビー場] 奈良クラブ vs 福島ユナイテッドFC [ロートフィールド奈良] テゲバジャーロ宮崎 vs AC長野パルセイロ [いちご宮崎新富サッカー場] 《15:00》 鹿児島ユナイテッドFC vs カマタマーレ讃岐 [白波スタジアム] ▽4月26日(土) 《14:00》 ギラヴァンツ北九州 vs 松本山雅FC [ミクニワールドスタジアム北九州] ▽4月26日(日) 《13:00》 ヴァンラーレ八戸 vs ツエーゲン金沢 [プライフーズスタジアム] <h3>◆第2節</h3> ▽2月22日(土) 《14:00》 ザスパ群馬 vs 栃木シティ [正田醤油スタジアム群馬] SC相模原 vs 栃木SC [相模原ギオンスタジアム] ギラヴァンツ北九州 vs AC長野パルセイロ [ミクニワールドスタジアム北九州] FC琉球 vs FC大阪 [タピック県総ひやごんスタジアム] ▽2月23日(日・祝) 《14:00》 アスルクラロ沼津 vs 松本山雅FC [愛鷹広域公園多目的競技場] FC岐阜 vs ヴァンラーレ八戸 [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] カマタマーレ讃岐 vs 奈良クラブ [Pikaraスタジアム] 高知ユナイテッドSC vs ガイナーレ鳥取 [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] テゲバジャーロ宮崎 vs 福島ユナイテッドFC [いちご宮崎新富サッカー場] 鹿児島ユナイテッドFC vs ツエーゲン金沢 [白波スタジアム] <h3>◆第3節</h3> ▽3月1日(土) 《14:00》 栃木シティ vs アスルクラロ沼津 [CITY FOOTBALL STATION] SC相模原 vs 鹿児島ユナイテッドFC [相模原ギオンスタジアム] AC長野パルセイロ vs ザスパ群馬 [長野Uスタジアム] FC岐阜 vs ギラヴァンツ北九州 [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] 奈良クラブ vs 松本山雅FC [ロートフィールド奈良] FC琉球 vs 福島ユナイテッドFC [タピック県総ひやごんスタジアム] ▽3月2日(日) 《14:00》 栃木SC vs テゲバジャーロ宮崎 [カンセキスタジアムとちぎ] ガイナーレ鳥取 vs ヴァンラーレ八戸 [Axisバードスタジアム] カマタマーレ讃岐 vs ツエーゲン金沢 [Pikaraスタジアム] 高知ユナイテッドSC vs FC大阪 [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] <h3>◆第4節</h3> ▽3月8日(土) 《13:00》 福島ユナイテッドFC vs FC岐阜 [とうほう・みんなのスタジアム] 《14:00》 AC長野パルセイロ vs 栃木シティ [長野Uスタジアム] FC大阪 vs ガイナーレ鳥取 [東大阪市花園ラグビー場] 奈良クラブ vs FC琉球 [ロートフィールド奈良] ギラヴァンツ北九州 vs カマタマーレ讃岐 [ミクニワールドスタジアム北九州] 《15:00》 鹿児島ユナイテッドFC vs ザスパ群馬 [白波スタジアム] ▽3月9日(日) 《14:00》 ヴァンラーレ八戸 vs SC相模原 [プライフーズスタジアム] ツエーゲン金沢 vs 高知ユナイテッドSC [金沢ゴーゴーカレースタジアム] アスルクラロ沼津 vs 栃木SC [愛鷹広域公園多目的競技場] テゲバジャーロ宮崎 vs 松本山雅FC [いちご宮崎新富サッカー場] <h3>◆第5節</h3> ▽3月15日(土) 《13:00》 高知ユナイテッドSC vs 鹿児島ユナイテッドFC [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] 《14:00》 SC相模原 vs 奈良クラブ [相模原ギオンスタジアム] カマタマーレ讃岐 vs FC琉球 [Pikaraスタジアム] ギラヴァンツ北九州 vs ヴァンラーレ八戸 [ミクニワールドスタジアム北九州] ▽3月16日(日) 《14:00》 福島ユナイテッドFC vs アスルクラロ沼津 [とうほう・みんなのスタジアム] 栃木SC vs FC大阪 [カンセキスタジアムとちぎ] 栃木シティ vs テゲバジャーロ宮崎 [CITY FOOTBALL STATION] ザスパ群馬 vs ガイナーレ鳥取 [正田醤油スタジアム群馬] 松本山雅FC vs AC長野パルセイロ [サンプロ アルウィン] 《19:00》 FC岐阜 vs ツエーゲン金沢 [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] <h3>◆第6節</h3> ▽3月23日(日) 《13:00》 ヴァンラーレ八戸 vs 高知ユナイテッドSC [プライフーズスタジアム] 《14:00》 松本山雅FC vs SC相模原 [サンプロ アルウィン] 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「6位は誰もが驚く結果」東京Vの江尻強化部長が躍進の今季総括…レンタル組の去就や来季展望に言及

東京ヴェルディの江尻篤彦強化部長が、9日に2024シーズンの総括会見を実施した。 就任2年目となった城福浩監督の下、昨シーズンは16年ぶりのJ1昇格という悲願を果たした緑の名門。今シーズンはJ1残留を至上命令に臨んだなか、開幕時点で“20番目のチーム”と目された下馬評を痛快に覆す快進撃で、4節を残して残留を確定。さらに、クラブとしての予算規模、スカッドの経験値で上回る多くのクラブを退け、最終的に東京移転後では最高位となる6位で2024シーズンの明治安田J1リーグの戦いを締めくくった。 2020年に東京V入りした江尻強化部長は、自身の出身である明治大学の選手を中心に、近年のクラブにはルートや選択肢としてなかった大卒の有望株の獲得、2022シーズン途中に招へいした城福監督との二人三脚によって、限られた予算のなかで的確な補強でJ1昇格、今季の6位フィニッシュを成し遂げた。 今回の会見では城福監督の手腕への評価を含めた、今季の振り返りとともに、さらなる躍進を目指す来シーズンに向けた展望を語った。 「昨年の12月2日に染野選手のPKで我々が16年ぶりのJ1を獲得できた」という昇格プレーオフを制してのJ1昇格決定からスタートした今シーズンの戦い。 昇格の可能性がある昨年の終盤の段階から「J1バージョンとJ2バージョンの両方を考えながら進めていた」と語る補強責任者は、開幕前の段階で降格候補の最有力と目されたなか、指揮官とともに「2024シーズンはサプライズを起こせるようなチームになりたい」とチーム作りを進めた。 そのなかで「チームとしてどういう色で戦うのか」、「そのなかで質の高い選手がいないと勝てない」という2つのポイントを重視。ハイインテンシティのアグレッシブな城福監督の明確なスタイルを体現する“質の高い選手”という部分ではJ2昇格に貢献した現有戦力に加え、「J1リーグでも若い選手がチームの考え方とか、監督の戦う戦術で少し試合時間に恵まれてない選手をピックアップ」。 いずれも京都サンガF.Cから期限付き移籍で加入したFW木村勇大とMF山田楓喜、ガンバ大阪から期限付き移籍で加入したFW山見大登が攻撃の主軸として覚醒した。 一方で、江尻強化部長は「夏以降に成長した」とディフェンスラインで活躍したMF綱島悠斗、DF千田海人の2人に言及。改めて編成の責任者として気付かされる部分があったという。 「今年でいうと、綱島悠斗、千田海人とかディフェンスの選手が夏以降に成長し、千田はベテランと呼ばれてもおかしくない年齢の選手で、J2のときに秋田から取ってきて、J2時代はあまりフィットしなかったですが、このJ1に向けて彼自身が成長した。彼の例を挙げると、年齢はあまり関係ないんだなと、いかに我々のやりたい、目指しているところと、あとは何よりも城福監督が目指しているようなサッカーにフィットするかしないかというところが、改めて編成の責任者をしている側としたら、すごく大切なところだなというのは思いました」 また、今季のスカッドはDF宮原和也を除き多くの選手がJ1初挑戦やJ1で出場経験が少ない選手で構成された点が大きな特徴だった。