「ここでたくさんのゴールを決めたい」ローマ加入のドフビクが第一声…加入の決め手も明かす

2024.08.03 09:00 Sat
ドフビクが新天地で第一声
Getty Images
ドフビクが新天地で第一声
ローマ加入が決定したウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(27)が新天地での意気込みを語った。

昨シーズンのジローナでラ・リーガ得点王に輝いた27歳FWは、今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリー行きが既定路線とみられた。

しかし、ベルギー代表FWロメル・ルカクの後釜を探すローマが獲得レースに乗り出すと、クラブ首脳陣総出の熱心なアプローチもあってドフビク自身も永遠の都行きを熱望。その関係者の熱意もあって最終的に交渉がまとまり、2日の正式発表に至った。
ローマ史上初のウクライナ人選手となったストライカーは、クラブ公式チャンネルのファーストインタビューで移籍の喜びを語った。

「ここに来られてとても嬉しいよ」
「この交渉がようやく終わり、チームとの最初の日々を経験するのが待ち切れないし、今はとても幸せだ」

また、移籍を決断した経緯に関してはオーナーのフリードキン・ファミリーやダニエレ・デ・ロッシ監督といった首脳陣との直接の会談が大きな意味を持っていたという。

「フリードキンとの会話? ダン(会長)とライアン(副会長)と話をしたよ。移籍前にクラブの会長と話したことは今までなかった。それがここに来ることを確信させたし、フリードキン・ファミリーの信頼に心から感謝しているよ」

「ダニエレ・デ・ロッシとも話しをした。彼は僕に戦術的な考えを説明し、それからクラブについて少し話してくれたんだ。その会話の後、移籍に向けて前向きな感情を感じたし、それがこの選択をした理由でもあるんだ」

「そして、なぜローマを選んだのかって? それは、自分がとても信じている重要なプロジェクトを抱えたイタリア最高のクラブのひとつだからだ。来シーズン、何か興味深いことができるのを願っているよ」

また、キャリア最大のクラブでの新たな挑戦に向けてはプレッシャーの大きさを覚悟しているものの、イタリアの地でもスペイン同様に多くのゴールを決めたいと意気込んだ。

「ローマはジローナに比べてとても重要で情熱的なクラブだ。プレッシャーが大きいのはわかっているけど、プレッシャーのないフットボールはフットボールではない」

「責任を感じているけど、イタリアでプレーできることは光栄だ。だから、最高のフットボールを見せられるように努力するつもりだ。イタリアでもそれができるようになりたいし、ここでたくさんのゴールを決めたい」

「オリンピコは素晴らしいスタジアムだ。オリンピコで行われる試合を何度も見てきたし、常に7万人のファンがいて、こんなに大勢の観客の前でプレーするのは並外れたことだ。このようなスタジアムは特別なエネルギーを与えてくれると思うよ」

アルテム・ドフビクの関連記事

2024年バロンドールの投票結果が明らかになった。 2024年バロンドールは10月28日にパリで行われた授賞式で発表され、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初の栄冠に。シティでのプレミアリーグ4連覇にスペイン代表でのユーロ2024制覇、そして昨季の出場した公式戦64試合でわずか1敗という驚異的な勝率 2024.11.09 12:52 Sat
セリエA第11節、エラス・ヴェローナvsローマが3日にスタディオ・マルカントニオ・ベンテゴーディで行われ、ホームのヴェローナが3-2で勝利した。 前節、指揮官の古巣トリノにウノゼロ勝利でリーグ連敗をストップした10位のローマは、連勝を目指して14位のヴェローナとのアウェイゲームに臨んだ。ユリッチ監督は中2日の一戦 2024.11.04 04:10 Mon
フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式が28日にパリで行われ、マンチェスター・シティのロドリが初受賞した。 1956年に創設され、最も権威ある個人賞とされるバロンドール。前回から暦年ではなく、シーズンが評価の対象となり、選出プロセスの基準も個人のパフォーマンスが 2024.10.29 08:00 Tue
ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第3節、ローマvsディナモ・キーウが24日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。 前節、格下エルフスボリに金星を献上し、今季EL初黒星を喫したローマは初勝利を懸けて開幕連敗スタートのディナモ・キーウをホームで迎え撃った。直近のインテル戦を0-1 2024.10.25 03:41 Fri
セリエA第7節のモンツァvsローマが6日にU-POWERスタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 ローマは前節、ヴェネツィアとのホームゲームを2-1の逆転勝利で飾ってセリエA連勝を達成。ただ、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)では敵地で格下エルフスボリに0-1で敗れて新体制初黒星を喫した。 その 2024.10.07 03:33 Mon

