新天地ヘタフェでの活躍を誓うビトロ「最大の熱意を持ってここにきた」

2021.07.06 17:53 Tue
Getty Images
ヘタフェの元スペイン代表MFビトロ(31)が、レンタルで加入した新天地での意気込みを語った。スペイン『アス』が伝えている。

ビトロは2013年に加入したセビージャで頭角を現すと、リーグ屈指のサイドアタッカーとしてヨーロッパリーグ(EL)3連覇に貢献。その後、2018年1月にアトレティコ・マドリーに移籍し、3年半の期間で公式戦101試合出場7ゴール9アシストの成績を残した。

しかし、チームで確固たる地位を築くことはできず、昨シーズンは公式戦15試合の出場にとどまることに。そのうち先発出場はわずか5回であり、ディエゴ・シメオネ監督の構想からは外れつつあった。
こうした状況もあり出場機会を求めていたビトロは、4日にヘタフェへのレンタル移籍が発表されている。その直後に受けたインタビューでは、マドリードにとどまれた喜びを語りつつ、自身の価値証明に意欲を燃やした。

「ヘタフェとはすぐ合意に達したよ。家族のこともあり、マドリードに残りたかったからね。ここはとても居心地がいいんだ。そしてヘタフェは、僕にプレーする機会を与えてくれた。ミチェル監督とは何年も前から知り合いで、素晴らしい指揮官なんだ」
「昨シーズンはほとんど出場機会がなかった。アトレティコのロッカールームの雰囲気はとても良かったから快適に過ごせたのは事実だけど、1週間ずっとトレーニングをしていて試合に出られなかったことが、この決断につながったのは事実だね。ヘタフェはプレーで自分自身を証明して、監督の信頼を得られるクラブだと思う」

「僕はセビージャやアトレティコのような素晴らしいクラブだけでなく、ラス・パルマスのような慎ましいチームにもいた経験がある。僕は最大の熱意を持ってここにきたんだ。まだキャリアは何年も残っていると思うし、何かを成し遂げたい」

「新シーズンに就任する監督のコーチングはここに来る理由になった。僕はマドリードの街が大好きだ。ここにいる間に素晴らしい友人ができたし、子供たちもここでとても快適に過ごしている」

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