ジローナ旋風はついに首位浮上!ミチェル監督は「我々は歴史を作った」と選手たちを誇りに思う

2023.12.11 14:45 Mon
ついに首位に立ったジローナのミチェル監督
Getty Images
ついに首位に立ったジローナのミチェル監督
ジローナミチェル監督がバルセロナ戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
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10日、ラ・リーガ第16節でジローナはアウェイでバルセロナと対戦した。勝てば首位に立てるという状況の中、12分にアルテム・ドヴビクのゴールで先制。19分に追いつかれるも、40分にミゲル・グティエレスのゴールで勝ち越す。さらに80分にはヴァレリ・フェルナンデスのゴールで追加点。92分に1点差に迫られるが、95分にクリスティアン・ストゥアーニがダメ押しゴールを決め、2-4でジローナが勝利。首位に浮上した。
試合後、ミチェル監督は首位に立ったことを喜びながら、選手たちが見せたパフォーマンスを称えた。

「我々は救われた。勝ち点は41だが、思ったよりもずっとこの数字に早く到達した。全てのファンをジローナが幸せになることを願っている」
「確かに我々は歴史を作った。両チームともゴールを目指した素晴らしい試合だった。そして我々は勝利を収めた」

「サッカーファンなら誰でも勝利を目指す両チームを見たことがあるはずだ。今日の試合では、同じ土俵でプレーし、相手にダメージを与えながらプレーするというメンタリティを持って、リーグに多大な貢献をした」

「選手たちがフィールドに魂を注いだ。それでバルサを後退させることができた。簡単なことではない」

またチームは常にパフォーマンスを出すことに力を注いでいるとコメント。トップレベルのクラブと渡り合っていきたいとした。

「常にパフォーマンスのためだ。我々がシーズンを通してバルサ、マドリー、アトレティコのレベルを維持できるかどうかはわからないが、チームのパフォーマンスにはとても満足している。選手たちはまさに歴史を作っている」

「サッカーファンなら誰でも、少しでもジローナを感じられるはずだ。我々のファンは世界で一番幸せだが、多くの人は彼らは素晴らしい試合をした、とても良いサッカーをしたと言うだろう」