ローマの関連記事

セリエAの関連記事

ローマは14日、クラウディオ・ラニエリ氏(73)の新監督就任を発表した。 監督としての契約期間は今シーズン終了までとなり、シーズン終了後は上級管理職に就任し、クラブのスポーツに関するすべての事項についてオーナーのアドバイザーを務める。また、今後数カ月に渡る後任指揮官の選定にも、同氏の意見が反映されることになる。 2024.11.14 23:42 Thu
苦境のローマとともにくすぶり続けてきたドイツ代表DFマッツ・フンメルスだが、ようやくのチャンス到来へモチベーションを高めているようだ。 昨シーズン限りでドルトムントを退団したフンメルスは、9月初旬にローマへフリートランスファーで加入。開幕時点でチームを指揮していたダニエレ・デ・ロッシ監督の熱心なラブコールが加入決 2024.11.14 21:10 Thu
マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(30)に、セリエAの2クラブが注目しているという。 ユナイテッドの最終ラインで序列が高いとは言えないリンデロフ。昨季まではケガ人等々のチーム事情でまとまった先発機会があったが、今季ここまでリーグ戦のスタメンはなく、何よりリンデロフ自身もケガ 2024.11.14 14:25 Thu
ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオンが、批判に反論した。 2019年夏に加入したミランで、エースとしての立ち位置を築いてきたレオン。今シーズンも左ウィングの主軸として、セリエAの10試合で3ゴール4アシストを記録している。 一方で、今シーズン就任したパウロ・フォンセカ監督からの信頼については疑問符も 2024.11.14 11:10 Thu
アタランタは13日、元イタリア代表DFダビデ・ザッパコスタが左足のヒラメ筋にグレード1の損傷を負ったことを発表した。 ザッパコスタは10日に行われたセリエA第12節ウディネーゼ戦に先発。前半のみの出場となっていた。『フットボール・イタリア』によると復帰には3~4週間かかるとのことだ。 ザッパコスタは今季、セ 2024.11.14 07:30 Thu