百戦錬磨の指揮官を含め、経験豊富なコーチ陣の存在はあるとはいえ、J1で経験豊富な選手を“メンター”や“ロールモデル”として若きスカッドに組み込む選択肢も当然あり得たはずだ。 その点について江尻強化部長は「あるときにはそういう選択をするかもしれない」、「これが来年も続くかといえば、これは本当にわからない」としながらも、クラブの哲学や自身の考え方として、今季のチーム作りが適したものだったと感じているという。 「当然経験が少ない選手ばかりのチームでしたけど、そこに何を見いだして我々が戦いを挑んだというところが大きなポイント。城福監督が求めるサプライズを起こせるようなチーム。本当にひたむきにアグレッシブに戦うチームというのが作れれば、そういうところに挑めるということを、今年は証明できたのかなと思っています」 「今年は選手も少なくとも同じ考えを持って、こういうメンバーでもやり遂げられると、同じ方向へ向いたということを考えると、経験がある選手がいるのといないのとで、ダメなところをうまくいい方向に、みんなの意識が向いた結果かなと思っているので、そこは大事にしていきたいです。20チームのJ1のクラブのなかで、こういうチームもあってもいいのではないかなと思っています」 「僕らヴェルディの哲学としたら育てるチームというのが大きなキーワードになる。城福監督は基準をぶれずにチーム作りをしてくれたというのと、僕も基準をぶれずに、育てることを貫き通せているというのも、ぶれてない部分だと思っています。そういう若い選手をエージェントさんが紹介してくれたりとか、高校生、大学生がここへ来れば試合に使ってもらえそうだというところを、ひとつブランドとして作れている部分もあると思っている。このクラブの哲学として、そこはぶらしたくないというのはあるので、基本そっちの方をその哲学を大事にしながらチーム作りをしていこうかなと思っています」 その結果が「今シーズンの6位という順位は、誰もが驚くびっくりするような結果」に繋がった。 「今年1年はクラブ全体で、本当にみんなで力を合わせた結果がこういう結果になった。我々もこれまで支援していただいているスポンサー様、自治体の方々が本当にJ1の16年ぶりの舞台で皆さんが後押しをしてくれた。何よりも苦しいときもわかってくれているサポーターの皆さんが、また味スタのスタジアムに戻ってきてくれた。私は2020年から来ましたけど、あのときのゴール裏と今のゴール裏とでは、もう比べようがないぐらいお客さんが入っていて、それに応えるために、我々が一生懸命努力したということが、本当に良かったと思います」 ただ、J1での戦いが甘いものではないことを知る江尻強化部長は「これを中長期的にどういうふうに継続していくかというところが、このヴェルディの未来にも繋がると思いますし、いま頭を悩ましているところ。動いている足を止めるわけにはいかないので、これからが本当の意味でのヴェルディになっていくというふうに思っているので、大変かもしれないですけど、やっていこうかなと思います」と、早くも来季以降の厳しい戦いへ気を引き締め直した。 2022シーズンの途中から名門再建へ二人三脚で取り組んできた城福監督については、「結果も含めて我々が目指している、育てながら、勝ち点を積み上げていくということの体現をできる監督であり、何よりも経験とチームのマネジメント力の部分は、本当に日本でも指折りの監督だと思っている」と、クラブのフィロソフィーを体現できる監督だとその手腕を評価。 とりわけ、元ジェフユナイテッド千葉の指揮官はオフ明けの振り返りのミーティングを含め、卓越したマネジメント能力を称賛している。 「オフ明けの振り返りのミーティング。ここは本当に素晴らしいミーティングを毎回している。自分がチームとして作った基準に達していなければ、それはダメだというところをしっかり持っていらっしゃる監督で、これは僕も監督をやったからよくわかりますが、どこかしら何かに忖度してしまう場面が多々ある。忖度が起こってしまうというのが、一番マネジメントに影響してくる。