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src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ミラクル・ジローナで躍動。加入2年目で完全ブレイクを果たした左のラテラルは、ミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担った。攻撃ではインテリオールとして組み立てに参加しながらドリブラーのサヴィオを適切な立ち位置でサポートし、崩しの局面に参加。傑出した運動量とアスリート能力、戦術理解度を武器に、戦術上のキーマンの一人となった。さらに、2ゴール7アシストという数字面の貢献度も非常に高かった。 MF フェデリコ・バルベルデ(25歳/レアル・マドリー) 出場試合数:37(先発:33)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代の名将が全幅の信頼置く世界屈指のダイナモ。多士済々のタレントを中盤に有するマドリーでは比較的ターンオーバーが行われているが、最多37試合出場という事実からもわかるように、アンチェロッティ監督はウルグアイ代表MFを最も替えが利かない選手と捉えている。今季は2ゴール7アシストと、7ゴール4アシストを記録した昨季に比べて数字上のインパクトは欠いたが、変則的な布陣において攻守両面で中盤、右サイドの広大なエリアをカバーしたその運動量と献身性、効果的なプレー判断はマドリーの独走優勝において非常に重要だった。 MF アレイシ・ガルシア(26歳/ジローナ) 出場試合数:37(先発:36)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ジローナのカピタン。過去にマンチェスター・シティに青田買いされたこともあり、10代から将来を嘱望された大器は紆余曲折を経て2021年に2度目の加入となったジローナでその才能を開花。今季はチームの“心臓”として中盤に君臨し、卓越した戦術眼、パスセンスを武器にオーガナイザーとして攻撃のテンポ、リズムを司った。また、高精度の右足のキックを活かして3ゴール6アシストと決定的な仕事にも絡んだ。なお、直近の報道では同胞シャビ・アロンソ率いるレバークーゼン行きが濃厚だ。 MF ジュード・ベリンガム(20歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:27)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シーズンMVP。1億ユーロ超えの高額な移籍金によって鳴り物入りでの加入となった中、シーズン序盤の活躍で目の肥えたマドリディスタのハートをわしづかみにした。後半戦は勤続疲労や細かいケガの影響でパフォーマンスを落としたが、前半戦から終盤手前までは文句なしでエル・ブランコの絶対的な主役だった。 MF トニ・クロース(34歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:24)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代のマエストロが最高のフィナーレ迎える。バルベルデと共に中盤の絶対的な主力としてハイパフォーマンスを披露。傑出した戦術眼とパスセンスでエル・ブランコの中盤に君臨し、複数のシステムや前線のタレントに合わせた抜群のゲームメークによって、ほぼすべての試合でチームに優位性をもたらせた。多くのフットボールファンはあと数年はそのプレーを拝みたいところだったが、以前から公言していた通り、トップレベルでの現役引退を決断した。 FW アルテム・ドフビク(26歳/ジローナ) 出場試合数:36(先発:32)/得点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初挑戦のラ・リーガでピチーチ獲得。ウクライナ代表での活躍によって一部では知られた存在ではあったものの、加入時点ではほぼ無名の存在だったが、シーズンを通してゴールを量産してジローナ躍進の立役者となった。189cmの恵まれた体躯もあり純然たるターゲットマンという印象だが、空中戦とポストワークを特長としながらもオフ・ザ・ボールの動き出しの巧さ、個での打開力、中盤的な資質も持つ万能型だ。そして、パワフル且つ精度の高い左足のフィニッシュでゴールを量産し、最終節のトリプレーテでセルロートを振り切って単独での得点王に輝いた。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:33(先発:31)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コルチョネロスのエースとして奮闘。2トップの一角での配置ながら実質前線と中盤を繋ぐフリーマンとして振る舞い、卓越したテクニックと戦術眼を武器にコルチョネロスの攻撃を牽引。前半戦から中盤戦はモラタと、終盤戦はアンヘル・コレアやデパイといった異なる相棒を巧みに活かしながら16ゴール6アシストをマーク。今季はルイス・アラゴネスを抜きクラブ歴代最多ゴール記録を181ゴールまで更新し、新シーズンは200ゴールの大台を狙う。 2024.06.06 21:01 Thu
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生ける伝説ホアキン、41歳にしてラ・リーガ通算100アシストを達成!

レアル・ベティスの元スペイン代表MFホアキン・サンチェス(41)がラ・リーガ通算100アシストを達成した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 ベティスの英唯と称えられるホアキンは、16日にホームで行われたラ・リーガ第9節のアルメリア戦に63分から途中出場。投入直後の66分にFWボルハ・イグレシアスの勝ち越し点をアシストし、3-1の勝利に貢献している。 このアシストが自身にとって記念すべきリーグ戦通算100アシストに。これまでFWリオネル・メッシや、レアル・マドリーなどで活躍したミチェル氏、ルイス・フィーゴ氏らが達成しており、ホアキンと同じく第9節で同記録に到達したマドリーのFWカリム・ベンゼマと並び、過去40年間で6人目になるという。 また、バルセロナなどで活躍したDFダニエウ・アウベスの通算104アシストにも近づいており、今季中の更新に期待がかかる。さらに、41歳と87日でのゴール関与(ゴールorアシスト)も史上最年長の記録となったようだ。 年々プレータイムを減らしているとは言え、まだまだ健在の『生ける伝説』ホアキン。その勇姿から目が離せない。 2022.10.17 19:05 Mon
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大躍進ジローナがバルセロナを4発撃破! 中心選手アレイクスの試合前発言は悪影響及ぼさず…指揮官が擁護「過去のこと」