記事をさがす

アルテム・ドフビクの人気記事ランキング

1

デ・ロッシ監督が新戦力に言及…「全員がローマに来ることを強く望んでくれた」

ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が今夏の新戦力について語った。 ジョゼ・モウリーニョ前監督の解任に伴い、今年1月から古巣で指揮を執る元イタリア代表MF。昨シーズンに示した手腕に加え、クラブを知り抜くことからフリードキン・ファミリーの信頼厚い指揮官は、リナ・スルークCEOとスポーツディレクターのフローラン・ギゾルフィ氏と共にリクルートに関しても一定の権限を与えられている。 そのため、ここまで獲得したDFブバ・サンガレ、GKマシュー・ライアン、DFサミュエル・ダール、MFエンゾ・ル・フェ、FWマティアス・スーレ、FWアルテム・ドフビクの6選手に関しても指揮官の意見が反映されている。 3日にリエーティで行われ、1-1のドローに終わったオリンピアコスとのプレシーズンマッチ後に取材に応じたデ・ロッシ監督は今夏の新戦力について語っている。『romapress』が伝えている。 「新加入プレーヤー? 全員が交渉にプラスの影響を与えるために自分の役割を果たしている。ダン・フリードキンがいなければ、ドフビクとの契約は難しかっただろう。我々は全員、この契約に満足し、感謝している。ドフビクは大きな将来性があり、新しいチームで自分の足場を見つける必要があるが、彼は間違いなく成功するはずだ。新加入プレーヤーは全員がローマに来ることを強く望んでおり、その過程で重要なチームを放棄したこともある」 「市場の噂といえば、6月から今日まで毎日1000人の名前が出てくる。我々はプレーヤーを​​売却し、何人かと契約もした。我々は落ち着いている。誰も私を征服する必要はない 「(オリンピアコス戦で好パフォーマンスだったル・フェについて)我々は皆、彼が重要なプレーヤーだと思っている。もし彼が今日もう少しプレーが良くなかったとしても、我々は彼の価値を知っており満足していただろう。しかし、彼が今日のようなプレーをいつもしてくれた方が嬉しい。エンゾは他の(新加入)プレーヤーより先に来た。おそらくこれも有利な点だろう。我々は彼にとても満足しているよ」 また、この試合で新天地デビューを飾ったスーレとドフビクの2選手に関しては間近でそのプレーを確認できた点に満足している。 「スーレはまだプレーしていなかったし、ドフビクにあまりプレッシャーをかけたくなかった。私はいつもうまく組み合わせようとしていたが、ピッチで一緒にプレーする姿を見たいと思っていたし、それには満足している。ただ、彼らがいつも一緒にプレーするということは当然のことではない。私にはこうした投資をするクラブの後ろ盾がある」 また、今後の補強に関しては右サイドバックやセンターバック、左ウイングに、ミラン行きが取り沙汰されるFWタミー・エイブラハムの去就次第で新たなストライカーに動くことが想定される。 その点についてデ・ロッシ監督は「この街で一番忍耐強いのは私だ。噂が飛び交うたびにみんなが狂っているが、クラブがさらなる投資を行い、他の強いプレーヤーが加入することは間違いない。誰がプレーするかは重要ではない。重要なのは、年末にピッチ上のプレーヤーとベンチのプレーヤーに差がないことだ」と、クラブへの信頼と共に指揮官として与えられた戦力を効果的に活かしていきたいと自身の考えを明かしている。 2024.08.04 16:30 Sun
2

「なぜアプローチを変えたのか」 土壇場被弾でいまだ勝ちなしのローマ…デ・ロッシ監督は後半に苦言「理解できない」

ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が苦い思いを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 開幕から2分け1敗のローマは、15日のセリエA第4節でジェノアと対戦。敵地で今シーズン初白星を目指した。 序盤は守勢に回るも、徐々にリズムを掴み、敵陣でゲームを展開。37分にはセットプレーの流れからウクライナ代表FWアルテム・ドフビクが移籍後初ゴールを奪う。 後半序盤にもドフビクに決定機がありながら、ジェノアに押し込まれる形に。デ・ロッシ監督が抗議で退席処分となった後半アディショナルタイムには劇的な同点弾を決められ、1-1のドローに終わった。 勝ちきれず、開幕4戦未勝利となったデ・ロッシ監督。後半のペースダウンを悔いている。 「ハーフタイムに入るまで我々は試合を支配していたが、その後は下がりすぎてしまった。我々はカウンターアタックをやめてしまったが、自分たちのクオリティを考慮すれば、下がってカウンターを仕掛けることは恥ずべきことではない」 「ビルドアップを試みた時にボールを失い続けた。うまくいき始めたものの、あまりにミスが多かった。慌てすぎてしまった。これで相手に自信を与えてしまったし、相手はトップチームだった」 「数字に目を向けると、我々には大きなチャンスがあった。しかし、試合を最後まで見届けなければならない。何よりも前半にあれだけ支配していたのに、なぜ後半はアプローチを変えたのか理解できない」 また、3分け1敗で16位に沈む状況にも言及。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を目指すため、このような試合を落としてはいけないと主張した。 「我々はチャンピオンズリーグに出場するために戦わなければならないチームだと思う。それが我々の目標だ。昨シーズンは6位で終えたが、これにはうんざりし始めている」 「そこに到達できなかったら失敗かどうかは別の問題だ。相手はユベントス、インテル、ミラン、ヨーロッパを戦わないナポリ、そしてトップチームのアタランタだ。我々より上位、あるいは下位で終えられるチームがたくさんあり、状況はかなり拮抗している」 「私の意見としては、シーズンに向けた目標に基づき、移籍市場ではうまくやった。今後は正しい戦略を取れると確信している。このスタジアムでは多くのチームが苦戦するだろうから、このような試合に勝たなければならないのは明らかだ」 「こういった試合に勝つことは、リーグの順位の面でも大きな意味を持つだろう。4試合を終えた時点での順位はそれほど重要ではないが、士気を高めるために重要だ。今日勝てば大きな収穫になっていたはずだから」 <span class="paragraph-title">【動画】試合終了間際に悲劇…ジェノアvsローマ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="eTT6JDKLFTQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.16 16:30 Mon
3