城福さんは、そこは絶対に誰が何であろうが、自分らが築き上げた、その基準に達しなければ、みんなに平等に話をする」 「個でもチーム全体でもしっかりとしたハードルがあるので、そこは本当にぶれずに話をするというのは、素晴らしい監督。これをやらなかったらダメだという基準をしっかり示し、誰もがその基準に達しないとピッチに立てない、試合に使ってもらえないというところがあり、トレーニングがその象徴であって、トレーニングでやれない選手は出られないというところの基準をしっかり作れる方だと思っています」 その上で「今はいいお話もできていますし、そういうものが近々発表されればいいかなと。ただ城福さんも妥協なき方なので、来年の補強はしっかり見たいというのも、オーダーとしてありますので、僕の補強次第なのかなと。ただ苦戦しています(笑)」と、近日中の来季続投発表を示唆した。 今季の6位という順位を踏まえると、来季はJ1定着という当初からの目標に加え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権獲得、そしてリーグ、天皇杯、ルヴァンカップでのタイトル獲得も視野に入ってくる。 江尻強化部長はそういった野心を理解しつつも、「それができるような補強ができないと、高い目標を設定すぎて全く違う形になるというのが多い。そこはプロフェッショナルとしてしっかりとしたところは定めたい」と自らの仕事に直結する補強の結果を鑑みて、来年の新体制発表の際に目標を発表したいと慎重な姿勢を示した。 その補強の進捗状況については「我々の選手で他クラブから評価されているのも現実で、なおかつ我々も残ってもらえる努力はしながら、補強のポイントを、よそから取ってくるなりをしなければいけないところの苦しさはあります」とコメント。 補強戦略の部分では「全ポジション」を対象に、外国籍選手の獲得の可能性を含め、“活きがいい若手”を軸に、パーソナリティを含め現スタイルに合致した選手を獲得していきたいと語る。 「(求める特徴は)戦える選手。そのなかで走れるとかスピードがあるとか、強いとか、そこはポジションによって変わってくるし、求めているものによって変わってきます。ただ、満遍なく全部持っているよりは、特徴がある選手をそのポジションに配置してチーム作りをしてきたつもりで、ポジションによってそういうものを変えていけたらなと思います」 「我々はここまで何年か僕と城福監督を中心に積み上げた若い選手が成長するというのは、ひとつの売りやブランドになり始めてきていると思うので、求人募集ではないですけど、若くて活きのいい選手に対して、ターゲットはもちろん絞ってますけど『ここなら試合出れて、やれるぞ』という、求人募集したいぐらいです(笑)」 新戦力補強とともに重要なのが、今季の躍進に貢献したレンタル組の去就。今季は前述した木村、山田楓、山見の3選手に加え、鹿島アントラーズから2シーズン連続期限付き移籍で加入したDF林尚輝、FW染野唯月が主力としてプレーし、MF松村優太も鹿島から今季途中に加入している。 江尻強化部長はそのレンタル組の完全移籍での買い取り、来季のレンタル移籍を用いた補強プランについて言及。交渉の進捗に関して明言を避けながらも、クラブとして「全力を尽くしている」と説明した。 「レンタル選手の買い取りは考えています。ただ、あくまでも考えているところで成立するかどうかはわからないですけど、クラブには(資金面のバックアップを)頑張っていただけているとは思っていますし、そこと買い取りには全力を尽くします」 「ただ、クラブがものすごく急にお金をかけて何かできるというようなことはないとは思いますので、引き続きレンタル選手を視野にも入れて編成しているのも事実。僕らがもらっている予算、バジェットのなかでどういう編成をできるかというのは、すごく大切なことだと思っているので、少しずつ自分たち保有の選手にしていけたらなと思っていますし、今年の例で言うと、そういうレンタルで借りた選手の価値も上げられていると思うので、育てるところも含めていい流れで来ているかなと思います」 2024.12.10 17:26 Tue

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