バルセロナに敵地で勝利したジローナ。中心選手による「バルサでプレーしたい」発言は何ら悪影響を及さなかったようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。 10日、今シーズンのラ・リーガで躍進するジローナは敵地にてバルセロナと対戦。1-1で迎えた40分に左サイドバックのDFミゲルがドリブル突破からつま先シュートを叩き込むと、試合終盤の85分にはロングボールからFWヴァレリ・フェルナンデスが貴重な追加点を流し込む。 後半アディショナルタイム2分にはMFイルカイ・ギュンドアンの技アリ反転弾で1点差とされたジローナだったが、程なくして迎えた90+5分、クラブの“生ける伝説”FWクリスティアン・ストゥアーニ(37)がダメ押し弾…昨季王者バルセロナを2-4で撃破した。 まさにクラブ史に残る大きな勝利となったわけだが、この一戦に向けては中心選手のスペイン代表MFアレイクス・ガルシアが「バルサでプレーしたい」と発言してひと騒動に。これに不快感を示していたミチェル監督だが、試合後にはこの発言がチーム内に及ぼした影響はなかったと晴れやかに語った。 「今日の試合では多くの苦しみを味わったと同時に、それらを楽しむことができた。ジローナの選手たちがハードスピリットを有していることを理解してくれただろう」 「アレイクス? 彼もまた素晴らしいプレーを披露した。彼のジローナへの貢献を疑う者は一人としていない。私にとって彼は間違いを犯したが、それでも私は彼を擁護する。誰しもが自分の成長曲線を描くものだろう? あの発言も誰かを怒らせる意図があったわけではないし、そもそも、もはや過去のことだ」 指揮官から全幅の信頼を寄せられるアレイクス。フル出場したバルセロナ戦では、タッチ数「83」、パス71本中「66」本成功、ロングパス成功「8」、シュートブロック数「2」、インターセプト数「1」と、攻守にわたって獅子奮迅の活躍を披露した。 ミチェル監督は今季の大躍進について言及し、「我々は歴史を作りつつある。“壁”を打ち破り続ける限り、“天井”は見えてこない。どこまでもいきたい」とさらなる躍進を意気込んだ。 2023.12.11 14:20 Mon

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コパ・デル・レイ1回戦の組み合わせが決定!久保のソシエダは5部ホベ・エスパニョールと対戦

コパ・デル・レイ1回戦の組み合わせ抽選会が11日に行われた。 2025年1月8日から同12日にかけてサウジアラビアで行われるスーペルコパ・デ・エスパーニャに出場するレアル・マドリード、バルセロナ、アスレティック・ビルバオ、浅野拓磨の所属するマジョルカを除く、ラ・リーガ所属の16クラブが参加する1回戦。 現在c3位のアトレティコ・マドリーは、6部のヴィックと、4位のビジャレアルは5部のポブレンセと対戦。また、昨季3位と躍進したジローナは、5部のエストレマドゥーラが初戦の相手になった。 久保建英の所属するレアル・ソシエダは、5部のホベ・エスパニョールと対戦。中井卓大の所属する3部のアモレビエタは、4部のバルバストロと対戦する。 110チームが参戦する1回戦は10月29~31日の間に開催され、準決勝以外の試合はすべてシングルマッチ方式で開催される。 ◆コパ・デル・レイ1回戦対戦カード ※ラ・リーガ所属のみ抜粋 ヘボラ(6部)vsレアル・ベティス サン・ペドロ(6部)vsヘルタ オンティニェナ(6部)vsラス・パルマス チクラーナ(6部)vsオサスナ パルラ・エスクエラ(6部)vsバレンシア マニゼス(6部)vsヘタフェ ビリャムリエル(6部)vsラージョ・バジェカーノ ヴィック(6部)vsアトレティコ・マドリー サン・ティルソ(6部)vsエスパニョール アストゥール(6部)vsバジャドリー ポブレンセ(5部)vsビジャレアル コンポステーラ(4部)vsアラベス ラス・ロサス(5部)vsセビージャ エストレマドゥーラ(5部)vsジローナ ホベ・エスパニョール(5部)vsレアル・ソシエダ シウダード・デ・ルセナ(5部)vsレガネス 2024.10.12 08:00 Sat
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ケガ人相次ぐバルセロナ、パブロ・トーレが左手骨折で近く手術…昨季はジローナにレンタルの21歳

このオフ中にケガ人が相次ぐバルセロナだが、U-21スペイン代表MFパブロ・トーレもその1人となってしまった。 昨季は躍進のジローナでレンタルプレーヤーとして過ごし、公式戦29試合に出場のパブロ・トーレ。この夏はハンジ・フリック新監督のもとで始動したバルセロナに戻っているが、トレーニング中に骨折したようだ。 バルセロナの発表によると、16日のトレーニング中に左手の第5中手骨を骨折。近日中に手術を受ける見込みという。 バルセロナではこの夏、ユーロ2024に参戦のペドリとコパ・アメリカ2024に出場したロナルド・アラウホがそれぞれ負傷。ガビとフレンキー・デ・ヨングもまだ回復途中となっている。 2024.07.17 12:05 Wed
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ローマが昨季ラ・リーガ得点王のドフビク獲得! クラブ一丸でアトレティコとの争奪戦制す