2024年夏の移籍市場で新天地へ向かいそうなストライカーとは?

2024年夏の移籍市場における注目ストライカーを、イギリス『90min』がピックアップした。 トルコなど一部の国を除いて1日に幕を閉じた今冬の欧州移籍市場。シーズン途中のマーケットが夏より小規模なのはいつも通りだが、プレミアリーグにサウジ・プロフェッショナルリーグ…さほど大きな動きはなかった印象だ。 次なる移籍市場は今季終了後の2024年夏。ユーロ2024とコパ・アメリカ2024も開催されるこのタイミングで新天地へ向かうことになりそうなストライカーは、数多くいる。 まずは何と言ってもフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)。所属するパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が今季までとなっているレ・ブルーのエース兼主将は、ここ数年報じられ続けてきたレアル・マドリー移籍がいよいよ2024年夏に決着するとの見方が多数…PSGはマドリーとムバッペによる契約交渉を水面下で容認しているとされている。 昨季のリーグ・アン得点王ムバッペがマドリー移籍なら、昨季のセリエA得点王もメガクラブ行きが濃厚か。 そう、ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)だ。ムバッペと同じ“98年組”の点取り屋は、昨年末に契約を2026年6月まで延長したが、つい先日、クラブ会長が2024年夏の売却を示唆…「マドリー、PSG、またはプレミアのトップクラブへ行くだろう」。ただし、契約解除条項の満額支払いを求められる可能性もあり、そのコストは決して安くないだろう。 また、今季ブレイクの点取り屋、ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)もステップアップする可能性が高いかもしれない。 ドフビクは昨季までウクライナ、モルドバ、デンマークとキャリアを積んできたなか、今季26歳にして欧州5大リーグ行き。ここまでラ・リーガ21試合14ゴール6アシストとマークし、大躍進を遂げるジローナのエースに君臨する。チェルシーら複数のプレミアクラブから関心があるようだ。 最後はブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)。長期出場停止処分が明けてすぐに結果を残す、プレミア屈指のストライカーだ。 トニーは2021-22シーズンに12ゴール、昨季はキャリアハイの20ゴールをマーク。過去の違法賭博が明るみになり、長期出場停止処分が明けたのは今年に入ってからだったが、復帰戦でゲーム主将として先発フル出場した27歳は、いきなり直接FKでゴールをゲット。続くトッテナム戦でも2試合連続得点を記録した。 トニーについてはブレントフォードのトーマス・フランク監督が「2024年夏で売却するだろう」とコメント。今冬に続き、2024年夏もアーセナルとチェルシーからオファーが届くのではないかと考えられている。 このように、ムバッペのように実績が申し分なかったり、ドフビクのように今季高次元で安定した活躍を披露する選手に、移籍の噂があがるわけだが、サー・アレックス・ファーガソン氏はマンチェスター・ユナイテッド指揮官時代にこんな言葉を言い放ったことがある。 「ビッグトーナメントでの活躍を理由に選手を獲得することは常にリスクだ。選手たちはワールドカップ(W杯)やユーロに向けてやる気を出して準備を整えるが、そのメンタリティが新シーズンも続くとは限らない」 ユーロ2024とコパ・アメリカ2024も開催される2024年夏だが、果たして。 2024.02.08 14:05 Thu
4

