ガスペリーニ監督、旧知の同胞指揮官とのタイトル懸けた大一番へ「フットボールでは予想を覆すこともある」

2024.08.14 18:00 Wed
大一番へ意気込むガスペリーニ監督
Getty Images
大一番へ意気込むガスペリーニ監督
アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、イタリア人指揮官対決となるUEFAスーパーカップへの意気込みを語った。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。
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昨シーズンのセリエAで4位フィニッシュを成し遂げると共に、ELではシーズン無敗を継続していたレバークーゼンに3-0の完勝を収め、クラブ史上初となるヨーロッパでのタイトル獲得を成し遂げたアタランタ。新シーズンはセリエAでスクデット争い、チャンピオンズリーグ(CL)でも再びの躍進を目指すラ・デアは、14日にポーランドのワルシャワ国立競技場で行われるUEFAスーパーカップで、昨季CL王者であるレアル・マドリーと2024-25シーズン初タイトルを懸けて激突する。
昨季のELで約30年の指導者キャリア初のタイトルを獲得した66歳の指揮官は、2歳下で30近くのタイトルを獲得してきた同胞指揮官、カルロ・アンチェロッティ監督を相手にキャリアを2つ目のタイトルを狙う。

ただ、元々の戦力差に加え、この一戦に向けてはDFジョルジョ・スカルヴィーニ、MFニコロ・ザニオーロ、FWジャンルカ・スカマッカと3人のイタリア代表を負傷で、ユベントス移籍へ強硬姿勢を取るMFトゥン・コープマイネルスが招集メンバー外に。
そのため、下馬評では苦戦必至との見方が強いが、前日会見に臨んだ強気な指揮官はチームとしてこの大一番を戦う準備ができていると語った。

「アタランタは苦しんでいない。いつもの熱意と驚かせたいという気持ちで、非常に名誉ある試合をするためにここにいる」

「我々は世界で最も成功しているクラブと対戦する。そして、プライドを尽くして素晴らしい試合をしようとしている」

「もちろん、このイベントに全力を尽くして臨みたいが、昨年のリバプール遠征など、大きな試合では、キープレーヤーが何人か欠場していることも多々あった。そして、私はいつも、誰がいるかいないかを気にせず、全力を尽くすようプレーヤーに求めてきた」

さらに、前述のレバークーゼン戦を引き合いに出し、「理論上は、レバークーゼン戦よりも勝つ可能性は低いが、モチベーションはさらに大きい。いつもそうなるわけではないが、フットボールでは予想を覆すこともある」と、再びの番狂わせへ不敵な笑みを浮かべた。

また、コーチングライセンス取得のための講習を受けた時代から旧知の友人に対しては「世界で最も成功した監督の一人」とこれまでの偉業を称えつつも、負けず嫌いの老将は“最高のマドリー”撃破を誓った。

「カルロが長年にわたり成し遂げてきたことは、誰の目にも明らかだ。彼は世界で最も成功した監督の一人であり、多くの人にとっての基準となっている」

「我々はコベルチャーノのコースで一緒にプレーした。お互いを長い間知っていて、確かに尊敬し合う関係がある。このイベントで会えて嬉しいよ。当然、彼の方が私よりも慣れているが、私にとってもここにいられることは素晴らしい成果だ」

「それにイタリアのチームがこの試合に出場したのは14年ぶりで、我々にとって最高の出来事だ」

「一方で、私はカルロよりも有利だ。先発メンバーの選択を間違えることはないからね。対して彼はあのチームからメンバーを選ぶのに少し苦労するはずだ。我々は彼にこのような形でプレッシャーをかけたいんだ。(笑) 彼が最高のメンバーを選んでくれることを願っている。最高のプレーヤーと対戦してこそ、最高の敬意を得られるからだ」

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セルティックは23日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でアタランタのホームに乗り込み、0-0のドローに終わった。 この試合に旗手怜央、前田大然を先発起用したセルティックだが、公式戦12試合で5得点3アシストの古橋亨梧をサブに。代わりにセンターフォワードで先発したのはアダム・イダーだった。 結果的にカスパー・シュマイケルの砦ぶりもあり、敵地で勝ち点1をゲットしたが、古橋の先発落ちが論点に。ブレンダン・ロジャーズ監督はこの試合で起点となれる選手が必要と感じたようだ。 試合前のスコットランドメディア『Daily Record』で「アダムは我々に特別なフィジカルを与えてくれる」とし、こう説明している。 「アタランタは非常にフィジカル的なチームで、この試合では多くのデュエルが起きるはず。ボールを持っているとき、特に深い位置で持つときは前の選手がプレッシャーを受けながらプレーしないといけない。ボールを受けるのはアダムの大きな強みの1つだ。彼は良いターゲットになるだろうね」 <span class="paragraph-title">【動画】セルティックがアタランタのホームで勝ち点1をゲット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="fySSRk2jF8g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.24 14:35 Thu
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前田大然&旗手怜央が先発のセルティックは守勢の末アタランタとゴールレスドロー【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節のアタランタvsセルティックが23日に行われ、0-0の引き分けに終わった。 前節のシャフタール・ドネツク戦で今大会初勝利を挙げたアタランタは、直近のヴェネツィア戦のスタメンからデ・ケテラエルをコラシナツに変更した以外は同じスタメンを採用。ルックマンとレテギを2トップに据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。 一方、前節のドルトムント戦で大敗を喫したセルティックは、直近に行われたアバディーンとの首位攻防戦からスタメンを1人変更。古橋亨梧に代えてイダーを起用。前田大然は3トップの左、旗手怜央はインサイドハーフでスタメン出場している。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、先にチャンスを迎えたのはアタランタ。18分、ザッパコスタの左クロスをボックス中央に走り込んだパシャリッチがクロスバー直撃のヘディングシュートで合わせると、跳ね返りを再びパシャリッチが頭で押し込むが、これは枠の上に外れた。 さらにアタランタは24分、ドリブルで持ち上がったルックマンのパスをボックス左で受けたザッパコスタのダイレクトクロスをパシャリッチが合わせたが、シュートはGKシュマイケルに阻まれた。 前半半ば以降はアタランタが攻勢を強めると、前半終了間際の45分には左CKからレテギはヘディングシュートで合わせたが、これもGKシュマイケルの好セーブ防がれた。 ゴールレスで迎えた後半もアタランタが立ち上がりから主導権を握るが、引いて守る展開のセルティックはGKシュマイケルの好セーブが光り得点を許さない。 押し込まれる時間が続くセルティックは68分、イダーと旗手を下げて古橋とベルナルドを投入。さらに74分には、前田とエンゲルスを下げてパルマとマッコーワンをピッチに送り出した。 その後も両サイドを経由して何度もアタッキングサードまでボールを運ぶアタランタだが、きっちり中を固める相手に対してなかなか効果的な崩しを見せられず、なかなか決定機まで至らない状況が続く。 結局、最後までスコアは動かず。試合は0-0のまま終了した。 アタランタ 0-0 セルティック 2024.10.24 03:51 Thu

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