ローマは2日、ジローナからウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「11」に決定している。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、移籍金は3200万ユーロ+アドオン600万ユーロの総額3800万ユーロ(約60億8000万円)程度になるという。また、ドフビクは年俸300万ユーロ(約4億8000万円)の5年契約にサインしたようだ。 チェルシーにレンタルバックしたベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の後釜探しに奔走したローマは、同じ左利きの大型ストライカー確保へクラブ一丸の動きを見せた。 アトレティコ・マドリー移籍が濃厚と見られたなか、ダニエレ・デ・ロッシ監督が早い段階で直接交渉に乗り出すと、ダン・フリードキンオーナーも選手サイドと良い関係性を築く『シティ・フットボール・グループ』の双方と会談。アトレティコとの交渉ストップに加え、ジローナサイドに移籍金の減額を受け入れるように働きかけた。 さらに、リナ・スルークCEOとスポーツディレクターのフローラン・ギゾルフィ氏がジローナに向かってクラブ間での最終交渉を行い、ドフビクと共にプライベートジェットでローマに帰還していた。なお、ジャッロロッシ加入を熱望したドフビクもジローナとの契約に盛り込まれていた他クラブに移籍する際に受け取れる150万ユーロ(約2億4000万円)を放棄し、今回の移籍成立に寄与したようだ。 母国のドニプロ-1、デンマークのミッティランなどで活躍したドフビクは、昨年夏にジローナへ加入。初挑戦のラ・リーガで36試合に出場し、24ゴール8アシストを記録。ピチーチ(リーグ得点王)を獲得すると共に、ジローナの3位フィニッシュの立役者となった。 なお、ドフビクはローマにとって初のウクライナ人選手であり、前シーズンにヨーロッパ主要リーグで得点王に輝いた選手を獲得したのも今回が初のケースになるという。 <span class="paragraph-title">【動画】ジャッロロッシのドフビクがお披露目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr"> Il primo giorno in giallorosso di Artem <a href="https://twitter.com/hashtag/ASRoma?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ASRoma</a> <a href="https://t.co/Qbdf6MMk2m">pic.twitter.com/Qbdf6MMk2m</a></p>&mdash; AS Roma (@OfficialASRoma) <a href="https://twitter.com/OfficialASRoma/status/1819404234284032277?ref_src=twsrc%5Etfw">August 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.03 00:42 Sat
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久保建英が途中出場のソシエダ、オヤルサバルの今季初ゴールでジローナを下し公式戦3試合ぶりの白星【ラ・リーガ】