ラ・リーガ得点王をアトレティコが狙う? 躍進ジローナ支えたドフビクに関心も最初のオファーは拒否される

アトレティコ・マドリーが今季躍進したジローナのエースを狙っているようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガを4位で終えたアトレティコ。チームの課題は得点力であり、今夏は前線の選手の補強を考えている。 スペイン『アス』によれば、その候補の1人がジローナに所属するウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)。今シーズン3位と躍進したジローナのエースであり、シーズン24ゴールを記録してラ・リーガの得点王に輝いた。 すでに真剣に獲得に乗り出しており、ジローナに対して2500万ユーロ(約42億6000万円)の最初のオファーを出したとのこと。しかし、ジローナは即座に「ノー」と回答したという。 ジローナの判断は安すぎるというもの。4000万ユーロ(約68億1000万円)は求める意向があり、3000〜3500万ユーロ(約51億1000万〜59億6000万円)に加えて選手のレンタルでも交渉が可能と見られている。 来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うだけに、ジローナとしても戦力補強を図りたいところ。簡単に戦力ダウンすることは許されない。 ドフビクとは2028年夏までの契約があり、ジローナで過去最高の契約を結んでいる状況。ユーロ2024にも出場するため、さらに価値が上昇する可能性すらある。 アトレティコとしては、ディエゴ・シメオネ監督にとっての最適なストライカーと考えており、長身、体の強さ、空中線の強さ、ポストプレーに加え、ゴールを奪う力に長けている点も当然のこと。また、今シーズンは85本のシュートで46本が枠内と、シュートの上手さも際立っていた。 引く手数多になるのは当然の活躍だが、アトレティコはどのような動きを見せるのか注目が集まる。 2024.05.28 22:58 Tue
5

アトレティコの悲願はアルバレス獲得…現時点ではラウタロ同様に望み薄

アトレティコ・マドリーはマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(24)を、理想的な前線の補強と考えているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)がクラブに別れを告げ、スペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)の去就も不透明なアトレティコ。今夏はストライカー獲得の優先度が高まっている。 新戦力候補としては、今シーズンのラ・リーガで得点王を獲得したウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)や、得点ランキング2位のノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート(28)を現実的な選択肢とみなす。ただ、クラブはジローナが求める4000万ユーロ(約67億4000万円)や、ビジャレアルが設定する契約解除金3800万ユーロ(約64億円)を支払うつもりはないようだ。 そんななか現時点で可能性は非常に低いものの、過去に固執したインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)同様に夢の補強として掲げているのが、シティのアルバレスだ。 2028年6月までシティと契約を残す同選手の高額な移籍金に加え、受け取る年俸もアトレティコの水準からすれば高額。そのため、ノーチャンスにも思えるオペレーションだが、それでも一縷の望みに懸け、獲得にトライするという。 シティではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを始め攻撃陣に多くの主役候補がおり、主役になり切れない現状だが、シビタス・メトロポリターノであれば、より多くの名声を得られるという口説き文句を考えている模様。移籍の可能性がどれだけあるかを確認すべく、すでにアルバレス側には最初のアプローチをかけたという。 また、この勧誘の一端を担うと見られるのが、アルゼンチン代表でチームメイトのMFロドリゴ・デ・パウルやDFナウエル・モリーナ、FWアンヘル・コレア。スポーツ部門からの高い評価やクラブの良さを伝えることが期待され、コパ・アメリカ2024の大会期間中も説得が続く見込みだ。 一方、たとえアルバレスを誘惑できたとしても、最大のネックとなるのはやはりクラブ間交渉。シティの関心が報じられたレアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ・ゴエス(23)らの移籍が仮に実現すれば、追い風となる可能性はあるが、現時点ではラウタロのケース同様にあくまで悲願といった段階だ。 2024.06.04 21:13 Tue

ローマの人気記事ランキング

1

エル・シャーラウィのドッピエッタも空砲に…ホームで惨敗ローマのユリッチ体制終焉へ【セリエA】

セリエA第12節、ローマvsボローニャが10日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのボローニャが2-3で勝利した。 前節、エラス・ヴェローナ相手に土壇場の失点を喫し2-3の敗戦を喫した12位のローマ。続くヨーロッパリーグ(EL)でもユニオン・サン=ジロワーズ相手に逃げ切り失敗の1-1のドロー。公式戦2戦未勝利の苦境で9位のボローニャとのホームゲームに臨んだ。 ディバラなど主力との確執も報じられ、結果に関係なくインターナショナルマッチウィーク期間の解任の可能性も報じられるユリッチ監督は、いずれにしても勝ち点3必須のホームゲームで先発4人を変更。ル・フェ、バルダンツィ、ペッレグリーニ、ショムロドフに代えてエンディカ、ドフビク、スーレ、ピジッリが起用された。 立ち上がりから主導権が争いが繰り広げられ、序盤はシュートを打ち合う展開となったが、ボールの失い方の悪さとマンツーマン守備が嵌らないローマに対して、ボローニャがより効果的にフィニッシュのシーンを作り出す。 20分には右サイドを突破したオルソリーニがボックス内に持ち込んで放ったシュートに詰めたエンドイエがポストに強く体を打ち付けて負傷交代するアクシデントに見舞われ、カールションの投入を余儀なくされる。だが、直後の25分には右CKの流れから生まれたゴール前の混戦を制したカストロのゴールで先制に成功した。 悪い流れで耐え切れずにビハインドを負ったローマも30分にビッグチャンス。左サイドのスペースへ飛び出したマヌ・コネがボックス内に持ち込んでグラウンダーのマイナスクロスを供給。これを中央に走り込んだスーレが左足で巻き込むシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 この決定機をきっかけに押し込む形に持ち込んだホームチームは、エル・シャーラウィとアンヘリーニョの左サイドから積極的にクロスを供給していくが、最後の精度や連携の質を欠いて追いつくことはできなかった。 後半もなかなかリズムを掴めないローマはスーレ、ピジッリ、チェリクを下げてショムロドフ、バルダンツィ、ダールを続けて投入。すると、63分には右サイドの深い位置まで侵攻したマンチーニのクロスがディフレクトしてゴール前に流れたところをエル・シャーラウィがヘディングシュート。GKスコルプスキの手をはじいたボールがゴール左隅に決まった。 これでスタジアムの空気がようやく温まるが、直後の66分にはカストロの絶妙なサイドチェンジで右サイドのスペースへ抜けだしたオルソリーニがボックス内に持ち込んで放った左足のカットインシュートがDFアンヘリーニョにディフレクト。これがゴール左隅に決まってボローニャがすぐさま勝ち越しに成功する。 その後、途中出場ダリンガがゴールネットを揺らした場面はハンドの判定で取り消しとなるが、77分にはミランダの斜めのパスで左のポケットを取ったカールションのシュートがGKスヴィラルの脇下を抜けてアウェイチームがこの試合初めてリードを2点に広げた。 これえ敗色濃厚となったジャッロロッシだったが、82分には左サイドをからの崩しでショムロドフからボックス左でラストパスを受けたエル・シャーラウィが強烈な右足シュートをゴール左上隅に突き刺し、勝ち点に望みを繋ぐドッピエッタとした。 その後、リスクを冒して同点ゴールを目指したローマだったが、したたかに時計を進めるボローニャのゲームクローズに苦戦を強いられ、追いつくことができぬままタイムアップを迎えた。 この結果、今季2度目のリーグ連敗を喫したローマは激しいブーイングの中でユリッチ体制終焉を迎える形となり、インターナショナルマッチウィーク期間中に指揮官の解任とともにロベルト・マンチーニらが候補に挙がる後任を決める運びとなる見込みだ。 ローマ 2-3 ボローニャ 【ローマ】 ステファン・エル・シャーラウィ(後18、後37) 【ボローニャ】 サンティアゴ・カストロ(前25) リッカルド・オルソリーニ(後21) イェスパー・カールション(後32) 2024.11.11 01:17 Mon
2