久保建英の所属するレアル・ソシエダは19日、ラ・リーガ第10節でジローナと対戦し1-0で勝利した。久保は65分からプレーしている。 前節アトレティコ・マドリーと引き分けた15位ソシエダが、11位ジローナのホームに乗り込んだ一戦。日本代表から帰還したソシエダの久保は4試合ぶりのベンチスタートとなった。 ソシエダは9分、左サイドのセルヒオ・ゴメスが早いクロスをゴール前に送ると、ニアサイドのオスカールソンがワンバウンドしたボールを右足で合わせたが、これはゴール右に外れた。 一進一退の展開が続くなか、ソシエダは29分にセットプレーからチャンス。セルヒオ・ゴメスの左CKをファーサイドのオヤルサバルがヘディングシュートで合わせたが、これはGKガッサニーガがセーブ。さらに30分にはブライス・メンデスのスルーパスからオスカールソンがチャンスを迎えたが、シュートはゴール右に外れた。 ハーフタイムにかけて押し気味に試合を進めるソシエダは44分、左サイドでパスを受けたバレネチェアがボックス左まで切り込み、クロスを供給すると、ゴール前に走り込んだオヤルサバルがダイビングヘッドでゴールに叩き込んだ。 迎えた後半は立ち上がりからソシエダがボールを保持するが、なかなか決定機までボールを運ぶことができず時間が経過。65分にはオスカールソンを下げて久保をピッチに送り出した。 その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すが、拮抗した展開が続く。ジローナは82分には、ミセホウイとのパス交換でボックス左から侵入したダンジュマにチャンスが訪れたが、シュートはGKレミロに弾かれた。 結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。オヤルサバルの今季初ゴールを守り抜いたソシエダが、公式戦3試合ぶりの白星を飾った。 ジローナ 0-1 レアル・ソシエダ 【レアル・ソシエダ】 オヤルサバル(前44) <span class="paragraph-title">【動画】オヤルサバルの今季初ゴールが決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>皆が待ち望んでいたゴール<br>\<br><br>左サイド、バレネチェアのクロスに<br>飛び込んできたのはオヤルサバル!<br><br>オヤルサバルの今季リーグ戦<br>待望の初ゴールで<br>アウェイのソシエダが先制<br><br>ラ•リーガ第10節<br>ジローナ×ソシエダ<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/LaLigaDAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LaLigaDAZN</a> <a href="https://t.co/N668hBleru">pic.twitter.com/N668hBleru</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1847691174636638496?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.20 03:31 Sun
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守田英正が途中出場のスポルティングが敵地で快勝! アストン・ビラ3連勝にジローナが待望のCL初勝利【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節のシュトゥルム・グラーツvsスポルティングCPが22日にヴェルターゼー・シュタディオンで行われ、2-0で勝利した。なお、スポルティングのMF守田英正は70分から途中出場した。 ここまで1勝1分けの上々のスタートを切ったスポルティングは、2戦ぶりの白星を目指してオーストリア王者とのアウェイゲームに臨んだ。リーグ戦では開幕8連勝と絶好調のチームではリーグ戦で途中出場となった守田が引き続きベンチスタートとなった。 試合は立ち上がりから押し込むスポルティングが、ギョケレシュの鋭い反転シュートなどで決定機を作っていく。そして23分、右サイド深くに抜け出したカタモからのグラウンダーの折り返しがギョケレシュの空振りによってファーに流れると、これに反応したヌーノ・サントスのシュートをGKがはじき出せずにゴールネットへ吸い込まれた。 その後はホームチームの反撃に晒されたものの、GKイスラエルの好守で凌いだスポルティングは、前半終盤にかけて再び押し返してギョケレシュらが2点目に迫るなど上々の内容で前半を終えた。 すると、後半立ち上がりの53分にはデバストからの縦パスに反応したギョケレシュが対峙したDFを振り切ってボックス内に持ち込むと、最後はGKまで冷静にかわして右足シュートを流し込んだ。 その後は幾度か得たカウンターチャンスを決め切れないアウェイチームは70分に3枚替えを敢行。守田らがピッチに送り出されると、以降は安定したゲームコントロールによってこのまま試合をクローズ。敵地で快勝したスポルティングが今季CL2勝目を手にした。 アストン・ビラvsボローニャはホームのアストン・ビラが2-0で勝利した。 ゴールレスで試合を折り返したアストン・ビラだったが、後半に攻撃のギアを上げると、55分にマッギン、64分にデュランが続けてゴールネットを揺らすと、以降はソリッドな守備でボローニャの反撃を完封。 この結果、3試合連続クリーンシートで3連勝を達成したエメリのチームは、3連勝で暫定首位に浮上した。 ジローナvsスロバン・ブラチスラヴァはホームのジローナが2-0で勝利した。 ここまでパリ・サンジェルマン、フェイエノールトに惜敗し、欧州最高の舞台で苦戦が続いたジローナ。しかし、連敗同士の対戦となったスロバン・ブラチスラヴァとの一戦では前半にミゲル・グティエレス、後半にフアンペとDF2選手が挙げたゴールを最後まで守り抜き、3戦目にしてクラブ史上初のCL勝利を挙げた。 シュトゥルム・グラーツ 0-2 スポルティングCP 【スポルティング】 ヌーノ・サントス(前23) ヴィクトル・ギョケレシュ(後8) アストン・ビラ 2-0 ボローニャ 【アストン・ビラ】 ジョン・マッギン(後10) ジョン・デュラン(後19) ジローナ 2-0 スロバン・ブラチスラヴァ 【ジローナ】 ミゲル・グティエレス(前42) フアンペ(後28) 2024.10.23 06:38 Wed

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