今夏にリバプール加入もコンディション整わずのキエーザ…1月にイタリア復帰の可能性も?

リバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)に、早くも移籍の可能性があるようだ。 これまでフィオレンティーナやユベントスで活躍してきたキエーザだが、今夏にユベントスから構想外の扱いに。多くの移籍先候補が浮上する中で、最終的にリバプールへの完全移籍が発表された。 しかし、ユベントスでプレシーズンに参加できなかった影響もあり、まったくコンディションが整っていなかったキエーザはリバプールでほぼ試合に出られず。ここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザだが、ここまでの扱いもあって早くも去就は不透明に。イタリア『カルチョメルカート』によると、リバプールはこのままキエーザのコンディションが整わないようなら、来年1月の移籍市場でローマかミランにレンタルさせる可能性もあるようだ。 特にローマは今夏もキエーザ獲得を狙い続けてきた経緯があり、現在も動向はチェックしている模様。ただし、クラブはすでにダニエレ・デ・ロッシ監督とイバン・ユリッチ監督を続けざまに解任して後任選定中なこともあり、新たな指揮官がどのようなプランを持っているかにも左右されるという。 リバプールはアルネ・スロット監督の下でチームが順調なこともあり、1月に戦力を減らすことは基本的に消極的。とはいえ、この先もキエーザが戦力にならない状態が続く場合は再考の可能性があり、今後も動きは注目されることになりそうだ。 2024.11.13 10:55 Wed
3

W杯初出場へ視界良好のウズベキスタン…激動のローマで奮闘するエースがアジア王者撃破を誓う「敵地だが、必ずや勝つ」

ウズベキスタン代表のキャプテン、FWエルドル・ショムロドフがカタール代表戦へ意気込んだ。『Novosti Uzbekistana』が伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組で現在2位のウズベキスタン。3勝1分け0敗、首位イランと勝ち点で並び、史上初の本大会出場へ手堅いサッカーで好位置につけている。 15日は第5節でカタールとのアウェイゲームを戦い、19日には第6節で北朝鮮との第三国ゲーム。もしこの2試合で勝ち点「6」なら、イランとのリターンマッチを残して大きな前進だ。 チーム唯一の欧州5大リーグ組にして、激動のローマで奮闘するエースストライカー、ショムロドフ29歳は「カタール戦の戦果」が今予選で最も大事な要素のひとつになるだろうと語る。 「全選手がカタール戦へ準備できているよ。(主力MF)オストン・ウルノフがケガしてしまったことは残念だけど、彼以外の“全て”が揃っている。今回の目標は『カタールを遠ざけること』。敵地だが、必ずや勝つ」 「僕らが見据えるのは、初めてのW杯。良い機会に恵まれていると感謝すべきだし、神のご意志があれば、僕らがカタールに勝つ。そしてW杯への扉に手をかけることとなる。繰り返す…今回目指すのは『勝ち点3』だけだ」 ウズベキスタンは、前回10月を健康状態悪化で休養していたスレチコ・カタネッツ監督が復帰。選手からの信頼が厚いスロベニア人指揮官は、すでにチーム一行とドーハで合流し、もちろん来たるカタール戦でも指揮を執る。 なお、ウズベキスタンはアジア杯2023準々決勝でカタールと対戦し、1-1からPK戦の末に敗戦。それでも通算対戦成績は「9勝1分け4敗」と勝ち越し、近年の相性も決して悪くない。 ◆最終予選A組 1位 イラン | 勝ち点10 | +5 2位 ウズベキスタン | 勝ち点10 | +3 —本大会切符--- 3位 UAE | 勝ち点4 | ±0 4位 カタール | 勝ち点4 | -3 —アジアプレーオフ— 5位 キルギス | 勝ち点3 | -3 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -2 2024.11.13 15:30 Wed
4

伊紙がローマ所有のフリードキン氏に苦言「今はモルディブにいるそうだ」「このままでは選手たちの退行が続く」

イタリア『カルチョメルカート』がローマのオーナー、ダン・フリードキン氏に苦言を呈す。 ロマニスタの支持率が皆無に等しいフリードキン体制。そもそもクラブへの愛着が感じられないところから始まり、失政と言って差し支えない人事等々、退陣を望む声が止むことはない。 『カルチョメルカート』はまず、現ローマについて、「非常に地味なユニオンSGにも勝てず。今季15試合で4勝…過去20年で前例のない災害、そこに光はない。問題を解決するには、現実を直視しなければならない」と論評。 また、イバン・ユリッチ監督の去就に触れつつ、「解任は数週間確実視されているが、理由が誰にもわからないまま延期され続けている。フリードキンのプライベートジェットは今日現在モルディブにあるそうだ。彼らにはローマ以外の優先事項があるようだ」と皮肉った。 最近の失政という点では、なんといってもダニエレ・デ・ロッシ監督の解任。 「ユリッチは途方に暮れている。手元の選手たちと明らかに相性が悪く、誰かが歯向かってくるわけではないが、誰もフォローはしてくれない。デ・ロッシ解任で熱意を失った選手が続出し、このままではひたすら『退行』が続く」 「エヴァン・エンディカのような“確実性”もあるが、おそらく選手たちの奮闘だけでローマが這い上がってくることはない。全選手がどこかから足を引っ張られている」 「あとは、オーナーがトリゴニアに現れ、自分たちの間違いの責任を取る決断を下すのを待つだけである。いや、本来なら修正する時間は残されているが、ローマでその望みは存在しないか。真剣なクラブであれば、すでに新たなCEOがいて、すでに新たな監督がいるはずだ」 2024.11.08 21:05 Fri
5

ローマがユリッチ解任…デ・ロッシ後任も12戦5敗の不振によって約2カ月で更迭

ローマは10日、イバン・ユリッチ監督(49)の解任を発表した。 クラブはスタディオ・オリンピコで行われたセリエA第12節ボローニャ戦での2-3の敗戦後、「ここ数週間の懸命な努力に対して、イバン・ユリッチに感謝したいと思います。彼は困難な環境を最大限のプロ意識で乗り越え、私たちはそのことに感謝しています。 彼の今後の活躍を祈っています」と、指揮官の解任を発表した。 今シーズンのセリエAで開幕3分け1敗の4戦未勝利と厳しいスタートを切ったローマは9月18日付けで、ダニエレ・デ・ロッシ前監督を電撃解任。 そして、オーナーのフリードキン・ファミリーはアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の愛弟子として知られ、ジェノア、ヴェローナ、トリノなどで監督を歴任したクロアチア人指揮官を後任として招へいした。 初陣となったウディネーゼ戦で今季初勝利を挙げ、直後のヴェネツィア戦で連勝と上々のスタートを切ったが、以降は急失速。ヨーロッパリーグ(EL)のエルフスボリ戦での金星献上にフィオレンティーナ戦での1-5の惨敗を含め、公式戦12試合で4勝3分け5敗と負け越し。さらに、主力選手や一部新加入選手との間での確執も報じられており、ここ最近では四面楚歌の状況にあった。 なお、ローマは前述の声明を通じて、「新しい監督の募集はすでに始まっており、近日中に発表される予定です」と、インターナショナルマッチウィーク期間の新指揮官招へいを示唆しており、現時点では先日にサウジアラビア代表監督を解任されたロベルト・マンチーニ氏が最有力となっている。 2024.11.11 07:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly